※この作品はR-18です。

お姉ちゃんはネオジオン!マリーダさんは筆下ろしがしたい。   作:みなぽん

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マリーダさんは筆下ろしがしたい。サイド7 マリーダクルス復活。

彼女の名はマリーダ クルス、場末のコロニーのサイド7の酒場 兼 売春宿の新顔だ。

廃品回収業者かねる売春宿の主人がスクラップとともに拾ってきたのだ。

彼女が一部の記憶が喪失していた事につけ込んで自分のいかがわしい酒場で働かせた。

第二次ネオ・ジオン抗争の終結から3年後の宇宙世紀0096年、ラプラスの箱をめぐる戦いにネオ・ジオン残党のスベロア・ジンネマン率いる『ガランシェール隊』の一員として参加。ネェルアーガマを守って愛機クシャトリヤごと爆死、、、。

したはずだった。

 

宇宙世紀になってなお、この人類最古の商売はなくなってはいなかった。

明るいブラウンの髪は後ろで束ねてある、青い瞳は戦士の眼光の中に女性らしい柔らかい表情が混ざるようになった。

それは売春婦という仕事によるものなのか、彼女の本来の優しさから来るものなのかわからない。

軍人丸出しの話し方はどうにもならなかったが。彼女の体は男たちを魅了した。

乳房は豊かに実り、鍛えられた身体に形の良いヒップが魅惑的なラインを見せている。

彼女は仕事の飲み込みは異常に早かった。

おそらくは優秀な軍人だったのだろうと宿の主人はみている。

しかも言葉の端々から推察するに彼女はジオンの軍人だ。

宿の主人の名はジーングラハム 彼もジオンの退役軍人だった。

 

マリーダの正体は、第一次ネオ・ジオン戦争で運用された強化人間エルピー・プルの11体目、プルトゥエルブである。

軍事用に生産された強化人間だ。彼女の記憶はほぼ戻っていた。

彼女の目下の悩みは自分の生き方をこれからどうしていくかという事だった。

取り柄と言えば戦闘技能とモビルスーツの操縦技術だけである。

しかも前歴を明かせば地球連邦軍に拘束される事はほぼ間違いない。

運が悪ければ実験動物に逆戻りだ。

彼女がそんな屈託を抱えながら店に出た。

 

店のシステムはボックス席での酌婦接待が基本だ。軽く体を触られる程度で後はおしゃべりをする気楽な仕事だ。

一定の金額をジーンに支払えばショートか、ステイで女の子を買うこともできる。

「マリーダちゃんスペシャルご指名だよ!」ジーンが耳元でささやいた。ステイ希望の客が入ったようだ。

「あの、、マリーダさん、、、僕、、童貞をあなたにもらってほしくて、、給料3ヶ月貯めてきました。」

南12ブロックの新工区を施工しているソロモン工務店の新入社員だ。

以前お店に飲みにきたときマリーダは彼を弟のように感じて優しくしたのだった。粉をかけたつもりはなかったが彼には女神のようにマリーダが見えたのだろう。彼女の記憶にユニコーンガンダムに乗ったバナージという少年の面影がよぎった。

 

「高円寺さん、私は嬉しいが、ステイは高いだろう?無理はしてないだろうか?ショートでも充分楽しませてあげるから、無理はしないでほしい。まだ若いあなたが私のような悪い女にのめり込んではいけない。私は卑しい娼婦だ。マリーダのことは性欲処理の道具程度に扱ってほしい。」

姉が弟を諭すように彼女が言った。軍人のような言葉遣いだが彼女の誠意は若者にも伝わった。

マリーダと腕を組んで三階に上がる。

そこには女達の個室がある。軍人であった彼女の部屋は豪華なベッドを除けばいたって殺風景なものだった。

実用的なタンスと鉄の机、PCの端末。部屋の隅にはトレーニング器具が置かれている。

今でも体を鍛えているのだろう。

「マリーダさん!僕は!僕は!マリーダさーん」部屋に入ると若者はマリーダに狂おしく抱きついてきた。

「フフフフ、時間はたっぷりある。慌てなくていい。店長のジーンに頼んで料金はショートだが時間を1時間余計に増やしてもらった。私からのささやかな好意だ」彼女に優しく微笑んだ

