涼しくなったので書けました
如何に固く閉ざされた門であっても、最強に見える魔法のローションを用いて執拗に揉みほぐせば緩んでくる。更にその上、大人になったサキュバスが覚醒時に使用した『サキュバスに祝福されし拘束リボン』で自由を封じている。女の身であれば高レベルだろうとデュラハンだろうと何だろうと抗える道理がない。
ユリが必死で閉じていた門は、実にあっさりと侵入を許した。あってはならない場所に異物感がある。指を入れられてしまった。これ以上を許してなるものかと力を込めた。
ユリの抵抗を、男は鼻で笑った。
「あうううっ!」
長い中指が根元まで入り、ユリはいい声で鳴いた。
▽
指先さえ入れば奥まで入れるのは容易い。
何かを入れるなど初めてだろうからまだまだ固いが、魔法のローションのおかげで動かすのに支障はない。ゆっくりと前後に抽送する。入り口の肉圧は凄くても、膣とは違って奥は広がっている。根本まで突き入れた指を中で折り曲げ滑らかな肉壁を擦った。
「む……」
肛門をいじるのがメインではない。それはもうシャルティア様で練習済み。もう一つの穴に用がある。
無着色の肛門は皺が伸ばされ指が埋まっている。そのすぐ下にある女性器。ナザリックに属する女性の常で、女性器周りには陰毛が一本も生えてない。ユリは経験が少ないようで陰唇が伸びていることもない。無垢な女性器は幼く見えた。うつ伏せになって脚を広げさせているので、湿り始めた割れ目は少しだけ開き、内側のピンク色を覗かせる。
良い眺めではあるが、いささか触りづらい。穴には触れられても女性器全体はやり辛い。腰を浮かせる必要がある。
これに気付いただけでも、アルベド様にお楽しみいただく前に練習した甲斐があったというもの。
「ルプー。ユリさんのお腹の下にクッションか枕を敷いて少しでいいから腰を浮かせてくれ」
「わかったっす」
「ルプー!?」
ルプーは姉より男を取った。ユリの惨状を傍観したことで、どうせ後で怒られるなら毒を食らわば皿までの精神である。
言われたとおりにユリの体を持ち上げ、へその下に厚めのクッションを差し込んだ。ユリの腰が少しだけベッドから浮き、これで下腹まで触れるようになった。
「では……」
「っ!!」
右手の中指は尻の穴を熱心に行き来している。
ユリの女性器には左手が伸びた。割れ目をそっと撫でて指にユリのぬめり気をまとわりつかせ、下端に届いたところで手の平を返す。指が止まったのはクリトリスの上。
包皮を被ったままでまだ膨らんでいないユリの肉芽は、撫でている内に柔らかさが弾力に変わってくる。雌穴から滲み出てくる愛液が伝ってくる。魔法のローションと愛液の滑りが手伝って、指の動きを加速させた。ユリのクリトリスはたちどころに勃起してきた。滑らかな手触りと生々しい弾力は淫肉で出来た真珠のようだ。
親指と中指で軽く摘まみ、男は感心したように声を漏らした。
「ユリさんのクリトリスはだいぶ大きいです。触り応えがありますよ。それに勃起しただけで皮が剥けます。ピッチリした下着をはくと下着の上からでもクリトリスが立ったのがはっきりとわかるでしょうね。でも皮が剥けてるので擦れて痛くなったりしませんか? 迂闊にクリトリスを勃起させられなくて大変ですね」
「く……クリ……なんて勃起させたりしないよ!」
「でも今はこんなに」
「ひゃうっ! やめ、やっやああぁあ……!」
反論を許さず、現に膨らませている肉芽をきゅうと摘まんだ。魔法のローションがいい仕事をしすぎて、強く摘まむと滑って逃げてしまう。それがいい刺激になるらしく。摘ままれる度にユリの声は蕩けていく。
しかし、まだ始まってもいないのだ。
大きなクリトリスを弄られて、ユリの雌穴からは愛液が滲み出て、割れ目の内側全体を潤している。ローションだけでなくユリ自身がここまで濡らせば十分だった。
肉芽を撫でていた指はゆっくりと閉じた割れ目を撫で、内側の艶めかしい柔らかさを楽しんだ。今度は上端で止まる。閉じているので内側はよく見えないが、指先がわずかに沈み込み場所を教えてくれた。
ゆっくりと挿入した。
