※この作品はR-18です。

アルベドのお食事   作:dolph

96 / 268
何もなかったかのように前話からの続きます


あまる
アインズ様のお悩み相談、からの・・・


 精神の死を迎えたアインズだが、そこはとてもスゴい死の支配者であるアインズだ。

 感情抑制を発動させて平静な精神を取り戻し、どこかから引きずり出すような声で言った。

 

「それはパンドラだけに許している言葉だ。お前たちがみだりに口にすることを禁じる」

 

 何というえこひいきか!

 パンドラズ・アクターはアインズ様直々に創造為されたシモベであるため、ある程度の特別扱いはやむなしと誰しも薄々と思っていたがこれはない。

 ずるい。うらやましい。ねたましい。そんなってあんまりにもあんまりすぎる!

 嫉妬と羨望が渦巻き、物理的なエネルギーとなってエ・ランテルにいるパンドラズ・アクターに襲いかかろうとしたその時、息子の命を救ったのは偉大な父だった。

 

「無論、パンドラにもみだりに口にしないよう厳命してある。それは……あれだ。貴重なアイテムは数が少ないから貴重なのだ。それと同じで口にしないからこそ価値がある言葉もあると言うもの。その言葉は心の中で唱えるべき言葉なのだ!」

 

 流石は真理に通じておられるアインズ様である。

 一同は深く感服し、パンドラズ・アクターを妬んだ己を恥じた。

 

 皆が深く頭を垂れて再度の忠誠を誓ったところで、アインズ様は散会を言い渡しました。

 それぞれがそれぞれに退室していく際に、

 

「お前は残れ。少し話しておくことがある」

 

 アインズ様から正式にナザリックの一員と認められた男一人が残りました。

 

 

 

 

 

 

 皆が退室して広い執務室に二人きりになってからきっかり60秒経って、アインズ様は幾つかの魔法を使いました。インベントリなる異空間収納ボックスから幾つものマジックアイテムらしきものを取り出して、おそらくは貴重で高価な物なのでしょうが、惜しげもなく全て使い切ります。

 魔法やマジックアイテムについては門外漢の男にはさっぱりでしたが、アインズ様の息子にしてマジックアイテムフリークのパンドラズ・アクターなら、いずれの魔法もマジックアイテムも、防諜についてのものとわかったことでしょう。

 アインズ様の執務室には魔法的にも物理的にも完全な防諜策が施されているのに、これでもかと言うほどの念の入れようです。もしもこの場にいるのがパンドラズ・アクターならば、どれほど重大な話を持ちかけられるのかと、恐怖と歓喜におののくところでしょうが、何が何やらのこの男はアインズ様のお話をぽけっとしながら待っているだけでした。

 話があると言われた手前、自分から口を開くことは許されず、ナザリックの最上位者であるアインズ様のお言葉を待つしかないのです。

 

 とても慎重なアインズ様は、気が済むまで防諜処置を施してから、ようやっと口を開きました。

 

「これから話すことはアルベドにも秘密だ。約束できるか?」

「お約束できかねます」

 

 アインズ様のお言葉だというのに、この男は間髪入れずに拒否しました。他のシモベたちがこの場にいたら即死待った無しです。

 にもかかわらず、アインズ様は満足そうに頷きました。

 

「アルベドのことではない。勿論、アルベドの益不益に関わることでもない。いや、もしもお前が約束を果たすなら、忠実な部下を持つアルベドの評価があがると言うものだ」

「……かしこまりました。お約束いたします」

 

 流石のアインズ様は、この男が自分よりもアルベドへ深い忠誠を抱いているのを見抜いていました。

 それならアルベドをだしにすればよいと考えたのが、見事に的中したのです。

 忠誠心を自分の都合のいいように扱うアインズ様はカルマ値極悪なのです。それにアルベドに関する話ではないというのは本当なので、アインズ様の少しはあるかも知れない良心はちっとも痛みませんでした。

 

