※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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善意の追撃 ▽ミラ♯1

 年頃の男の子にとって女の子の秘密を知るのは天を制覇するに等しい。

 女の子の胸が膨らんでいるのは知っていても、どんな風に膨らんでいるのかまではわからない。パンツの奥がどうなっているかなど想像すら許さない神秘の世界。

 

 ちょっとでも触れ合う機会があれば、女の子の体がとっても柔らかいことに気付くだろう。触れ合う距離まで近付けば男の子とは明らかに違う甘やかな体臭を嗅ぐことだろう。

 それらが男の子たちの想像をかき立てて止まない。

 如何に知りたくとも女の子の秘密は不可視の扉によって断絶されている。扉を開くにはどうすればよいのか、男の子たちはそれしか考えられない。それ以外のことは全て些事である。本当にそれしか考えてない。

 

 扉はとても頑健で強固に思えるが、いざ開いてみるとそこは神秘に満ちた不思議の世界ではなく、日常の延長と知るだろう。

 

 そこにアウラである。

 先日聞かせた女性の体について、興味深く耳を傾けていた。穴の位置を知りたくて聞き返したくらいに。

 階層守護者であるアウラなら我が身を捧げるシモベはいくらでもいるだろう。エルフのメイドたちはアウラをとても慕っている様子だった。

 だけれども、扉を開いていないアウラは一歩を踏み出せないようだ。

 

 オーガと戦わせてくれたり空の旅を楽しませてくれた大恩あるアウラに、扉を開くお手伝いをするのだ。

 

 

 

 

 

 

 光量を絞った薄暗い部屋である。

 だからこそ、ミラの蒼白な肌は輝かんばかりに白い。

 細い首筋から華奢な鎖骨へ、そこから緩やかにかつ急激に盛り上がる官能的な曲線。

 

「平均より大分大きめです」

 

 左側の乳房の下へ手のひらを差し込み、重量を確かめるように持ち上げた。柔肉は水の入った鞠のように形を変え、離せばたぷんと揺れた。

 

「っ!」

「見た目通りにとても柔らかいですよ。ほら、指がこんなに沈みます」

 

 またも左側の乳房だけを鷲掴みにした。柔肉に指が埋まり、されるがままに形を変える。不定形に思えても、手が離れれば元の形に戻る。

 

「大きなおっぱいだと乱暴に触りたくなるものです。相手によってはそれでもいいんですが、触り方にも定石というものがあって……?」

 

 目隠しをされたミラの手が、固く肘掛けを握っていることに気が付いた。

 

 恩義あるご主人様である。よく仕えよとはシャルティア様直々のご命令でもあった。

 我が身はアインズ様と、シャルティア様と、そしてご主人様に捧げている。なんなりとお使いくださいと申しあげたのは心からの言葉だ。

 危険があれば肉盾となって御身を守る。どんな詰まらないことでも命じられれば喜んで応じる。

 密かに期待していたのは伽だった。

 あの日処女を散らして頂いたときのように、この身をもってご主人様をお慰めする。残念なことに一度もなかった。

 それでもいつかお使いくださるのではと思っていたら、アウラ様の目の前で。

 不満はない。そんなものはあってはならない。

 だけれども、もう少し違う形で、と思うのはシモベには過ぎた願いであったか。

 

 ミラの長い黒髪をかきわけ、先端が少しだけ尖っている耳を出した。

 耳元へ口を寄せ、小さく囁いた。

 

(可愛がってやれなくてすまなかった。もう少し気を楽にしておくれ。ミラに俺を感じて欲しいんだ)

 

「いえ!! そんな! 私ごときが……」

「俺に触られるのはイヤだと言うことか?」

「違います! あの、その……、お願いいたします……」

 

 答える代わりに、ミラの頬へ軽くキスを送った。

 囁きが功を奏したようで、力が抜けた。背もたれに体を預けているのがわかる。

 

「んっ……」

 

 再度乳房に触れれば小さく、だけども素直に声を漏らした。

 

 この男は、ソリュシャンからの課題図書を着々と血肉にしつつあった。

 

「ミラと違ってエルフの女性は華奢な方が多いようです。言ってしまうと胸が小さい。同じように揉んでしまうと痛い思いをさせてしまうかも知れないので、まずはこのように」

 

