そこにはその車両に乗車したシングル男子等の相手をする専用の搭乗員がいてその子達にスポットを当てていくお話しです。
―性行為専用車両―
それはこの諸島都市の全域を周回している群青鉄道が、用意したサービスを行う車両である。
設置当初は夕刻から仕事の疲れをセックスで癒やしてもらおうと始めたサービスであり、その後は顧客のニーズに応えるために朝のラッシュ時とレイトタイムにも増発した。
この性行為専用車両のルールはこうである。
男性は同伴女性がいない場合はランダムで女性に振り分けてもらうか、性行為専用車両乗務員(通称ピンクパーサー)を指名してセックスする事になる。そのため、ピンクパーサー目的で性行為専用車両に男性のみで乗車することも珍しくない。
一方女性は乗務員にパンツを見せる事によって性行為専用車両の相手する人数が左右されるのである。
飾り気の無い白や淡いカラーの縞パン、水玉パンツをはいている女性は、同伴男子以外の性行為は拒否、そのためこれらのパンツをはいた女性のみでは乗車不可である。
パンツの生地にかかわらず淡いカラー一色(レース付きも含む)の女性は同伴男子とシングルの男性を1名、又は女性が指定した男性1~2名を選択できる。
濃いカラーの赤や紫のパンツ(こちらも生地を問わず)をはいた女性は同伴男子+ランダムで1~2名又はランダムで最大4名まで選べる。
黒やアニマル柄の下着を着けている又は穿いていない女性は同伴男子と更にランダムに男子を乗車している男性を無限に選べるのである。
開始当初は女性向け性行為専用車両も運営していたが、パンツを見せてのルールは同じ故に、テクと容姿の高い男性の性行為専用車両乗務員(通称ノワールパーサー)はまるでホスト状態となり、ノワールパーサーの取り合いでトラブルが相次いだ事により運転は中止された。
その後、ノワールパーサー達は鉄道会社を退職後に、女性用娼館を立ち上げて歓楽街で幅をきかせているのは別のお話である。
うーん体が重い。遠くで目覚ましがなっており、目覚ましに手を伸ばして止めようとするけど目覚ましは止まらず、体を起こしてみると目覚まし時計が私の部屋を走り回っている。
そういえば昨日、目覚めの悪さを象徴するように今年に入って10代目の目覚まし時計を床に叩き付けておシャカにした後、近所のホームセンターで買った自走式の目覚まし時計(11代目)を新しく買い直してセットしたのを思い出した。
自走式の目覚まし時計のアラームを止めて私は洗面所に向かった。
私は三浦愛里(みうら あいり)です。年齢は23で身長は165、体重は51kg。スリーサイズは上から91,58、90と自分でもナイスバディーの自覚はあるけど、今の私には彼氏も旦那もいないのである。
福音島にある8畳ワンルームバストイレ付きのマンションにペット(カナリア)と暮らしている群青鉄道お客様対応部乗務員課所属している、性行為専用車両乗務員、通称ピンクパーサーの仕事をしています。
洗面所で顔を洗って身だしなみ一式を整えて私は近くにあるコンビニに買いに行く途中でもやはり犬猫の獣類は当然として恋人同士や兄妹か姉弟のわからないカップルや、親子のカップルが気にせずにセックスをしている者もいれば、それを横目に性欲を抑えて通勤通学している人たちもいる。
正直な所、私の家系は媚薬ガスの効力が他の人に比べて効きにくいけど、もちろん私だって1人の女性なのだからセックスは仕事抜きでしたいけど近くに仕事仲間以外で男性はお父さんか弟の洋一ぐらいしかいない。
お父さんや洋一とは子供は産めても結婚は出来ないには私だって知っている。
そのお父さんとは処女を捧げた後に、学校で基礎的な性教育を一通り済ませクラスのパートナーとはセックスは気持ちよかったけど、あんな風にセックスを白昼堂々からしたいとは思えない。
「あれ?愛里さんじゃないですか。おはようございます、これから朝食の調達ですか?」
声をかけられてそっちの方に振り向いたら赤と茶の混じった髪色の短髪で、顔は割といい近所の一軒家に住んでいる滝川大樹君である。
