北斗の拳 TS転生の章 IF BAD 作:ラージミニオン
小説トップに「原作キャラにオリキャラが一方的にアレされるやつ」と書きましたが
すまんありゃウソだった
バカエロに片足突っ込んでますが頭も下もゆるくしてご覧ください
────その日、私は敗北した。
「う……ぐ……ぅっ……!」
「はぁっ! はぁっ! や、やった……ど、うだ……どうだ、マコトぉ!」
まだ拳法を覚えていない時代にシンの部下に押さえつけられたことや、修行中のケンシロウさん達との組手などで無力感を味わうことこそ、これまで何度もあったが。
本当の意味での実戦で全力を賭して、その上で正面から敗北を喫したのは、これが初めてのことだった。
ジャギの攻撃により倒れ伏した仰向けのこの身体。
当然悔しい、という気持ちはそこに強く宿っている。
これまでの努力が無駄になった、というわけではないにしろ、少なくともこの場面ではそれは届かなかったのだ。
それに、この先の世界のことも考えると……やはり敗けるわけには行かない戦いだったはずだ。
……だけど。
(…………)
私に対する勝利を、息も絶え絶えになりながらも誇る眼の前の男、ジャギ。
絶対に守りたかったはずのヘルメットはこの勝利のために犠牲となり、その下の素顔は今、私の前に晒されている。
そんな彼の姿を見ていると不思議と、石にかじりついてでも逃れたりリベンジして討ち果たそう、という気分にはなれなかった。
「────敗け、ました。凄いです、ジャギ」
「────ッ!」
だから私は、潔く。
仰向けのままかろうじて動く両手を上にあげながら、態度と言葉を以てそれを……ジャギの勝利を明言する。
その瞬間、ジャギの身体が歓喜に慄くように一瞬、ブルッと震えたのは、おそらく見間違いではないだろう。
思えば彼は人質などといった手段は当然、逆心臓の体質だとか魔闘気だとかいったものすらなく、正面から私を打ち破ったのだ。
はっきり言ってしまえば、原作通りか多少強くなったぐらいの実力なら、私が敗けることはまずなかっただろう。
この結果は紛れもなく、ジャギ自身の。
私の想像……いや理想論を超えるほどの力を身に着けた、彼の努力によるものに他ならない。
……そして、彼がそんな努力をした動機。
それに今、想いを巡らせると。
(……うわっ……やば…………)
改めて戦闘前の彼の要求。
すなわち、彼のものになる、という言葉の意味に思い至り、思考が別の熱を持ち始める。
今この場を客観的に見て取るならば、『暴力により女を従える』という倫理観もへったくれもない状況なのは間違いない。
しかし、その強さを身に着けたのが私のためであること。
戦いの以前から……まあ、好意的なものを向けられているのが分かっているということ。
何より、本来のジャギからどれほど変わることが出来ているのか、他ならぬ私だけが知っているということ。
……正直言って。
緊張や怖さのような感情ももちろんあるとして。
嫌な気分そのものは……全然、しなかった。
というか、だ。
「……………えっと」
「……………」
私がそうこう考えている間も、敗者である私に対し、ジャギは全然手も口も出してこない。
ただ仰向けに寝転がる私を見ては、忙しなく身をよじったりよじらなかったり。
その様子に、『何かをしたいけどしていいのか迷っている』という心の動きを感じた私は、とりあえず声をかけようとして。
「わっ…………」
見上げたジャギの……下半身の一部がズボン越しでもくっきりと分かるほどに。
ものすごく硬く隆起していることに気づき、彼の態度に得心した。
思えば、直前までやっていたのは北斗神拳使い同士の、命をも賭けた戦いだ。
生命の危機に瀕した際、普段からは考えられない興奮状態となることは、種の保存という本能からくる生理現象である。
ましてやジャギは、自分で言うのも何だが心底求めた女自身とそんな戦いをし、生き抜いた上で今、その女を手にしようとしている。
そんな現実と本能からくるダブルパンチで、想像を絶するであろう興奮に包まれていながら今、ジャギはそれを抑えようとしている。
それは多分、勝ったからといって突然襲いかかったことで、私に決定的に嫌われるんじゃないか、という恐れがあるからだろう。
