※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

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初観戦 ▽ミラ♯2

「あっ……」

 

 指が引き抜かれ、ミラが切ない声をあげる。

 

 アウラの目は指が入っていたところへ釘付けになった。

 入れる前より明らかに広がっている。まるで荒く呼吸をしているかのように大きく開いては閉じ、開いては閉じ、閉じる度に透明な汁を垂らした。

 指が離れたと言うことは、おなさけとは指以外のこと。アウラが聞き知っているのはクンニリングス。口や舌を使って愛撫するとかなんとか。口というなら当然舐めるのだろう。

 アウラが指で少しだけ触ってみた時は刺激が強すぎた。強く触ってしまったし、濡れてもいなかった。

 だけども舐めるのなら。舌を使うのなら。

 舌は指よりずっと繊細で柔らかくて、いつでも唾に濡れている。舌で触れるならきっと痛くない。ただし、触れるところはあんなところ。おしっこが出るところできれいではない。大体にして恥ずかしすぎる。ミラのは見てしまっているが、見ているだけで恥ずかしい。それを舐めるだなんて。

 

 アウラがドキドキして事の成り行きを見守っている中、男は舐めるために屈むことなく、代わりにミラの顎を掴んで上を向かせ、右手の中指と薬指でミラの紅い唇に触れた。

 紅い唇を割って濡れた舌が現れ、突きつけられた指を包んだ。

 

「なにしてるの?」

 

 舐めると思った方が反対だ。

 それにその指は、さっきまでミラの中に入っていた指。ミラの愛液で濡れている。それを舐めとらせている。そんなことをさせられたらと思うと、アウラは恥ずかしくてどうにもならなかった。

 

「テストです」

「テスト?」

「ミラの準備は十分ですが、私はまだです。私の準備をミラに任せられるかどうか試しているんですよ」

「準備?」

 

 アウラにはいまだ何のことだかわからない。

 アウラにはわからなくても、ミラにはしかと伝わった。気合いが入った。

 

「あっ」

 

 思わずこぼれたのはアウラの声。

 ミラが指を口に含んだのだ。

 吸血鬼が口内に迎え入れたとすれば吸血のために他ならない。間違っても吸血させるわけにはいかない。

 アウラが万全ならすぐさま引き離すところなのだが、ペタンと座り込んだまま股間を押さえている。前のめりになっただけだった。

 

「へえ……」

 

 男が感心したような声を出したので、吸血の危険性はないらしい。アウラはひとまず静観することにした。そして相変わらず何をやっているのかわからない。

 

「ん……、ぷはっ。いつご主人様に呼ばれてもいいように、練習しておりました」

「うん、基本は押さえてるね。それに舌遣いも中々。ああそうか。シャルティア様にクンニしてたからかな?」

「はい。仰るとおりです」

「それに……」

「ななななななななにをっ!?」

 

 混乱してるのはアウラだけ。

 ミラは手を取られて立ち上がると、そのまま男と抱き合って唇を合わせた。

 舌が伸びて、相手の口の中に入っているのがアウラにはわかった。

 男の手がスカートのスリットから中へ入って、ミラの尻を直に揉んでいるのもわかった。

 

「吸血鬼だから牙が尖ってると思ったけどこれなら大丈夫そうだ。でも歯が当たらないように気を付けてくれよ」

「はい、仰せの通りに」

 

 合格を言い渡されたミラは嬉しそうに応えた。

 

 キスをしたのは、舌を使ってミラの牙を探ったのだ。

 吸血鬼とくれば鋭い牙。確かに犬歯は伸びて先端は鋭かった。それでもナイフのように触れれば切れるほどではなかった。吸血の際はもっと鋭くなったりするのだろうか。これなら強く噛まれない限り大丈夫そうである。

 シャルティアとの経験で大丈夫だろうとは思ったが、ヴァンパイアブライドは微妙に種族が違うらしいので念のための確認だった。

 

「ちょちょちょちょちょっ!?」

「なにか?」

「なにかって、なにかって……!」

 

 やはり混乱してるのはアウラだけ。

 ミラはその場に膝立ちになると、男のズボンを脱がせたのだ。アウラの覚悟を待つ間もなく、下着も。

 