大樹君は母親が二人いることと、性欲を抑えているがかなりの絶倫を除けばどこにでもいそうな群青学園高等部の2年生である。
今は夏休み中なので学生服でなく、カジュアルスタイルである。もちろん子のこともセックスは近所付き合い程度だが数十回したこともあるし、テクもある。
でも最近彼女が出来たらしいから、ここ最近は性行為専用車両にも顔を出してくれない。
「あら、おはよう大樹君。最近じゃ私に会いに来ないわね。どうしたのかしら?」
「実は夏休み入る前に僕、彼女が出来たので愛里さんの所に行かなくて良くなりました。その彼女がこれから社会人チームと練習試合があるので、群青学園の体育館に行きます。」
「へー、彼女が出来たのね。私は彼氏が出来ないのに羨ましいわね。セク充(セックスに充実している人)は帰れ。」
と大樹君に変な捨て台詞を吐いて逃げるようにコンビニに向かった。
去り際に大樹君が「愛里さんはもっと真剣に男を作るべきです。」と言っていた。
正直私だって結婚を前提に誰かと付き合いたいけど、私の仕事は男に快楽のため体を提供することが多いから私を娼婦としてしか見てないから恋愛対象にしてくれる男性もほぼいない、ならどうすればいいの?やっぱりお客さんと結婚するしかないのかな。
コンビニで調達した朝食と野菜ジュースをマイバッグに詰めてもらい非接触乗車券でお支払いを済ませて私は自分の部屋に戻り朝食にした。
一度自宅に戻り朝食を済ませて、私はパーサー待機所のある鳥の巣島(とりのすしま)に向かうために、さっきまでのラフな部屋着からブラウスとタイトスカートに着替えて出社した。もちろん下着は向こうで上下共に黒に着替えるために、通勤時の下着は男を挑発しないような地味目の下着を選んで仕事に向かうのである。
―鳥の巣島―
ここは群青鉄道の唯一の車両基地だけでなく、性行為専用車両乗務員待機所と、乗務員トレーニングセンターに、保育所などと島丸ごと群青鉄道社員専用の施設が充実しているので島その物が群青鉄道施設である。
「愛里ちゃんおはよう。」
「おはようございます、鞍元主任。」
この人は性行為専用車両乗務員のグループ主任をしている鞍元優子(くらもと ゆうこ)さんで、女の私でも惚れ惚れするプロポーションと顔立ちであるけど、これでも3児の母である。
何でも最初の結婚で設けた娘さんがいて、その子は春香さんといって大樹君と同じクラスだ。
生まれてすぐに父親が事故に遭って父を知らずに育ったらしいけど、鞍元主任は春香さんが初潮を迎える直前に再婚してその旦那さんにやむを得ず彼女の処女膜を破ってもらったらしい。
本来なら肉親に初めてを上げるのがこの島では普通だけど、初潮や精通が来る前に異性の親と死別した場合のみ、再婚した異性の親か精通や初潮の来た子供と初めてをすることがある。
そのあと、鞍元主任は新しい旦那さんとの間に2人子供を授かってはいるがまだ初潮や精通が来ていない。
春香さんはよくパートナーの男がほぼ日替わりで性行為専用車両に乗っている。
しかも乗車時はいつもカラー不問でオープンショーツが多いけど、去年の夏休みが終わる直前に彼氏らしい男の子と乗車した時に珍しく学園指定の縞パンで乗車してきたときは驚いた。
「おっはよう、愛里。それにしてもあんた最近プライベートでセックスしている?肌に潤いが少ないよ。」
「まったく自分が第2婦人といえども結婚しているからって、開口一番でそんなことしか言えないの?あんたは!!」
私にいきなり失礼発言と頬をぷにぷに触ってきたのは、高校の時からの付き合いのある秋山由香(あきやま ゆか)である。
由香は、身長は私と同じぐらいだが胸が明らかに私より小さくそこは誇れる。
髪色は明らかに染めたピンク色でウェーブを緩くかけたセミロングで・顔の特徴は両目の下に涙ホクロがある。
それに弟がとある屋敷の執事に採用されて頑張っているのは別にいいけど、腹が立つことにとある家の第2婦人といえども結婚している。
