拘束が解かれるなりナーベラルはその場にうずくまって守るように胸をかき抱いた。
モモン様アインズ様弐式炎雷様申し訳ありませんナーベラルはナーベラルは汚れてしまいました、人間の男にあろうことか人間の男におっぱいを触られてしまいましたいっぱい揉まれてしまいましたそれも肌に直接です、下等な人間にイヤだったのに何度も止めてと言ったのに何回も何回もずっともみもみされて、それがそれがいやではないと思ってしまったのです、くすぐったいだけだったのが何だか何というのかキュンと来てしまいました、おなかの奥深くが熱くなってしまいました、ナーベラルは知られざる魔法を掛けられてしまったのでしょうか、ああそれだけでなくあの男はおっぱいの尖ってしまったところを、わたしのち……乳首まであんなにくにくにして、ソリュシャンがいなければもちろん抵抗していました、けっしてもっとして欲しかったなどとは思っておりません! ああそれなのに。
ナーベラルの呟きは誰の耳にも入らない。
「この前はソリュシャンのお尻。今度はナーベラルのおっぱい。お前は一体何をしているの?」
「アインズ様からのご下命です」
「先ほど漆黒の英雄モモン様として美姫ナーベを伴い御来訪されました」
「アインズ様が?」
ナザリックのシモベ達がアインズ様の御名を騙ろうはずがない。騙ろうにも出来ない、心と体が拒否する。そもそも思いつくことすら出来ない。男はナザリックのシモベとは毛色が違うので可能かもしれないがソリュシャンも同じことを言っている以上嘘はあり得ない。
ぶつぶつと何事かを呟いているナーベラルは放置して二人は今日の経緯を語った。
「冒険者のナーベが人間から多少のスキンシップを受けても過剰な反応をしないようにせよとのことです。人間の男である私が適任として選ばれました」
「そのためにおっぱいやお尻を触られても嫌悪を抱かないように、むしろ気持ちよくなれるようにナーベラルの性感を開発していたところでございます」
それはちょっと違うんじゃないかなと思ったがそんな触り方をしていたのは確かなので何も言わなかった。
「つまりナーベラルに女の悦びを教えよと言うことなのね」
さすがのサキュバス的思考はぶれがなかった。そこまでいくと大分違うと思ったがアルベド様のお言葉に異を唱えられようはずがない。
「おっぱいとお尻でいけるようにして、最後はおまんこにするのかしら?」
「いえ、今のところはそこまで考えてはおりません」
「それじゃあナーベラルがかわいそうでしょう? でも仰せつかったのはお前だから思うとおりにやりなさい」
「かしこまりました」
アルベドは、はあと物憂げな息を吐いた。ナーベラルを見て、ソリュシャンを見る。
「いつまでもそんな格好をさせてないで着替えさせなさい」
ソリュシャンは恭しく礼を返し、未だ胸を抱きながら何事かを呟くナーベラルを伴って退室する。待機していたメイド達へ、新たな来客があったのでもうしばらくは近付かないようにと言い置くのを忘れない。
応接間には二人が残された。
▽
アルベドはもう一度物憂げな息を吐いた。
「お疲れでしょうか?」
「違うわ」
今日の来訪は前回より更に早く外はまだ明るい。まさかお仕事をサボっているわけではない。お優しいアインズ様から定休を与えられている。安息日のごとくその日はお仕事禁止である。まさに今日がそれだった。いつもよりじっくりと時間を掛けてサキュバス的にきちんとお食事にしようと思っていた。しかし男にはアインズ様からの命令が下されていた。楽しいお食事タイムとアインズ様からの命令を秤に掛ける愚か者はナザリックに存在しない。
楽しくて特別なお食事タイムはナーベラルの訓練が終わってからのお楽しみにとっておき、今日はいつものみるくで我慢することにした。がっつりステーキと思ってたのにミルクでは些かがっかり。とても美味しいみるくだけれど。
「来なさい」
「はい」
