(どうしてこんなことに……!)
ユリは泣きそうだった。むしろ泣きたかった。泣いて有耶無耶にしてしまいたかった。しかし、プレアデスの長女たる己がそんな無様を晒せようはずがない。耐えるしかないのだ。
「眼鏡は外すのですね」
「う、うん。邪魔になるといけないから……」
「外しているところを初めて拝見しました。眼鏡がなくてもユリさんはお美しい」
「…………ありがと」
外した眼鏡はベッドサイドのテーブルに置いた。ユリ自身はベッドの上。
「脱ぐのを手伝いましょうか?」
「それくらい自分で出来るから」
顔を背け、しゅるしゅるとメイド服を脱いでいく。
ベッドの上で、服を脱ぐ。
ベッドの上にはユリだけでなく男もいる。
男がいるベッドの上で服を脱ぐ。
それだけなら馬車の旅の続きである。おっぱいを揉まれて気持ちよくなっちゃったユリは、続きは馬車の中で、と提案してしまった。
続きをするのは恥ずかしいが許容範囲だ。
しかし、
「やっぱユリ姉のおっぱいでっかいっすね。服を着ててもでっかいのに脱ぐとスゴい迫力っすよ!」
キッとルプスレギナを睨みつける。睨まれたルプスレギナは悪びれもせず、楽しそうに唇を歪めた。
部屋にはユリと男と、何故かルプスレギナがいた。
■
男の子達がドイツ語教室をしている一方、女達は簡易裁判を開いていた。
被告はユリ・アルファ。
被告は彼の男の護衛としてついてきたのに、護衛対象は瀕死の重傷で戻ってきた。速やかにルプスレギナが回復させ血の跡はソリュシャンが綺麗にしたので、その場にいた当事者以外に気付いている者はいない。
しかし、あったことをなかったことには出来ない。場合によってはアルベド様にご報告する必要が出てくる。
ソリュシャン裁判長が被告を尋問したのだが、
『だってあの人、ボクのおっぱい触ってきたんだよ!?』
あの男は好色なのだと、ソリュシャンもルプスレギナもナーベラルも強く思いこんでいる。おかしな事をされたら叩きのめしてよいと言ったのはナーベラルだ。
ユリはあっさりと無罪を勝ち取った。
その後、ソリュシャンはお兄様から漂うルプスレギナの匂いから、昨夜何があったのかをユリとルプスレギナに追求した。ルプスレギナがニヤニヤしながら犯行を認め、場は混沌としてきた。
妹たちが喧嘩を始めたのに、ユリは内心で胸を撫で下ろした。
おっぱいを触られたのは事実でも、触っていいと言ったのはユリだし、外で揉まれてしまったし、おっぱいを出されてしまったし、感じてしまって続きを提案してしまったし、提案した内容はとてもではないが報告することなど出来ず、とどのつまりは恥ずかしくて誤魔化したのだ。
姉妹喧嘩を始めた妹たちを放置して部屋を抜け出し、ドイツ語教室が終わった若旦那様に接触。口裏合わせをするためだ。
知らぬ事とは言え、ユリは致命的に対応を誤った。
もしも「さっきはごめんねテヘペロ」とでもやっておけば「もうしないでくださいよ」の一言で流したはず。
しかし、口裏合わせを頼んでしまった。
『私がユリさんと口裏を合わせることで、ユリさんにどんな利益があるんですか? 当然の事ながら、ユリさんが得られる利益と同等の物を頂けるのでしょうね?』
『う……、馬車の続き、していいから』
『どうしてそれが対価になるとお考えなのですか。何事もなければそうなっていたでしょう?』