「あ……ああ……ああ……」
儚い調べはユリの声。何を思って歌っているのかはユリにしかわからない。確かなのは、こちらにも何かを入れるのは初めてだと言うこと。
ユリはプレアデスの長女で、二十歳を幾ばくか過ぎた知的な大人の女性に見えるが、処女なのだ。
おっぱいくらいならお風呂で妹たちに触られたことはあるが、女性器はない。入れられたことがあるわけがない。自分で入れた事すらないのだ。それを今、初めて、何かを入れられた。
締め付けの堅さもそうだし、一度抜いて指で割れ目を広げて見れば処女膜があった。
ユリも処女だった。処女膜にはきちんと穴が空いているのでシズとは違って指を入れるのに不足はないが、処女である。おっぱいを触らせてくれて、おっぱいを触っただけなのにパンツをぐっしょりと濡らしたのに処女である。あんなにいやらしいクリトリスをしているのに処女である。クリトリスを弄られて割れ目全体が濡れそぼつほどなのに処女である。
処女のようだが、こんなに濡れてるならまあいいやと、遠慮なく処女地をかき分け中指を根本まで突き立てた。
「指が入りました。痛くはありませんか?」
「う……うぅ……ぐす……」
ユリは泣いていた。溜まっていた涙はついと流れた。
おっぱいを触られて続きを提案してしまったので、あんなことをする覚悟と期待は完了していた。
しかし、妹が見ている前で、体の自由を封じられて一方的になぶられ、いやらしくて恥ずかしいことを言われるとは思っていなかった。覚悟なんて全くなかったし、こんな期待は全くしていない。
悔しいのか悲しいのか、怒っているのか、自分のことなのにわけがわからない。
ユリから意味のある答えは得られなかったが、まあいいやと続けた。
ユリが拒んでも愛撫を続ければ体はこなれてくる。尻の穴に入っている指はいつの間にか薬指と中指の二本になっているし、一度処女地を広げられたユリの膣は抵抗なく指を受け入れて抽送するのに不自由はない。
両穴を別々に責めていた手は、互いに手の平を向き合わせた。どちらの指も奥まで入っている。そこで指を折り曲げた。
肛門と女性器は近い位置にある。当然、内側も隣り合って、薄い肉で隔てられているに過ぎない。
頼りなく柔らかな媚肉越しに、互いの指を擦り合わせた。
ユリの喉がひゅうと鳴った。
「あ……、ああああああああああああああぁぁぁあぁぁーーーーー!!」
「如何ですか? 痛みはないでしょう? ……これは聞こえてないかな?」
うつ伏せで顔だけ横を向いた姿勢で、体が動かないなりにもつま先をきゅっと折り曲げ全身を強ばらせ、ユリは高い声で鳴いた。いや、鳴くどころではない。叫んだ。絶叫と言っていい。
何か切り替わったかのように、ユリの雌穴が潤んでくる。愛液が指に絡み、肉ひだが官能的に蠕動する。尻の方は指をきつく締め付けてはゆるみ、指を三本にしても奥まで受けれいた。
両方の穴で指の動きを同期させて抽送し、奥まで入れば媚肉越しに擦りあう。違う穴に入っているのに、入ってしまうともう一方の指を感じる面白さは女体の神秘を感じさせる。
練習したかったのは両穴責めだったのだ。
ユリの叫びは甘さを帯びて、時々大きな尻が小刻みに痙攣した。丸くて大きな尻なのだが、乳房が大きすぎるので全体を見ると尻が小さめに見える不思議がある。
ユリのおっぱいに思いを馳せたところで、男はしまったと言わんばかりに顔をしかめた。ユリのおっぱいはとても大きいのだ。両手両膝を突いた雌豹のポーズならともかく、うつ伏せにしてしまうとおっぱいが潰れてしまう。ラナーはちっぱいだったのでそこまで気が回らなかった。
「あ……ぅ…………」
指を抜かれ、仰向けにひっくり返されたユリは放心したように虚空を見上げている。涙は未だ止まらず、つつつと流れてシーツを濡らした。
そんなユリを見て、ルプスレギナは戦慄した。
さっきのユリは、ルプスレギナが初めて聞く声で叫んだ。あのユリが叫んだのだ。
ユリはプレアデスの長女である。どんな痛みを与えられようと、泣き叫んだりは絶対にしない。
