※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

100 / 137
第八十三話「ワープ」

高雄 中央作戦室

 

花田中佐「諸君連邦軍の全艦隊が再建できるまで我々は迅速にガミラスから太陽系を奪い返さなければならないその為には光速の壁を突破する超光速ワープ航法が必要になる」

 

山北副長「ワープとはこのようにワームホールを人為的きに発生させ実質的に光速を越える航法です」

 

十川機関長「しかし本当にこんなことが出来るのですか?」

 

山北副長「理論上は可能だ。ただタイミングを間違えると時空連続体に歪みを生み宇宙その物を総転移させてしまうこともありえる」

 

戦闘班長「というとつまり?」

 

花田中佐「それほど新型機関の運用には細心の注意が必要だと言うことだ」

 

山北副長「それともう1つ」

 

桐生情報長「情報長の桐生です我々はこの機関が生む莫大なエネルギーを応用した兵器を完成させそれを各艦艇の艦首に搭載することに成功しました」

 

上條戦闘班長「兵器ですか?」

 

桐生情報長「粒子爆縮放射機便宜上我々はこれを粒子砲と呼んでいます。」

 

上條戦闘班長「粒子砲。どんな武器なんです?」

 

桐生情報長「簡単に言えばエンジン内で発生した粒子を密集させそれを放射する」

 

相馬砲雷長「それって船自体が巨大な大砲ってことですか?」

 

桐生情報長「そういうことになるわね」

 

山北副長「この粒子砲もいずれ試射をしなくてはならないでしょう。」

 

花田中佐「ワープテストは火星軌道を越えたポイントで行う。テスト予定時刻はマルフタマルマル万一に備え総員船外服を着用せよ。解散」ビシッ

 

クルー ビシッ

 

 

高雄 艦橋

 

林レーダー員「テスト開始2分前」

 

志摩航海長「ワープ先座標軸確認!」

 

大田航海員「確認した天王星軌道 s8630の空間点」

 

志摩航海長「座標軸固定する速度12から33エスノットに増速!」

 

十川機関長「両舷増速出力40から99まで上げろ機関質圧上昇中!」

 

大田航海員「速度30エスノット! 33エスノット!」

 

林レーダー員「テスト開始1分前」

 

大田航海員「速度36エスノット!」

 

林レーダー員「秒読みに入ります。10.9.8.7.6.5.

4.3.2.1」

 

志摩航海長「ワープ!」

 

 

ーーーーーー

林レーダー員「全艦ワープアウト」

 

上條戦闘班長「ここは?」

 

山北副長「木星!」

 

林レーダー員「なんで?」

 

上條戦闘班長「おい志摩!」

 

花田中佐「航海長状況報告!」

 

志摩航海長「分かりません!時空座標の設定では確かに!」

 

山北副長「予定ルート上に未知の障害物を探知回避したのかもしれません」

 

大田航海員「高雄木星の重力波に捕まっています!」

 

志摩航海長「駄目だどんどん吸い寄せられています!操舵不能です」

 

花田中佐「落ち着け機関長状況は?」

 

十川機関長「主エンジンからエネルギーが上手く回らないのです。補助エンジンに切り替えてやってみます!」

 

志摩航海長「補助エンジンに動力伝達!安全翼展開!」

 

上條戦闘班長「頼むぞ志摩!」

 

志摩航海長「分かっている!」

 

林レーダー員「レーダーに感あり前方6万キロ船ではありません大きすぎます!」

 

花田中佐「拡大投影!」

 

山北副長「赤外線モードに切り替えろ!」

 

志摩航海長「これは?」

 

続く

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。