ここでは月に1度定例会議が行われる 各局長が集まり報告や議題について話し合う場である 当然査察局の局長である花田少将も参加していた
元帥閣下「みな知っていると思うが最近反政府グループの活動が活発化しておる」
花田少将「やつら鎮守府にも何度か違法な抗議集会を行いそのたびに逮捕者が出る始末です」
海上保安局 局長「それだけではありません 我々海軍の航路に侵入し妨害しています」
輸送局 鷹尾和則少尉「おかげで物資の補給が予定よりおそくなっています」
元帥閣下 「しかもこんな要求が来た」
花田少将「海軍省は24時間以内にすべての鎮守府と艦娘を解体せよさもなくば貴様らを襲撃する、、と」
海上保安局 局長「バカバカしいただの脅しだ」
元帥閣下「他はどう思う?」
花田少将「脅しの可能性も捨てきれませんが奴らは何をしてやられるか分かりません。」
元帥閣下「そうじゃな海軍省はこの要求を却下し現在時刻から24時間警戒体制を厳とする!」
局長ら「はっ!」
花田少将「では陸上の警備はうちの憲兵課が」
海上保安局 局長「では海上の警備はうちらが担当します」
元帥閣下「うむ頼んだぞ」
花田少将 局長「はっ!」ビシッ
廊下
花田少将「という事だ本多今すぐ動ける憲兵隊は?」
本多補佐官「はっ第1第2憲兵大隊が」
花田少将「なら第2大隊が海軍省を第1大隊が護衛を頼む」
本多補佐官「承知しました。すぐに伝えます」
花田少将「かかってこい。お前らの好きにはさせないぞ」
だがこのとき花田少将は知らなかった自分の身に危機が迫る事になるとは、
第8話「花田少将と襲撃と艤装と」
花田少将は帰宅の際は愛車のアンフィニRX-7を使うが今回のことを受け運転手付きの護送車に2台護衛をつけてかえることになったのである
車内
花田少将「いやぁ今日はなにかと疲れたなぁ」
飛龍「最近少将頑張りすぎですよ」
花田少将「そうかな?」
飛龍「そうですよしかも帰ったら娘達と遊ぶんでしょ」
花田少将「なんでわかる?」
飛龍「あなたの考えていることくらいわかりますよ だって奥さんなんだもん」
花田少将「そうか やっぱり飛龍にはかなわないな」
このままこの時間が止まればいいのに そう思った その時
ダダダダダダ
花田少将「何事だ?」と無線で憲兵隊長に聞くと
憲兵隊長「前方から車両が現れ発砲を受けました!」
と無線が返ってきた
花田少将「くそっ反政府の奴らか!」
とそのとき
運転手「少将!車両中破エンジン停止これ以上動けません。」
ダダダダダダ
花田少将の車両に向けて次々と弾丸が飛んでくる
花田少将「車両を放棄する!」
憲兵隊長「了解!憲兵隊前へ」
花田少将「発砲許可」ダァン
憲兵隊長「応戦しろ!」
憲兵隊が反撃を開始する
ダァンダァンダダダ
花田少将「援護を!」
憲兵隊長「了解!」
花田少将「飛龍!行くぞ離れるなよ」
飛龍「うん」
花田少将「三、二、一、ゴー」
憲兵隊「ゴーゴーゴー」ダァンダァン
花田少将「よしまずは飛龍をここから逃がす」
飛龍「待って!私も一緒に」
花田少将「駄目だ今の君はただの人間だ。そんな君をこんな危険な場所に置くわけにはいかん」
飛龍「でも、」
花田少将「これは命令だ無視する事は許さん!」
飛龍「少将!」
花田少将「分かってくれ俺はまた大事な人を失いたくはないんだ」
飛龍「分かったわ、でも絶対帰ってきて約束よ」
花田少将「あぁ約束だ」
ダダダダダダ
花田少将「さぁ早く!」
飛龍「うん!」
花田少将「フォロー!」ダァンダダダダァン
反政府グループリーダー「くそ思ったよりしぶといこうなったら狙撃で上から艦娘のみ狙うようにしろ」
ビル屋上
狙撃員「よし、目標確認したちょうど一人だ」
路上
花田少将「攻撃がおかしいまるで最初からこっちを狙うようにしてほしいみたいだ、ってまさか」
花田少将が周囲を見渡す
花田少将「見えた!やはり奴らは最初から飛龍を狙ってくそ!」ダダダ
ビル屋上
狙撃員「喰らえこの野郎」構える
花田少将「飛龍!危ない」
飛龍「少将?」
ダァン
花田少将「ぐはぁ」
飛龍「少将!」
憲兵隊長「上だ。89式を」
憲兵「はい!」
憲兵隊長「負傷者回収!」
憲兵「フォロー」ダダァン ダダァン
飛龍「少将!少将!なんでなんでこんな事に」
花田少将「飛、龍、」