あり得ない仮定として、そんなことはルプスレギナはもちろんアインズ様だって許さないだろうが、もしもユリが敵対勢力に囚われて辱めを受けようと、あんな風に叫ぶわけがないと断言できる。
それなのに、ユリは鳴いた。泣いて叫んだ。ルプスレギナが仰け反るほどの声で絶叫した。
痛いわけではない。ユリが痛みで泣くわけがないし、おにーさんが痛いことをするわけがないと言う信頼がある。
痛みではないなら何なのか。
ユリはお尻の穴とおまんこの両方に指を入れられていた。そこは気持ちが良いところだ。気持ちが良くてあんなに叫んでしまったのだろうか。
昨日、おにーさんとセックスしたときにお尻の穴に指を入れられた。なんだか不味い予感がしておっぱいの方をねだってとても気持ちよい思いをしたが、自分が立った入り口の向こうには一体何があったのか。
ユリは処女だというのに、その向こう側へ連れ去られてしまった。
「おっぱいが潰れて痛くはなかったですか?」
「んっ……やぁ……。も、もう……」
「もう、なんでしょう?」
仰向けになってゆるく潰れたおっぱいは、大きく形が崩れることはない。だからと言って固いわけがない。つつけばむにゅんと指が沈み、ふんわりと柔らかである。いたわるように優しく触れた。
赤く充血した乳首には触れない。ローションと愛液に濡れた手で撫でるように両方の乳房を交互に揉んでいく。
両方を同時に揉まないのは、右手には違う仕事があるからだ。
小指から薬指、中指人差し指と順に折り曲げ、今度は反対の順番で立てていく。準備運動である。目を丸くして見つめるルプスレギナには、わきわきと自在に動く指が蜘蛛の脚のように見えた。
指は五指を大きく開くと、小指が薬指に添えられた。
そしてそのまま、ユリの股間に差し込まれた。
「ああっ!?」
挿入するとか入れるとか言うよりも、差し込むと言った方が自然なほど何の抵抗もすっとユリの中へ入っていった。
小指と薬指は肛門へ、中指は膣へ。人差し指はクリトリスを弾いている。
「んっ、はっ、あっあっ……はぁっ、んあああっ……」
ユリの赤い唇が薄く開き、甘い声が漏れてきた。
妹がいるのだ。こんな声は聞かせたくないと思っていたし、始めの内は出来る限り耐えようと思っていた。無駄だった。
口を押さえようにも体が動かせない。口を固く閉じて歯を食いしばっていても、お腹の奥で生まれた熱が出口を求めて口をこじ開け外へ飛び出ていく。耐えよう耐えようとしていた反動か、酷く叫んでしまった。ついさっきの事なのに夢のように現実感がなく、本当にあったこととは思えない。自分があんな声で叫んでしまったなんて信じられない。
現実感がなくて、信じられないことが起きているなら答えは一つ。
これは、夢なのだ。
心のどこかでは夢ではないとわかっていたが、夢と思わなければ心がもたなかった。
そして夢ならば、恥ずかしいところを見せてしまっても後に引かないはずである。
耐えようとしても耐えられないのだから、これは夢なのだから、我慢せずにいやらしい声を出してしまった方がいい。出したくなくても勝手に出てきてしまうのだから。
触られているところが、自分ではない別の生き物のように感じる。間違いなく自分自身で、触られているのを感じているのに、自分では思ってもみない反応をしている。
腰が勝手に震える。中に入ってる指を締め付けている。クリトリスは大きくしようと思って大きくしたのではないし、そもそもお尻の穴で感じるわけがないのに感じている。
自分が自分ではない自分に乗っ取られたようだ。どこから来た自分なのか。自分の中にいた自分なのか。
「ここまでほぐれればどっちでも大丈夫ですね。ルプー、そろそろユリさんに挿入するから準備を頼む。まだ立ってないから舐めてくれ」
「……おにーさん外道っすね」
「どこが?」
ユリの両穴を責めていた男は、まだ勃起させていなかった。
ユリの艶姿を楽しむより、技術の研鑽と復習がメインだったのだ。
復習がある程度出来たのでここで終わりにしてもよいのだが、ユリを自由にするには精液が必要である。することをしなければならない。