そのため秋山は旧姓で有り、今は若本由香(わかもと)である。
「だってぇー、ダーリンったら京香さんが妊娠したって判ったとたんに、毎夜体求めてきて、バイブ2穴責めに、アナル責め、連続腔内射精(なかだし)、縛り上げての蹂躙SEXと、もー大変よ。その内、私もストレスでお肌ボロボロになりそうだわ。」
ちなみに由香が言っていた京香さんとは若本京香(わかもと きょうか)さんのことで、旦那の第1婦人で私も顔を合わせたけどすごい美人だった。
「その割には肌も艶々でずいぶん楽しそうじゃない?私だって愛のないセックスから脱却したいわよ。」
「そんな事言うなら、近所に住んでいる母親に童貞を返して間が無い男の子を(性的に)食べちゃえばいいのに。」
「私が非血縁者童貞嫌いなの知っていて言っているよね?その台詞。」
「そうだったかしら?」
私が由香に言葉で噛み付いていると鞍元主任が手をパンパンと数回叩いて
「はいはい、朝の挨拶はその辺にして、そろそろ室長来るから着替えちゃいなさい。」
「「はーい、主任。」」と私達がユニゾンして更衣室に向かって着替え終わって乗務員待機室に向かうと私と同様に濃いピンクのスーツとスリット全開のタイトスカートにスカート部分から露出したガーターベルトでタイツを留めて艶のある黒いヒールをはいている同僚数十人が揃っていた。
その後室長から本日の注意点を述べてもらい私達は自分の担当する列車に乗り込んだ。
性行為専用車両は6両編成の内、中央にある2車両が性行為専用車両のため、1車両につき3~4人行為専用乗務員が乗車して、休憩交代要員が3人最大11人で2車両を回しているのである。
今日のように夏期休暇の時期は、性行為専用車両の営業時間は、9:00から12:30までが午前の部で、午後の部は15:00から19:00までである。
もちろん性欲制限の日は性行為専用車両つきの鉄道は運休するし、土休日は性行為専用個室車両を設けていて私達は1個室1名のピンクパーサーがお客様の性的ご奉仕するのよ。
私が今日、乗車する電車は鳥の巣島駅9:40始発の諸島都市海回り諸島都市を海沿いに午前中は島を3週して次の車両に乗り換えて午後便仕事になる。
私達の仕事は乗車したお客様のセックス相手が主な仕事になるため、乗車するお客様のパンツ色を確認、イス、手すり、つり革等に飛散した体液を掃除、セクロスの終わったカップルに濡れタオルを渡す、とピンクパーサーはセックスするだけが仕事ではない。
私の今日、最初のお客さんは仕事前に1発抜いてスッキリしたい会社員の男性だ。名前を山田晴人さんと言い、顔も好みだ。
「あ、あん。晴人さんどうですか?私の・・・・・あん・・・お◯んこの具合は。」
「ああ、いいよ。良く締まってすぐにでも射精しそうだ。」
「あん・・・・・晴人さんの男根気持ちいいです。・・・・わ、わたしもイッてしまいそうれす。」
「いいよ。おもいっきりイッてもいいよ。」
「あ、ひん・・・・お客様、私もう・・・・駄目・・・・ひぃぃぃぃぃぃ!!」
「ぼ、僕も射精(で)そうです。腔内(なか)に出します・・・・・うっ!!」
「はぁ・・・・はぁ・・・・・晴人さん気持ち良かったですか?」
「ああ、最高だった。またお願いするよ。」
「はぁ・・・はぁ・・・また・・・・私にハメに来て下さいね。」
私も気持ち良かったし顔も好みだったけど、1人の奥さんにいる3人の旦那の1人のため諦めたくないけど、今は諦めよう。
1人目のお客さんを相手にした後にすぐ、濡れタオルで体をふいて1度、腔内清掃を済ませて、下着を取り替える為に待機室に戻った。
そのあと10分休憩した後に、私が担当する車両に戻るとほとんどのカップルが、白や水玉パンツのため私達の仕事は仕事場の清掃や乗客チェックである。
こういったお客様のアフターケアも私達ピンクパーサーの仕事である。
2人目 11:40頃にお相手したお客さんは、初めてお相手するお客さんだけど、仲間内ではアナルマスターと呼ばれていて、名を斉藤一郎という。
腔内に射精することがまれでほとんどが肛門射精か顔射である。