飛龍「少将!」
花田少将「無、、事、、か、」
飛龍「しゃべらないで血が」
花田少将「よ、かった、無事、で」
飛龍「少将!」
花田少将「飛、龍、」ガクッ
飛龍「刀治郎ーー!」
海軍省付属病院
手術室前
蒼龍「少将、、、」
へたれ提督「蒼龍!」
蒼龍「へたれ提督さん」
へたれ提督「花田君は?」
蒼龍「胸を撃たれたらしく出血多量で今手術中」
へたれ提督「そうか」
手術中のランプが消え軍医が出てくる
軍医「花田刀治郎少将のお家族さんですか?」
蒼龍「はい、先生!少将は!」
軍医「手術は無事成功しました。」
蒼龍「そうですか!よかったー」
軍医「ただ、」
へたれ提督「ただ?」
軍医「撃たれた時に出血が多く止めるのが精一杯でした。しかも様々な臓器に貫通しており、いつ目を覚ますか分かりません。最悪の場合目を覚まさないこともなくはありません」
蒼龍「そんな、、、」
へたれ提督「なぜこんなめに、、、」
軍医「ひとつだけ可能性があるものがあります」
蒼龍「それは?」
軍医「艤装をつける艦息手術です。」
謎の提督「なるほど、だがあれにはリスクがあるのではないのか?」
軍医「その通りです。」
蒼龍「どういう事?」
軍医「艤装の拒絶反応によるショック状態になる事です。本来これは事前に調査してからやるものもし拒絶反応を起こしたら最悪な事態になりかねません」
蒼龍「、、、」
軍医「成功する確率は低いでしょう」
蒼龍「分かりました。先生お願いします。」
へたれ提督「蒼龍!?」
蒼龍「はい、実はあの人ひとつ艤装を持っているんです」
謎の提督「それは?」
蒼龍「これです。」
へたれ提督「これは花田君の軍刀の骨徹じゃないか」
謎の提督「まさかあり得ない。艤装は、本来人間が扱えるものではない」
蒼龍「はい、あの人の家は代々海軍軍人の家系なんですがその刀は先代当主から受け継がれたもののひとつで人間が扱えるものでは無かったんです。それが訓練学校の時にある妖精が現れたんです。」
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回想
花田訓練兵「きみは?」
妖精「私はある艤装の妖精だよ」
花田訓練兵「妖精?何のようだ」
妖精「君、力が欲しいか?」
花田訓練兵「力?」
妖精「大事な仲間と愛する人を守れる力だよ」
花田訓練兵「なぜ私に」
妖精「ついてくれば分かるよ」
花田本家
花田訓練兵「ここは家じゃないか」
妖精「ついてきて」
花田訓練兵「これは親父の刀?」
妖精「そう。僕はこの刀の妖精だよ」
花田訓練兵「バカな妖精は本来、艦娘の艤装についてる、ってまさか」
妖精「そうそのまさかだよ」
花田訓練兵「親父はまさか艦息実験の成功者」
妖精「そうだよ君の親父さんは艦息だったんだ」
花田訓練兵「という事は俺も?」
妖精「そう。君も艦息になれる」
花田訓練兵「では手術を受けないと行けないのか、」
妖精「そんな事しなくても君にも艦息の血が流れるんだから使えるよ、ただし」
花田訓練兵「ただなんだ」
妖精「力は最小限だせるだけ最大限欲しいから手術を受けるしかないね」
花田訓練兵「いや、それで構わない最大限は、俺の身になにかあった時にする」
妖精「そう、なら持ってみな大事な人と愛する人を守れるという意思を心に秘めて」
花田訓練兵「あぁ」ガシッ
花田訓練兵「はぁー」抜刀
花田訓練兵「できた!」
妖精「これからよろしく相棒!」
花田訓練兵「あぁ」
回想終了
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へたれ提督「そうか、そんな事が」
謎の提督「なるほど軍医さんどうだい」
軍医「なら行けるかもしれません」
蒼龍「お願いします!」
軍医「分かりました。お待ち下さい」
へたれ提督「所で飛龍は?」
蒼龍「飛龍はショックで倒れて今眠ってる」
謎の提督「他のみんなは?」
蒼龍「瑞鳳は娘達の世話を、本多さんは職務をしている」
へたれ提督「そうか」(花田君絶対帰ってこいよ)
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花田少将(あれ、ここはどこだ?あぁそうだ飛龍をかばって撃たれたんだったという事は俺死んだのか?)