 

そしてドレスをはらりと脱いで、柔らかい身体を彼にすりつけた「不束者だが、よろしく頼む。そのぉ、高円寺さんの筆下ろしがうまくいくように自分は全力を尽くすつもりだ。」彼女が拳を握りしめて誓う。

真面目で誠実な彼女らしい、、高円寺は思わず微笑んだ。

「俺、マリーダさんのそういうとこも大好きです。俺の事はあきらと呼んでください、、お姉ちゃんって呼んでいいですか?」

「フフフフ、お姉ちゃん?いいだろう。」マリーダは優しく微笑んだ

しかし改めて彼女の裸身に高円寺明は息をのんだ。たわわな果実が実りピンク色の蕾がツンと上を向いている。

思わずすがりつきたくなるような長い足、その谷間には淡い茂みとピンク色のクレバスが息づいていた。

明は緊張した。かちんこちんに固まる彼をマリーダは優しく抱き寄せて頭を撫でた。

マリーダが明を喜ばそうと軍人ぽい言葉使いを意識して優しいお姉ちゃんのものに改める。

「緊張しなくていいのよ。マリーダは今日は明のお姉さんだから、姉ちゃんの体を好きにおもちゃにしていいからね。」

マリーダの青い瞳がやさしく明を見た。

お姉ちゃんモード発動だ。言葉遣いを意識的に柔らかいものに変えた。そして、柔らかい胸の膨らみに彼を導いた。

マリーダ姉さんの白いおっぱい、すげえ柔らかいもう乳首にしゃぶりついていいですか?俺、おっぱい吸いたいです。

白くて柔らかくて大きくていい匂いがして、マリーダ姉さんのおっぱい最高です!」明が叫んだ。

明はおっぱい吸いながら、ちんぽこ勃起させる、ペニスがむっくりとパンツから顔を出す。乳首をしゃぶりながら

マリーダの足の間に目をやると一糸まとわぬ彼女の性器が見えた。

 

生まれて初めて女性の乳房を吸い、マリーダの割れ目が見えた瞬間、興奮がピークになった明は失禁するように射精した。

「ああああ、姉ちゃんのおまんこ、、あああ、、、俺、漏れちゃう、、精液でちゃううう、、」ビュルビュルビュク

マリーダに太ももに彼はビュクビュクと精液かけてしまった。

「マリーダ姉ちゃんごめん。俺おっぱいで興奮して出ちゃった。」

「もうお漏らししてしまうとは、しょうがない子❤️姉ちゃんがあなたのかわいいおちんちんを元気にさせてあげるね。」

そういうとマリーダは子供にするみたいに優しく明の服を脱がせてもらって裸にした。

そしてお互い全裸になって優しく抱き合った。女の柔らかい体。白い肌。豊かに膨らんだおっぱい。そして柔らかい肉をたたえながら、キュッとくびれたウエスト、そしてプリプリしたお尻、小さく震える女の体の律動とぬくもり。

 

全身でマリーダを感じて彼のペニスが瞬く間に勃起した。

そしてマリーダは優しくて明にキスをする。細い指先で彼の頬を優しく撫でながら、最初はフレンチ・キスから入って、だんだんディープキスへ、明はマリーダの唇を奪いながら激しく抱きしめた。

「ふふ、がっつかないの!明のことをもっと気持ちよくさせてあげるからね❤️」

そういうとマリーダは優しく明のちんぽをつかんで口に含んだ。

女の口が自分のペニスを加える瞬間の感動!女神のようなマリーダがかしずいて、柔らかい唇で明のちんぽにキスして、あったかい口の中でしゃぶってくれたのだ。

 