またもしかしたら、修行により目覚めた戦士としての矜持が、欲望のままに行動することに枷をしているのかもしれない。
……多分、彼にはこういったことの経験は無い。
あるなら実行するにしろ機嫌をとるにしろ、もうちょっとそれっぽいアクションを取っているはずだし。
何より、私の前世の男としての記憶は、彼の……言ってはなんだが"童貞臭さ"のようなものにシンパシーを感じている。
────苦しそうだな、と思った。
文字通りつつけば暴発してしまいそうな彼を見て、このままにはしたくなかった。
自分でも倒錯していると思うが、この世界で女として生まれ。
そして心の力、すなわち執念によりこれまで生きてきた私が、もしそういうことをするとするならば。
それ以上の私への好意────"執念"をぶつけて上回った眼の前の男になるのは、とても自然な話に思えた。
……それに。
なんだかんだ理屈をこね回したが、私も健康的な一人の人間である以上、そういうことへの興味は……まあ、人並みにはある。人並みには。
元男の意識があるのに男に抱かれようとしている、ということに対する葛藤。
それも完全な0というわけではないが、すでにそれも薄れマコトとしての意識がベースとなったこの人生において、それももはや今更な話だ。
(────────よ、よし)
だから。
「……えっと、ですね……ジャギ。……その…………」
一瞬、息を吸い込み……そして、続ける。
「…………し、しても、いいですよ?」
辿々しく発した消え入りそうな声量のその発言が、ジャギの耳に届くと。
「お、おぉ……おぉおおぉ……ッッ!」
獣のように声を震わせ、ガバっと前のめりになったジャギが、私の身体に触れようとする。
(…………っ!)
うん、これでいい。
やっぱり怖いし恥ずかしいけど、勝ち取ったジャギが報酬を手にするのは当たり前のことだ。
そうして、それでもなお私に対し気遣いを見せ。
壊れ物を扱うようにおっかなびっくりと触り始めたジャギ。
彼のそんな手管に、私は身を任せようとし────────
「あ、すみませんやっぱりちょっと待ってください」
と。
ほとんど思考を介さないままに出たその言葉で以て、私はストップをかけた。
「あ……?」
極限までに飢えた子犬が餌を目の前におあずけを食らったかのような。
そんな、見てるだけでこちらの心が抉れるような表情をするジャギ。
おそらく彼は今、私が土壇場で触れられるのが嫌になり拒否をした、と思っているのだろう。
というか普通に見たらそうなるに決まっている。我ながらひどいことをしたものだ。
しかし私の目的はもちろん、それとは違う。
私が止めたのは……今の流れでどうしても一つ、納得できない部分が発生したから。
つまりは、ちょっとしたこだわりというか……そう、ワガママだ。
「ああいえ、すみません。ジャギがどうとかじゃないんです。ただ、私が一つ間違えたので……その、やり直しをさせてください」
それは、今私が取った態度について。
これが対等な、いわゆる普通の……そう、セックスだとしたならば、私の口から出た言葉は間違っていないだろう。
でも、これは違う。
ジャギは全身全霊を賭して私を得るために戦い、そして私はその戦いに敗れた。
逆にもし私が勝っていたならば、私の言い分を、やりたいことをそのまま通させるつもりだった。
そして敗けた今、そんな彼にされることにも今、私は忌避感を抱いていない。
にもかかわらず先程私が口にした言葉はどうだろう。
『してもいい』などという、まるで
案の定、ジャギはまるで付き合いたての彼女を相手にでもするかのように、私に対して気遣いをしようとした。
……ジャギのその行動自体は素直に嬉しいし尊いことだと思う。
何より彼はそれで納得しているのかもしれない。
しかし、私が。
彼がしてきた努力に、勝ち取った勝利に対して。
そんな曖昧な態度で返すということは……敗れてなおこの世界を愛する、私の
だから考え、やり直す。
元の世界で男として生きた感覚も用いて、こういう場面で組み敷いた女がどういう態度を取れば喜ぶか、と。
全身全霊を賭けて勝利を得た男に、私がどこまで都合よくなれるか、それこそ全身全霊を賭けて思考する。
そうして私は。
(……すぅ……ふぅ……や、やるぞ……!)
