身長175cm 美少年
オトナの絵本の妖精で、狐の見た目をしている
人型化することもでき、その際に狐耳と尻尾の生えた美少年の姿になれる
普段は美少年の姿になっている
楓「あれ?私なんで…」
先ほどの出来事で眠っていた楓は、なぜかソファの上で目を覚ました
タオルケットもかけられている
そして、物事を一気に説明するかのように、楓の上にいつの間にかいた美少年が土下座をしていた
そこで記憶も一気に戻り、顔を赤くしながら布団で顔を隠しながら美少年に聞いた
楓「え、えっと…あなたが…さっき…私と…その…エッチを…///」
とまでいうと再度頭を打ち付ける勢いで下げ、叫ぶように謝罪した
美少年「ほんっとにごめんなさい!な、何せ数十年ぶりの解放だったから…
って言い訳にならないよね…」
申し訳なさそうに小さくなる美少年とは裏腹に、楓の頭には疑問が浮かんでいた
楓「あの、解放ってなんですか?それにあなたは…」
美少年「あ、そこからだよね」
頭をかいて照れながら話し始める
テイル「ボクの名前はテイル。あの本の妖精で本を開いた人たちに試練を与えてきたんだ!」
楓「試練?」
テイル「そ!その試練を乗り越えた者にはなんと!3つの願いを叶えてあげるというご褒美が待っているんだ!」
楓「すごい!そんなすごい精霊さんだったんですね!でも、そんなお話聞いたことないですよ?」
楓が首をかしげる
テイル「精霊というか妖精なんだけど…まぁ細かいことはいいや
それは、科学の進歩でみんながそういう夢のある話や都市伝説から離れていったんだよね…
みんな現実ばっかみて…
それのせいでボクは数十年本の中に閉じ込められっぱなしで…」
楓「そんなことが…」
悲しい気持ちになった楓は、テイルのことを抱きしめた
テイル「楓ちゃん?」
楓「ずっと…1人だったんですね…
実は私…高校生になったばかりなのに、先輩に目の敵にされて、いじめられて、一人ぼっちだったんです…」
テイル「一緒なんだね、ボク達…」
楓「…決めました」
暫く考えた後、楓は言った
楓「私、テイルさんの噂を復活させるために、試練乗り越えてみせます!」
テイル「ほ、ほんとうかい楓ちゃん?!」
楓「はい!一人ぼっち同士で頑張りましょう♪」
テイル「うん!そうと決まれば早速始めよっか!1人の少女の夢を叶える物語を!」
テイルは嬉しそうに声を高らかにあげ、指を鳴らす
すると…楓の服装がみるみるうちに変わっていき、赤ずきんの格好になった
楓「うわぁ…すごいですね!魔法ですね!この格好、お話は赤ずきんですか?」
テイル「その通り!この状態で、ボクがこのオトナの絵本を開けば、その物語の世界に入れるってワケ!
それにしても…我ながらいい出来だ!
でもその…胸が窮屈そうで…襲っちゃいそう//」
楓「もう!///そういうことは…帰ってきたらです…///」
テイル「え、じゃあ帰ってきたら…いいの?」
楓「あ、えと…はい…///」
2人とも顔を赤くして照れるが、楓が口を開く
楓「それじゃあ、試練頑張りますね」
テイル「頑張ってね!それじゃあ…開くよ」
楓が頷き、テイルが本を開くと、その本が先ほどよりも強く、それでいて眩しくない優しい光が楓を包んだ