 乳房の脇に手を添えて、優しく上下に動かす。

 

「女性の性感を高めていくのが大切です。続けていると女性の様子が変わってきますから、それまでは我慢しましょう。アウラ様もやってみますか?」

「い、いいよ、わたしは……」

「そうですか?」

 

 上擦った声で答えたアウラは、時々目を逸らしながらも、視線はミラの胸に戻ってくる。

 アウラ君は興味津々のようだ。内心でにやりと笑い、折り曲げた中指を親指に引っかけた。

 

「つうっ!」

 

 ピンと弾かれたのはミラの乳首。

 突起の赤さは肌に透ける鮮血のようだ。肌が輝くようならば、乳首も濡れたように光っている。

 

「痛いのは嫌いかい?」

「いえ、大丈夫です」

「耐えられるかどうかを聞いたんじゃない。嫌いかどうか聞いたんだ。どっちだ?」

「あ……、少し痛かったですが、イヤではありませんでした。もう少し強くても」

「なるほど」

 

 被虐趣味にして嗜虐趣味もあるシャルティアのシモベなのだ。エリートシックスに選ばれたミラにシャルティアの責めが及んでないわけがなかった。

 

「アウラ様、ご覧ください。こちらの乳首とまだ触ってないこちらとでは違いがわかりますか?」

「え……と……」

 

 聞かれたなら答えなければならない。

 どうしてこんなことになっているのかも忘れ、アウラはミラの乳房に見入った。小さな自分とは違ってはちきれそうなほど大きなおっぱい。ブライドの名に相応しく純白の乳房を飾る鮮やかに赤い小さな突起。小さいけれど、左右で少しだけ大きさが違うことに気が付いた。

 

「そっちの方がおおきい?」

「正解です」

「あうぅっ!!」

 

 左の乳首を親指と薬指で挟み、潰すように摘まんだ。ミラの手がきゅっと握られた。

 

「乳首が立ってる状態がこちらです。立つ前はおっぱいと同じくらいに柔らかいものですが、立ってくると違います。弾力があってこりこりとした感じですね。こうなった方が感じやすいようですが、ミラはどうだ?」

「はい……。乳首が立つと敏感になってしまって……。ですが、ご主人様に触っていただくとそれだけで立ってしまって……」

「それならこっちも立たせてやろう」

「あんっ……♡」

 

 椅子の後ろに回って、右の乳首も左と同じように摘まんだ。

 指を擦り合わせるようにして乳首を転がせば弾力ある固さを帯びてくる。アウラに確認して貰うために一度手を離して勃起した乳首を見せつけ、もう一度指に挟んだ。摘まみながら乳房を包むような触り方で、緩急つけて乳首を弄りながら乳房を揉みしだく。

 ミラの首筋に顔を埋め、女の体臭を吸い込んだ。

 

「っ……ぁっ……ぅ……」

「かわいい声を聞かせておくれ」

「ああ……ご主人様ぁ……。もっと、もっとミラのおっぱいを……」

 

 ミラは軽く首を振って髪を流し、首筋を露わにした。細い首を目指して、男の口が吸血でもするかのように吸いつく。ちうと吸いながら徐々に移動し、吸いついていた場所は何かに濡れて部屋の明かりを反射した。

 肘掛けにあったミラの手は離れ、自分の乳房を揉み続ける男の手に重なっている。男の手を愛撫しているのか、男の手を使って自分の手を愛撫しているのか。

 

「わ、わたし、すわる、ね」

「これからが本番ですので、もう少しお待ちください」

 

 二人の空気にあてられて立っていられなくなりそうだったアウラだが、着席は却下された。

 二人の世界に浸っていたミラは、アウラに見られていることを思い出し、添えていた手を離した。擦り合わせていた太股も動きを止める。

 

「これからです。どうぞ近くへ」

「……うん」

 

 抗いようのない濡れた声。

 ミラが足を伸ばせば届く位置までアウラは近づいた。

 その間に、男は部屋に積まれていた小さな台を運んできた。高さが調節できる踏み台で二つある。アウラの膝くらいの高さにした。椅子の前に、少し距離をあけて置いた。

 

「足はここへ」

 