まず、震える両手でゆっくりと自分の両脚を抱えると、その上でいつでも"それ"を受け入れます、と伝えるかのように少し開いた。
……今自分がしようとしていることの意味を認識すればするほど、バクン、バクンとうるさいほどに心臓が鳴る。
あまりの恥ずかしさと緊張で、目元に涙まで滲んできた。
でも、だからこそやる意味がある、となんとか心を奮い立たせると。
耳まで真っ赤に染まったであろう顔を……羞恥のあまり直視できずに背けながらに、それでもはっきりと伝える。
「────────ジャギ」
「────────わ、私の全部はあなたのものです。……だからどうか、す、好きにしてくださいっ…………!」
瞬間、今度こそ目の前の男は、獣になった。
★
「あふ……ふ……うん……あ、そこ、やっ……!」
ピチャリっピチャリっと、粘性を伴う水音とともに、押し殺し切れなかった私の声が響く。
ものすごい勢いで私に覆いかぶさった目の前の彼は、もはや服を脱がす時間も待てない、とばかりに私の服を破りにかかった。
並の人間が持つそれとは比べ物にならない力により、ズボンとタイツ、下着に覆われていた私の局部がさらけ出される。
突然秘所が外気にさらされたことで感じた冷気か、それとも別の要因によるものか一瞬身体がぶるっと震える。
しかし、続けざまに直後に感じた生暖かさと刺激により、私の思考はすぐにそちらに向けられた。
(わっ、わっ……! 舐めてる、ジャギが、私の、あそこ、を……!)
剥ぎ取った直後にいきなり本番……つまりペニスを突き込まれることがなかったのは、彼が最後に残した理性によるものだろうか。
ともかく、舐めると言うよりはむしゃぶりつく、という表現が正しいような勢いで。
私の陰唇も、膣口も、最も敏感な陰核も、これでもかというほどに刺激され続けた。
(こ、これは……す、すごい、なっ……♡)
ビリビリと鋭く甘い快楽が足先まで伝わるたびに、身体が自分のもので無いかのように跳ねようとする。
あえて意識してやっているわけでもないのに、漏れ出る声は勝手に鼻にかかった、まさに男に媚びるような声色に変わっていく。
この世紀末に……少なくともこの場にローションなんて上等なものはないが、そんなものはもはや必要無いとばかりに、あっさりと私の蜜壺は愛液に染められていた。
(や、やばい、このままじゃ簡単、に、は、ふぅっ!)
陰核が舌先に転がされた刺激に頭が一瞬、白く染まりかける。
このまま続けられたら簡単に気をやってしまいそうだ。
……すでにこんなに気持ちいいのに、これで奥まで挿れられたら……一体どうなってしまうのだろうか。
頭をもたげたそんな考え。
それに流されるように向けた視線の先は、先程以上にガチガチのパンパンに腫れ上がっていた陰茎があった。
雄々しく屹立しつつも所在なさげに落ち着かずに揺れるそれは、与えられるべき刺激を今か今かと待ち望んでいるかのように見えた。
そう思った私はこの快楽に身を委ね続けたいという誘惑に抗い身体を起こすと、前のめりに屈む。
そして、そのペニスに手を触れてみた。
突然、逆に与えられた刺激に上から「おぅっ!」と漏れる声が聞こえたが、その時の私が考えていたのは……触ったもののどうするのが正解か、ということ。
とりあえず最初だし手で刺激を与える、というのがこちらとしても比較的抵抗が少ない選択ではあった。
しかし、彼の立場からして自分のものになった女が、こういう時にどうすれば喜ぶだろうか、いうことを考えると。
「…………っ」
改めて、目の前にそびえる陰茎に意識を向ける。
私が元いた世界とは比べるべくもなく衛生環境も良くないこの世紀末。
その中にあって、さらにアウトローな人間である目の前の男の一物。
戦いが終わった直後ということもあり、ソレから放たれる臭いははっきりいってドギツイものだ。
おまけに白い恥垢も完備されている。普通の人間ならこれだけでえづいて逃げ出してもおかしくはなかったかもしれない。
……しかし。
すぅ、ふぅ、と心のなかで一瞬、深呼吸をした私は、迷っている時間も惜しいとばかりに覚悟を決めると。
「────はっむぅっ!」
「うっお、おぉぉっ!?」
まだ少女のものと言っていい小さな口をいっぱいに広げると、その生臭く、不衛生で……
それでいてたくましいオスそのもののシンボルを咥え込んだ。
普段、彼がどれくらいそういうことに気を遣っているのかは知らないが。
少なくとも彼が、今日この日のために、どれほどの執念を持って強さを身に着けたのかは、分かる。