『……それじゃボクにどうして欲しいって言うの?』
『それは、ですね』
そうして要求されたのが、馬車での続きをルプスレギナ同席の上で行うことだった。
昨夜のユリは二人がいたしていたことを最初から最後まで覗いていた。ルプスレギナは覗かれていることに気付いていたようで、この男も気付いているのかと勘違いしてしまった。強く拒否することが出来ず、かくのごとし。ユリにはどうしてこんな事をしたがるのかさっぱりわからない。もしかしてこの男は見られながらするのが好きな変態なのか。
しかし、それは少し違う。
見られようと気にしない男だが見られたいわけではない。ユリを盛り上げるためだ。
馬車での行為で、ユリは羞恥と快感の境界を行きつ戻りつしていた。それが最終的には快感に傾いた。ベッドの上で行為に及べば行ったきりになるだろう。そうはさせないために、ユリの羞恥を煽るために、ルプスレギナを同席させたのだ。
▼
「あっれれー? ブラジャーとパンツの色が合ってないっすよ? ユリ姉いったいどうしちゃったんすか?」
「うっ、うるさいなあ!」
見られながらなので恥ずかしく、ボタン一つ外すのにも時間を掛けていたユリは、ようやく下着姿になった。
ブラジャーは上品な薄紫、セクシーなガーターベルトとガーターストッキングも同じ色。しかし、股間を覆うパンツだけは純白だった。女として、ブラジャーとパンツがセットでないのはいただけない。しかも、プレアデスの長女なのだ。上下で色違いとか言語道断である。
ほんの数時間前、ぐっしょりと濡れてしまったのでパンツだけ履き替えていた。さすがに色の合わせまでは気が回らなかった。
「ユリさんは俺のために履き替えてくれたんだよ」
「おにーさんのためっすか?」
要らん助け船がやってきた。
「白い下着は濡れると色が変わるからね。濡れたのがすぐわかるように履き替えたんだ」
「へっええ~~? ユリ姉エッチっすね」
「くぅ……」
違うと言ってしまうとどうして履き替えたのかと言われてしまう。真実を告げることなど出来はしない。だからと言ってそんな理由はあんまりだ。余りにも恥ずかしすぎて、目に涙が滲んできた。
「あっ!」
「ほら、こうすれば色違いなんて気にならない」
ブラジャーのホックを外され肩紐をずらされた。乳房からカップが離れる寸前に守るように胸を抱く。
脱がされたブラジャーはルプスレギナに向かって放られ、ルプスレギナはきちんと畳んで机に置いた。そして定位置に戻る。
ルプスレギナはベッドの隣に置かれた椅子に座っている。椅子は前後を逆にして、背もたれの上に腕を乗せてそこへ顎を置いている。椅子を跨ぐいささか品がよいとは言えない座り方は、ルプスレギナには自然だった。
「触れないので手をどかしてください」
「…………」
(それとも、さっきはあんなに触らせてくれたのにって言っていいんですか?)
(ずるい!)
ユリは固く目をつむり、体を抱いていた腕をゆっくりと解いた。
腕が離れるや否や、背後から男の手が伸びてきた。
(お兄様はどうして私よりもユリ姉様にいぃ!)
覗き穴の向こうではソリュシャンが嫉妬に猛っていた。噛み千切ったハンカチは既に三枚。
(大体どうしてユリ姉様はお兄様とセックスすることに頷いたの? おっぱいを触られたのがイヤじゃなかったの?)
