※この作品はR-18です。

セクシャルアイランド   作:ホークマン

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前回の続きです


テストとトラウマの再来 後編

 

それから2時間ぐらいたった16時になり、さきさんと有紗ちゃんが後は自宅で勉強すると言ったのでタクも同時に帰る事になった。

 

朱美さんは父が仕事で遅くなり、兄は妹と出かけた為、明日まで帰ってこないので「外で食べるか友人宅でごちそうになりなさい。」と父親に言われたので僕の家で夕飯を食べてから帰る事になった。

 

買い物を済ませて帰ってくる宮子さんにメールで(僕のクラスメイトが家で夕食を食べてから自宅に帰る事になったから、材料少し多めで買ってきて下さい。)とメールを送信して数分後に帰ってきたメールには(材料を少し多めに買ってくるのは良いけど、クラスメイトって彼女?♡それだったら精のつく物に変更しなくちゃ。)と思いっきり脱力するようなメールが届いたけど、すぐに(今日は性欲制限の日、なんだからその辺は自重して下さい。)と打ち込んで送信した後すぐに、宮子さんから(ごめん、ごめん。冗談だよ、大樹君。普通の食材買って帰るから許して。 てへぺろ)冗談だったみたいだが(てへぺろ)ってなんだよ。

 

その後、宮子さんと双子が帰宅して、今日の夕飯当番は宮子さんで僕も手伝おうとしたけど

「大樹君、今日は手伝わなくて良いよ。」あっさり拒否された。

結局宮子さんから手伝いを拒否されたので僕と朱美さんは僕の部屋に戻り自分の事を語り出した。

 

「まさか滝川君のお父さんが2人の奥さんと一緒に過ごしているなんて思わなかったな。穂さんと宮子さんよね?滝川君のお母さん2人とも美人で優しそうだし、羨ましいな。」

 

「この島では重婚は最大3人まで大丈夫だからね、2人ぐらい問題ないよ。穂母さんはたまに厳しいけど、宮子さんは実子の誠司君や果歩ちゃんには厳しくする事はあるけど、まぁ僕は厳しくされた事は・・・・・・ごくまれだけどある。」

 

「ふふっ。滝川君のお母さんみたいな人が私のお母さんだったらなぁと思うよ。」

 

「そういえば朱美さんの家族って転校初日に聞いたけど、父と兄と妹の4人暮らしって聞いたけど、お母さんはどうしたの?」

 

その質問をしたら僅かだけど顔をゆがめつつ少し下を向いた後、数秒間を空けて

 

「あ、・・・うん。・・・お母さんね。隠すつもりは無かったけど、愛菜が・・・妹が小学校入る前にお父さんと別れちゃって。」

 

「あ、ごめん。少々不躾な質問だったね。」

 

「気にしてないよ、大樹君。お父さんと別れただってお母さんが原因なんだし。・・・・(ボソッ)あんな最低の女は母だと思いたくないよ。」

 

「!!」彼女のぼそっと言った台詞を聞いて僕はその時、朱美さんが今まで隠していた感情が出てきたのを見た気がした。

 

「っは。ごめん、大樹君いきなり変な話をしちゃって。良い匂いがしてきたし、そろそろ宮子さんの料理出来そうだし下に降りようよ。・・・・・ねっ大樹君。」

 

気のせいだと思いたいが、何故か無理に作った笑顔で話をそらされた様だ。

 

「大樹君、夕飯出来たから朱美さん連れて降りてらっしゃい。」

 

タイミングばっちり、宮子さんが声をかけてきたので僕たちは部屋を出て下のリビングに降りた。

 

その後、家族と朱美さんで夕飯を食べ終わり母さんが時計を見て

 

「時間を考えると家で一泊した方が良い時間だから泊まっていきなさい」と言ったが

 

朱美さんが「明日も学校ですし、それに付き合ってない男の子の自宅に宿泊するのはさすがに遠慮したいですよ。」

 

とあっさり否定し、僕が朱美さんの自宅まで送る事で納得してくれた。

時刻は20時30分を過ぎていたため、通常の時間なら気にしないが性欲制限の日は性欲を制御出来ない奴が我慢できずに異性を草陰で強姦をすることが有るので公園や林道を通らなければ襲われにくい。

