※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

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第百十二話「会談 後編」

茶室

 

花田中将「いやぁやっぱり落ち着くな」

 

織田提督「ありがとうございます。それより大事な話とは?」

 

花田中将「あぁそうだ 織田信孝提督いや織田信長公うちに NPFに来ないか?」

 

織田提督「えっ?」

 

花田中将「もう一度言う。うちに来ないか?」

 

織田提督「理由を聞かせてもらえますか」

 

花田中将「私はねこれからの時代は行動力と決断力が必要になっていく。信長公あなたは両方を兼ね備えている。」

 

織田提督「それでわしをNPFへ?」

 

花田中将「ゆくゆくはあなたに司令官を任せたいと思っている。」

 

織田提督「わしを司令官にですか?」

 

花田中将「あぁ」

 

織田提督「しかし花田閣下が続ければ…なるほどそう出来ない事情があるんですね」

 

花田中将「…実は」

 

 

廊下

 

 

海風「お父さんにお茶菓子を持っていかないと。」スタスタ

 

海風「ここね」スッ

 

花田中将『私はもう長くは生きられないんです。』

 

海風「えっ」

 

 

 

織田提督「何故」

 

花田中将「話は数ヶ月前に遡ります。」

 

 

回想

 

数ヶ月前

 

 

海軍省付属海軍軍病院

 

 

 

しのぶ医師「相変わらず無茶するわね刀君は」

 

花田中将「申し訳ない それで姉弟子私の体はどうなんですか?」

 

しのぶ医師「…」

 

花田中将「姉弟子?」

 

しのぶ医師「刀君いや花田中将気をしっかり持って聞いて下さい。」

 

花田中将「はい」

 

しのぶ医師「心臓に悪性腫瘍があります」

 

花田中将「やはりか」

 

しのぶ医師「知っていたの?」

 

花田中将「自分の体のことは自分が一番よく分かっています。それでステージは?」

 

しのぶ医師「ステージ5しかも全身に転移が確認されています。」

 

花田中将「末期ですか」

 

しのぶ医師「えぇ本来ならばもう死んでいてもおかしくはないのですが、今は艦息の力でどうにか持たせている状態です。しかし」

 

花田中将「えぇ艦息の力はその強い力の代償として本人の生命エネルギーを吸ってなりたっており、このままでは生命エネルギーと艦息の力を失い死んでしまうのですよね」

 

しのぶ医師「そうです。つまり艦息のままでも生命エネルギーを失い死ぬし艦息を辞めたらガンで死んでしまう」

 

花田中将「どっちに転んでも死ぬのは確実か」

 

しのぶ医師「えぇ」

 

花田中将「ちなみにこのままだったら後どのくらいですか?」

 

しのぶ医師「長くて二年短くて一年。」

 

花田中将「そうですか。」

 

 

回想終了

 

花田中将「ということでね」

 

織田提督「なんということだ それで刀治郎殿はどうなさるおつもりで」

 

花田中将「私は今死ぬ訳にはいかない。それに死ぬなら病ではなく戦って死んだほうが私らしい。 なので艦息は辞めないことにするつもりだ」

 

織田提督「それだけですか?」

 

花田中将「いや本音でいうと苦しむ姿を彼女らに見てほしくないからかな。」

 

織田提督「なるほど。それでこれからはどうなさるおつもりですか?」

 

花田中将「あぁ残りの人生は娘らの指導に当てるとするよ。」

 

織田提督「ご息女らの指導ですか?」

 

花田中将「あぁ私はね死ぬまでに私の全ての力を彼女らに教えるつもりだ。海風には軍略・政治を江風には剣術や射撃 山風には式神や陰陽術をね これも全てこれからは彼女ら3人で支え合って生きて行けるようにな」

 

織田提督「なるほど」

 

花田中将「それでどうだ?うちに来てはくれないか」

 

織田提督「フム」

 

花田中将「ずっとではない。私の息子が13歳になったらあとは息子が引き継ぐ。それ以降はまたここで提督をやればいい。」

 

織田提督「それまで今の部下達は?」

 

花田中将「全員ここに転属させてもいい」

 

織田提督「本当ですか」

 

花田中将「そのくらいのことならお安いご用さ」

 

織田提督「少し時間を下さい皆と話し合いますうえ」

 

花田中将「分かった」

 

廊下

 

 

海風「お父さんが病気なんて。私はどうすればいいの?」

 

 

続く

 

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