胸を触られて撲殺寸前までいったのにセックス。殴っちゃったお詫びにと言うことらしいが絶対におかしい。隠された真実があるに違いない。
昨夜ルプスレギナが抜け駆けしたのも頭にくる。ドイツ語教室が終わりパンドラズ・アクター様がモモン様としてナーベラルを伴って出発なさるので一時休戦となったが納得したわけではない。
それ以外にもまだある。
お兄様を撲殺しかけたユリと抜け駆けしたルプスレギナが目の前にいたのでそちらを優先したが、ソリュシャンだけが知る事がある。お兄様を丸呑みした時に気が付いた。シールである。
お兄様がナザリックで仕立ててもらったジャケットの裾の裏側に、1円シールが貼ってあったのだ。シズがお気に入りに貼るシールである。お兄様はシズのお気に入りになったという事だ。どうしてそんなことになったのか。こちらも追求したかったが、肝心のお兄様はユリとセックス。
断固阻止して自分との時間を作らせたかった。ところが、
『ソリュシャンはとても美しい。おっぱいの大きさも形も柔らかさも自由自在で肌はきめ細かく月光を紡いだセリカよりも滑らかだ。尻の揉み応えだって抜群だ。完璧な女性だけど、足りないところがある。その足りないところをユリさんが持っている。俺とソリュシャンの愛のために、ユリさんから学んで欲しい』
『……学ぶとどうなるのですか?』
『精液の量が増える』
『わかりました』
どうしてそこで頷いてしまったのか。
そうして二人の行為を覗くことになってしまった。どうやらお兄様は、覗き穴の存在に気付いていたらしい。ルプスレギナが覗かれまいと塞いだときに気付いたのは余談である。
(お兄様ったらあんなにユリ姉様のおっぱいを吸って。ユリ姉様は私と違っておっぱいはでませんのに。ユリ姉様もユリ姉様です。いやって言ってるのにあんなに乳首を立たせて。……こうしてじっくり見るとユリ姉様の乳首は私より小さめですわね。おっぱいが大きい割に乳輪も小さいですし)
ベッドの上の二人は、堂々と見ているルプスレギナと覗いているソリュシャンによく見えるようそちらを向いている。
ソリュシャンからは二人だけでなく、椅子に座るルプスレギナの後ろ姿も見える。ルプスレギナは、背もたれに乗せていた手を下ろしていた。前からは背もたれが邪魔になり、後ろからでは背中しか見えない。だが、背もたれと体の間に差し込まれた手がどのような動きをしているのか、ソリュシャンには見当がついた。
(ルプーやらしい……。あっ、お兄様とユリ姉様がキスを! 私がお兄様の唾を飲みたいのに。ユリ姉様はルプーの事なんて気にせず素直に飲んでしまえばいいのに。お兄様は唾まで美味しいお人なのよ? こぼれてるから舐めとって……。そんなに恥ずかしがるくらいなら最初から飲めばいいのに。……舌を出せなんてお兄様もいやらしいことを仰るわね。そこでルプーがユリ姉様をからかうから素直に飲めないんでしょう? …………素直に飲めない? ルプーがいなければユリ姉様は飲んでいたはず。だけど…………)
執拗に責められた乳首は充血している。腫れた乳首を癒すように口に含まれ、ユリは口を押さえた。
(シャルティア様のようにいやらしい声を出してあげればお兄様は興奮すると思ったのだけど、ユリ姉様のように声を抑えた方がいいのかしら? ……ユリ姉様ったら、あれは絶対に感じてるわね。……お兄様の手がユリ姉様の股間に。右手と左手と口と、全部違うことをさせて器用な人。ユリ姉様は脚を閉じてるけど、それでは触れないのじゃなくて? 拒むような仕草がいいのかしら? でも拒んでばかりでは……)
ルプスレギナにはやし立てられながら、ユリは股間をまさぐられている。脚は固く閉じて、むっちりとした太股はぴったりと合わされている。その隙間に男の中指が入り込んだ。
指の動きはわからない。ユリが何度か腰を震わせ、両手で塞いだ口から声のような吐息のような何かが漏れる。顔は真っ赤で目には滲んだ涙が溜まっている。
「ひゃあっ!?」