自分も汚いペニスを美女が優しく舐めてくれて、ちんぽ吸ってくれる 明は思わずマリーダの頭を押さえつけて腰を振る

「マリーダ姉ちゃん!ごめん射精る!、あああああ、、射精とまんない、、、、。」

予告もなしにマリーダの口の中にビュルビュルと射精していた。

「んくんくんんーーーーん!けほ、けほ、明、イク時はお姉ちゃんにちゃんとイくって言うのよ、いけない子。」

軽く涙ぐんだマリーダの顔はすごく可愛かった。

明はたまらなくなってディープキスをした。懸命に尽くしてくれる彼女がいとしくてたまらなかったのだ。

ぎゅーって抱きしめて、何度も何度もキスをした。

「フフフフ(//∇//)まっすぐな愛情、、照れるな、あまり姉ちゃんを困らせるな、、」

 

マリーダの唇は明らの出した精液の匂いも混ざっていたがマリーダが女として自分の精子を飲んだという事が実感できて明はもすごく嬉しかった。

「ねえ、マリーダ姉ちゃん、おまんこ見せてよ」口内射精した彼は俄然積極的になった。

その後、恥ずかしがるマリーダにp足を開いてもらって、おまんこを眺めた。

「この小さな穴から子供が生まれるんだね。なんか感動」

「あんまり見ないでくれ、恥ずかしい。(//∇//)」

柔らかいおまんこを指でなでたり触ったりする明。

枕元のライトを明るくして、興奮しながら観察する。マリーダは顔真っ赤になった。

 

ワレメを開いて穴の奥まで覗き込む、ゾクゾクと羞恥心が湧いてくる

「こら明!いつまでみてるの恥ずかしいでしょ(//∇//)」

マリーダはポカポカと頭を叩いた。でも実は彼に見られてマリーダは少しおまんこ濡らしていた。

それを見た明はもうたまらなくなって彼女の花園に顔を埋めてクンニした。

もちろん初めての見よう見まねだった。

マリーダの女の穴を優しく舐めて、愛液すすった。恥ずかしがりながらもマリーダは彼の好きにさせてくれた。

そこに甘えて、明は自分勝手にマリーダをおもちゃにしてしまった。

 

彼女の乳首を夢中になってちゅうちゅうと吸った。彼女のつぼみが愛らしく勃起する。

「乳首もビンビンになってたし、おまんこが濡れてるよ、マリーダ姉ちゃん気持ちよくなってくれた?」

「うん、明は上手だからお姉ちゃんはきもちよくて溶けちゃいそうだ。」目尻に軽く涙を浮かべて笑うマリーダ。

「マリーダ姉ちゃん!俺も我慢できないよぉ!ちんこ入れさせて!セックスさせてぉ!」

その表情に我慢しきれなくなった明はマリーダのおまんこにちんこ入れようとした。

「ああん、そんな乱暴にしたら、ああん」

しかし童貞の勢いに任せた突撃は悲惨な結果となった!入り口前でウロウロ迷子になる明のちんぽ。

 

「明、迷子になっちゃったのね、お姉ちゃんのおまんこの穴はこっちよ」

結局はマリーダが優しく明のちんこつかんでくれて、自分の温かいおまんこの中に包み込んでくれた。

ずぶぅぅとマリーダのおまんこの中にちんこ入っていく。

「うわぁ、おまんこすげえ!口でしゃぶられた時と違うあったかさ。まるで全身を包み込まれるような感じ、、あああ、マジ腰がとまんないよマリーダ姉ちゃん!」

ちいちゃな赤ん坊になって母のおまんこの中に戻ってくような気分だった。辺境コロニーの辛い仕事でささくれ立っていた彼の心を包み込んでくれるような暖かさだった。

マリーダを組み敷いてぎこちなく腰を振る明、眼下には可愛い声でマリーダが喘いでくれている。

「ああ、明がはいってくる、ああ、いい、あ、あ、あ、あああ、、んふぅ」

 

マリーダが可愛すぎてがっつくほどに腰がうまく振れない、リズムを崩す明。

マリーダが明の腰にスラリとした両足で挟んで動きを合わせてくれた。

「明、あん、いいよ、明、じょうず、慌てないで、はい、いちに、いちに、そう、その調子、あああん、やあ、いい、もっと、素敵よ明!」母親に歩くのを教えて貰った時みたいだった。マリーダはおまんこで男の腰の振り方教えてくれたのだ。