「成長するとここも大きくなるんです。私は平均より大きいらしいですが、大きければいいと言うものではないので。これについては女性側の好みでしょうね」

「ああ……、とてもご立派でいらっしゃいます」

 

 ミラは目隠しをしたままなので、手探りで触れた。

 まだうなだれているそれを見つけると、両手を使って恭しく持ち上げて、指でしたときと同じように紅い舌を這わせた。

 

「さっきミラに指を舐めさせたのはこっちを舐める時のテストです。アウラ様はご存じなかったかも知れませんね。女性器を口で愛撫するのがクンニリングスで、男性器を口で愛撫するのはフェラチオと言います」

 

 アウラの目の前でフェラチオが始まった。

 

 

 

 

 

 

「んっんっ……じゅぷ……んっ……ぷはっ。ご主人様のおちんぽがこんなに大きく……。あむっ……、おいひいれす……」

 

 練習したときのように大きく口を開いて歯が当たらないよう注意し、ぷっくらとしてる唇で強く挟む。口をすぼめて強く吸えば頬の内側に熱い逸物が触れた。

 焼けるように熱くなってる。固くなってる。もっと気持ちよくなって貰おうと、ご主人様の腰を抱きしめて根本まで咥えた。

 強く吸うのでじゅるじゅると鳴る。根本まで咥えているので先端が喉を突く。被虐嗜好があってもちょっと苦しい。苦しさとご主人様の快感を天秤に掛ければ後者が重い。

 

「もっと舌も使って」

「あい……。ちぅ……れろ……んっん、あむぅ……。いかがでしょう?」

「そのまま今度は頭を振るんだ」

「んっんっんっ、ちゅぷんっ……、じゅるる……。んんっ」

「手も忘れずに」

 

 指導しながら口淫を続けさせる。

 ミラのひんやりとした手が竿を扱き、逸物の半分くらいまでが口の中を出入りしている。

 シャルティアのおまんこを舐めてきた蓄積で舌遣いは中々巧みだ。練習したと言うだけあって基本は押さえている。とは言っても、歯が当たらないようにだとか舌全体を使ってべっとりと舐めあげるだとかで、感じる部分を的確に刺激する技術はまだまだだ。使えるのは勃起させるところまでで、射精するまでいくには強く吸わせてイラマチオをする必要があるだろう。

 イラマチオとくれば、ルプスレギナとユリによる姉妹の絆イラマチオはかなり良かった。またして欲しいものである。

 

「ああ……ご主人様のおちんぽが……。とても大きくて、とてもご立派でいらっしゃいます。……すんすん、逞しい殿方の香りがいたします。ご主人様のおちんぽの匂いだけで、ミラは、ミラはもう……。んっ……」

 

 屹立した逸物へ愛おしげに頬ずりする。頬は染まって声は濡れて、左手はスカートの中へ潜っている。中ではくちくちと鳴っていた。

 

「そうだな。そろそろいいだろう」

「はい!」

 

 アウラは何も言えなかった。

 ずっと混乱しっぱなしで目の前の光景についていけない。何が起こってるのかもわからない。それなのに、事態は容赦なく進行している。

 

(なにあれおちんちん!? あんなに大きいの!? マーレと全然違うじゃん! なんか上向いて大きくなってるし。あんなの、おおきすぎるよ……。あんな、おちんちん舐めて……。おちんちんっておしっこ出るとこでしょ? 汚くないの? でもクンニっておまんこ舐めるって言うし、おちんちん舐めるのも普通なの?)

 

 何も言えないけれど、頭はぐるぐると回っていた。

 なにせどれもこれも初めてだ。成熟した女性の裸体を見るのが初めてなら、成人した男の体を見るのも初めてだ。双子の弟であるマーレの小さくてかわいいおちんちんなら見たことはあるが、同じ物とは思えない。大きさが違えば形も違う。

 中に硬い芯でも入っているような肉の棒が、股間から反り上がっているのだ。ミラの口から離れた逸物は跳ね上がって、へそまで届いた。長さがあれば太さもある。華奢なアウラの腕くらいは軽くありそうだ。

 

(おちんちん大きすぎる……。あ……。まさか、指より長くておまんこに入れるのって)

 

 指では膣の深さを計れない。指の長さより深いからだ。けども、そそり立つ逸物は確実に指より長い。

 

(おまんこに入れるのって……おちんちん……?)