耳元に口を寄せられ息を吹きかけられたらしい。ユリが頓狂な声を上げた。ビックリして力が抜けたようだ。固く閉じていた脚を開かされた。
布が濡れると本来の色が出る。色が濃く見えるのは微少な繊維が倒れて光を乱反射しなくなるからだ。濃い色だと濡れても変化はわかりにくい。反対に薄い色だとわかりやすく、はっきりと色が変わる。
ユリが穿く純白のパンツは股間の中央部だけ色が変わっていた。小指の爪ほどの小さな範囲だが、そこだけまるく色が変わっている。ユリの秘部からにじみ出る汁を吸いとって、白いパンツが濡れていた。
「あはっ、ユリ姉ったら濡らしてるじゃないっすか。頭は固いのにお股はゆるゆるっすね。ゆるゆるのお股でおまんこもガバガバだったりしないっすよね? ガバガバでもおにーさんのちんちんおっきいから安心していいっすよ!」
我が姉ながらなんて下品で頭が悪そうな言葉だろう。ソリュシャンは胸が痛くなった。
覗き穴の向こうでピキリと鳴った気がした。
ルプスレギナを同席させたのはユリの羞恥を煽るためである。愛撫を受けて快感に傾くユリを適宜煽り、恥ずかしい思いをさせるのが仕事だ。
しかしながら言葉が過ぎたらしい。
ユリは全身を硬直させ、こちらの手を乱暴に振り払った。ぷるぷると震えながらベッドの上に仁王立ちする。背を向けているのでどんな顔をしているのかはわからない。ルプスレギナの引きつった顔を見ると、どうやら怖い顔であるようだ。
「ルプー………………。覚悟はいい?」
「ひっ……」
昨日のユリは、二人がしていたことを終始覗いていた。それもあって、ルプスレギナがこの場にいることを受け入れたのだ。時々恥ずかしいことを言われたけれど、快感の渦に巻き込まれてしまいそうな己を引き戻してくれた。感謝など全くしないが、淫らに乱れるところを見せずに済んだとは思っていた。
しかし、さっきの言葉。あれはない。あそこまで言われる筋合いはない。自分はけっしてゆるゆるでもガバガバでもない。昨日のルプスレギナなんて太股を伝うほど濡らしていた。それに比べればパンツにちょっぴりシミが出来た程度で遙かに控えめだ。ガバガバなわけがない。なにせ異物を入れたことは一度もないのだ。広がりようがない。それなのにゆるゆるでガバガバとか言われるのはけっして絶対に許せない。もう怒った。怒ってしまった。姉の務めとして馬鹿な妹を躾なければならない。具体的にはスキル込みの渾身のグーパンである。
ルプスレギナはガタンと音を立てて椅子から転げ落ちた。床に尻餅をついたルプスレギナは、服の襟がずり下がって乳房をこぼれさせている。深いスリットがはいったスカートはめくれあがり、足の付け根近くまで見えた。座っていた時からめくっていたに違いない。頭もお股もゆるゆるなのはいったいどっちだ。
ユリは固く拳を握る。ルプスレギナに叩きつけるべく、弓を引き絞るように大きく引いて、
「はれ?」
ベッドにぱたりと倒れた。
「危ないところだったね。今のは少し言い過ぎだったかな」
「え? え? 動けない? ボクになにしたの!? 元に戻して!」
うつ伏せに倒れたユリは、起きあがるどころか手足もろくに動かせない。何とか顔を横に向けて口を開くことしかできなかった。
「アルベド様に授かったお力です。これでもうユリさんは動けません。自由を取り戻すには精液が必要です」
「おにーさんいつの間に人間やめちゃったんすか!? やっぱり最初から人間じゃなくて淫魔か淫獣だったんすね!」
「やっぱりってなんだ。やっぱりって」
スキルやタレントの類ではなく、アルベド様から下賜されたエンゲージリボンの力である。ユリが背を見せて拳を作ったときに、足首に巻き付けたのだ。
二人ともリボンの存在に気付いておらず、男の力と誤解したようだ。男は誤解をわざわざ正さなかった。
「ルプーにはもう少しユリさんを焦らして欲しかったけど、こうなったらのなら仕方ない」
「キャッ! ちょっと何するつもり!?」