明もだんだんコツを覚えて、マリーダのおっぱいを吸いながらはずむように腰を振った。

「マリーダ姉ちゃんのおまんこの中って、すごく気持ちいい!ぬるぬるしててあったかくて、で勃起した俺のちんぽしごいてくれて、あああ、最高だよ、マリーダ姉ちゃん!」明のハートを揺さぶる美貌、優しく包み込む乳房、美しい声、そして、セックスの快感。マリーダのオマンコは自分を射精させるためにあるのかもしれないと思った。

 

「俺もう射精しそう!マリーダ姉ちゃん、外に出すから、、安心して、、あああ、射精る、ああ」

「明の初めてだから、姉ちゃんの中でピュピュしていいわよ(^ ^)」とマリーダは微笑んだ。

明はガンガン腰振って、マリーダの暖かくて柔らかいおまんこの中に射精した。

ビュービュウドクドクビュビュー!ビュルビュルピュピュっ

明はマリーダのおまんこに中出ししながら、この女を自分のものにしたいと思った。

マリーダは彼の気持ちを察したのか外に溢れるほどの精液をおまんこの中に出されながら絶頂した。

「ああ、!明の熱いのが私に出てる!明、明!イクっ!イクーイグぅーーー!」

歯を食いしばって背中をそらしながら、柔らかい尻をぶるぶるふって、足をかかげて足先ピクピクさせる

美しいマリーダがみっともないアクメ顔をみせた。

 

明に何とも言えない満足感が湧き上がってくる。射精した瞬間とかマリーダのアクメの瞬間、男の自信が芽生えた。

おそらくマリーダは筆下ろしSEXで一緒にイくことで彼に自信を与えたのだ。

濃厚なセックスの余韻を楽しんだ後は、2人でシャワーをした。

マリーダは最後まで実の姉のように彼を甘やかしてくれた。

高円寺 明は幸せだった。

だいぶ時間を超過したが帰りがけにマリーダはショートだからとステイ料金の7割を明に返した。

ジーン店長にマリーダが怒られないか心配する明。

「私の事は心配いらない、これでちゃんと健康にいいもの食べて、清潔な部屋でねるんだ。これは姉ちゃんからのお願いだと思ってくれ」マリーダはいたずらっぽくウィンクした。

 

朝から夕方にかけてはやることもなくのんびりできる。

マリーダは大好物のアイスクリーム食べながら本を読んでいた。

「フフフフ、高円寺明君、バナージみたいで可愛かったな、、」

三日前の夜を思い出してマリーダは二へッと笑った。

軍人のような凛とした彼女しか知らないものが見たら驚いたことだろう。

彼女は年下好きなのだ。そして童貞の筆おろしは兼ねてから彼女の夢見ていたシチュエーションだった。

思っていた通り、いやそれ以上に興奮した。

彼女の部屋にある連絡端末が鳴った。店長のジーングラハムからだ。

「マリーダ、大変だ。高円寺とかいうガキが大怪我したぜ。他にもソロモン工務店の奴らが3人、、殺されたって話しだ」

「それは本当か!?ジーン」マリーダが飛び起きた。そして建設街区にある診療所へエレカーを走らせた。

 

明のいる病室に彼女が駆け込んだ。包帯だらけの明が横たわっている。頭に包帯を巻き右手と左足が骨折している。

他にも小さな傷口が多数あり絆創膏だらけだ。

「明!大丈夫か!」マリーダが駆け寄り手を握った。

「あ、マリーダ姉ちゃん、、、お見舞い、、きてくれたんだ」

明がうれしそうに微笑んだ。マリーダは彼の枕元でりんごをむいた。

「はい、りんご切ったけど食べる?」

「あはは、本当の姉ちゃんみたいだ」

皮をうさぎさんの形に切り取りると明は喜んだ。

「ところで二日前に一体何があったんだ。ジーンの話では死んだものもいたと聞く、事故か?」

「事故じゃない、、!地球連邦の奴ら、許せない!」

ジーンは姉に打ち明ける弟のように泣きながら話し始めた。

 