「たとえアルベド様から、『皮を被ったままの見窄らしいカタツムリが、私の前から失せなさい!』と罵られて放逐されることになっても、けっして口外しないことを誓います!」

「…………………………そうか」

 

 この男が何を言ってるのかわからなかったので、アインズ様は理解することを放棄しました。

 深遠なる英知を持つアインズ様であろうと、理解してはいけないことがあるのです。

 

 なお、後にアルベドから問いつめられたこの男が凄い作り話をして、その結果アインズへ凄いキラーパスが飛んでくるのは、流石のアインズをしても見通せない未来であった。

 

 ウオッホン! と咳払いをしてからアインズ様は恐る恐る切り出しました。

 自分に過度な忠誠を抱いておらず、今し方確認したように抗弁することすら出来、分野によってはアルベドすら上回る知力を発揮すると言わしめ、アルベドの命令なら自身の命を捨てることすら厭わず、そのアルベドの名で誓わせたのなら決して口外することはないと思えるし、モモンとして語り合ってきた経験から為人をある程度把握しているので過激なことは言い出さないと思いたいが人類絶滅とか言い出した前科があるので信じ切るのはちょっとあれだが、ナザリックのシモベたちには絶対に出来ない相談が出来そうなのはこの男だけなのもあって、アインズはこの世界に転移してから一番の勇気を振り絞った。

 

 いざとなれば記憶操作をしてしまえば良いのだ。まずかった時の対策だってちゃんと考えてるアインズ様である。

 

「お前は聖王国で進行している計画について知っているか?」

「概略だけは聞き及んでおります」

 

 魔皇にやられて酷いことになってる聖王国を我らが偉大なるアインズ様がお救いになった結果、魔導国の属国が増えるのである。

 

「それについてだが。……少々懸念があるのだ」

 

 重々しいアインズ様のお言葉に、男はパチパチと目を瞬かせた。

 

「デミウルゴス様にお伝えくだされば即座に計画へ適切な修正を施されることでしょう。アインズ様の御懸念はたちどころに晴れると愚考します」

 

 そうきたか、とアインズ様は内心で唸りました。

 今の言い方だと、デミウルゴスがヘマをするんじゃないかと心配だ、とも受け取れるのです。

 逆です。アインズ様の懸念は全くの反対なのです。

 出鼻を挫かれた感があるアインズ様ですが、ここまでくれば毒くらわば皿まで、です。言ってしまいました。

 

「そうではないのだ。……いいか? 本当にアルベドにも他の誰にも話すことは許さんぞ?」

「アルベド様の名誉に掛けて誓います」

 

 ここでアインズ様のお言葉を受け入れないのは、真の美を体現することによって世界に美のなんたるかを知らしめたアルベド様のお顔に泥を塗るようなもの。美の信徒たるこの男には不可能な所行です。

 跪いて再度の誓いを立てる男の言葉を、アインズ様はひとまず信頼することにしました。

 

「デミウルゴスの期待に応えられるか懸念があるのだ」

「…………………………と、仰いますと?」

 

 自身の頭脳が優れているとは夢にも思わないが、ソリュシャンに理解を諦めさせ、ナザリックにて群を抜いた頭脳を誇るデミウルゴスとアルベドに認められているこの男をして、アインズの言葉が何を意味するものか、即座の理解に至らなかった。

 

 一度口にしてしまえば、続きの言葉はするりと出てきた。

 

「聖王国での私は今まで以上に偉大な支配者であることが求められる。聖王国の民から尊崇を受けるに相応しい支配者であらなければならない。……問題ないとは思うが、もしもデミウルゴスの期待以下になってしまうと……、失望させてしまうのではないかと……」

 

 男の顔色がさっと変わったのを見て、アインズは言葉を止めた。

 さすがに不味すぎることを言ってしまったか。今まで偉大なる死の支配者としてナザリックに君臨していたというのに、こんな弱気なところを見せてしまうのは如何にも不味すぎたと今更になって再確認した。

