「うわああ!」
今度は目が覚めるとほぼ同時だった。別に拘束されているわけではない。ただ目の前に葉栖美の顔があった。
「おはよっ。随分魘されてたけど大丈夫?」
「は、はい」
葉栖美が自分の体に触れていないことを確認して安心する。しかし体と頭の中はまだ先ほどまで感じていたものを明確に記憶している。
「あ、あの葉栖美さん。何もしませんよね?」
「何ってナニのこと?あたしはやらないよ」
随分と話の通りが良かったことに違和感を覚える余裕もない。飛粋は安堵の息を吐いた。
「でもま、飛粋ちゃん随分濡れてるから、今やってもいいのかなぁ」
「え?」
指摘されて気付いた。飛粋は下半身に何も履いておらず、股間はシーツにシミを作るほどに愛液が流れている。ただそこには女性的なものしか感じなかった。
「うわあ!」
「おっと何してんの?」
思わずそれを隠すように股間に手をやるが、その両手首の重なった瞬間を葉栖美の左手に掴まれ捻り上げられた。
「別に隠さなくてもいいじゃん。これからもっと凄くなるんだから」
「で、でも葉栖美さんやらないって」
「うん。あたしじゃなくってこの子がね」
葉栖美が指を鳴らすと一匹の犬が飛粋の前に現れた。それは警察犬としてよく見かける犬種のシェパード。それも1m近くありかなりの大型だ。
「な、なんですか!?」
「この子覚えてる?前に任務で一緒になったんだけど」
飛粋の体に跨り顔を匂い舐め回すシェパード犬。その様子はまるで飼い主にでもあったかのような興奮具合、しかし飛粋には見分けがつかない。
「ピンと来てないみたいだけど、まぁいいや。この子前の任務で飛粋ちゃんに惚れちゃったみたいでね。子供産んでもらいたいんだってさ」
平然と言い放つ葉栖美に初めて恐怖を覚える。視界の端では頬から首にかけてを舐め回す獣が見える。葉栖美の目はいつものかわいがってくれている時の目と同じだった。
「んんん、なんでそうなるんですか!離してください!」
「だーめ。この子がどうしてもって言うこと聞かないんだよ。トレーナーさんも手を焼いててさ」
暴れ続ける飛粋をまるで意に介さず説明を続ける葉栖美。飛粋はこれから起きる最悪の予想を実現させまいとしていた。
「飛粋ちゃんにしかできないことなんだよこれは」
「そんなこと言われても」
腕を支点に体を振り回そうとするが、葉栖美の手は離れない。そして体も思うように動かなかった。まるで体力が大きく消費されたような疲労感、意思が体の疲労感を認識できていない。ただベッドに飛び乗る巨大なシェパードを見つめることしかできない。
「ひっ!いや!いや!葉栖美さんたすけて!」
「助けても何もあたしはこの子の側だから。あぁちなみに名前は『ダン』だってさ。ちゃんと名前呼んであげてね」
葉栖美は聞く耳を持っても話し合いをする気はまるでない。彼女が彼女だと思えなくなってくる。
「うあぁ!そんなところ舐めないで!やめ、ひいぃん!あぁぁ!」
ダンと呼ばれたシェパードは股間に潜り込んだ。長く広い舌が女性器を下から上と一気に舐める。そしてその裏に当たる部分まで何度も高速で舐め続けられる。鼻から噴出される興奮の息がクリトリスにかかり、それがまた快感を生む。アナル周辺を集中的にベチャベチャと舐めると、その次はまた広く女性器を舐め回し、膣内まで舌を伸ばす。ザラザラとした膣内を這う獣の舌が確実に女性的な感性を刺激し体を駆け巡らせる。
「いやぁぁ……こんなのきもちよくなんて」
「気持ちいいでしょ〜?ほらほら耳も攻めてあげるね」
「うああ!やめて、ください!耳の中グチョグチョしないでぇ!あぁうああ!」
葉栖美も何もしないわけではなかった。片手で顎を抑えると耳の中に唾液を落とされ舐めまわされる。それだけでいやらしい音が聴覚を犯し、その上下半身からの強い快感が意識を朦朧とさせる。
(ダメだ、耐えられない。私、もう何度イッてるの?さっきのモモちゃんとしぶき隊長と)
