偉大なる勇者ペロロンチーノが異界よりもたらした異本は神をも恐れぬ冒涜的な内容によってメイドたちの精神を汚染し続けてきた。
その異本群には二系統あることが知られている。
一方がシクススやシェーダらのウース派。
もう一方をアッツ派と呼んだ。
アッツ派。アッツ異本に囚われたモノタチ。厚い本。すなわち、商業誌である。
薄い本を最古図書館に提供したペロロンチーノのコレクションに、商業誌がないわけがなかった。双方の内容やクオリティについてはそれぞれと言う他なく、優劣や勝敗をつけられるものではない。
しかし、決定的に違う部分がある。
ウース異本は、熟慮に熟慮を重ねて、慎重に入手ルートを選択すると、無修正が手に入るのだ。商業誌は例外なく修正が入っている。黒塗りや白塗りされてシルエットになっていたり、不思議な黒い線によって肝心な部分を隠していたりする。
隠れた部分を知る勇気を持てない者たちがアッツ派なのである。
ウース派は一歩踏み出す勇気がある、もしくはちょっと進んでエッチな者たちなのだ。
中でも初体験を済ませたシェーダはウース派の首領に担ぎ上げられた。
ウース派の首領として、シェーダはウース派アッツ派両派の信徒たちを束ね、この男がナザリックを訪れている絶好の機会を逃さずこの場を設けたのだった。
なお、ウース派の一人であるシクススは長らく射精管理を担っており、接種した精液はリットル単位になろうかと言うほど。
その事実が知れ渡れば首領を越えて教祖にさせられるところであろうが、シクススがそんなことを触れ回るわけがなかった。これからもウース派の一信徒として、こっそりと活動し続けることであろう。
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「リファラ! キャレット!」
シェーダの呼びかけに、男のパンツを下ろした二人のメイドが動いた。
白い髪がリファラ、金髪がキャレットである。
姉妹のように似ている二人が、跪いたまま左右から手を伸ばした。触れるのは、メイドたちの視線を釘付けにしている足の付け根。
まるで尻尾のように力なくうなだれている逸物をそっと持ち上げた。
手淫と口淫を経験済みな二人だ。まずは優しく撫でてやって逸物に血を通わせる。膨らんできた陰茎を握り、上下に扱く。長い逸物は、二人の手で握っても包みきれなかった。
二人に扱かせてる間、シェーダは立ち上がって後ろから抱きついている。豊満な乳房を押しつけてやってるのだ。
ヘロヘロに創造された三人は、同じくヘロヘロに創造されたソリュシャンを見ればわかるように、とても大きい。メイド服越しであろうと、夢と優しさがいっぱいに詰まった柔らかさを男の背中に感じさせる。
前回はおっぱいを触らせなかったので、シェーダなりにサービスしているつもりだ。
その上で二人からシュッシュされている。ここまでしてあげてるんだからすぐに大きくなってどぴゅってなるに決まっている。
所詮は机上の論理であった。
「……異本だともっとこう角度が上じゃないかしら? それになんだか柔らかそうだし」
見に徹しているメイドの一人が言う。
男性器を生で見るのは初めてだろうと、異本から授かった知識で勃起しているか否かくらいは判断できる。
最初の角度を0度として、現在は精々30度。膨張率も30%を切っている。触ってる二人からすれば、ふにゃふにゃだったのが少し固くなってきてるのを感じているが、勃起と呼ぶにはほど遠い。
「どうして大きくならないのよ?」
「そう言われましても。……こうも見られていると緊張します」
大きなおっぱいを押し付けられ、美しいメイド二人に逸物を扱かれようと、それに倍するメイドたちが真剣な顔で凝視している。自分一人だけ素っ裸に剥かれ、見守るメイドたちは全員が完全完璧にメイド服を装備している。
これで立たせろと言われても厳しいものがあった。この状態で興奮するには、レベルよりも特殊な
そのシャルティアとヴァンパイアブライドたちに囲まれた時は、誰もが淫らな装いをしていた。与えられる刺激も雲泥の差。今とは状況が違いすぎる。
男という生き物は肉体の頑強に反比例して精神は案外デリケートな生き物である。精神的なプレッシャーがあると、立つものも立たなくなってしまうのだ。憧れで初恋の大好きなあの子とようやく念願の初体験をと言う肝心なときに立たなくなってしまうのも同じ理屈である。