男の顔を優しく撫で回し頬を包んで目を合わす。薄く唇を開けば男も同じように。舌を伸ばせばあちらも舌を伸ばす。唇が触れるより先に舌同士で触れあった。男の舌が入り込んでくる。同時に唾が流し込まれてくる。アルベドも唾を湧かせて男の口へ流し込む。流し込む前に生意気にも強く吸われる。二人の唾が混ざり合って、互いの舌で熱心にかき混ぜて、アルベドが全部飲み干した。二回目は半分だけ男に飲ませてやった。
「うふふ。ちゃあんとおちんぽが大きくなってきてるわね」
唾を飲むため、キスをするために二人の体は密着している。アルベドは下腹に男の反り返った逸物が当たっているのを感じていた。
「ソリュシャンの穴を見てもナーベラルの生おっぱいを揉んでも大きくならなかったのに、どうしておちんぽは大きくなったのかしら?」
「……お二人とも魅力的な方ですが私にそのようなつもりはございませんでした。ですが、アルベド様の……そのお体の感触が」
密着しているのだからアルベドの体も男に押しつけられている。男の体にアルベドの大きなおっぱいが押し付けられて、柔らかな毬のように潰れている。白いドレスを着ているアルベドはナーベラルのようにブラジャーを着けていない。極上の薄布一枚隔てたそこにはアルベドの極上おっぱいがある。
「私のおっぱいを当てられただけで興奮してしまったの?」
「……はい。その通りです」
「素直な子は嫌いではないわ」
大きなお屋敷の立派な応接間に相応しい広いソファに押し倒す。数刻前は誰が座っていたか。
アルベドが上。男が下。雌豹のように覆い被さりバラ色の唇を紅い舌で一舐め。拍子によだれが滴って、男の唇に落ちた。男は舌をのばして舐めとった。
「私のおっぱいがそんなに良かった?」
「はい」
うふふ、かわいい子。おちんぽをあんなにビンビンにしちゃって。ああ、早くおちんぽみるくを飲みたいわ。五日も我慢してしまったのだし。こんなことなら我慢しなければよかったわ。でも我慢させたのは私も同じね。きっとおちんぽみるがいっぱい詰まっているわ。早く出してあげたいけれど我慢させたのだしご褒美をあげてもいいかしら?
「私のおっぱいを見たい?」
「! それは……」
「遠慮しなくていいわよ? ちゅっ、正直に言ってご覧なさい? ちゅっ」
「見たいです」
目を反らすことなく真っ直ぐにアルベドを見つめ、真剣な声で答えた。
「いいわ。見せてあげる……」
ドレスは上下セパレート。細いストラップを肩から外せば簡単に脱ぐことが出来る。男の目の前に、アルベドの白く美しい乳房がさらけ出された。
大きいのはもちろん。形が良いのももちろん。見るからに柔らかそうで、白い肌はきめ細やかで、先端にはどのような奇跡がかような色を作り出したのか赤み差す突起が目を引きつけて止まない。
「触ってもいいわよ?」
男は感動で言葉もなく、おそるおそる手を伸ばした。ナーベラルの時のように段階を踏む余裕はなく、正面から鷲掴みにした。柔らかさも、張りも、温かさも。指はナーベラルにした時よりも深く乳肉に埋まる。
「吸いなさい。ああん♡」
言うや否や吸いつかれた。
ああ、そんなに強く吸わないで。噛んじゃダメぇ。乳首が立って来ちゃってるのがわかるわ。乳首じんじんする……。ダメダメ、もっと吸って。ちゅうちゅうしてぇ。乳首でこんなに感じちゃうなんて。なんで今日は時間がないの? でもモモンガ様のご命令が。いやぁ乳首がきもちいの。ダメよアルベド、これはご褒美なんだから。今日はそれよりごっくんしないと。
乳首を吸われながら、アルベドは男の股間に手を伸ばす。逸物はとうに屹立している。握ると肉の熱さを感じた。
余談だがズボンと下着を下ろしたのは男自身。アルベドに任せるとメイドたちの裁縫仕事が増えて若旦那様は特別な嗜好をお持ちでと噂される。前者は兎も角後者はすでに手遅れである。
「んっんっあんっ! 今度はこっちよ。んちゅっじゅるちゅっんんっ……ぷはっ。あん♡ すぐにおっぱい吸わないでぇ♡」
先走りの汁があふれてぬるつくおちんぽを扱きながら、おっぱいを揉まれて勃起したピンクの乳首を吸わせる。熱くて固くて大きくてたくましいおちんぽから手を離したくなくて、先走りのおつゆが味わえない。代わりに何度かキスをして、くちゅくちゅと唾液を交換する。
「そろそろおちんぽが我慢できないみたいね」