ユリをなぶりながら自分へちんこを舐めろと言う男に、ルプスレギナはほとほと呆れた。ユリと立場が逆だったら多分キレる。残念なことに、このおにーさんはなにが不味いのか全くわかっていないようだ。
おにーさんに付き合って事の後のお説教が酷くなるのは御免である。
しかしこれをやってしまうと。と、ここまで考えたところで、ルプスレギナは考えるのを止めた。面倒になった。まあいいや後は野となれ山となれの精神である。
「えい!」
「……うわお」
「っ!? ルプー何するの!?」
ルプスレギナはユリの頭をつかむと、えいやと引っ張った。ユリの頭は、首からぽこんと外れた。
ユリはデュラハン。首なし騎士である。ユリの首は外れるのだ。
横たわるユリの隣に座る男は、舐めさせるために一旦指を抜いて服を脱いだ。再度挿入した指は、尻穴には入らず中指だけを膣に突き入れている。代わりに親指をクリトリスに押しつけて擦っていた。
ルプスレギナの手の中で、ユリが鳴いた。首が外れようと、体で感じたことはわかるのだ。
膣に指を入れられて、クリトリスを表と裏の両側から責められるのは、昨夜のルプスレギナもされていた。あれは意識が飛ぶほど気持ちよかった。ユリも同じようで、甘い鳴き声は止みそうにない。指が出入りしている秘部はぐっしょりと濡れて、尻の割れ目を伝ってシーツを濡らしている。見せつけるように根本を押されて押し出されたクリトリスは、確かに自分のものより大きかった。赤く充血していてとてもいやらしい。
見入っている場合ではない。
ユリの頭を、男の股間に近づけた。まだ立ってない。勃起すれば雄々しく反り返る逸物はうなだれている。
「ほら、ユリ姉。あーんしておにーさんのちんちんを咥えるっすよ」
「あっあっ、やっ、だってっ、そんなっ」
「往生際悪いっすね」
「んむうっ!?」
あえぎ、半開きになったユリの口を、男の逸物に押しつけた。嬌声をあげてよだれを垂らすだけだったユリの口。形よい唇が歪んで、逸物にユリが垂らしたよだれが擦り付けられる。
「ちんちんペロペロしておっきくしないといつまで経っても終わらないっすよ? おにーさんもちょっと手加減しないとユリ姉があーん出来ないじゃないっすか」
手を休め、逸物を摘まんでユリの口元へ運んでやった。ユリは大きく口を開き、ぱくりとやった。赤い唇が亀頭を挟み込んだ。
ユリは、男性器を咥えることなど想像もしたことがない。自分がそんなことを出来るともしようとも思わないし思えない。しかし、現に咥えてしまった。唇の中に柔らかな男性器がある。舌に触れた。少し塩気があるように感じた。
「歯を立てちゃダメっすよ? ちんちんをベロで包むようにしてちゅうって吸うんすよ。ちゅうちゅう吸って、ほっぺたがくっつくようにするっすよ」
ユリは妹の言う通りにした。何も考えられなくて、言う通りにすることしかできなかった。
口の中の逸物はすぐに熱を持ち始め、膨らんできた。柔らかかった物が固く屹立してくる。固い物が口の中を通って喉奥まで届いた。苦しくなって咳こみたくなる。しかし、口の中から出してくれない。引き抜かれた逸物は口の中から出る寸前にまたも喉奥まで突いてくる。何度も何度も口の中を往復している。夢の中で全てを忘れたユリは、自分の口はこのためにあるのかとすら思った。
「おお、これはいいな」
「……やっぱおにーさん外道っすね」
「どこが?」
ユリが逸物を咥え、ルプスレギナがユリの頭を振っている。姉妹の協力によるイラマチオだ。
ユリは固く目を瞑って逸物に吸いつくことだけに集中している。口をすぼめて強く吸い、柔らかな頬の肉とちょっぴりざらつく舌が逸物に隙間なく密着する。そしてルプスレギナがユリの頭を振ることにより、自分が動かなくても快感が生まれる。
これが普通のイラマチオだと自分が腰を動かしたり相手の頭を振ってやったりしなければならないところ、何もしなくてもとても気持ちよいのだ。アルベド様のバキュームおフェラにいつか届くかも知れないと思わせる姉妹の絆が為せる協力プレイである。
ユリの股間からは手を離して、大きな乳房に手を置いた。両穴責めの練習やユリの準備は完了したので、今度は自分が興奮して勃起させなければならないのだ。乳肉に指を埋め、つんと尖った乳首を摘まむ。今朝方たっぷり味わったとおりによいおっぱいである。