この男はそこまでデリケートではないのだが、プレッシャーの影響はある。それでも、美神アルベドの力を借りれば不可能ではない。その気になれば幾らでも立たせる自信がある。その気になれないのが問題だ。そこまでする義理はない。
スーツを仕立てるための採寸のはずなのだ。それなのに、どうしてこんな事になっているのか。
「採寸にこの行為が必要なのですか?」
「私たちはあなたの体を隅々まで調べなきゃいけないの!」
「……左様で」
「っ! もういいわ!」
忌々しいことにこの男は折角こんなことをしてあげているのに非協力的だ。
三人は男から離れ、ギャラリーたちと一緒に作戦タイムに入った。
全裸のまま放置された男は、俺は一体どうすればいいんだと自問するが、メイドたちが飽きるまで玩具になるしかないとの結論が速やかに得られた。ちょっと怒ってもいい気がした。
宗派の違いはあれど、異本を読み込んでいる教徒であることに変わりはない。過半は男性器を見るのが初めてな処女ばかりなのに、知識はあった。
誰かが触らせてあげればいいんじゃない? 誰かって誰よ。私はイヤよ。でもしたことあるんでしょ? あの時は寝てたし私だけなんてイヤ。それなら見せる? どこを? あそこ? 変態。変態って何よ! いきなりあそこなんて言うからでしょ! 二人とも落ち着いて。そうよ時間は有限なのよ。……はい。……ごめん。見せるなら最初は胸? 誰が? ……。……。……。却下で。却下ね。それなら……。そうね異本の記述にもあったわ。それなら……まあいいかしら? それじゃ全員でしてね。そう言うシェーダは? 私は……。うわあ……。うわあって何よ見せるわけじゃないし。そうだけどうわあ……。さすがシェーダね。そこに痺れる憧れるわ。からかわないで、そう言うわけで私がするからリファラとキャレットは出たときの為に控えていて。それだと私たちは見せられないけど。この前みたいにしてあげる? それって……!
▽
作戦会議が終わり、ギャラリーのメイドたちはさっきよりも近付いてきた。
誰もが顔を赤くしている。男性器を初めて見たときの興奮とは少し違う。目を潤ませて、興奮よりも躊躇いや羞恥を感じさせる表情。
彼女たちは隣を向いて互いの意志を確認し合い、正面から男を見る者がいれば俯いている者も、横を向いたままの者もいた。
視線の先はそれぞれでも、することは同じだった。彼女たちは両手でスカートを握りしめ、ゆっくりとたくし上げた。
足首まで届くスカートがゆっくりと上がり始める。
靴が見え、細い足首が見え、ストッキングに包まれた臑に膝が現れると絶対領域へ。
ガーターストッキングである。ストッキングは太股の中ほどで途切れ、肌色が見えた。
スカートはなおも上がり続ける。
「おお……!」
思わず感嘆の声が漏れた。
色とりどりだ。
ある者は白。ある者は薄いブルー。ある者はピンク。どれも薄い色なのが清楚感を感じさせてとてもいい。
メイドたちはスカートを目一杯たくし上げ、羞恥で目に涙を溜めながら、パンツを見せつけてきたのだ。
放置されてすっかり萎れた逸物がぐぐっと鎌首をもたげる。リファラとキャレットの二人が扱いても30度だったのに、今や90度を越えていた。
シェーダだけはたくし上げていない。
顔を赤くして、男の真ん前に立った。
「みんなのパンツで大きくして……!」
言外に、このスケベ変態エッチなパンツ星人! と付け加え、シェーダは身を屈めてスカートの縁に触れた。
たくし上げるのに、わざわざ縁を持つ必要はない。たくし上げるのではなかった。
シェーダの手はスカートの内側に入り、一番上にまで届くと下がっていく。微妙に腰をくねらせながら手は下がり、右足左足と、交互に足を上げた。
スカートの中から出てきた両手は、何かを握りしめている。
「……これ」
シェーダは、異本で学んでいた。
ウース派の教典にも、アッツ派の教典にも、どちらにも記述があったのだから間違いなはい。なにせペロロンチーノ様が遺された禁書指定の異本なのだ。間違いがあるわけがない。
両手の指を開き、手にしているものを広げた。
それを目にした男は、角度も膨張率も、それぞれ10以上アップさせた。
シェーダが手にしているのは純白の小さな布切れ。