ひとまず財布と非接触式乗車券をもって朱美さんを自宅のある縁島(ゆかりしま)に向かうため家を出て数分後に吹音島住宅街駅に到着し、到着してから5分後に電車が到着し電車に乗り込み電車の中では他愛の無い会話が続いたけど僅かに朱美さんがぎこちなかった。

乗車してから7分ほど経過し目的地の緑島駅に到着した後に、朱美さんは自宅に連絡したけどどうやら家の方は留守みたいだったので家まで送る事にした。

朱美さんの案内で自宅までのルートはブルーライトの街灯で比較的明るいが家の近道だと言う事で公園を通る事になったけど、後から考えたらそれが良くなかった。

緑島駅から母親以外の他愛の無い会話をしていたけど公園の方から悲鳴が聞こえてきてすぐにトラブルに巻き込まれた。

公園から出てきたのは男女1組だが女性の方は10代半ばで髪は黒に銀のメッシュを入れていてブラウスをボタン部分は全て剥がされおっぱいがあらわになっておりスカートもカッターで切られているだけで無くストッキングもかなり破れており、顔は殴られたらしく少々腫れている。

男の方は30代後半っぽいが判らない。頭にバンダナを巻いていて、ポロシャツにデニムパンツの格好で男根をあらわにしていた。

この男こっちのお嬢さんをレイプしようとしていたみたいだ。

 

「た、助けて下さい。この男に無理矢理。」

 

僕としては、朱美さんを自宅に帰したいのを優先させたいけどこっちのお嬢さんを助けたいと思い、強姦未遂の彼女を僕の後ろに引っ張り彼女たちの盾になるため立ち塞がった。

 

「おい、兄ちゃん。ナイト気取りでその女をかばうなら容赦しねーぞ。儂は性欲が発散できなくてイライラしてんだ。そっちの女だけで無く、兄ちゃんの連れてる女も、ここに置いていけばお前さんは見逃してやるぞい。」

 

正直言って喧嘩は出来ないし凶器をもっている相手で怖いけど、ここで女の子を見捨てたらそれこそ男として最低だ。僕は虚勢を張らずに

 

「み、見逃すなら僕で無く彼女たちにしろよ。朱美さんは家まで僕が五体満足で返さなきゃ行けないし。こっちのお嬢さんはこれ以上の被害を出したくないから。」

 

「あん?ふざけんのかこのガキ。儂は男とやる趣味はねーぞ。ちっ、女2人をここに置いてさっさと逃げれば命は取るつもりは無かったが、女を逃がすならお前が儂に殺されろぉ。」

 

「あ、あぶないぃぃ!!」

 

「ひぃ・・・・やだよ。・・・・来ないでよ。・・・」

 

男はナイフを僕に向けて突進してきたが、タイミング良く下に少ししゃがみあごに頭突きがHitして男は持っていたナイフを落とし数歩よろめいて止めに金的蹴りで強姦男をKOさせた。

強姦男を気絶させた後、頭を抑えつつ痛いのを我慢していたが、僕も恐怖から足の力が抜けてその場にへたり込んだ。

 

「あれれ、足に力が入らないな。と、とにかく警察呼んでこのおっさん逮捕して貰わないと。」

 

「それには及びません。何故ならここにおまわりさんがいるから。」

 

その声が聞こえてきた方を見ると警官が数名こっちに近づいて来る警官隊は男性警官4名と女性警官2名で近づいて来た。

なんでもこのおっさんは、本島の方で強姦殺人や傷害の罪で指名手配されていた輩で、本国で盗んだボートで数日前にこの島に潜伏していたらしくこの緑島での目撃情報があったためにここをはっていたらしい。

 

「た、助かった。おまわりさんすいません僕より、あっちの衣服ボロボロのお嬢さんが被害者なのであっちの娘(こ)を先に保護して下さい。」

 

「君だって腰を抜かしているじゃないか。さ、立てるかい?」

 