「……なんすか? …………あっ」
ユリの頭を振っているルプスレギナをじーっと見つめ、おもむろに改造メイド服の襟をずり下げた。爆乳のユリには届かないが、十分豊満な乳房がこぼれ出た。
「んっ……、んん……、おにーさんほんと外道っすよ♡」
「そんなことないだろう」
右手はユリの乳房を、左手はルプスレギナの乳房を握りしめた。乳比べである。
ユリのふんわり柔らか爆乳もよいが、ルプスレギナの張りのある褐色おっぱいもまたよいものである。伯仲というやつだ。姉妹なのでまさに文字通りである。
「んっんっんぐぅっ、んんんぅ!!」
ユリの苦鳴をBGMにして、ユリからは見えないのをいいことに、二人はちゅっちゅとキスをした。姉にフェラチオをさせながら男とキスをするのは、少々の背徳感と凄い優越感があった。
そんなことをしていたからユリの頭を振るのを忘れた。ユリの唇は逸物の根本を挟み、亀頭は喉奥のさらに奥まで突いている。苦しくて涙がぽろぽろとこぼれた。引き抜いてもらったときはげほげと咽せ、口からはよだれを垂らした。
ユリがそんなことになっているのをルプスレギナは全く気にせず、ユリの鼻先を勃起した逸物に突きつけてやった。
「ほーら、ユリ姉がいっぱいペロペロしておっきくなったちんちんっすよー」
「…………」
ユリは無言で見入った。咥えていたのだから固く大きくなっているのは知っている。口の中にあったのだから目にしたのは初めてだ。馬車で胸を揉まれたときに勃起していたらしいのはわかったが、尻に押しつけられただけで見てはいない。あの時、押しつけられていた物が目の前に。
雄々しく反り返り、湯気が立ちそうなほど熱い。先端から根本までとろとろと濡れているのはユリの唾液だ。
最初に口に押し込まれたときはわずかな塩気があった。すぐに何の味もしなくなったが、やがて塩気とも何とも言い難い味を感じ始めた。男性器から何か出ているのではと思って先端に目を向けた。亀頭もユリの唾液に濡れているが、その先端の縦に入った小さな割れ目。尿道口の部分に透明な滴が盛り上がっている。あれはおそらく唾液ではない。男性器から出てきたもので、それを自分は舐めとってしまった。飲んでしまった。
ユリは小さく喉を鳴らした。
「ユリさんの頭を戻してくれ。このままだと気分が出ないよ」
「はーいっす」
ぽこんと外れた首はかぽっとくっついた。首に巻いてるチョーカーは分離面を隠すためのようだ。
「それでは……」
ベッドに投げ出されたユリの脚の間に入った。すらりとした太股を持ち、自分の方へ引き寄せる。太股のむっちり具合はルプスレギナの方がいいなあと思った。
逸物がユリの黒々とした茂みの上に乗る。腰を引き、亀頭で柔らかな割れ目を撫でた。魔法のローションはもうお役御免である。ユリの唾液と愛液と、先走りの汁が混じり合った。
「ユリさんは肛門も十分ほぐれましたから、そちらでも大丈夫です。どちらがいいですか?」
「…………………………え?」
何を言われたかわからなかった。わからないのだから答えようがない。ただただ困惑した目で男を見上げるだけである。
「まんこと尻の穴と、どっちがいいですか?」
「え…………。そんなの……、選べない……」
普通に考えればおまんこと答えるべきだった。しかしこの期に及んで、ユリはそんな言葉を口に出来なかった。
ユリの逡巡を、男は待ってやらなかった。姉妹の力を合わせた強制イラマチオで、危うく出してしまいそうになるほどいきりたっている。そのまま口の中に出してしまえばユリは自由を取り戻せるわけだが、ここまで来て挿入しないわけにいかないと誰だって考える。ユリの妹のシズはそう考えたことであるし。
ユリが選べないならこちらが選ぶべき。
膝が頭の横に来るまでユリの脚を大きく押しやる。ユリの尻が浮き、尻の割れ目に隠れていた窄まりが露わになる。何者も通さないとばかりに閉じているが、さっきまで指を三本も受け入れていた。
「えっ……、まさか……、だめやめてそっちはちがっ………………!!」