 

 アウラは、男と女が具体的にどう交じり合うのか知らなかった。知らなくても、ここまでヒントを散りばめられれば気付いてしまう。

 

「立って椅子に手をつけ」

 

 跪いていたミラが立ち上がって、椅子の肘掛けに両手をついた。体を倒して尻を後ろへ突き出すポーズだ。男はミラの腰を掴んだ。

 腰紐をほどき、布と帯で出来たシャルティア好みのエロ衣装を脱がせる。ミラは完全に全裸となった。身につけているのは目隠しだけである。

 脚を軽く開かせてから真後ろに立った。こちらはシャツを着たまま、下は全部脱いでいる。

 

「アウラ様、どうぞこちらに」

「…………」

「さあ」

「…………うん」

 

 よろよろと立ち上がって一歩だけ近付いた。あと半歩も近付くとぶつかってしまう。

 全裸で尻を突き出しているミラより、男の股間へ目が行った。肉の棒に見えた逸物の形状がまざまざと目に焼き付いた。

 

「ごしゅじんさまぁ、どうぞ、ミラの中へ。ミラのおまんこを存分にお使いください。あうっ! ……もうしわけ、ございません」

 

 急かすミラの尻をピシャッと叩いた。肉厚の尻が波打った。

 

「ミラに指導していたので説明が疎かになって申し訳ありません。ちんこを立たせるためにフェラチオをさせました。アウラ様もいずれ経験することでしょう。良いものですよ」

「……はい。ご主人様が私の口でおちんぽを立たせてくださったのを思うと、胸がいっぱいになってしまいます。フェラチオはしている方にも悦びがございます」

「……そう言えば」

 

 アルベド様はお食事のためにおフェラをなさるので措いておき、シクススが嬉しそうに舐めているのを思い出した。

 

「ちんこが立つとこうなるんです。立ってる状態を勃起と言います。女性のクリトリスと一緒で、立ってるときの方が気持ちいいですね。気持ちよくなると立ってくるんです」

「ぁう……。はあ…………」

 

 ミラが熱い息を吐く。

 男が少し腰を落として高さを合わせ、亀頭でミラの股間を撫でている。たっぷりと潤って開いた割れ目に潜り、愛液をまとって出てくる。

 

「あ、あ、そこは。私は、まだ、あの……」

 

 脚を開いているのでそのままでも見えるが、よく見えるように尻肉を掴んで押し広げた。尻の割れ目に隠れていたのはきゅっと締まった窄まりである。

 

「力を入れて広げるようにしてみろ。今使うわけじゃないから」

「はぃ……。んんっ!」

 

 窄まりから伸びる皺が少しだけ緩んだ気がする。窄まり自体は締まったままで隙間はない。

 

「今日はしませんが、尻の穴でも快感を得られます。おまんこと違って愛液が出るわけではないので、潤滑液の用意が必要です。入り用でしたらお申し付けください」

 

 そんなの要らないとは言えなかった。恥ずかしいとか驚愕を通り越して、あっぷあっぷである。

 

「今は余計なことだったかも知れません。それでは始めます」

 

 亀頭がもう一度ミラの股間を撫でた。さっきと同じように割れ目に沈む。今度は出てこない。

 おまんこの穴のあたりで止まった。指を入れたときと同じように、まっすぐにあてがっている。

 

「アウラ様、どうぞ、近くで、さあ、ご覧ください」

 

 幼いアウラは、ふらふらと半歩進んだ。男のシャツを掴んで下を見た。

 おちんちんが少しずつ進んでミラの体に隠れていく。先端の膨らんでいるところが入りきって、長い部分が続いていく。

 少しずつ入れられていく。あんなにも太くて長いものが入れられていく。アウラは入れられまいと、太股を固く閉じた。

 

「あっ……ご主人様……おちんぽが……ああ……」

 

(入ってる……。入っちゃってる。ご主人様の……って違う違う! 私のご主人様じゃないからミラがご主人様って言い過ぎなの!)