光沢ある生地に繊細な刺繍が施されており、上質な布地は見るからにさらさらしている。脱ぎたてなのでほかほかしている。秘部を包むクロッチ部を見せつけるように広げてみせるその技を、パンツであやとりと呼んだ。
クロッチにある異質な光は、生地そのものがもつ光沢ではない。シェーダがちょっぴり湿らせてしまったのが付着していたのだった。
「これで、してあげる」
するりと男の背後に回る。
後ろから抱きついて、脱ぎたてのパンツを持ったまま男の逸物を握った。
滑らかな肌触りのパンツで逸物を包み、扱いてあげるのだ。
パンツからは、シェーダの体温を感じた。
「あっ、すごい。さっきより全然大きくなってる」
恥じらいに頬を染め、スカートをたくし上げてパンツを見せつける。その上で、脱ぎたてのパンツで逸物を扱いてあげる。
否応なく興奮させられた。
「二人とも何してるの!?」
「そうよ! そんな……!」
「でも最後はここから出てきたのを舐めるのよ?」
「これ、ちゃんと綺麗にしてる?」
「ここに来る直前に体を清めたばかりです」
「だって。だから大丈夫よ」
「この前もそうだったし」
リファラとキャレットが、男の前で跪いた。
床の上に正座して、少し尻を浮かせつつピンと背筋を伸ばす。
顎を上げて上を向き、餌をねだる小鳥のように唇を突き出した。
シェーダは扱いている逸物を左右に振る。膨らんだ亀頭が跪く二人の唇に触れた。ふっくらした唇は開かれて亀頭を包む。柔らかな舌で亀頭をつつき、尿道口から味とも言えない味を感じると、ちゅうと吸った。
離れるときは、亀頭と唇との間を糸が引いた。二人の唾だった。
ギャラリーの視線は二人の口に集中していたので、陰茎を扱くシェーダの手が左手だけになっていることに気付いた者はいなかった。
パンツ越しでも熱い逸物を左手で扱き、右手は男の手へそっと絡めた。
小さな声で、そっと耳打ちした。
(私のも……触って)
右手だけでスカートをたくし上げた。
スカートの内側に男の手が入るのを確認すると、右手は離れて男の前に。左手が扱く逸物の下。ガチガチに勃起しても頼りなく柔らかい陰嚢に触れた。少しだけひんやりしている。優しくさすり始めた。玉舐め玉揉みは異本のそこかしこで記述があった行為なのだ。
「んっ……」
シェーダの声は、密着している男にしか届かなかった。
後ろ手に、シェーダのスカートの中へ手を這わせる。むちむちした太股を撫でてやりたくなるも、上下に動かすには少々厳しい体勢だ。指だけなら存分に動かせる。
上へ行くに連れて熱気と蒸れが濃くなっていく。どこから熱と湿気が下りてくるのか。一番上にたどり着いた。
僅かとは言え、クロッチに付着させていた。
シェーダは、濡らしていた。
割れ目に指を沿わせ、柔らかな媚肉の内側へ潜らせる。前後に撫で、頼りない肉芽を探り当てた。
「あっ」
小さく声を上げて、扱いていた手が止まった。
逸物は右を向いて、亀頭はリファラの口にあった。手こきが止まったのは合図と勘違いして、頭を進める。逸物の中程まで口に含んで、頭を前後に振り始めた。
「ちょっと、私も」
今度はキャレットが咥えたがる。
二人が交互にフェラチオをしている間、シェーダは指を入れられていた。
前回、この男が寝ている間にいいようにしてしまった時。この男は途中で目を覚ましていた。リファラとキャレットはそれに気付かず弄り続けていたわけだが、目覚めたのに気付いたシェーダは口止め代わりに触らせていた。
自分が触らせていたから射精にまで届いたのだと思っている。
だから今回も、と言うのもあるし、またあの指使いを、と言うのもあった。
指が入ってきている。体の真ん中から、体の内側に入っている。自分の体は自分だけで満ちていたのに、そこへ異物が入ってきている。追い出そうとは思えない。それどころか、もっと、とすら思ってしまった。
「んっ……んぁっ、くぅ…………」
コツンと男の背に額をあて、責めに耐えているつもりなのに声が出る。
濡れているのは自分でもわかった。何度も何度もこすられて、クリトリスが勃起しているのもわかる。指を入れられて、抜かれるときは反射的に締めてしまっているのもわかる。ここまでにしてもらわないとそろそろ不味いのもわかっている。
(ねえ、あれって……)
(やっと気付いたの?)