たまに、私達にバイブやローターといった陰具を使用してくるから、ブラックリスト顧客予備軍である。
あまりにも陰具使用が多いと正式にブラックリスト顧客となる。
ブラックリスト顧客に為ると群青鉄道は利用できるけど、性行為専用車両に乗車出来なくなるので注意。
ちなみにブラックリスト顧客に為るためには性行為専用車両で専用乗務員と他のお客さんに対する強姦行為、公開排泄の強要、陰具使用、SM倶楽部の行為、他のお客様に多大な迷惑をかける行為のどれか又は、同じことを2回行うと自動的にブラックリスト顧客に登録される。
「ひん・・・だ、駄目ですよ、一郎さん。専用乗務員に・・・あんっ・・・陰具を・・・ああっ・・そ、挿入するのは・・・・禁止ですぅ。・・・・どちらの穴にもおちんちんだけ、入れて下さいよぉ。」
「僕としては、陰具を入れた後でキミのお○んこに、チンポぶち込みたいけど、愛里ちゃんに嫌われたくないからそれは止めておこうから、そうれ!!リクエスト通りアナルに入れてあげるよ。」
「ひぎぃぃぃぃぃ・・・・おしりに・・・・・・お客様の太くて大きいモノが私のアナルに入れ込まれていますぅぅぅ。」
私は意識が遠のきかけながらも久々のアナル責めに快楽を思い出した。
「ははっ、おじさんはね、お○んこに突っ込むよりアナルに突っ込む方が好きなんだよ。もっと君を突いて天国にイカセテあげるよ。」
「おや?こちらの穴ががら空きですな、それでは正面の陰茎は私がもらいます。愛里さんあなたのお◯んこにお鎮棒入れますけどいいですか?」
「あん・・・わたしの・・・お○んこ・・・・はぁはぁ・・・・に入れて下さい。」
別のお客さんが私のお○んこに挿入してきた。
「ああああっ私、お◯んことおしりの穴を・・あ、あん・・・同時に攻められてましゅ。」
「ははっ君もいい趣味しているね。私がアナル責めしている時に彼女のお○んこに挿入するとは。」
「恐縮です。」「わはは。私に遠慮せず思いっきり腔内(なか)を君の槍でガンガン突きなさい。」
「それでは遠慮無く。」
「ら、らめぇ・・んぁ・・・あひぃ・・・わたし、お◯んことアナル同時に挿入されてもう、もう・・・・駄目・・・・ひぃぃぃぃぃぃ!!」
私は眼を覚ますと、そこは乗務員待機室にいた。私は整えてもらった制服で(もちろんジャケットは着ていないが)毛布がかかっていた。
「あら、眼を覚ましたのね。愛里ちゃん。」
「鞍元主任!!私、確か・・・・・アナル責めされているときに、別のお客さんの巨根をお◯んこに挿入されて2本刺しされて絶頂してそれからが覚えていないな。」
「それだけ覚えていれば大丈夫ね。」
「すみません主任。あまりにも気持ちいいから気を失っていました。」
「あら?どうして謝るの。女として生まれたから気持ち良くて失神するなんて最高じゃない。それは例え、私達のような娼婦でも気持ちいいのは良い事よ。それと、愛里ちゃんに違反行為した奴は当面性行為専車両に近づけないから安心して。」
「そ、そうですか。」と、短く返した後に主任は続けて、
「あと、そうだ。愛里ちゃん、あなたご指名のお客さんいるわよ。なんか今までと格好が違うから聡さんだって気づくのに時間掛かっちゃった。」
「えっ?聡君が?今の時間に?・・・・と、とにかく行ってきます。」
時間を見ると12:50午前の営業時間は終了しており、この時間は乗務員がセックスをしなくていい時間で、お昼や小型の通信端末でつぶやいたりをしている。
こんな私でも、私目当ての常連さんは両手の指で数えて往復するぐらいはいるけど、特に印象が強いのは私に童貞をくれた足立聡(あだち さとし)君といい、彼は生まれてすぐに両親と死に別れて、養護施設で多少不自由はあったが問題無くなく育った。
私との出会いは6年前。迷子の彼を私が自宅に保護してその時、彼は13歳であったけど経験無しだったので、一緒にお風呂に入って美味しそうな皮かぶりキノコを上と下のお口で美味しく頂いた後に、施設に自分から電話して戻っていった。