 

「はやく……、ミラの奥に、早くいらして……はぁ、ふぅ……あぁ……」

 

(うわぁ……。ホントにおちんぽが入っちゃってる。おまんこの穴ってあんなにちっちゃかったのに。おちんぽあんなに太かったのに。もう半分以上入ってる。あれ、指より深く入ってるよね? おまんこの穴ってあんなに深いんだ……。…………わたしのもああなの?)

 

 ミラがおちんぽおちんぽ言うせいで、染ってしまったことにアウラは気付かなかった。

 アウラが見守る中で挿入は果たされ、一番奥まで入った。男の下腹がミラの尻にぶつかっている。

 

「これで一番奥まで入りましたが」

「はううううううぅぅうううん!!」

 

 ミラの細い腰を掴み、更に奥へと突き進んだ。膣壁を抉って最奥に届いていた亀頭が奥の壁を強く叩いた。

 ミラは背を弓なりに反らし、叫んだ。目隠しの湿り気が増した。

 奥まで入っていたが根本まで入ったわけではない。今や根本まで、全てがミラの膣へ収まっている。

 

「私のは長いようで、奥まで届いてしまいます。そこまでいくと痛みを感じる女性もいるようですが、ナザリックの戦闘職にある女性は痛みに強いようですね」

「は、はい……。今の……すごく、良かったです。ご主人様を……感じられて」

 

 シャルティアの愛妾なのだから、被虐嗜好も当然のようにあったようだ。多少の痛みは苦しいどころか快感であるらしい。

 ミラの声は恍惚として、もっと欲しいと言うように尻を軽く揺すっている。中では肉ひだが蠢いて、逸物を絞ろうとしてくる。

 主が主ならシモベもシモベだった。シャルティアはストレートに、「もっともっと突くでありんす!」と求めてくる。こう言っては難だが、シャルティアより具合がいい。シャルティアはキツキツなのだ。締め付けてきついなら良いが、シャルティアのは狭い。華奢な体なので仕方ないかも知れない。

 ミラはこれが二度目の挿入だというのに、中はこなれて固さはない。これもシャルティアと色々なことをしてきた成果だろう。

 

「それでは動きますので、手をよろしいでしょうか?」

「あ、え? ……うん」

 

 シャツから手を離した。

 男はミラの中に入っていた逸物を抜ける寸前まで引き抜くと、抜けていくときの十倍の速さでもう一度奥まで貫いた。

 下腹が尻を打ってパンと鳴り、尻肉が波打った。

 

「ひぅっ! ごしゅじん、さまぁ!」

 

 何度も絶頂したミラの体は温まっている。それでもやはりアンデッドで、膣内の温度はそれなりだ。代わりに柔らかくほぐれている。シャルティアのような狭さは感じない。尤も、シャルティアだって十回以上いかせてトロトロにさせてしまえば良い具合になってくる。

 奥の奥まで貫いて、亀頭がミラの子宮口にぶつかっている。体の中を深く抉られ、多少の痛みはあるだろうがそれすら快感であるらしい。痛みに強いのと、それを快感に思うのは別なのだ。

 奥まで入れて、動きを止める。こうして体の最奥にまで入れていると征服感らしきものがある。

 目隠しをされているのに、ミラがこちらを振り返ってきた。

 

「締めたり緩めたりを交互にしてみろ。俺の動きにあわせて」

「は、はい。んっ……、んふぅ……。ご主人様のおちんぽが感じられます」

 

 これを初体験で無意識にやっていたエンリはやはり素質があったに違いない。

 ミラは言われた通りに逸物を締め付けては緩め、しかし動きを合わせるのは難しかったようで、こちらから合わせることにした。

 ゆっくりとした抽送だが、始めはこうして高めていくのがいい。

 

「アウラ様がご覧になってるんだ。もっと声を出して、アウラ様に楽しんでいただくように」

「…………はぃ」

 