 ミラの足が乗せられる。左右の台は離れているので、自然と脚を開く形になる。

 深いスリットが入ったスカートと言うか、腰から前後に垂れる幅広の布地が開かれ、白い太股が現れる。

 

「もう少し浅く座って」

 

 言われた通りに浅く座り直す。

 体は背もたれに預けて脚を開いているので、股間を突き出す座り方になった。

 

「クッションがありますから、アウラ様はどうぞこちらに」

「うん…………」

 

 アウラは、ミラの股間と目線の高さが同じになった。

 未使用の部屋だろうと、本邸の一室である。床には毛足の長い絨毯が敷かれて直に座っても寝ころんでも埃一つ付かない。アウラ様を床に座らせても問題ないのだ。クッションも用意したことであるし。

 

「それではどうぞご覧ください」

 

 ミラは覚悟していたが唐突だった。シャルティアと一通りのことはしているのでうぶな生娘らしい羞恥は感じなかったが、天真爛漫で性的なこととは無縁に思えるアウラ様に見せて良いものかどうか、アウラ様のためと言われはしても、僅かばかりの罪悪感があった。

 アウラは何の覚悟もしていなかった。目の前のことだけに全神経を集中することを強要され、この後どうなるかなんて考えられなかった。

 アウラの鼻に女の匂いが届いた。薔薇の香りが混じっている気がする。吸血鬼には薔薇が付き物だからだろうか。

 「血と薔薇」と言う名の映像フィルムがナザリックの最古図書館に収められているのはペロロンチーノの趣味である。ギルメンは誰も気付いてなかった。

 

「こうしてご覧になるのは初めてでしょう? 成熟した女性のおまんこはこのようになります」

 

 自分にもあるところだけど、自分とは違っていた。

 脚を開いても一本筋の自分と違って、ぬらぬらとした内側が見えている。外側の大陰唇が少し開いて、自分のではよくわからなかった小陰唇がびらびらしているのがわかった。それほど伸びてるわけではないけれど、あれだと脚を閉じていてもちょっとだけ外に出てしまうのではとは思った。

 

「指で広げて」

「はい……、ご主人様」

 

 踏み台によって立てられた太股を抱えるようにして、両側からミラの指が現れた。

 アウラも知っているぷにっとしたところへ指を置き、左右に引く。割れ目の内側が完全にさらけ出された。

 

「このポーズを何て言う?」

「……おまんこくぱあ、です。シャルティア様から教えていただきました」

 

 アウラが冷静だったら、「シャルティアのバカなに教えてんの!」とでも思ったろうが、目線は釘付けされたようにミラの秘部から離れない。何も考えていない。ただただ見つめて、自分との違いを探していた。

 

「あん……ごしゅじんさまぁ……」

 

 ミラが何か言ってるようなのもわからない。

 喉を鳴らして見入っている。

 視界に男の指が現れた。

 

「ここがクリトリスです。皮をかぶってるのがわかりますか?」

「……わかんない」

「では剥いてみるので、よく見ていてください」

 

 アウラも触ったクリトリスの根本。そこを指で押さえ、軽く引いた。赤い肉芽が一層鮮やかになったように思えた。

 

「これが剥いた状態です。ただでさえ敏感なところなので女性によっては剥かない方がいいかも知れませんが」

「私は剥いて直にする方が好きです」

「だそうで」

「ひうっ! んっ……あぁっ!」

 

 お望み通りに、包皮を剥いたクリトリスに触れた。一点に集中しているアウラは気付かなかったが、指はちゃんと唾で濡らしている。ぬめる指の腹に押されて擦られ、耐えきれなくなったミラは甘く鳴き始めた。

 アウラからは、クリトリスは指で隠されて見えなくなった。代わりに違うところが違うようになってきた。

 指で隠れたところから少し下。

 アウラが自分で触ってみてもよくわからなかったおまんこの穴があった。小指すら入りそうにない小さな穴がひくついている。割れ目の内側は始めから全体が潤っていたように見えたが、おまんこの穴は少し違った。透明な汁に満たされている。こぼれてきそうなのに中々出てこないのは、水よりも粘りけがあるからではと思った。