「うちのソロモン工務店は宇宙移民の寄せ集めですよ。ジオンで戦ってた連中もたくさんいるんです。建設用のモビルスーツも払い下げのボールが5機、ドラッツェが2機、旧ザクが3機、親方の奥さんのザクF型が1機、親方のガイアさんがのるリックドムが1機です。どれも武器も火器管制も外してある丸腰です。

あれはコロニーの溶接作業してる時でした。一隻の黒いサラミス級の巡洋艦が工事現場に近づいてきて。

ジェガンが五機、射出されたんです。完全武装でこっちに向かってきました。

そしてあいつら突然、俺たちにビームライフルを発砲して、旧ザクの小野寺さんがやられました。

戦争の記録映像を見たいに小野寺さんのザクが真っ赤な火球になって、無線から小野寺さんの悲鳴が聞こえて。

「こいつら連邦のお坊ちゃん達だ!面白半分に人間狩りをしているんだ!」

ガイアの親方がドムに鉄骨を握らせてあいつらに立ち向かいました。

 

「あなた!私も一緒に戦います!これでもシーマ艦隊の生き残りです。」

奥さんの美奈さんも丸腰のザクで一緒に立ち向かっていきました。

僕のボールからはすべての無線が聞こえました。敵のジェガンのものもです。

「宇宙移民のゴミ掃除は俺たちエリートの仕事だぜ!」「ボールが1点、ザクは2点、ドムが4点だ」

あいつらは丸腰の俺たちを動く標的にして楽しんでいたんです。

僕のボールは二機のジェガンに蹴飛ばされて遊ばれました。コックピットの中で体中たたきつけられてもう駄目かと言うところで親方と奥さんがドムとザクで立ち向かってくれたので、逃げる事ができました。

現場を遠ざかる時、僕が見ました。あいつらは接近戦に付き合わず、ビームライフルで5人がかりで親方と奥さんを狙撃していました。

丸腰の相手をまるで射的でも楽しむように撃っていました。

 

「美奈、逃げろーーーー!」やられそうになる奥さんをかばって親方のドムが5発のビームライフルを受けて爆発しました。

「よくも!あの人を!」奥さんはザクは懸命に立ち向かいましたけど、やつらにバーニアも関節もを破壊されて。

動けなくなったザクごと奥さんはあいつらに連れていかれました。

「戦利品だ!勝利の祝いに船の中で楽しもうぜ」「ジオン女はレイプしても罪にならないからな!」

あいつらの下卑た笑い声が無線から聞こえました

 

そして奥さんは昨日、コロニーに流れついたザクのコクピットで変わり果てた姿で発見されました。

遺体を見た人の話では男達にレイプされてあざだらけのボロボロの状態で、首を絞められて殺されていたらしいです。

奥さんの全裸の身体にはマジックで「ジオンの牝犬おまんこ」と奥さんを貶めるような落書きまでしてあったそうです。

「俺は悔しいです。怒りに任せてテロとかしちゃいけないのはわかっているけど、親方も奥さんも優しくてとってもいい人だったのに。何も悪いことなんかしていないのに!連邦の権力者のガキたちにおもちゃのように殺されて!このやるせない思いはどうしたらいいですかマリーダ姉ちゃん教えてください!」

若者の悲痛な叫びに彼女が答えた

 

「明君、君の気持ちは姉ちゃん、よくわかるよ、優しさだけでは人は救えない…だって罪も穢れも消せないから…明の言うことは間違っていない。正しい戦争なんて無い。でも、正しさが人を救うとは限らない、、誰かの為に正しくないことをする人間が必要だ。でも、それは君じゃない、それは私、マリーダ クルスの役目なんだ。」

「マリーダ姉ちゃん?あなたは、、」

「フフフフ、私は強化人間 プル トゥエルブ 戦うために作られた人形だ。人の姿をした兵器だよ」

マリーダは明に背を向けて病室を立ち去る。

「マリーダさんはお姉ちゃんだから!俺のお姉ちゃんだから!」

懸命に叫ぶ明の声が愛おしかった。

 