抵抗できないユリのパンツを下ろし始めた。パンツは脱がしきらず、片足だけを抜いてもう片方の足首に、リボンの上へ巻き付けた。これで二人ともリボンに気付くことはないだろう。二人には気付かれても良いのだが、覗いてるソリュシャンに気付かれるのは不味いのだ。
ユリの叫びは黙殺し、ベッドから降りて机に向かう。引き出しを開き、取り出したのは小さなガラス瓶。瓶の中は透明な液体に満たされている。傾けるとやや遅れて中の液体が揺れた。相当な粘度があるとわかる。
ベッドに戻り小瓶の蓋を開けて中指を突っ込む。粘性が高い液体が珠のようにべっとりとくっついた。
「何それ止めて! おかしなところ触らないで変なものくっつけないで!」
「変なものじゃないですよ。ソリュシャンと協力して作った特製ローションです」
毒を始めとする様々な液体を分泌できるソリュシャンの力と、素人錬金術師の無駄に豊富な知識が合わさって、最強に見える魔法のローションが生まれた。
指先に乗る程度の少量でも全身に塗りたくれるほどよく伸びる。老廃物や排泄物などを吸収分解する。粘性が高い割に簡単に水に溶け、風呂に入ればきれいに流すことが出来る。それは短所にもなり汗をかきすぎると流れてしまう。改良の余地はまだまだいっぱいある。
ソリュシャン自体はヌルヌルとした液体を体の至る所から分泌可能なので、ソリュシャン以外との行為に用いるために開発された。シャルティア様に用いたところ、ご満足いただけたようである。
「そんなこと聞いてるんじゃない! どっ、どこに塗ってるんだ!」
ユリの男の子っぽい口調がいよいよ荒くなってきた。
塗られたところはユリの想定からかけ離れていた。
うつ伏せになって投げ出された脚を開かされ、いやらしいところを触られると思った。触られたのは確かにいやらしいところ。尻の割れ目を広げられ、その間に塗られてしまった。思っていたところより少し上。ローションにぬめった指が触れたのは、お尻の穴だった。
「触られてるところがわかりませんか? ユリさんの肛門ですよ」
「だからそんなことを聞いてるんじゃ! こんなことして後でひどいからね!!」
ユリの言葉を受けて、男はぷぷっと吹き出した。何を笑われたかわからないユリは、赤い顔を一層怒りで赤くする。
「後で起こることをどうして今恐れるんですか。後は後であって今じゃないですよ」
「ええ……?」
この男が何を言っているのか、ユリにはさっぱりわからなかった。助けを求めるようにルプスレギナを見た。ルプスレギナは、やや顔を青くして首を振った。ルプスレギナは、ようやくこの男の本性に気が付いた。
この男は、恐れ知らずだとか頭のネジが緩んでるとか外れてるとかのレベルではない。頭がおかしい。
後で酷いことが起きるなら、今何とかして防ごうと思うのが自然だ。考え知らずと言われるルプスレギナだってそのくらいは考える。
「ルプー助けて!」
姉の懇願に応えることは出来ない。
おにーさんの邪魔をしてしまうと精神が殺されかねない。ナザリックから追放するくらい簡単なことと言い切るおにーさんだ。ユリ姉を助けないと後で痛い目に遭うかも知れないが、何が起こるか全く想像も出来ないおにーさんよりずっとましだった。
プレアデスの長女と次女から散々なことを思われている男は、酷いことをするつもりなど全くない。アルベド様に不利益がない限り細かいことはどうでもいいのだ。
止めろ止めろと言われても、それは始まる前だからだ。それなりに自信がある。ラナーに何度もやってきた。しかし久し振りなのは確かで、アルベド様にお楽しみいただく前に復習しようと考えている。
アルベド様に後ろの穴を楽しんでいただく前もシャルティア様で復習した。
「大丈夫です。気を楽にして楽しんでください」
ユリの耳には、『地獄へようこそ』と聞こえた。
優しく撫でられていた窄まりに強い圧力がかかった。
中に入り込んできた。
ユリは鳴いた。
すごく暑いです
寝てても暑くて必ず一度以上目が覚めます
そのせいで日中朦朧とします
クーラーつけて寝ると喉を痛めてもっと酷いことになるんです