〇〇「いや違うな」
花田少将「うわっびっくりしたって、あなたは山口多聞少将!」
山口多聞少将「おう!飛龍艦長の山口だ」
花田少将「なぜここに」
山口多聞少将「いやなお礼を言いたくてな」
花田少将「お礼?」
山口多聞少将「花田少将、飛龍を助けてくれてありがとう」
花田少将「いえいえ私はあたりまえの事をしたまでです」
山口多聞少将「そして」
花田少将「そして?」
山口多聞少将「バカ者が無茶しおって飛龍が心配するだろうが」
花田少将「でも、」
山口多聞少将「でもなんだ」
花田少将「守りたかったんです。二度と大事な人を失いたくはないと思って」
山口多聞少将「なのに自分が撃たれたらもとのこもないじゃないか!」
花田少将「申し訳ありません」
山口多聞少将「そういうのは飛龍に直接言いなさい」
花田少将「でも私は死んだのでは」
山口多聞少将「いや君には艦息になる」
花田少将「そうかその時が来たのか、で艦の名前は?」
山口多聞少将「大丈夫、世界最強の戦艦だ」
花田少将「えっそれって」
山口多聞少将「まあ頑張れよ」
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病室
花田少将「ここは、どこだ」
看護師「花田さん分かりますか?」
花田少将「はい」
看護師「先生!」
軍医「花田少将ちょっと傷口見せて下さい」
軍医「傷口が消えている!花田少将ほかに不具合とかありませんか」
花田少将「はい、大丈夫です」
軍医「成功だ!おめでとうございます花田少将、いや改大和型三番艦信濃」
花田少将「そうか艦息になったんだな」
蒼龍「刀治郎!」だきっ
花田少将「蒼龍!心配かけたな」
蒼龍「よかった、無事で本当によかった」
花田少将「飛龍は?」
蒼龍「飛龍はショックで倒れたけどついさっき目が覚めたみたい」
花田少将「よし行くかおっと」
へたれ提督「花田君!大丈夫か」
花田少将「あぁへたれ提督大丈夫だ心配かけたな」
謎の提督「飛龍の所に行くんだろ手を貸そう」
花田少将「謎提さんありがとう」
病室
飛龍「刀治郎、、、」
江風「母さん」
花田少将「なぁに暗い顔してんだ飛龍」
江風「父さん!」
飛龍「、、刀治郎?」
花田少将「あぁそうだ」
飛龍「刀治郎!」だきっ
花田少将「約束通り帰ってきたぞ飛龍、ただいま」
飛龍「よかった、刀治郎になにかあったら、私」
花田少将「安心しろ俺はお前らを置いて死んだりしないさ」
飛龍「よかった、よかったぁ」
江風「よかった。父さん」だきっ
花田少将「心配かけたな江風、もう大丈夫だ」
その後海軍省はすべての反政府グループの拠点に突入し全員一斉検挙したが、活動家4人が逃走し現在指名手配中と本多補佐官から報告をうけた花田少将は2ヶ月のリハビリを終え退院し復帰したのであった。
次回予告
観艦式に、参加する事になった花田少将たち査察局、しかしその途中深海悽艦とバトルドームの襲撃を受けてしまう。仲間と力を合わせる事になったがそこで思わぬ出来事が次回「花田提督と査察局の日常」第9話「清霜とアンドロメダの思い」お楽しみに