(だって本当に口でしてるんだもの)
(そうよね。でもそれよりも)
(シェーダよね)
(あれ、触られてるわよね?)
(ここからだとよく見えないけど、スカートの中に入ってる)
(おまんこ。触らせてるわ)
ギャラリーたちはようやく気付いた。
そんな彼女らをよそに、口淫をしている二人は動きを合わせ、左右から同時に舐め上げ、茎部を唇で啄むように包む。左右から唇で押さえつけられた逸物は、二人の唾液で濡れそぼっている。
手こきから口淫になり、今度は唇で扱かれ始めた。
二人は唇で脈動を感じ、その瞬間、男の手が頭を撫でた。
空いてるのは左手。左にあるのは金色の頭。頭を撫でられて、どのような心の動きがあったものか、ほんの一瞬だけ硬直した。
その隙に、先端をリファラが奪い取る。ただし、咥えるのは間に合わなかった。
「キャッ!」
「あっ、ずるい!」
どぴゅどぴゅと、白濁した粘液が吐き出され、リファラの顔を盛大に汚した。
額にも瞼にも鼻にも頬にも唇にも。唇の近辺は舌を伸ばして舐めとった。舌が届かないところは指ですくって口に運ぶ。
自らの重みで垂れていく粘塊を、キャレットも舐めとった。同僚の頬を舐めるくらいなんてことはない。ダブルフェラをしていれば、唇や舌が触れ合うことだってあるのだから。
精液は美容にいい。異本に書いてある。だから間違いない。これと言った根拠はないが異本に書いてあるのだから真実だ。
このように、根拠なく信じることを信仰と呼ぶ。
彼女たちは、ペロロンチーノが齎した異本を心の底から信じている。
▼
「ふう」
彼女たちの目的を達せたようなので、シェーダから指を引き抜く。
シェーダは俯き、ゆらりと離れた。俯いたままメイドたちに合流する。
メイドたちは何かしらを話し合い始め、またも放置されてしまった。
いきり立っていた逸物が外気に冷やされ、うなだれていく。
シズへ大量に放ったばかりだと言うのに、割と多かった気がする。たっぷりと寝た後なので回復したようだ。
シチュエーションも良かった。
恥じらう美しいメイドたちからパンツを見せられ、手マンをしながら動きを合わせたダブルフェラ。ダブルフェラ自体は娼館を含めて何度も経験があるが、完全に動きを合わせて左右から刺激されるのは視覚的効果もあいまってとても良かった。
ひしと抱きつきながら、声を殺してあえぐシェーダも高得点。
射精直後は頭が冴えて冷静に物事を判断することが出来る。賢者タイムと言う奴だ。
単なるスラングではない。射精後の虚脱感に神秘を見出し、性交を秘技とする教団だってあるのだから。
冷静になった男は、唾液に濡れた逸物から雫が滴ろうとするのに気付いた。
お掃除フェラまではされてなかったので、尿道に残った精液が垂れようとしている。
ジャケットにハンカチの用意はあるが生憎全裸だ。
足下に落ちてる布切れを拾い上げ、右手の指先が濡れてるのを思い出して、丁寧に拭った。
布切れを裏返し、今度は逸物を拭う。生地が二重になっている部分があったので、そこへ尿道口を擦り付けた。
とてもすべすべした布切れは、敏感な部分を拭うのに適していた。
シェーダが脱いだパンツである。
二重になっている部分はクロッチ。シェーダの秘部を覆っていた部分だった。
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賢者タイムに入り、射精の後も綺麗にして、そろそろ解放してくれるかな、と思ったのは余りに甘い。
ペストーニャが許可した時間は2・3時間。ここまで30分も経過してない。
少なく見ても残り1時間半。多ければ2時間半。
十分である。
「こっち」
シェーダに手を引かれる。
怒っているのか何なのか、険しい顔だった。
いつの間にか部屋の真ん中にソファーが置かれている。