ダメとかヤメテはヤレを意味する、らしい。
体を前に倒して角度を合わせ、亀頭を肛門に押しつけた。ぐぐぐと押し込めば僅かに沈む。さらに腰を押しつけ、肉の弾力を突き抜けた。指と同じで、最初の関門を突破すれば奥まで分け入るのは容易い。
逸物はユリの肛門に入りきった。肉圧が痛いほど締め付けてくる。締め付けが強かろうとも、直腸内に残った魔法のローションが動きを助ける。快感をむさぼるように腰を振り始めた。
「うっ……うっ……あうぅっ、ああっ……!」
すすり泣くようなあえぎ声。
処女を捧げざるを得ないとは思っていたが、処女は処女でもお尻の処女だった。ルプスレギナにお堅いと揶揄されるユリには受け入れがたい。なのに尻穴を犯されている。
指どころではない異物感。圧迫感。入っている物が焼けるように熱い。体の内側を焼いている。
とても大きくてとても苦しいのに、出て行くときの開放感は苦しさを軽く凌駕する。開放感を味わいたいがために苦しさを許容し、次の快感を求めてしまう。
きつく締め付けるだけだったのが、逸物を受け入れるために緩んでくる。お尻の穴が緩くなる事実はとても恥ずかしいに違いない。指摘されたら恥ずかしくて泣いてしまうかも知れない。だけども、誰も指摘しなかった。それが幸か不幸かはわからない。ただし、肛辱を受け入れ、楽しみ、快感を得られるようになったのは、今この場ではよいことだろう。
と、ユリは楽しみ始めていたのだが、している方はそうでもなかった。
ユリは体を動かせないので全てこちらでしてやる必要がある。肛門は後ろの方についているので正常位では少々厳しいのもある。後背位ならどうとでもなるのだが、体を動かせないユリをうつ伏せにしてしまうと、先述したようにおっぱいが潰れて苦しそうなのだ。
「あ…………」
ユリが切なそうに、あるいは物欲しそうに、惜しむようにねだるように幽かな声を上げ、逸物が引き抜かれた。持ち上げられていた脚も下ろされた。今度は大きく開かされる。熱く固い物が股間を撫でた。自分の一番柔らかい大事な所に触れている。お尻の時とは違う。今度はゆっくりと入ってきた。暴力的に貫くではなく、優しく少しずつ中に入ってきた。
「はあっ!」
何かが破れたような感触があり、それでも止まらず進んでくる。お尻で感じたのとは違う熱さ。異物感ではなく体に馴染んでくる。
やがて、奥に届いたのを感じた。
「初めてですから、やっぱりこっちの方がいいですね」
「うっ…………、うん。……あっ……あっ……あんっ。あんっ……あぁ……」
今度は素直にうなづいたユリを満足そうに見下ろし、尻穴の時よりもゆっくりと腰を振る。ユリは処女だったが、十分ほぐした甲斐あって膣肉は淫らに絡みついてくる。
股間で生まれる快感もいいが、見下ろす景色も壮観だった。
腰を打ち付ける度に、ユリの爆乳がぷるんぷるんと大きく揺れる。とっても目に楽しい。
ユリは自由を封じられたままなので、自分の逸物がユリを支配したような気分にさせられる。征服欲が大いに満たされ、さすがはアルベド様から下賜されたアイテムだと感動した。
「あっ……あっ……あっ! あっ! やっ! ああんっ!」
ユリは処女を奪われた。お尻ではなくて本当の処女。一番奥まで入ってきて、透明な汁を滲ませていた亀頭で何回も突かれている。きっとあの透明な汁が自分の体の中に塗りたくられている。
お尻の時とはまるで違う。異物感どころか一体感がある。欠けていた何かが埋められ、一つになれた充足感がある。
快感の渦に首まで浸かりながら、心のどこかでやばいと思った。
一突き毎に自分が砕かれ、自分ではない自分が這い出てくる。自分がなくなって、新しい自分になってしまう。
(だめっ! このままだと……このままだと……。この人のことが…………。もしも抱きしめられたりしたら……)
「ふあっ!?」
「ユリさんの中はとても気持ちいいですよ。ユリさんはどうですか? 指では感じてくれたようですが、ちんこではどうです?」
「うん……。おちんちん、んんっ……んあっ……。きもちいいっ。……君のおちんちん、きもちいよぉ……あんっ♡」