 やがて、小さな穴から汁が溢れてきた。アウラの推測を裏付けるように、脚と脚の間をとろとろとゆっくり流れて、そのすぐ下にあるすぼまりに絡んで、椅子へたどり着いた。

 アウラがこの前初めて触ったとき、少しだけ濡らした。指にちょんとくっついたくらいで、ぬめりを確かめるために指を擦りあわせるとすぐにわからなくなってしまった。それが溢れて、流れるほどになっている。

 喉がからからになって、喉を鳴らしたのは何度目か。

 

「アウラ様、お手をこちらへ」

「な、なに!? わたし触らないよ!」

 

 おや、と思った。

 おまんこにも興味津々で熱心に見つめているのに触りたくはないと言う。初めて見る上に少々生々しい部分だから抵抗があるのかも知れない。とは言え、アウラ君に触って貰おうと思ったわけではない。お望みなら幾らでもであるが、今はそのつもりではなかった。

 

「違いますよ。私の指の長さを確かめて欲しいんです。この前のように手を合わせてください」

「…………こう?」

 

 幼いアウラの手と、大人の男の手とでは大きさが違いすぎる。アウラがめいっぱい手を広げても、中指で比べれば男の第二間接まで届かない。アウラよりずっと長くて太い指だ。

 男は開いた手のひらから、中指と薬指をそろえて折り曲げた。

 

「近くでよくご覧ください」

「んっ……」

 

 ミラが鼻にかかる声を漏らした。

 アウラは食い入るように指の行方を見ている。

 指があてがわれたのはおまんこの穴。小指すら入りそうになかった小さな穴はいつの間にかアウラの指なら入りそうになるくらい広がっていた。それでもまだまだ小さい穴。

 だと言うのに、アウラより太い男の指を、それも二本も、ゆっくりと飲み込み始めた。

 指先だけが入って一端抜く。指は透明な汁で濡れている。指を開けば糸を引いた。

 

「女性が性的に高ぶってくると濡れてくるとお話ししたのを覚えていますか? これがそうです。おまんこに挿入されるための潤滑液として濡らすんですよ。愛液と言います。ここで注意しなければならないのは、愛液の量が多ければ感じてるわけではないという事です。多い人はおしっこを漏らしたくらいになることもありますが、少ない人は中が潤う程度です。少なすぎて内側が乾いてるようだと挿入が難しくなるのでその時は工夫がいりますね。ミラの濡れ方は十分だよ」

「ありがとうございます」

 

 濡らしていることを誉められるだけでも嬉しいのだ。

 ちなみに多い人の代表はシャルティアである。処女だったのに開発は十分すぎて、潮吹きが出来るレベルである。

 

 アウラは側に近付き、指が入っていくのがよく見えるように上からのぞき込んでいる。

 入っていくのが見えた。

 アウラのよりずっと長い指が入れられていく。第一関節をあっさり越えて第二間接まで。引き抜いた指は入ったところまで濡れ光っている。

 

「あっくぅうっ!」

 

 嬌声に驚いてアウラは顔を上げた。

 目隠しをされているミラはだらしなく口を開けている。はあ、と熱い息が吐き出し、くう、と喉の奥を鳴らした。

 ミラから見られていないことを再確認したアウラは、遠慮なく好奇心が赴くままに視線を落とす。

 ミラの股に指が突き刺さっているように見えた。刺さっている場所はおまんこの穴で、長い指が根本まで入りきっている。

 あんなに長い指が入ってしまっている。自分は見つけることすら出来なかったところに。

 だけれども、自分もあんな風になれるところを持っている。

 

「少し感じさせるので」

「………………え?」

 

 アウラには言ってることの意味がわからない。

 目に見えることだけが全て。

 

「あ…………あーーーーーっ!! あっあっ、あうぅっ! あんっ、あっ、ごしゅじんっ、さまあっ!」

 

 さっきとは比べものにならない大きな声。

 アウラは驚いて、その場にペタンと尻餅をついた。

 尻餅をつく寸前、男の指が動き出したのが見えた。

 アウラの大きなエルフ耳には、ミラの叫び声以外を聞き取った。

 くちゅくちゅとかじゅぷじゅぷとか、水よりも粘りけがある液体がかき混ぜられているような音。

 アウラは喘ぐように開いていた口を閉じて、唾を飲み込んだ。唾は喉を通り胃に落ちて、そこからお腹まで届いてたわけではないだろう。けども、アウラはそう感じた。飲み込んだ唾が体の真ん中を通って出てきてしまったように思えた。

 じゅん、と来た。

 じわっ、より多い。

 ミラと違ってちゃんとズボンを履いているので見られるわけがないのに、咄嗟に脚を閉じた。それでも無防備な気がして、股間を手で押さえた。

 

 そんなアウラをちらと見やった男はにやりと笑う。

 

(ふっふっふ……、アウラ様はおちんちんをおっきさせちゃったんだな。ミラよ、もっと感じて乱れてしまえ!)