メイドたちが動かしたようだ。
可愛くて綺麗な女の子に見えるメイドたちは、皆がホムンクルス。人とは生まれ方が違うだけで体は人と全く変わりがない。違いは、ちょっと力持ちなところ、おいしいご飯をいっぱい食べられるところ。
そんな彼女たちが力を合わせれば、ソファーを動かすくらい大したことではない。
三人掛けのソファーが一つ。一人掛けのソファーが二つ。もう一度三人掛けが二つ、一人掛けが一つ。
都合六つのソファーが円形に並べられていた。
またも真ん中に立たせられるのかと思いきや、三人掛けのソファーに座らされた。
隣には誰が座るでもない。
真ん前に立つシェーダが顔を険しくして見下ろしてくる。
はて何だろうと思っていると、シェーダは振り向いて視線を一周させた。
目が合ったメイドは深く頷く。
シェーダはこちらに背を向けたまま。シェーダも他のメイドたちも、互いを見張るように視線を走らせる。
目の前にスカートに包まれたお尻がある。触ったら怒られると思ったので我慢した。
メイドたちが互いに牽制しあうのは何なのか。
緊張感だけが高まっていった。
最初に動いたのは、首領であるシェーダだ。
手を後ろに回してエプロンの紐を解いた。
一拍遅れて他のメイドたちもエプロンの紐を解く。
次にブラウスのボタンを外した。そこからは早かった。
美しいメイドたちがメイド服を脱いでいく。
一人残らず、この場の全員が服を脱いでいく。
頭を飾るヘッドドレスだけを着けたままなのは、服を脱いでも女に墜ちきることなくメイドであろうとする意思表示なのか。
全裸だったのは男一人だったのに、メイドたちは、全員が、衣服の全てを脱いだ。
腕を上げて豊かな乳房を隠し、あるいは股間を覆い、内股になって太股をぴったりと合わせ。
異性に裸を晒す羞恥か、頬をうっすらと、あるいは耳の先まで真っ赤にして、全身を紅潮させる者もいた。
思わず溜息が出るほど素晴らしい光景であるのだが、わけがわからなかった。
背を向けたままのシェーダが顔を背けたまま隣に座る。
脚はぴったりと閉じて、両手は乳房の前で合わさっていた。
掠れ、上擦った声で言った。
「…………みんなが見てみたいって」
「何をでしょう?」
生の男性器を見た。
勃起しているところも見た。
位置によっては見逃した者もいたが、射精の瞬間も見た。
精液というものがどのようなものであるかも見た。
味に匂いは遠かったので、舐めとった二人しかわからない。
「……入ってるところ」
「ですから何がでしょう? 先ほどのように指ですか?」
「ちがう……」
メイドたちは、気遣わしげにシェーダを見守っている。
これは、彼女自身に言ってもらわないと駄目なのだ。と言うか、言える勇気があるのは彼女だけだった。
一度とは言え経験があり、ついさっきこっそり触らせて熱くなってる彼女にしか言えないことだ。
「……………………。……っ。…………、……おちんちん」
「ちんこをどこへ入れるんですか?」
「!」
頑張って消え入るような声で答えたのに直ぐ様の追撃。
わかってるだろうに、言わせようとしている。
頭に来て怒鳴りたくなるが、ナザリックのメイドはそんな醜態をけっして見せない。ウース派の首領としても、ここは余裕をもって答えなければならない。
こんなことを言うのは恥ずかしい。みんなに聞かれるのはもっと恥ずかしい。でも、みんなはきっと応援してくれているはず。
シェーダは、言った。
「私の……おまんこ……」
「セックスしたい、と言う理解でいいでしょうか?」
「…………うん」
「わかりました」
「あっ!」
シェーダは男に抱き寄せられた。
ちらと見えた逸物は、すでに大きくなっていた。
ちなみに本話は8200字
つづくでもそうでしたが、ナザリックに来ると中々脱出出来ない