 心の奥底にずっと秘めていた懸念をようやっと口にすることが出来たというのに、こいつもやはり裏切るのか。裏切りが言い過ぎなら自分を過大視しているのか。

 殺すのは不味い。ナザリックの一員として正規に認めたばかりだ。

 ならば記憶操作。ほんの数分間の記憶を操作するだけなら大した負担にはならない。

 

「恐れながら、今のお言葉をけして外に漏らさぬようお願い申しあげます。もしも何方かが聞いてしまった場合、デミウルゴス様のお命が危うくなります!」

「…………………………ぇ?」

 

 自分の立場が危うくなるのではなく、何故かデミウルゴスの命が危なくなるらしい。

 

「コキュートス様が聞いてしまったら、聞いてしまった瞬間にデミウルゴス様の首が撥ね飛ぶのは確実です!」

「…………………………ぇ?」

「セバス様であればお命を奪うことまではなさらないでしょうが、間違いなく挽き肉同然にしてからアインズ様へご寛恕を願い出ることかと思われます」

「…………他の者が聞いたらどうなるのだ?」

「……アルベド様へご報告なさることでしょう」

 

 己が心の師と敬うデミウルゴス様の一大事である。

 アルベド様へご報告しないのは背信行為かも知れないが、デミウルゴス様のお命を守るためにはやむなし。

 アインズ様が絶対の守秘を厳命なさる意味をこれでもかと叩き込まれた。

 

「アルベドが知るとどうなるのだ?」

「……アルベド様は慈悲と慈愛の象徴であられるお方です」

 

 いやいや本当は凄い残虐非道で、と知ってるアインズだが余計な口を挟まず先を促した。

 

「デミウルゴス様へ罰を与えることはないでしょうが、代わりにデミウルゴス様が如何に罪深いかをお教えなさることでしょう」

 

 つまり、デミウルゴス自身の頭脳でもって、罪に相応しい罰を己で考え己に与えよと言うこと。あまりの罪深さに死んで楽になることは絶対に許さず、あらゆる辛苦を永劫に受け続けることになるのだ。

 破滅的な未来に、男は身震いした。デミウルゴス様とはもっと色々お話ししたいのだ。ここで失ってしまうには余りに惜しいお方である。悪魔だけれど。

 

「……どうしてそうなるのだ?」

 

 デミウルゴスが己に求める支配者像が崩れる。デミウルゴスに失望される。アインズ様はこの程度だったのですねと見放される。

 そうなるかも知れないと恐れていたのに、何故かデミウルゴスが死ぬらしい。

 自分はシモベたちを理解していたようで、見逃している事があるのだろうか。

 

「もしもデミウルゴス様が……、アインズ様の仰られた通りのことを考えていたと仮定した上でのこととご了承ください」

「わかった。話せ」

 

 男は緊張に知らず湧いた唾を飲み込んだ。

 言葉が震えないよう細心の注意を要した。

 あまりにも恐ろしい言葉を放つのだ。

 

「デミウルゴス様は身勝手な計画を恐れ多くもアインズ様へお話しすることなく実行し、アインズ様のなさりように独善的で一方的な評価を与える、と言うことになります。それはご自身をアインズ様の上位に置いたも同然の振る舞いです。他の方々は決してお許しにならないことでしょう。勿論の事、デミウルゴス様ご自身も斯様な振る舞いは何があろうとお許しになりません。己をアインズ様の上位にいると吹聴することがどれだけ罪深いことであるか、ナザリックの末席を汚して間がない私にも想像出来ます」

 

 ナザリックのシモベが我らが偉大なるアインズ様の上位者同然に振る舞うことがどれほど罪深く、恐ろしいことであるか。

 怒り心頭どころでは済まない。即殺するであろうコキュートスは慈悲深いと言えよう。

 

 ここまで聞かされて、アインズもようやく理解した。

 自分への忠誠を常日頃体現しているシモベたちをようやっと信頼できるようになったアインズだ。

 そのシモベたちの一人が、自分はアインズより偉いと言い張ろうものなら間違いなく物凄く酷いことになる。

 やっべデミウルゴス殺すところだった! と、自分が思ったより危ないところにいたことをようやく自覚した。ちょっとだけ震えた。

 