何とか警察官に手を引っ張ってもらい起きられたが朱美さんの様子がおかしい、朱美さんに近づいてみると眼の光がほぼ無い状態で頭を抱えてうずくまり呪文のように

 

「その男を遠ざけてお母さん・・・・強姦男こないで・・・・その男を遠ざけてお母さん・・・・強姦男こないで・・・その男を遠ざけてお母さん・・・・強姦男こないで・・・・・」

 

「あ、朱美さん?」と近づいて声をかけても全く反応が無いが僅かに時間が経ったら彼女は

 

「いやぁぁぁ!!やめてぇぇぇ!!私にそんなモノ入れないでぇぇぇ!!」

 

いきなり錯乱したのだ。僕は咄嗟に何かに脅えていると思い、いきなり抱きしめて頭を優しくなでながら

 

「大丈夫だよ、朱美さん。怖い物はここには、もういないよ。だから落ち着こうね。」

 

彼女を優しくなでて落ち着く前に近くにいたおまわりさんに小声で「その男早いとこ、パトカーにお願いします。」

 

1人の警官が首を振り、警官男女1名ずつ残り残りは強姦魔のおっさんは連行されて、ここからいなくなった。それからすぐに朱美さんは落ち着きを取り戻した。

 

「あ、あれ?私どうしたの?・・・・って、滝川君な、なんで私にいきなり抱きついているの?」

 

僕は頬こそ赤らめているが朱美さんが正気を取り戻したのを確認してすぐに離れて

 

「ごめん、ごめん。錯乱している人を落ち着かせるにはこうするのが良いって前に何かで読んだから。気分は落ち着いた?」

 

「う、うん・・・・ありがと大樹君。・・・・そっか、また錯乱しちゃったんだ。」

 

またってどう言うこと?と聞こうとしたら残っていた警官に

 

「あーそこのおふたりさん、ここから先は一応事情聴取のために場所を変えて話さないかな?」

 

僕たちはハイと一言言って警官に従い近隣の交番で話をすることにした。

話は何であそこに居たのとか、名前、住所等を端的に話したら特に何か言われるわけでも話が済んだので僕も朱美さんもあっさり解放されたけど、僕たちは朱美さんの父親と連絡がついて迎えに来るまで交番の宿直室で待機していたけど、しばらくは僕も朱美さんも黙ったままだったけど1~2分ほどしたら朱美さんの方が語り出した。

 

「大樹君覚えている?転校初日に私が冷淡に返したのを?」

 

「初めてのクラスだから少し硬くなっていたとか?」

 

彼女は首を横に振り「そうじゃないの。身内以外の男性が怖かったの。」

 

朱美さんが今までに無いくらい真剣な目差しだったので僕は黙って相槌をするだけにして彼女は続けてしゃべり出した。

 

「あのときも言ったけど、私は兄と初体験した後は恋人にはなれなかったけど私は充実していたの。それからすぐに、父とも体の関係を持った。この時までは兄妹でも親子一つになれたのは幸せだったの。・・・・・ところが私が父や兄と仲良くしているのが許せない女が居たのよ。それが私達のお母さん、竹居川洋美(たけいかわ ひろみ)よ。最初は父が自分から離れるのがイヤだからって理由なのかも知れないけど、私その後になって判ったのよ。私の母さんがなにをしたのかを。」

 

朱美さんは奥歯を噛みしめ握り拳から血が出るくらい強く握りしゃべり続けた。

 

「母さんは私達以外に別の男と愛人がいたのよ。私が母さんに愛人関係にあった事を追求したら、母が激しく激高して(あなたこそ、私の大輝さんや裕明君を奪っておいて追求するなんてお門違いよ。)なんて言われたからさすがに笑ったわ。それからすぐにお父さんにそのことを話して離婚直線まで言った後に、父と兄が留守を狙って母が自宅に母の知人と名乗る男がいきなり来て私を・・・・私を・・・・・」

 

嗚咽こそしているが大粒の涙をこぼしては居ないけど、僕には彼女の話を止める理由は無いのでしばらく黙り続けた。

 