そう考えれば洗う暇すら惜しんだであろうこのペニスも、それが発する臭いも汚れも、可愛いものに思えた。
そんなふうに考えた私が、意を決して初めて口にしたペニス。
(…………にがしょっぱい)
最初に頭に浮かんだそんな感想は、おそらく尿道から滲み出ているカウパーによるものだろうか。
それにチロチロと舌を当てながらも、私は考える。
(……こ、このあとどうするんだっけ……)
初めは前世で見ていたアダルトなビデオの知識を活かして……と思ったが、さすがにそんな記憶はもはや忘却の彼方だ。
この世界の知識はまだあるのに、そういうことは忘れている、というのは普段は喜ばしいことではあったが、この場に限っては少々困りものである。
とはいえ、それならそれで、私には出来ることがある。
(────よしっ)
そして私は、口淫を開始した。
「────れ、えろ、む、ちゅっ……ちゅぶっ」
「…………~~ッッ!?」
最も敏感な亀頭部分は、最初のうちはあえて避け、まずは根本や中心部分に舌を這わせる。
出来るだけワンパターンにならないように、螺旋状に上から下へとおろしたり、裏筋部分を下から上に舐めあげたり。
舌ばかりではなく、斜め向きに咥えこんで、内側の頬肉でグリグリと愛撫してみたり、ということもしてみた。
舐めながらどうですか、変じゃないですか、と口に出して聞こうと上目遣いで見上げてみたが。
彼の耐えるのに精一杯、という歪んだ表情とビクンッビクンと口の中で踊るように震えるペニスの様子を見るに、どうやら気に入ってもらえているようだ。
もちろん、私が事前にこうした知識を仕入れてきていたわけではない。
この行動はすべて、私がペニスの……まあ、お世話になっていた数十年の感覚から、『なんとなくこんな感じのことをされたら嬉しい気がする』という発想から出ているものだ。
(…………ふふっ)
やってみて分かったが、自分の奉仕一つで相手が過敏に反応し悦ばれる、というのは中々どうして、悪くない気分だ。
私がいうのも何だが、女冥利に尽きる、というのはこういうことなのかもしれない。
普通ならいきなりこんな口技を使っていては、アゴやら舌やらも疲れてしまうだろうが、北斗神拳使いとして鍛えられた私ならその辺りも問題にならない。
気を良くした私は、その後も彼の腰の動きに逆らわず、それでいてどんどん大胆に。
少しでも上等な刺激を与えられるように腐心し続けた。
「ちゅぶっぐぷっ、ん、ふぅ……レロ、ちゅ、ぱっ……♡」
ちゅばり、ちゅばりと淫靡な水音が響く。
オスの臭いとカウパーが体内に取り込まれ続け、その度に自分がメスになっていくのを感じる。
このフェラチオをするまで受けていたクンニの刺激が恋しくなったのだろうか、気づけば自分の空いた手は股ぐらへと伸びていた。
────そして。
(あ、そろそろ出そう、かな)
全身全霊で官能的な奉仕を続け、彼のペニスが迎えようとしている限界。
それを感じた私は、ひときわ深く彼のソレを呑み込むと。
腰が引かないように腕を回してがっちり抑え込み、チロチロチロチロ、とこれまでで最も早い動きで、亀頭の先を舐め回した。
「────む、ぶぐ、ぅぅ、んぐぅ────っ!!」
たまらず、どぷどぷどぷどぷ、と。
私の口内で爆発するように精液が漏れ出す。
うめき声もなくもたらされた射精は、予測していたとはいえものすごい量となり、私の口内をいっぱいに犯し尽くした。
「ん、ぷはっけほっ……ちぅ……ん、ぐっ……♡」
どれくらいの期間溜め込まれたのだろうか、元の世界でも見たこと無いほど多量で、粘性の強い精液。
最後まで舐め取り、吸い出したそれは私の口から溢れ、少しこぼしてしまった。
それでも、口内に残ったそれを飲み込むことは迷わず決めた私だったが、しっかり唾を溜めないと喉に引っかかってしまう、ということもあり飲み込み切るには苦労した。
「ぁっ…………」
そして、自分が吐き出した精を懸命に飲もうとする眼の前の女の姿に、感じ入るものがあったのだろうか。
あれだけ出したにも拘らずまだ一切の硬さを失わずに、陰茎は私の前にそびえ立ち続ける。
私の唾液と精液でぬらぬらとコーティングされたそれは……これまで見た何よりも淫靡なものに見えた。
口内に精液はすでに無かったが、ごくりっと改めて唾を飲み込んだ私は、再び仰向けに寝転がり脚を抱えると。
「…………どう、ぞ……♡」
今度は準備万端に濡れそぼった小さなあそこを────目の前のオスに、差し出したのだった。