「もしもデミウルゴス様が聖王国での作戦においてアインズ様に期待することがあるとするならば」

「なんだ?」

「アインズ様にお楽しみ頂くことのみと愚考します」

 

 先だって、デミウルゴスがエントマに語ったと同じ事を語った。

 

 聖王国を支配するだけならシモベたちだけで足りる。それでもアインズの活躍を望むのは、

 

「聖王国を属国化した後、順調に支配するためではないのか?」

 

 侵略されて支配されるより、危機を救った方が支配を受け入れやすいと思われる。

 

「それもあるでしょうが、どのみち三世代も経てば過去の事は忘れ去られます。いっそのこと鏖殺してから入植させるのもよいかと。環境が良ければ人は簡単に増えますから」

 

 流石は人類絶滅を提案した馬鹿である。

 アインズは聞き流した。

 

「デミウルゴス様が精緻に整えた舞台を、アインズ様に楽しんで頂きたいからと愚考しております。アインズ様にお楽しみ頂くことがデミウルゴス様の望みであるかと」

 

 そうでもなければ、ナザリックの忠実なるシモベであるデミウルゴスが、偉大なる主人にわざわざご足労願うわけがない。

 

 アインズは得心した。

 同時に、この男がシモベたちの考えを翻訳してくれるのがどれほど有用であることかを実感した。

 

「もしもご面倒であれば、パンドラズ・アクター様に代役を担っていただき、要所だけをアインズ様ご自身がなさる形にするのもよろしいかと存じます」

「……うむ。それも考えの一つだな。ところで、だ。もしもアルベドを悪し様に言っていた者がいたら、お前はどうする?」

 

 自分を軽んじられたナザリックのシモベたちがどうするか聞いたところです。

 この男はそこまで過剰反応しませんでしたが、忠誠を捧げるアルベドのことなら別でしょう。

 ちょっとした好奇心です。

 アインズ様は聞いてはならんことを聞いてしまいました。

 

「研究します」

「研究?」

 

 意外な言葉が返ってきました。何を措いても抹殺するのではないかと思っていたのに、言っては何ですが拍子抜けです。

 ですので、ついうっかり聞き返してしまいました。

 すぐに聞かなきゃよかったと思いました。

 

「アルベド様を……悪し……様に、言うなど……………………、全うな存在ではありません。水に沈めても溺れず、切っても血を流さず、火にくべても燃えない可能性があります。どのような存在であるか入念な調査と研究が必要となります。そのためには」

「ああ、わかったわかった。そうだな、調査と研究が必要だな。その時には気が済むまで研究するといい」

「恐れ入ります。例え万年かかろうとも正しい結果をご報告することを誓います」

 

 万年は徹底的に責められるらしい。

 その前にお前死ぬだろとアインズ様は思ったのですが、余計なことは言いませんでした。

 これがガチ勢の恐ろしさ。即殺するシモベたちが可愛く思えます。

 とりあえず聞かなかったことにして、切り替えました。

 

「手間をとらせた。何か望むものはあるか?」

 

 アインズ様、大盤振る舞いです。

 大きな懸念が片付いて、物凄く楽になりました。肩の荷が降りたってやつです。

 立場的にお礼を言うのは難しいので、代わりにご褒美の一つや二つはの気分でした。

 本当ならアルベドから取り上げて自分の副官にしたいところではありますが、これはアルベドもこの男も素直に頷かないと思われました。

 

「アインズ様へお願いするのは恐れ多いことではありますが……」

 

 自分の体を見下ろして、ヘソ出しルックになってしまったジャケットをつまみ上げました。

 

「出来ますれば新しいスーツを仕立てていただけると」

 

