※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

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第八十六話「第三次土星沖海戦 後編」

連邦宇宙軍司令部から土星沖に冥王星からガミラス軍出現の報を受けた花田中佐以下第7航空艦隊は木星での補給と修理を終え土星沖に向かった

 

第7航空艦隊 旗艦 高雄

 

艦橋

 

山北副長「そろそろですな」

 

花田中佐「あぁ作戦第一段階。攪乱開始」

 

上條戦闘班長「了解。点火!」

 

最初に仕掛けたのは地球艦隊だった。ガミラス艦隊の目前で、デブリ内に敷設された機雷が次々に起爆。装填されていたビーム攪乱剤が飛散し、ビームバリアが形成された。ガミラス軍は定石通りガイデロール級とデストリア級が遠距離砲撃を開始したがビームバリアによって効果を無力化してしまう。そして痺れを切らしたのかここで複数のガミラス艦艇らが独断で接近を開始一部はデブリ内にまで侵入し、地球艦隊に砲撃を加えようとした

 

林レーダー員「ガミラス艦予定通りデブリ内に侵入。」

 

花田中佐「航空隊及びフリーゲート戦隊に打電。作戦第二段階迎撃を開始されたし」

 

藍原通信員「了解」

 

そして次の瞬間大型デブリの陰から多数のミサイルフリーゲート艦が出現。航空隊と共に、不用意に突出したガミラス艦艇に襲いかかった。

 

ミサイルフリーゲート艦 響 艦橋

 

艦長「艦首魚雷発射準備!」

 

砲雷長「目標をロックした即敵よし照準よし!」

 

艦長「てぇー!」

 

ドカドカーン(発射音)

 

ドカーン(命中)

 

戦闘班長「命中!敵艦撃沈!」

 

艦長「よし!」

 

ミサイルフリーゲート艦は威力は大きいものの短射程な実体弾兵装を活用すべくデブリの背後でガミラス軍が接近するのを手ぐすね引いて待ち構えていたのである。このミサイルフリーゲート艦の攻撃以外にも、混乱を原因とするフレンドリーファイヤが多数発生。損害を重ねたガミラス艦艇は後退を余儀なくされた。ガミラス艦隊は中距離砲撃でデブリとミサイルフリーゲート艦の排除を試みるも膨大なデブリの数と攪乱剤の効果故に失敗に終わる。花田艦隊の戦術に旅団長シュルツ大佐は舌を巻いていた。彼らがいるかぎり地球本星への直接攻撃が困難であったからだ。だが補給線の長さと二等臣民という立場上これ以上の失敗は許されなかった

 

 

第七五七空間機甲旅団。旗艦 シュバリエル

 

シュルツ司令 「なるほど、いい作戦だ」

 

シュルツ司令は砲撃を止めさせ副司令のガンツ少佐に最後のカードを切るよう命じた

 

高雄 艦橋

 

林レーダー員「敵艦隊の砲撃が止んでいきます。」

 

上條戦闘班長「勝ったのか?」

 

山北副長「ここで砲撃を止めさせるとは」

 

花田中佐「敵は優秀な指揮官をお持ちのようだ。引き続き警戒を厳となせ!」

 

林レーダー員「レーダーにワープアウト反応!ガミラス艦隊の増援です!」

 

花田中佐「やはり来たか」

 

第二十四重空間機甲旅団 それは辺境故に常に戦力不足に悩む銀河方面軍唯一の例外であり、虎の子の機動戦略予備である。シュルツ大佐は嘗てドメル中将の下で轡を並べた旅団長と謀り温存された本部隊投入の了承を方面軍司令から取り付けていた。旅団とはいえ、新鋭のハイゼラード級とメルトリア級を戦隊規模で有する増強旅団でありその戦闘実力はまさに精鋭部隊であった。花田艦隊の防壁として機能していたビームバリアもハイゼラード級とメルトリア級の大量の砲撃は食い止めることは出来なかった。

 

林レーダー員「バリア機能停止!」

 

山北副長「どうやら敵は最後の手を打ったみたいですな。」

 

花田中佐「であれば我々も最後の手を打つとしよう。作戦第三段階。プランm発動!」

 

上條戦闘班長「プランm?」

 

花田中佐「艦首魚雷に特殊弾装填!目標前方の敵艦隊!ってー!」

 

バシュー

 

ドーン

 

パラパラパラパラ

 

上條戦闘班長「これは霧ですか?」

 

花田中佐「あぁミノスフキー粒子を弾頭に装填した特殊弾だ。これで奴らの目をくらませ砲撃を止めさせることが出来る作戦第四段階。包囲殲滅作戦発動!全艦は包囲陣形を作りながら前進目視にて標準を合わたのち敵艦隊を攻撃これを殲滅せよ」

 

シュバリエル 艦橋

 

「地球艦隊前進する模様。」

 

シュルツ大佐「バカめ。わざわざ殺されに来たか砲撃用意!」

 

「シュルツ司令!」

 

シュルツ大佐「どうした?」

 

「敵艦隊に照準を合わせることが出来ません!」

 

シュルツ大佐「なんだと!どういうことだ?」

 

「謎の霧で照準を合わなくなりレーダーも謎の機能障害が発生している模様!」

 

シュルツ大佐「そんなテロン人がこんな技術を持っているとは」

 

「敵艦隊の砲撃来ます!」

 

シュルツ大佐「はっ衝撃に備えろ!」

 

 

突然のレーダーの機能障害、更に地球艦隊の攻撃にガミラス艦隊の動揺と混乱は大きく陣形変更すら遅れがちだった。射撃システムは既に機能を三十隻の包囲部隊は一航路のみで五十隻近いガミラス艦隊を血祭りに上げた。更に本隊からの粒子砲の砲撃は苛烈でありガミラス艦隊は接近すら許されず次々と撃破されていった。ここに勝敗は決したのである。シュルツ大佐座乗シュバリエルは単艦でジャンプし戦場から離脱。その他は花田艦隊の攻撃によってことごとく沈んでいったのだった。

 

 




舞鶴海上基地 執務室

花田中将「そして最強部隊が全滅したことによってその他のガミラス艦隊は次々と太陽系から撤退したことによってガミラスとの戦闘は終わりを迎えたよ。その後は君が知る通りさ。」

銀河「なるほど」

花田中将「こんな話でよかったのか?」

銀河「はい。ありがとうございました」

花田中将「また聞きたい話があったら遠慮なく言いなさい。暇な時に話すから」

銀河「分かりました。所で司令?」

花田中将「ん?」

銀河「さっきから誰かに睨まれているような」

花田中将「えっ?そんなことは」

照月「と~お~くん」

花田中将「てっ照月!なんでここに」

照月「いつもより帰りが遅いから心配して来てみればまた浮気ですかぁ~!」

花田中将「いや待て!なんでそうなるんだ!」

照月「許さない。お仕置きが必要みたいですね」(ハイライトオフ)

花田中将「うわぁ~」

続く



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