 

 ミラの中で、二本の指が玄妙に蠢く。

 指は何度も締め付けられ、水音が大きくなった。

 

 

 

「ひう……、えぅ……、ひっく……。ぐす……」

 

 それとは反対に、次第にミラの声は小さくなった。すすり泣くような声。ようなではなく泣いている。

 目隠しがしっとりと湿り気を帯び、涙を啜る音がする。

 ミラが静かになっただけ、淫猥な水音がよく響いた。

 

「ご、ごしゅじん、さまぁ……、ひっく……」

「どうした?」

 

 懇願する涙声。

 抽送は止めたが指は抜かない。中で折り曲げて、アウラに教えた感じやすい部分を擦っている。

 

「どうか……お情けを……。どうか…………」

 

 シャルティアの愛妾であるヴァンパイアブライドたちは、例外なく手淫の経験がある。

 ミラはシャルティアにしたことがあるし、されたこともあった。

 先だってご主人様がナザリックを訪れた際は、手マンとクンニの実演をほんのちょっとだけ味わった。されたことの復習をかねて、同僚と試しあいもした。

 手指が自分の体を愛撫するのは何度も経験があった、はずなのだ。

 それなのに今されていることは、今までのいずれとも違いすぎた。この絶技に比べたら、自分たちの手技など幼い子供が初めてする口付けのよう。以前ご主人様にされた時はあくまでも技術の伝達であったからか、これほどではなかった。

 アンデッドの凍える心臓が早鐘のように脈打ち、身体中に熱い血を駆けめぐらせている。

 快感に乱れたことはあっても、叫んだことはなかった。切なさに泣いたこともなかった。

 指では届かない部分が求めている。

 よがり狂うほどの快感なのに、欲しい欲しいと切に訴えている。

 

「どうか、ご主人様の……お情けを……」

「アウラ様の前でかい?」

「!?」

 

 目隠しをされた暗闇の中で、ひたすらに責められていた。

 アウラ様は発言がなく、存在を忘れてしまっていたがそこにいらっしゃるのだ。

 いかに切なかろうと、アウラ様の目の前で。

 

「アウラ様、如何しましょう?」

「え? うん……。ミラは、その……おなさけ? が欲しいの?」

 

 アウラはペタンと座ったまま答えた。

 正座を崩した座り方で、床にお尻がついている。いわゆる女の子座り。

 膝間接の柔軟性の関係で男には出来ない座り方である。だけれども、アウラ様はまだ子供で体が柔らかいんだな、としか思わなかった。座り方よりも股間を押さえている手に目が行って、初めての勃起にドキドキしてるのかな、としか思わない男はバカだった。

 

「…………はい」

 

 少しの間をおいて、ミラははっきりと答えた。

 

 アウラは優しかった。

 たとえシャルティアのシモベだろうと、泣くほど欲しているものを与えないのは可哀想だ。

 

「いいよ。あげてやって」

 

 お情けが何を意味するのかわからないのに、アウラは答えてしまった。




映画「血と薔薇」はyoutubeにあったの確認したのでRはついてないはずです
どうどうとナザリックにあっても不思議じゃないんです
映画は見てませんが原作は昔読みました、内容忘れました
レ・ファニュ作「吸血鬼カーミラ」です
耽美系の百合物、だったはず

一発垢BAN→再垢取得→再度の即BAN→再垢取得→と言う人に粘着されて困ってます
今日明日にもBANされるでしょうが、興味があったら利用規約違反一覧をどうぞ
再垢はたぶん3回目くらい(匿名感想潰したのもこれ)
見かけたら通報とBad評価お願いします

あと、作者を元気付けるために評価と感想くださいb
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