ごっくんするのだからアルベドは男の股間に顔を寄せる。ただし移動したのではなく体の向きを変えた。
「はむっ……んっ、んーー。どぴゅってするまであとちょっとね。おちんぽのおつゆも美味しいわ。うふふ、聞こえてるかしら?」
ドレスのスカートはタイトだが、そこは至高の御方々がデザインしたもの。見た目の美しさだけでなく性能も素晴らしい。多少脚を開こうと行動を阻害しない伸縮性がある。だけどもロングだった。裾が床まで届くフロア丈。男の顔を跨ぐのに不足はなくても、男の目も鼻も耳も顔の全てが白い布に覆われた。
「もしも聞こえていたらもう少しだけご褒美あげる。……好きなところを触っていいわぁ」
ちゃんと聞こえていたらしい。スカートはタイトだが、太股が丸出しで大きな透間が空いている。男の手は躊躇することなく隙間から入り込んできた。
スカートが邪魔してるし下からだと位置が悪いのかしら。でもお尻はいっぱい撫でるのね。むにむにされるのも悪くないわ。もしもおまんこまで触られちゃったらくちょくちょになってるのを知られちゃうわ。知られちゃう前におちんぽみるくをごっくんしなくちゃ。太いからお口いっぱい。ごっくんもしたいけどずっとはむはむもしてたいのよ。あっ? そんなところを!
「いやん♡ お尻の割れ目撫でないでぇ、うんちの穴さわっちゃだめぇ♡」
甘い声を漏らしながらアルベドは上下に頭を振った。強く吸いつき舌を使うのも忘れない。ああ、おまんこがびしょびしょなの知られちゃう、知られちゃうわ。早く、早くごっくんしないと。
口だけでなく手も使い、唇で怒張が膨らむのを感じ取って、どぴゅどぴゅっと舌の上に熱い粘液が吐き出された。
「んっ……こく、こく……んっ……」
長い射精が終わるまでアルベドは口を離さない。粘塊も混じる搾りたての精液は量が多くて一度の嚥下では飲み干せない。
精液を飲んでいる間も、尿道に残る僅かな精液をちゅうちゅう吸ってる間も、男の手はアルベドの尻を撫でていた。
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美味しくて大好きな精液をたっぷり味わったはずなのに、アルベドの顔には不満が刻まれていた。
「五日も溜めてたのに量がいつもと同じだったわ。まさかソリュシャンにぴゅっぴゅしたんじゃないでしょうね?」
もしもそうならお仕置き不可避。但しされるのはソリュシャンだけ。非力な男がソリュシャンに襲いかかっても返り討ち確定。ならばソリュシャンがおそったのに決まっている。アルベドの明晰な頭脳は瞬時に真実を探り当てようとしていた。
「お恥ずかしいことですが……」
金色の瞳孔が縦に裂ける。
「夢精をしてしまいました」
「…………………………ああ」
腰から生える一対の黒翼が力なく垂れた。
アルベドはサキュバスである。サキュバスは淫魔にして夢魔でもある。夢精への理解は深かった。
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アルベドがナザリックへ帰還する際、男に加えてプレアデスの二人も見送りに立ち合った。
「ナーベラル、私の大切なご飯だけれどしばらくお前に貸してあげるわ。人間にしてはまともな男だから言うことをよく聞いてアインズ様からの課題をきちんとこなしなさい」
「……はい。わかりました」
「ソリュシャン」
「はい」
艶やかな唇をソリュシャンの耳に寄せて、
(あなたがあの子のおちんぽみるくを摘まみ食いしてたのかと思ったのだけど誤解だったみたいね。疑って悪かったわ)
ソリュシャンは美しい笑みを張り付けたまま一礼した。
アルベド様はナザリックへお戻りになられた。
ナーベラルが難しい顔のままお食事部屋を離れ、男はソリュシャンへそっと耳打ちした。
知ってますか? 借りたものには利子がつくんですよ? いずれ返していただきますから。
ソリュシャンは美しい笑みを張り付けたままぷるぷると震え始める。その様はまるで「わたしは悪いスライムじゃなくてよ本当なんだから!」と言わんばかりだった。
ストラス降臨戦周回してファングほらにゃならんのに