※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

106 / 137
第九十話「不穏な動き」

海軍省 大臣執務室

 

花田中将「欧州ブロックに不穏な動き…ですか」

 

花田誠一海軍大臣「あぁどうやら深海棲艦の艤装と生命力、耐久性に大型の水棲生物の生態を取り入れた画期的な《生物兵器》を開発したらしい」。

 

花田中将「確かなんですか?」

 

花田誠一海軍大臣「あぁ。諜報部からの報告だからな」

 

花田中将「だとするとまずいですね」

 

花田誠一海軍大臣「あぁこれらを実装・量産化すれば、艦娘に対し人権を求める市民団体を鎮静化することはおろか、制海権のバランスコントロールも自由自在になる。」

 

花田中将「なんとしても阻止しなければ」

 

花田誠一海軍大臣「あぁ。そして連邦本部からお前の所の広域捜査権を与えて下さった」

 

花田中将「ついにですか。」

 

花田誠一海軍大臣「あぁこれで奴らの好きにはさせないぞ。」

 

花田中将「ならそれまで我々は証拠を集めるとしましょう。」

 

花田誠一海軍大臣「あぁ頼んだぞ」

 

花田中将「はっ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

舞鶴海上基地 執務室

 

花田中将「でどうだった?」

 

望月課長「クロですね。証拠と証言両方取れました」

 

花田中将「裏取りは?」

 

望月課長「問題ありません。」

 

花田中将「よし。よくやった。」

 

望月課長「ありがとうございます」

 

花田中将「あとはどのタイミングで摘発するかだな」

 

望月課長「はい」

 

コンコン

 

花田中将「入れ」

 

高雄「失礼します。」

 

望月課長「では私はこれで」

 

花田中将「あぁご苦労様」

 

ガチャン

 

花田中将「それでどうしました?」

 

高雄「先ほど通信司令室から救難信号を探知したと報告が。」

 

花田中将「救難信号?分かりました。すぐに行きます」

 

 

通信司令室

 

花田中将「状況は?」

 

通信員「信号を送ってきたのは、遠洋練習航海に出ている艦隊です」、

 

花田中将「場所は?」

 

通信員「場所はアジア・オセアニア自治ブロックと欧州自治ブロックの境目付近との事です」

 

花田中将「詳しい情報は?」 

 

通信員「入っていません」

 

高雄「仕掛けてきた深海棲艦の規模やその他諸々は、艦隊のみなさんの練度及び実績を鑑みれば、そこまで脅威ではないハズ。となれば……救援を求めざるを得ない事態が起きたと見るべきですね」

 

花田中将「えぇ」

 

高雄「司令いかが致しますか?」

 

花田中将「救援に行きたいのは同感だが、原則として、連邦統合海軍は配属されたブロック外の問題に干渉することは出来ない」

 

高雄「司令…」

 

通信員「司令!欧州方面に向かう艦隊を補足しました!」

 

花田中将「何!どこの鎮守府のか!」

 

通信員「夏夜月提督の部隊です!」

 

高雄「なんですって!」

 

花田中将「なるほど考えたな」

 

高雄「どういうことですか?」

 

花田中将「【注文の多い鎮守府】は、軍属だけど軍属じゃない。軍属じゃないけど軍属である特殊な鎮守府だです。なので軍属ではない以上軍部のしきたりなんて関係ないんだよ」

 

高雄「いかがなさいますか?」

 

花田中将(欧州ブロックなら奴らが関係しているかもしれない。もし交戦すればこれを機に強制捜査に着手出来るかもしれない。ならばやることはただ一つ!)

 

花田中将「今すぐ出せる部隊は?」

 

高雄「能代さんと皐月ちゃん率いる水雷戦隊と瑞鶴さんと飛鷹さん率いる機動部隊が」

 

花田中将「…我々はこれより部隊の救援にあたる尚この件の全ての行動の責任は私がとる。なので皆思う存分任務に当たれ!いいな」

 

「「「はい!」」」

 

花田中将「よし艦隊と査察課憲兵課及び技術課はヘリデッキに集合。まずは現場海域の近くにいる我が水上第2艦隊と合流する」

 

「「「「はっ!」」」」

 

続く

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。