その足で彼は店に足を運んだ。

「ジーンの親父、世話になった。私は今日で店を辞める。モビルスーツを買いたいと思うのだがどこか良いところを知らないか?武器も買えるブラックマーケットがいい。」

「へへへへ、ソロモン工務店の連中の復讐かい?娼婦のマリーダがマリーダクルスに戻る時が来たかい?」

ジーンが笑った。

「お前、私の素性を知っていたのか?」

「ふふ、わかるさ、マリーダ中尉殿!自分はジーングラハムであります。れっきとしたジオン軍人ですぜ!中尉の愛機クシャトリアは僭越ではありますが、現在、可能な範囲でではありますが、修理と整備を完了しております。武装も調達済みであります。第45区画のスクラップ倉庫に隠してあります。」

「なんと!クシャトリアが!修理はお前1人でやったのかジーン!?」

「ソロモン工務店の連中や食い詰めた移民の連中が、みんなで金を出しました。整備ができる連中はボランティアで整備しました。俺たち宇宙移民の無念をスーパーエースのあんたが晴らしてくれることを祈ってね。」

ジーンはニカッと笑った。

 

彼女のまっすぐでわかりやすい性格は周りの人間がみんなわかっていたのだろう。

この話を聞いて黙っていられないこともジーンはお見通しだったのだ。

第45区画のスクラップ倉庫にマリーダは愛機との再会を果たした。

四枚の羽のようなサイドバインダーからネオ・ジオン軍の四枚羽といわれる試作型モビルスーツだ。

クィン・マンサを基にしたニュータイプ専用機で、サイドバインダーはAMBACユニットを始め、ファンネルコンテナやフレキシブルスラスター、シールドなども兼ねる多機能ユニットであり、メガ粒子砲やサブ・アームも搭載されている。表面には2基のメガ粒子砲が装備されており、4枚計8基のバインダーで機体周囲360°を攻撃範囲としてカバーすることができる。

ご大層な性能だが、大破状態から修復したために主兵装の羽はぼろぼろで一枚しかない。さながら堕天使だ。

 

彼女はクシャトリアに搭乗してエンジンを始動する。

「うん、スラスターやアポジモーターの調子は悪くない、出力は70%と言うところだが、十分だろう。兵装はファンネルが二機、残存、火力不足はブラックマーケットのザクマシンガンで補強、、あれ、この腕、ザクの腕じゃないか?、足は一本ゲルググか?」

「マリーダ中尉、そいつは寄せ集めのニコイチでさぁ、多分、今回の戦いでお釈迦になっちゃいますけどね。思いっきり暴れさせてやってくだせえよ」ジーンが叫んだ。気がつけばクシャトリアのまわりは宇宙移民達が集まっている。

試運転は上々、後は細かな調整をして明日にでも復讐戦を開始しようと思ったマリーダであったが、事態はその余裕を許さなかった。

 

「大変だぁ、宇宙ゴミ回収のヨーゼフ爺さんと娘夫婦があいつらに囲まれている!」

すぐ近くの宙域からSOSだった。

もはや一刻の猶予もない。コクピットから身を乗り出してマリーダが叫んだ。

「みんな世話になった!マリーダクルス 出撃(で)る!ハッチを開けてくれ!」

不完全な機体の状態だが一刻の猶予もない。

マリーダの駆るクシャトリアはまばゆい閃光を引いて飛び出した。

 

「お願いじゃ!娘夫婦だけは逃してくれ、わしはどうなっても構わん!」

作業用のボールに乗ったヨーゼフの悲痛な懇願。

廃品回収用の内火艇に乗った娘夫婦が5機のジェガンに囲まれている。

ワイアット家の息子のビル、同級生のマイク、朴、三沢、アルベルト、いずれも地球連邦軍高官の息子たち。

なに不自由ない環境に育ち大概の遊びに飽き果てて人間狩という最低の行為にたどり着いた連中だ。

彼らが乗ってきたサラミスも地方守備隊の城島大尉を脅して船を出させたのだ。

城島は先般の工務店の作業員狩りの件でビル ワイアットに文句を言ってきたが、

「親父に言いつけて木星を送りにするぞ!」の一言で黙り込んだ。

 

ビルは世間の平民はゴミ以下の存在だと思っている。自分たち上流市民のつかの間の楽しみになればそれは光栄だと思うべきだろう。

内火艇の若夫婦、夫の前であの妻を犯してやったらどんな声で鳴くだろうか!