「母の知人と名乗る男は私に手錠や猿ぐつわを・・・・して私を・・・・いきなり強姦したのよ。泣き叫んでもその男は腰ふりも射精も止めず・・・・何度も何度も犯し続け、助けを母に求めてもただその行為を静観して・・・・兄や父にも助けを呼んだけど・・・・」

 

彼女が嗚咽だけで無く大粒の涙をこぼしはじめので、僕もこれ以上彼女に喋って貰うのは酷だと判断して彼女の肩を優しく触れすぐに抱きしめた。

 

「もう大丈夫。朱美さんがイヤな思い出を話してしてくれただけで充分だよ。僕には苦しみは理解できないけど、朱美さんを横で支える事は出来るから思いっきり泣いて良いよ。」

 

「う・・・うう・・うわぁぁぁん」

 

僕がその一言を言った後、朱美さんは僕に抱きついて思いっきり泣き叫んだ。しばらくは落ち着くまで泣き続けて

 

「大泣きしてスッキリした。ありがとうね大樹君。」

 

しばらくして朱美さんは泣き止んで吹っ切れた後、その後の事も話してくれた。

 

「そのあと、私が強姦され続けて意識が遠のいて覚えてないけど、お父さんから聞いたけど、父や兄が帰ってきてすぐに警察をよんでその男と母は逮捕されたことで、父と母は離婚したから色々たがが外れたみたいで楽にはなった。だけど、しばらくは精神治療が続いたけど治療が終わってしばらくしてあのときの出来事が悪夢で蘇ってきたときは辛かったな。」

 

朱美さんはこっちに来る前の事を話し終わると朱美さんの父親が迎えに来たのでここでお別れとなった。

 

翌日は僕のクラスは性教育の授業は無かったけど、クラスは平常運転のため休み時間にはマットを敷いてセックスしているのもいれば、屋上で青姦したりと、言った連中が居る中、僕と朱美さんは性交こそしなかったが、教室では少しぎこちない雰囲気だったが、放課後にさきさん、タク、朱美さんと一緒に駅に向かっていると朱美さんがいきなり僕の方に振り向いて

 

「やっぱり私、大樹君の隣を歩きたいから大樹君。私の彼氏になってほしいな。」

 

満面の笑みとその台詞に僕とタクはビックリして、僕に至っては腰を抜かした。

 

「「えーー。」」僕とタクが同時に声を上げて

 

「ちょっ、おい。だいき。朱美ちゃんに何しやがった。」

 

「わーお、だいたーん(棒)」

 

どうやらさきさんは朱美さんが僕の事好きなのを話したらしいのでリアクションが淡泊だった。だから僕と朱美さんの掃除が終わるのを待って帰ろうって言ったのか。

 

「そ・れ・に、私の秘密を喋ったのは大樹君だけなんだから責任取ってよね。」

 

小悪魔チックにウインクをしされたけど、どうやら僕たちは両想いだったみたいだ。

 

「責任取ってと言われても、・・・朱美さんに告白される前に、こっちから告白する予定だったからから、・・・いいよ。朱美ちゃんの彼氏になるよ。こんな僕で良ければだけど。」

 

「もちろんよ。これからよろしくね、大樹君。」

 

その後タクから質問攻めに遭い昨夜の出来事と朱美さんの過去を端折って説明したけどさきさんはどうやら前もって知っていたらしくそのことはタクにも言ってなかったのだ。

 

――――とまぁこんな感じて僕と朱美ちゃんは彼氏彼女になったのだ。その後の事を言うなら朱美ちゃんとは彼氏彼女になってから授業で1回したぐらいで、プライベートではまだセックスはしていない。テストも終わったし近いうちに朱美ちゃんの家か僕の家、その他、別のところでセックスをする予定だ。

ちなみに学園に来る朱美ちゃんの格好は転校当初に来ていたセーラー服では無く夏期制服でスカートに僅かにスリットを入れている位でブラウスにアクセサリーやアプリケットが貼り付けている彼女なりの改造制服を着こなしている。

せっかく呼ばれたので掃除もテキパキと終わらせ僕たちは帰路についた。

 

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