※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

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第九十九話「彼女の名はアルカディア」

ドカーン(爆発音)

 

能代「敵艦隊の消滅を確認お見事です。司令」

 

花田中将「ふぅー」

 

皐月「さすが司令官!」

 

花田中将「いや今回はお前さんらのお陰だ。あの技一発じゃ奴等を倒せなかったからな。で、だ瑞鶴?」コイコイ

 

瑞鶴「ん?何」

 

花田中将「誰が勝手に出撃していいと言ったー!」頬をつねる

 

瑞鶴「いたた!だってー!あのままじゃあ間に合わないと思ったんだもん!」

 

花田中将「だからといって俺に何も言わず行くバカがおるか!どんだけ心配したと思ってるんだ!」

 

瑞鶴「うぅ~」

 

能代「まぁまぁ司令。」

 

花田中将「能代まさか君まで加担するとはな意外だったよ。」

 

能代「申し訳ありません。でも」

 

花田中将「でも、なんだい?」

 

能代「こういうとき司令ならこうなさるはずだと思っていたので」

 

花田中将「そうか。しかしまぁ報告書くらいはあとで書いとけよ。何も処罰なしじゃあ示しがつかん」

 

能代「はい」

 

花田中将「他の者は皆反省文だ。いいな」

 

「はい」

 

花田中将「後瑞鶴は夜執務室に来なさい。」

 

瑞鶴「えっなんでよ!」

 

花田中将「お仕置きをしないといけないからな。今夜は寝かせないぞ」(ボソッ)

 

瑞鶴「は、はぅ。」(頬を赤める。)

 

花田中将「よしこのまま前進し、救援海域に向かうぞ」

 

能代ら「了解!」

 

そして救援海域に到着すると花田刀治郎率いる艦隊は、とんでもないものを目の当たりにした。

 

 

花田中将「ア……アルカディアだと……!?」

 

皐月「アルカディアって?」

 

 

ファントム・F・ハーロック・・・またの名を《キャプテン・ハーロック》。

宇宙進出を実現した人類史において、地球内部は勿論、全宇宙において、その名を知らぬ者は無いとされる『伝説の宇宙海賊』。

地球連邦政府のみならず、銀河帝国や連邦政府と同じく自由と平等を謳う《自由惑星同盟》にさえも反旗を翻し、戦う道を生きていた。

そして………かの《ネオ・ジオン》並びに《袖付き》と呼ばれるジオン残党などによる戦乱の中、ハーロック率いる宇宙海賊とその乗船《アルカディア号》は撃沈、歴史から消え去った……筈だった―――

 

花田中将「まさかあの少女がアルカディアだったとはこりゃ驚いた。」

 

と次の瞬間

 

皐月「司令官!あれ!」

 

花田中将「まさか!」

 

半壊した改造深海棲艦が、アルカディアに向かって体当たりを仕掛けてきたのである。

 

皐月「ヤバいよ……アレ、特攻かまして道連れにする気だ!!」

 

能代「提督!私が先に止めて……」

 

能代が主砲を向けようとした、その時。

 

アルカディアは避けるどころか、改造深海棲艦に向かっていった。

 

瑞鶴「止めてぇーっ!!」

 

アルカディア「《衝角》……展開!」

 

ぶつかる少し前、アルカディアの艤装の艦首にジャックナイフの様な巨大な刃が展開された。

そして・・・その鋒を改造深海棲艦に向けたまま突撃。

アルカディアと接触するよりも少し先に爆発、撃沈したことにより、爆風と黒煙が立ち上るが、煙を切り裂くようにしてアルカディアは姿を現した。

 

花田中将「さすがだな。」

 

瑞鶴「これで任務完了?」

 

花田中将「あぁ君らはそのまま土佐に帰投してくれ」

 

皐月「司令官は?」

 

花田中将「俺?俺はちょっとゴミどもを掃除してくるわ」ギラン

 

その後花田中将は夏夜月提督らと合流し共に欧州基地に向かった。

 

欧州基地

 

堂上係長「ご苦労様です。」

 

花田中将「奴等は?」

 

堂上係長「こちらです。」

 

堂上係長に案内された先にいたのは、氷漬けとなったカークランド並びに関係者達だった

 

花田中将「なぜこいつら凍っているんだ?」 

 

夕張「どうやらこの兵器によるものみたいですよ」

 

花田中将「それは?」

 

《ハープーン》―――冷凍ガス噴射装置を内蔵した、宇宙モリとも呼ばれる特殊兵器により、カークランド達は氷漬けとなり、逃亡に失敗したのだった

 

花田中将「生きてるのか?」

 

堂上係長「えぇ」

 

花田中将「ならこいつらの取り調べが済んだら身柄を国防軍に渡してくれ」

 

堂上係長「了解しました。」

 

更に積み込まれていた食料や資材、さらに連中の悪業を暴く決定的物証と呼ぶべき研究資料を回収し資料は花田中将らが回収し、資材と食料は「戦利品」と夏夜月提督らに譲渡した。こうして欧州戦役は幕を閉じた今回の一件で連邦政府議会は欧州ブロックの領地を減らしそこをアジア・オセアニアブロックの領地とすることを決定。それをうけ海軍省は大臣派の軍人を。陸軍省は高機動憲兵隊をそれぞれ派遣し、NPFも欧州に基地を置くことになった。

 

舞鶴基地 執務室

 

花田中将「これで少しは落ち着くだろう」

 

玄田課長「えぇしかも欧州に基地を置けたことにより人員を派遣し、三木之に対して本格的な捜査が行えるようになりました。」

 

花田中将「あぁあの野郎今度こそ捕まえてやる!」

 

続く 

 

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