数日前のあの工務店の妻の美奈の熟れた体はなかなか良かった。何度犯されても小さな体で夫の仇を討とうと必死に向かってきた。そんな彼女を彼らは大爆笑して突き転がし、輪姦し嬲りものにした。最後は泣きながら夫の名を呼ぶ彼女の首を締めながら射精した。今回もあのような刺激的なセックスができるだろうか、ジムは舌なめずりをした。

 

ピピピピ、ジェガンのコクピットに警告音がなる。緑色の見慣れぬモビルスーツが高速で接近してくる。

おおかた宇宙移民どもの仕上げた自作のモビルスーツだろう。

この突然の闖入者によりヨーゼフ親子は幸運にも危機を脱した。

「マイク、朴、三沢、アルベルト!お客さんだ。あいつ武装してるぞ!待ちに待ったリアルバトルだぜ!」

ビルはコクピットで歓喜した。こちらは最新型のジェガン、しかも5対1なら負ける気遣いはまずないだろう。

スリルのある殺人ゲームを楽しむだけだ。

 

突如ディスプレイに敵パイロットの顔が写し出された。ジム達5人にも、サラミスにいる連邦軍兵士にも、コロニーにいる宇宙移民たちにも全員が見れるように公開周波数での発信だ。

鮮やかな茶色の髪と青い瞳の美女が映し出される。

「ジェガンの卑劣なパイロット達、聞こえるか!私の名はマリーダ クルス中尉、ネオジオンの亡霊だ。多くの将兵の死の上に築かれたこの平和に泥を塗る貴様らを許さない。汚れた魂で未来永劫、宇宙の闇をさまようがいい!」

彼女の美しい顔に男たちは色めき立った。「キヒヒヒヒ、殺ってやる!犯ってやる!」「へへ、俺たちに逆らったからには楽に死ねないと思えよ」「ジオンの女パイロット、最高だぜ!」「最新鋭のジェガンにポンコツが敵うものかよ!」

 

彼らは口々にマリーダを罵倒した。しかしジムワイアットの下衆な顔はそれから2分と経たずに青ざめた。

「いけファンネル達!」マリーダの思念がファンネルを飛ばす!

まさかのニュータイプ!小さな誘導ビーム砲がオールレンジでビームを打ち込んでくる。

「なんだよこれ!」「ひぃいいいいいいい!」アルベルトと朴は逃げ惑った。

こんなとんでもないもの避けられるはずがない。

アルベルトと朴のジェガンが遠隔操作されたファンネルの攻撃であっけなく爆砕した。

 

「撃て!撃て!撃ち落とせ!」

彼らはビームライフルを撃ちまくる。

「あたらなければどうということはない!」彼女はニヤリと笑う

この台詞に宇宙移民たちは大喝采だ。

信じられない機動でビームをことごとく回避するクシャトリア。

勝手の違う相手に彼らは真っ青になった。

「やめてくれーーーーー!僕もうお家に帰るんだ!ママーーー!」

戦場の恐怖に泣き喚くマイク。ジェガンがシールドごと

ザクマシンガンで蜂の巣にされた。

 

「ふざけるな下級市民め!」背後からビームサーベルで襲いかかった三沢のジェガンはヒートホークでサーベルを弾かれて、コクピットを斬り裂かれた。三沢は真っ二つに斬られて、ヒートホークの熱で瞬時に蒸発した。

ジムワイアットの前に緑の死神が現れた。

メガ粒子砲でジェガンの頭を吹き飛ばし、ヒートホークでジェガンの両腕を斬り飛ばした。

「やめろ!俺は上級市民なんだぞ、この移民野郎め!金か!金が欲しければくれてやる、、僕のおじいちゃんはワイアット将軍だぞ!殺したらただじゃ済まないぞ。お前は一生お尋ね者になるんだ!ひぃい、やめろ、、何をする」