 どうしてこんなことになっているのかミラにもよくわからない。勿論、アウラだって全くわかってない。

 でもそこにいらっしゃる。

 アウラ様にはシャルティア様のような同性愛嗜好はないはずなので、いずれ殿方とお楽しみの際の参考になさるのだと思われる。

 だとしたら、と言うところまで考えて何をすればよいのかわからなかった。

 ご主人様が声を出せと言うのなら、感じ入った淫らな声と淫らな言葉を聞かせることなのだろう。そんなもの、意識しないでも幾らでも出てくる。シャルティア様の愛妾は伊達ではない。

 

「はうぅ……、おちんぽが入れられちゃってます。すごく大きくて、すごく逞しくて、あんっ、おちんぽが引き抜かれて、あっ……くふぅ、おくまで、きました。ミラのまんこはっ、ご主人様専用まんこでっ、いっぱい、じゅっぽじゅっぽしていただいてぇ……」

 

 蕩けるような淫らな声。多分に男への媚びが混じっている。

 豊かな乳房も、紅い唇も、細い腰も、むっちりとした太股も、肉厚の尻も、熟れた女性器も、体の全てを捧げて愛しいご主人様の歓心を買おうとしている。

 心はとっくに捧げてる。シャルティア様に与えられたばかりの名を呼ばれるだけで心奮えるのだ。

 

「あっ……はぁん♡ ミラの、おまんこ、つかってください。あんっ、つかっていただいて、しあわせです。あぁ……、ごめんなさいぃ……。おちんぽがきて、きもちいです。おまんこがぁあんっ!」

 

 長い黒髪を振り乱し、ミラがよがり始めた。

 頬以外にも、蒼白の肌が紅潮してくる。白い肌に赤みが差していくのはとても美しい。

 

「ひゃ、あっ、あんっ、ああっ、あああん♡ あんっ、あんっ、いいですっ! おまんこ、いいですぅっ♡」

 

 逸物を締め付ける膣壁は、ずっと締め付けていたかと思えば緩んでくる。

 腰を打ち付ける度に結合部からは飛沫が飛ぶようになり、挿入してからも何度か達しているようだ。

 滑らかな尻肉が揺れ、細い腰から美しい背中へ。

 この背中が見たいからこそ脱がせたのだ。

 

「あんっ、おっぱいいぃ、ごしゅじんさまぁ♡」

 

 ミラの背へ覆い被さるように体を倒し、突く度にぶるんぶるんと揺れていた乳房を鷲掴みにした。

 揺れる乳房を横から見るのは壮観だろう。きっとアウラ様には十分お楽しみいただいたろうから、そろそろしたいようにしてもいいはずである。

 柔らかな乳房を揉みしだきながら後ろから突くのは中々よいものだ。女は耐えるしかないので、うっすらと感じていた征服感が強くなってくる。

 

「倒れるなよ?」

「はいぃ……、あっあっああああっ……!」

 

 ミラの膝がガクガクと揺れる。

 唐突にキュッと締め付けてきたのを一回と数えると、軽いのも合わせて二桁は達している。いきやすいのはシャルティアに開発されてきたからか。

 締め付けに緩急がついてそれはそれでよいが、射精を導くのとは少し違う。

 アウラの様子を窺った。

 始めるときは間近で見ていた。今は床の上に座っている。クッションを使わない直座りだ。太股はぴたっと閉じてやはり股間を押さえ、もう片方の手は口を押さえている。青と緑の瞳はこぼれるほど大きく見開いて、自分たちの交わりを凝視していた。

 

「そろそろ出す。少し激しくするから、ちゃんと締めるんだぞ?」

「はいっ、ちゃんとっ、まん肉しめますからぁ! ミラのおまんこに、ご主人様の精液をぶちまけてください! あんっ! ミラの中にいっぱい出してぇ!」

 