頭の中にはたしかに2人に犯された記憶と快感がある。そしてその再現をするかのように体は自然と絶頂へと押し上げられる。
「ひあああ、ああああああああああああああああああああああああああああ!!」
強い絶頂に愛液が噴出する。抑えられていない足がバタバタと跳ねてその快感の強烈さを表現する。
「う〜ん、こんだけ淫乱な飛粋ちゃんなら耐えられるね」
「インラン…たえられ?」
絶頂の直後で意識が朦朧としていた。残った快楽の余韻に縋りながらなんとか葉栖美の言葉の意味を探す。そしてその答えはすぐに見えた。
「……いやぁ」
犬の男性器。その肌の色とサイズは見たことがなく、この後起きる事を予想すると恐怖で体が震える。
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。絶対気持ちよくなるから」
「ならない、なりたくない!いやぁ!はなしてぇ!」
「はいはい。じゃあ入れやすいようにうつ伏せになろうねぇ」
葉栖美にあっさりとひっくり返されると、背中に体を乗せられた。普段の何倍にも膨張した犬の男性器が飛粋の股間に押し付けられ、じわじわと中に侵入する。
「うあぁ、やぁ、いっづ」
(なんで?また私、初めてとられてる)
すでに二度経験したはずの処女膜が破られる強い痛みと熱さを感じた。とてつもない痛みが体を足の先まで反らせる。
そして完全に入ったと確認したのか、訓練された警察犬の獣の本性が現れたのか、ダンが強く腰を打ち付け始めた。
「はあぁぁ!やめてぇ!いだい!せなか、なめないでぇ!」
重ねられた体が毛並みに肌をくすぐられる。背骨のラインを舐められる。恥骨が人外の力で強く衝突する。
痛みと快楽が同時に襲う。すでに記憶にあることだからか、その記憶が更に過去のものを再現させる。すぐに一度目の絶頂がやってきた。
「うああああああああああああ!!やめてえええ!とまってえええ!」
そんな言葉を聞くはずがない。腰を振り続け二度目の絶頂へと飛粋を運んだ。
「ああああああああああああああああああああああ!!とまって!こわれる!」
もはやそんな言葉はダンにも葉栖美にも、きっと飛粋自身にも届いていない。痛みを快楽を重ね無理やり掻き消される。
「うおおおおっほぉ!ああああああ、やぁ、あああ!!」
三度目の絶頂を迎えた時、ダンの下半身が腰を打ちつけながら強く震えだした。そして葉栖美が手を離す。
「はい飛粋ちゃん。あと頑張ってね。犬の射精は10分以上続くから」
「うああぁぁ、がっ!はあああ!やらぁ!そんなのやらぁ!」
自由になった両手をバタバタとさせるも何も解決できない。まるで押し付けるように両肩に前足を置かれると、自分よりも軽いはずのシェパードに押し伏せられた。
「ああああああああああああああああああああああああ!!れてるうぅ!なかぁ、れてる!」
強い衝撃と共に射精が始まった。膣の奥に精液が溜まってゆく感覚は熱く強い快楽だった。
「まらぁ、まられてる…おわってぇ」
その間も腰を打ち付けられる。その度に強い快楽に絶頂し、その度に意識が飛ぶ。そしてすぐに戻ってくる。
「あっぐううつうううう!!はあああああああああ!!ああああああああああああああ!!」
何度も声をあげ続け、とめどなく精を出し続ける獣をただ受け入れ続け絶頂を繰り返す。そんな射精の時間が永久に続いてるようにすら感じた。
葉栖美の場合は葉栖美とヤるよりも動物達とした方がいいかなと思い犬姦にしました。ただ子犬や小動物ばかりの印象があるので大きすぎずという範囲でシェパードにしましたが、それでもサイズ差は否めなかったので少し巨大化してもらいました。
葉栖美とのやり取りは独特の空気がある中で飛粋が好きにやっているところを葉栖美がノリ良く付き合う感じです。ただし緩みすぎない葉栖美に怒られているところは完全に子供と大人です。葉栖美の無茶な世話を任されてしまったというのもできるでしょ?といったノリで任せているつもり。