マリーダのクシャトリアの拳がコクピットを強く叩いた。激しい衝撃でコクピットの中から黄色いノーマルスーツのジムワイアットが宇宙空間に転がり出た。クシャトリアの指がジムワイアットを掴む。

 

「なあ、頼むよ、俺らまだ未成年なんだよ、、大人だったら、少年に罪に問えないことくらいわかるよな、、、、こんな私的な制裁は違法だぞ!弁護士をよべ、、、サラミスのモビルスーツ隊!何してんだよ、とっとと助けに来いよ!俺はワイアット大将の孫なんだ!」

醜態を晒して大声で叫ぶジムワイアット。

その頃、巡洋艦サラミスの艦橋では、、連邦軍兵士がそれを聞いて白けきっていた。

かねてより艦内での傲慢な態度に腹をすえかねていたところだ。

 

「あの、城島艦長、ジムワイアット坊ちゃんが救援を求めています。どうしましょうか?」

オペレーターイザベラがげんなりした顔で城島に聞いた。

城島はとぼけた「ああ、ジム坊ちゃんと4人の仲間達はネオジオンの「謎の大艦隊」と遭遇し、当艦を逃がすために我が身を犠牲にしてしんがりを引き受け戦死された。まさにノーブレスオブリージュ!(泣)彼らの立派なお父様方も息子さん達を誇りに思うことだろう。というわけでサラミス180度回頭、本艦はこの宙域を離脱する。」

 

「ふざけるなよ!城島、パパに言いつけてやる!ひぐひぐひぐ」

自分に傅いていた連邦軍士官たちにも見放されるビル。

その彼にマリーダが言った。

「ふん、死にたくないか?自分だけは死にたくないか!ソロモン工務店の夫婦や宇宙移民を面白半分に殺してきたゲスが!いいだろう殺さずにおいてやる。お前はSHOOTING STARにしてやる!感謝しろ!」

「シューティングスター???」意味を掴みかねるビルワイアット。

コロニーで様子を見ていた移民達は即座に意味を理解した。シューティングスター、

爆発事故などで宇宙服1つで雨中に投げ出され無重力空間を慣性の法則でどこまでも飛んでいってしまう事をいう。

ジオン軍では裏切り者への刑罰としてそれをやった。

しかも片足を持ってモビルスーツの巨大な手で手裏剣を投げるように人間を投げるのだ。

「やめろーーーー!」クシャトリアが見事にビルワイアットを投げた

彼の両手両足がぴんと伸びて星のようにくるくるくるくると回転しながら音速の2倍の速度で飛んで行く。

慣性の法則で宇宙の果てまで飛んでいくのだ

奇跡的な出会いでもない限りは酸素が尽きて窒息死するか、デブリにでも衝突して砕けちるか、彼は宇宙の藻屑となる運命だろう。

 

エピローグ

戦いが終わって、彼女は愛機クシャトリヤを処分した。

廃品として売ることでソロモン工務店で亡くなった人の見舞金にしたのだ。

そしてサイド7 南12ブロックの新工区を誰にも告げずに去った。

連邦軍の追求が及べばサイドセブンの仲間に迷惑がかかるからだ。

公開無線で堂々と名乗りを上げたのも罪を自分がかぶるためだ。ネオジオンの悪名はその点で便利だった。

 

他のコロニーへ向かう最下層の貨客線に乗り込む彼女。

埠頭に見慣れた青年の姿、高円寺明だ。

「マリーダ姉ちゃん!やっぱりここにいたんだね。ジーンさんが教えてくれたよ。

いつかきっとここに帰ってきてくれるよね。俺ここで待ってるから!」

そういうと彼は紙包みを彼女に差し出した。

「これ姉ちゃんの好きなアイスクリーム!船の中でたべて」差し出す青年の目は潤んでいた。

「ああ、帰ってくるさ!お姉ちゃんちょっと旅にいってくるから、まっててよ」

「まってるよマリーダ姉ちゃん!」

「ああ、だから、さよならはいわない、またいつか、、、。」

2人は唇を重ねた。

 

 

 

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