 乳房から手を離し、同じくらい豊かな尻肉を掴んで引き寄せる。

 ミラは言われたとおりに膣を締め、中を何度も往復している逸物へ絡みつく。狭いのでも単にきついのでもなく、熟れた雌肉が締め付けてくる。

 引き抜くときは逃がさないと言わんばかりに締め付けが強くなった。

 入れるときは奥まで迎え入れるかのように緩んでくる。

 リズムよく尻を叩く音が響き、微かな水音が鳴る。

 ミラの嬌声はそれよりずっと大きくて、耳を楽しませた。淫らに乱れ、感じ入った女のあえぎ声はとてもよいものなのだ。アウラ様も楽しんでいるはずである。

 

「あっあっ、はやくっ! 出してくださいっ! おちんぽよくなって、あひゅっ! くらさいぃ!」

 

 ミラの献身で、希望通りに最奥で果てた。

 温まってきた膣内で、逸物が脈打ちながらどぴゅどぴゅと精液を吐き出している。

 

「ああ……、おちんぽが、ごしゅじんさまのおちんぽがぴくぴくして、でてます。すごい量……。ミラのおまんこがご主人様の精液でいっぱいになってます。とっても熱いです。おまんこが熱くなって、……あはん♡」

 

 膣内に精液が満ちるのを感じて、ミラは達した。

 長い射精を終えた逸物を包みながら、小さく痙攣している。中だけでなく尻も震えているのが見えた。

 ずっと肘掛けを掴んでいた手はついに力尽き、ミラの頭は椅子の上に落ちた。

 掴んでいた尻から手を離せば、足腰が萎えてしまったようでその場に崩れ落ちる。

 ミラの中から、ずるりと逸物が引き抜かれた。

 精液と愛液が混ざり合った淫液に根本まで濡れそぼって、アウラは立ち上る湯気を幻視した。

 まだ大きいまま。

 

「まだだぞ」

「はい、ごしゅじんさま……」

 

 秘部から膣内に収まりきらなかった精液がこぼれるのを感じながら、ミラはご主人様の前に跪いた。

 始める前のように紅い唇を開いて。

 

 

 

 

 

 

「アーちゃん、お帰り。今日は遅かったね。何かあった?」

「………………ユリ?」

 

 アウラをアーちゃんと呼ぶのはユリだけである。二人の創造主はどちらも女性で仲が良く、その関係でアウラとユリも仲が良い。階層守護者とプレアデスで階級差があるため、公的な場では気安い言葉を使わない。

 

 アウラはナザリック表層部のログハウスにいた。さっきまで帝都の屋敷にいたはずである。いつの間にか帰って来たらしい。

 

 どうしてそうなったのか未だにまったくわからないが、刺激的すぎる光景を見てしまったアウラは、いっそ気絶したいと何度も願った。

 しかし、100レベルであるアウラには当然のように気絶耐性がある。気絶して現実逃避など許されなかった。

 しかし、現実はアウラのキャパシティをオーバーしてしまった。アウラの意識は旅立ってしまったのだ。

 しかし、こうしてナザリックに帰ってきたところを見ると、覚えていなくてもちゃんと帰路についたらしかった。

 

「ゆり~~~~~~~っ!!」

「わっ、どうしたの?」

 

 幼い子供のように抱きついた。

 豊満な胸に顔を埋めて頬ずりする。

 ユリのおっぱいの柔らかさに、確かに帰ってきたんだと実感する。

 すごいのを見てしまった気がするが、自分はちゃんと帰ってきたのだ。

 

「アーちゃん元気出して。ボクがついてるから」

「んーー……。別に元気ないわけじゃないから」

「そうなの?」

「………………」

「なあに?」

 

 何があったか知らないが、アウラの様子がいつもと違う。

 怪我はしてないようなので、何があったか聞き出すのより甘えさせることを優先した。

 しばらく胸に顔を埋めていたアウラは、顔を上げてじーっと見つめてきた。

 瞳を揺らすアウラを辛抱強く待っていると、

 

「ユリっておちんちん入れたことある?」

「………………え?」

「だから、おちんちん。おまんこに入れたことある?」

「え゛?」

 

 

 

 

 

 

 翌日である。

 

「何かご用でしたら早く言ってくださいませんか? 私はルプスレギナ様ほど暇ではありませんので」

「む……。私だってちゃんと仕事があるっすよ。おにーさんの字が汚いから報告書とか全部清書してるんすから」

 

