茶室
花田中将「いやぁやっぱり落ち着くな」
織田提督「ありがとうございます。それより大事な話とは?」
花田中将「あぁそうだ 織田信孝提督いや織田信長公うちに NPFに来ないか?」
織田提督「えっ?」
花田中将「もう一度言う。うちに来ないか?」
織田提督「理由を聞かせてもらえますか」
花田中将「私はねこれからの時代は行動力と決断力が必要になっていく。信長公あなたは両方を兼ね備えている。」
織田提督「それでわしをNPFへ?」
花田中将「ゆくゆくはあなたに司令官を任せたいと思っている。」
織田提督「わしを司令官にですか?」
花田中将「あぁ」
織田提督「しかし花田閣下が続ければ…なるほどそう出来ない事情があるんですね」
花田中将「…実は」
廊下
海風「お父さんにお茶菓子を持っていかないと。」スタスタ
海風「ここね」スッ
花田中将『私はもう長くは生きられないんです。』
海風「えっ」
織田提督「何故」
花田中将「話は数ヶ月前に遡ります。」
回想
数ヶ月前
海軍省付属海軍軍病院
しのぶ医師「相変わらず無茶するわね刀君は」
花田中将「申し訳ない それで姉弟子私の体はどうなんですか?」
しのぶ医師「…」
花田中将「姉弟子?」
しのぶ医師「刀君いや花田中将気をしっかり持って聞いて下さい。」
花田中将「はい」
しのぶ医師「心臓に悪性腫瘍があります」
花田中将「やはりか」
しのぶ医師「知っていたの?」
花田中将「自分の体のことは自分が一番よく分かっています。それでステージは?」
しのぶ医師「ステージ5しかも全身に転移が確認されています。」
花田中将「末期ですか」
しのぶ医師「えぇ本来ならばもう死んでいてもおかしくはないのですが、今は艦息の力でどうにか持たせている状態です。しかし」
花田中将「えぇ艦息の力はその強い力の代償として本人の生命エネルギーを吸ってなりたっており、このままでは生命エネルギーと艦息の力を失い死んでしまうのですよね」
しのぶ医師「そうです。つまり艦息のままでも生命エネルギーを失い死ぬし艦息を辞めたらガンで死んでしまう」
花田中将「どっちに転んでも死ぬのは確実か」
しのぶ医師「えぇ」
花田中将「ちなみにこのままだったら後どのくらいですか?」
しのぶ医師「長くて二年短くて一年。」
花田中将「そうですか。」
回想終了
花田中将「ということでね」
織田提督「なんということだ それで刀治郎殿はどうなさるおつもりで」
花田中将「私は今死ぬ訳にはいかない。それに死ぬなら病ではなく戦って死んだほうが私らしい。 なので艦息は辞めないことにするつもりだ」
織田提督「それだけですか?」
花田中将「いや本音でいうと苦しむ姿を彼女らに見てほしくないからかな。」
織田提督「なるほど。それでこれからはどうなさるおつもりですか?」
花田中将「あぁ残りの人生は娘らの指導に当てるとするよ。」
織田提督「ご息女らの指導ですか?」
花田中将「あぁ私はね死ぬまでに私の全ての力を彼女らに教えるつもりだ。海風には軍略・政治を江風には剣術や射撃 山風には式神や陰陽術をね これも全てこれからは彼女ら3人で支え合って生きて行けるようにな」
織田提督「なるほど」
花田中将「それでどうだ?うちに来てはくれないか」
織田提督「フム」
花田中将「ずっとではない。私の息子が13歳になったらあとは息子が引き継ぐ。それ以降はまたここで提督をやればいい。」
織田提督「それまで今の部下達は?」
花田中将「全員ここに転属させてもいい」
織田提督「本当ですか」
花田中将「そのくらいのことならお安いご用さ」
織田提督「少し時間を下さい皆と話し合いますうえ」
花田中将「分かった」
廊下
海風「お父さんが病気なんて。私はどうすればいいの?」
続く