太股を抱え、体を離して抽送していたのに。
今度は体を倒してきた。逞しい胸板に大きな乳房が潰されて、体全体を男に覆われた。抱きしめられた。耳元でささやかれた。
「まんこで感じてるんですか?」
「うんっ! あっあっはぁっ……。おまんこがっ、きもちよくてっ……。おちんちんいいよぉ……。ボクのおまんこきもちい?」
「ええ、とっても」
「うれしい♡ あっあっああああーーーっ……。もうやあ……」
突然眉根をひそめ、いやいやと首を振った。
「体が動かせないの。早く精液出して。ボクも君のことぎゅってしたいんだ♡」
ユリの美麗な顔に、純朴な少女のように汚れなき笑みが浮かんだ。
至近で見つめていた男は、ほんのちょっとだけぐっと来た。
ユリの期待に応えなければならない。ユリの体を柔らかく抱いていた腕は、細い肩をしっかりと捕まえた。
「んあっ!? あっあっああっ! まっ……ゆっくりぃ!」
ユリの体を固定して、股間に腰を打ち付ける。肉が肉を打つ音に、ユリの愛液が弾ける音。互いの陰毛はとっくにびしょ濡れになっている。
ユリは待ってと懇願するが、体はしっかり応えている。手足は動かせなくても、逸物を包む肉ひだが絶妙に蠕動する。男の精液を搾り取ろうと、快感を与えようと。
サキュバスなら兎も角として、性の知識にすら疎い処女が知る由もない性技である。エンリは処女の身ながら素質があったが、そんな女が何人もいるとは考えにくい。
ところで、アインズだけはよくよく知っていることだが、ナザリックのシモベたちは創造主に似る傾向がある。
ユリはプレアデスの中でただ一人、41人いる一般メイド全員を含めても唯一の特性がある。それは、創造主が女性と言うこと。ユリの創造主である「やまいこ」はギルド「アインズ・ウール・ゴウン」の中で三人しかいない女性の一人だった。
やまいこが女性としてどこまで経験してきたかは、アインズも、ユグドラシルにいた誰も知らないことである。全てを知るのはやまいこ本人のみ。しかしながら、成人した女性で、社会に揉まれて生活を営んでいた。それがなんだと言われれば何のことだかわからない。
ただし、間違いなく女性である。男よりも女の方が女の体に詳しいのは間違いない。
(だめっ! もうだめっ! 来ちゃう! 何かが来ちゃう! 好きになっちゃう! おちんちんも、この人も、好きになっちゃうぅ!)
体が動かせたら必死に男の体にすがりついていた。
体の真芯を何度も男が行き来して、古い自分が打ち砕かれて、女の体に作り替えられて、男の体がこんなにもよいものだと教え込まれて、体が動かせないからいつもより敏感になって、おまんこに入ってるおちんちんが熱くなり、何かが来るのを直感した。
一番奥まで入っている。透明な汁が滲み出ていたおちんちんの割れ目が子宮口に押しつけられている。お腹の中で何かが爆発したように熱くなった。
ユリの体の最奥で、尿道口から白濁した精液がどぴゅどぴゅと吐き出された。朝から今まで焦らされて、射精は長かった。ユリの狭い膣が精液で満たされるほど。
▼
射精の余韻を楽しみ、甘えるようにユリの体を抱きしめた。ユリからも抱きしめてきた。
たっぷりと精液を流し込まれ、エンゲージリボンは効力を失ったようだ。効力を失うとリボンは白からピンクへ色が変わる。ユリの足首からはらりと外れたリボンを回収しようとしたところ、
「んーーーーちゅっ♡」
萎えきらない逸物を受け入れたまま、ユリは男の体を抱きしめて半回転した。
さっきまでとは違って男が下。ユリが上。
男の顔中にキスの雨を降らせ、腰を前後左右にグラインドする。やまいこが自分も知らない内に伝授した技なのかどうかは今となっては誰にもわからない。
ユリは腰を動かす内に、体の中で男が力を取り戻すのがわかった。結合部からは中に収まりきらなかった精液が溢れているが、そんなことはユリの知ったことではなかった。
男の顔の両脇に手を突いて閉じこめ、満面の笑みを浮かべて通告した。
「ボクを……んんっ、コホン! …………私をこんな風にした責任、きちんととってもらいますよ♪」