 部屋にはいつものようにきついシクススと、さりげなくディスってくるルプスレギナがいた。

 椅子に座る二人の前にはお屋敷の若旦那様。

 ミラは席を外している。昨日テストしたのでミラの実力は把握していた。

 

「なんすか?」

「なんでしょう?」

 

 二人の顔の前に、無言で指を突きだした。

 中指である。

 意味するところは二人とも察しているのだが、隣を気にして中々始めない。

 同時にやって、比べられるのが嫌な女心である。そんな機微がこの男にわかるわけがなかった。

 

「仕方ないっすね。あむっ……」

「むぅ…………。ちゅっ……」

 

 ルプスレギナは渋々と咥えて、シクススは頬を膨らませてから唇で触れる。

 二人の口の中で、中指が舌に包まれている。

 たっぷりと唾を絡めて舐め、音を立てて吸う。

 

 始める前から、大体の実力は把握していた。

 ルプスレギナの口内は熱い。舌は少しざらついて、それがまたよい刺激になる。

 シクススは丁寧だ。突き出された手を両手で持っているのもポイント高い。ずっとペロペロしゅっしゅしてきただけはある。

 総合力ではシクススに軍配が上がった。

 

「うん、今度はシクススに頼もう」

 

 残念ながらミラは戦力外である。まだ初心者なのであまり上手でないのだ。

 

「私でしょうか? 一体何をさせるおつもりですか?」

「俺の事じゃないよ。アウラ様だ」

「アウラ様?」

「……なーんか最近アウラ様をよく構ってるっすよね?」

「下心があるのは否定しないよ」

「うげ……」

 

 ルプスレギナとシクススは誤解した。

 節操のない男と知ってはいても、アウラ様はまだ小さすぎる。色々と無理である。

 誤解をされたと察した男は、正直に話した。

 

 アウラ様には恩がある。空の旅を楽しませて貰ったし、ルプーたちが来るまでの護衛を引き受けてくれた。ここまでは恩返し。下心とは、先のナザリック訪問のことだ。

 ほとんど裸でナザリックに連れて行かれたため、着る服をマーレ様にお借りした。アウラ様の服を勝手に借りるわけにいかなかったからだ。だけども、アウラ様のポイントを稼いでおけば勝手に借りても怒られないかも知れない。

 同じ事があるとは思えないが、一度あったことが二度目はないとは言い切れない。万が一に備えて、と思って欲しい。それにアウラ様に楽しんでいただくのは悪いことではないだろう。

 

 ルプスレギナは吹き出した。

 シクススは笑うのを堪えようとして失敗し、頬をひくつかせた。

 見たいような、似合ってたら怖いような。アインズ様は何度も感情抑制を発動した。

 

「まさか外の者を使うわけにいかない。ルプーとシクススなら協力してくれるだろう?」

「そういうことでしたら。ですが、その……口を使うのが関係するのでしょうか?」

「とりあえずは手を考えてるけど、その時の状況次第だね」

「はあ?」

 

 アウラの記憶にはないが別れるときに、「次はアウラ様に体験していただけるよう準備をしておきます」と話していた。

 まさか自分がやるわけにはいかない。アウラだって嫌だろう。人間の女もナザリック的に却下。ナザリックの同胞で、自分に協力してくれそうで、戦力があるのは現状でこの二人だけなのだ。

 

「アウラ様のおちんちんに気持ちよくなって貰おうと考えてる」

 

 ルプスレギナとシクススは、とんでもなく頭が悪い言葉を聞いた気がして、さすがに聞き間違えたと思った。

 

「シクススは口も手も上手いからね。いってもそこまで。多分、精通もまだだろうし」

 

 聞き間違えたのではないらしい。

 とても頭が良いらしい若旦那様だが、時々すごいバカなんじゃないかと思う二人だ。

 

 本当にすごいバカであることが判明した。




前話後書きに追記した通り、悪質なのに粘着されてます
対処法はないですね、ロックされてもまた来るでしょう
また潜るべきかなあ

とりあえず100話までに一旦完結させます
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