で、それから3年後に私がピンクパーサーに就いた後に偶然お客さんとして再会した後は、4日に1度のペースで女の子も連れてこないで私目当てで来る。
私が非番だったときに来たときは他の誰かがセックスしてくれたみたいだ。
あの当時は、私より小さく149cmぐらいしかなかった。
けど、今の彼は私の身長を遙かに越えて196cmまで成長した。髪こそワックスで固めたような跳ねた仕上がりで、いつもならストライプのパーカーにハーフパンツにミリタリーシューズの格好だけど今日の格好はいつもと違った。
髪型はオールバックに軽く固めた格好にパーティースーツ一式でこの車両に来た。
「あら聡君、いらっしゃい。いつもと格好が違うからビックリしたよ。」
「こ、こんにちは、今日は愛里お姉ちゃんと特別な日にしたいからここに来ました。」
「特別な日?話なら後に聞くよ。本来ならこの時間、私達はセックスしなくても良いのだけど、聡君はヘビー級の常連だから特別よ。さぁ、聡君、君も脱いだ、脱いだ。」
私が下着姿まで為ったのに聡君は一向に脱ごうとしないからもう一度脱ぐことを促したら、
「待って、愛里お姉ちゃん。今日はお姉ちゃんとセックスしに来た訳じゃないです。一度服を着て下さい。その時に話します。」
なにやら真剣だったので私は服を着直して対面シートに座ってすぐに、鞍元主任が気を利かせてお茶の入ったペットボトルを私達に渡した後に他の乗務員を連れて会話の聞こえない距離まで引いてくれた。その後、聡君はしゃべり出した。
「愛里お姉ちゃんは覚えていないと思うけど、6年前の今日、僕は愛里お姉ちゃんに童貞をあげた日なのだよ。」
「え?!そうだったの?」私が驚がくの声を上げた後に
「はぁー。やっぱり愛里お姉ちゃん覚えていなかったか。でも僕は鮮明に覚えているよ。その後結婚の約束もしたよ。」
「そこは何となく覚えているよ。」
「愛里お姉ちゃん、あのときの約束守りに来たよ。(もし、私が高校卒業した後に聡君が立派な男に為って、私に彼氏がいないようなら聡君、私と結婚しよう。)って、だから立派な男に為って愛里お姉ちゃん、いや愛里さんを今、今日迎えに来ました。愛里さん、僕と結婚して下さい。」
その言葉を聞いて全て思い出した。確かに、私は身寄りも無く1人だった彼にセックスしまくった後にほぼノリでそんなことを言ったのを、もちろんここまで立派な男になるのは予想外だった。
彼はどうやらその約束を信じて立派な男になるために必死で努力した風景が目に浮かびいつの間にか私の頬に涙が流れていた。
「い、いきなり何言い出すのよ。聡君の事は弟みたいな子だと思っていたし、あそこは相性いいし、断る理由がないけど、け、結婚の前に段階一つ飛ばしているわよ。」
「え、えっとそれって・・・・・・。」
「もう、馬鹿、鈍感。こんなときは先に(僕と付き合って下さい。)でしょ?・・・・聡君の気持ちも判ったし、・・・・いいわよ。付き合って結婚ぐらいなら。」
その瞬間、聡君の顔が歓喜で緩んで泣きそうになっていた。それと同時に乗車していた同僚のメンバーと鞍元主任が一斉にパーティークラッカーを飛ばしたあとに拍手をし出した。
「え、え、え・・・・あの鞍元主任これって一体?」
「ご免なさいね、愛里ちゃん。実は聡君がこないだ、愛里ちゃんが非番の時に聡君私とセックスしてくれたときに、彼に(童貞をあげた日にサプライズで告白したいから協力して下さい)って頼まれちゃって、聡君からあなたに童貞をあげた日のことも聞いていたからこの日にしようって。」
「愛ちゃんおめでとう。」
「愛里、幸せになれよ。」
「私、すごくビックリしたけど嬉しすぎて腰抜かしたよ。」
「もう、しょうが無いな。愛里お姉ちゃんは。」
と言いながら聡君は私をお姫様抱っこした。
鞍元主任が「今日は午後の仕事をしなくていいから彼と仲良くね。」と言われ午後仕事が出来なくなったので私は一度、鳥の巣島に戻って来た後体調不良にて早退とでっち上げられ彼とホテルに行くことになったが、それは後半のお話。