 アインズ様的にはなんともささやかなお願いですが、ナザリック以外では手には入らない超がつくほど上等な衣服なのです。

 寛大なアインズ様は男の願いを聞き入れ、ペストーニャにメッセージの魔法を飛ばしました。

 

 男が恭しく退室した後、うあーと気を抜いて椅子にもたれました。

 ずっと張りつめていた緊張がするっと解けてしまったのです。

 アンデッドなので眠れないアインズ様ではありますが、精神を弛緩させて10分後、爽快な気分になりました。

 もう怖いものなんて何もない気分です。

 きっと聖王国での作戦も上手くいことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 人知れずデミウルゴスの命を守ってからアインズ様の執務室を辞した男は、神域たるナザリック第九階層「ロイヤルスイート」を一人歩いていた。

 広い広いロイヤルスイートであり、隅々まで歩いたことはないので知らない場所も多い。それでも、以前連れ込まれた衣装部屋や食堂の位置は知っている。

 スーツを仕立ててもらう前に、食堂にお邪魔して減ったお腹を何とかしようと考えた。

 アルベド様のお部屋を離れてのは食事をとるためであって、それは今になっても果たされていなかった。

 

 ペストーニャと会えれば一番良いのだが、誰ともすれ違うことなく歩き続け、交差した廊下を渡ろうとした瞬間である。

 

「ガッ!?」

 

 頭部に強い衝撃を受け、何が起こったのかもわからず意識を深い闇に沈めた。

 

 遠距離から人の目では視認不能の高速で飛来する弾丸で、ヘッドショットを決められたのだ。

 下手人は倒れ伏した男の足を掴み、後頭部が床で擦ることを気に掛けることなく引きずっていく。たとえ禿げようとも回復魔法で何とかなるのだ。たぶん。

 

 下手人がたどり着いたのは使用人たちの居住エリアの端っこ。行き止まりの壁に数度触れ、二人の姿は転移の光にかき消えた。

 

 

 

「うわっぷ!?」

 

 顔に冷たい水を掛けられ、目を覚ました。

 反射的に顔を拭おうとしたが、ガチャガチャと金属質な音を響かせるきりで腕が動かない。

 体は横たえらえて、両腕を上げた状態で拘束されているようだ。

 徐々にぼやけた視界が戻ってくる。真っ白な天井が目に映った。知ってる天井だ。ここには一度来たことがある。

 

「やっと起きた」

 

 声がする方へ顔を向けた。

 

 ここは第九階層のどこかにあるシークレットセーフティルーム。

 以前訪れた際は、シズと一緒だった。

 声の主も視線の先にいたのも、案の定。プレアデスの末妹、をエントマと押し付けあっているプレアデスの一人。

 美女ばかりであるナザリックでは希少な美少女枠に位置するCZ2Ⅰ28・Δ、略称シズ・デルタである。

 

「シズさん? 何かご用でしょうか?」

 

 拘束されて監禁されているのにこの言いよう。

 ソリュシャンが呆れるほど図太いだけはあった。

 

「………………」

 

 シズは無言で、男に水を引っかけたグラスをテーブルに置いた。

 

 シズはオートマトンである。

 種族的なものか生来のものであるか、いずれかはわからないが表情に乏しい。

 シズの微妙な表情の変化から感情の機微を読めるのは、シズの姉妹であるプレアデスでないと難しい。

 だと言うのに、今のシズなら誰であっても内心を伺えることであろう。

 それこそ、シズと初対面であろうと、人の顔形なぞろくにわかりもしないビーストマンであろうと。

 それもそのはず。

 

「よくもそんななりでわたしのまえにかおをだせたな。このクソッタレの腐れオスブタ汚物野郎が」

「!?」

 

 可愛いシズちゃんは怒りの鬼軍曹モードになっていたのだ。

 宝石のように美しい翠玉の瞳から、赫灼たる怒りの炎が立ち上っていた。




たまに不定期で書くと思います、たぶん
プロットとか考えたことないし唯一考えてた着地点は前回消化したのでこれからどうなるのかもう本当にわかんないですね!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。