※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

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蒼龍奪還に成功した花田少将ら査察局は蒼龍を
吉坂博士の国際医療科学研究所に、瑞鳳、海風、山風、江風を六本脚鎮守府に保護させ一路カポネのいるアジトに向かい時が来るのを待っていたのだった


第十八話「未来」

アジト

 

花田少将「すまないな。迷惑をかける」

 

カポネ「いやダンナにはいつもよくしてもらってる。このくらいお手のものですよ」

 

花田少将「そうか。」

 

手下A「ファーザァー、ダンナ、陸軍省の本多さんがお越しです」

 

花田少将「そうか。通してくれ」

 

ガチャ

 

本多幸雄「失礼します」

 

花田少将「あぁ本多紹介しよう。彼は」

 

本多幸雄「関西方面一帯の裏社会を牛耳る、アメリカ生まれのギャング【動く城キャッスル=ウォーカー】ボス《ブライアン・カポネ》だな」

 

花田少将「ほうもう知っているのか」

 

本多幸雄「彼の存在は陸軍省もごく一部把握してますよ。」

 

花田少将「そうかでは作戦会議を開こう」

 

本多幸雄「はい。」

 

花田少将「ではまず今の状況は?」

 

本多幸雄「はい。海軍省はあなたを殉職と判断しました。査察局は事実上解散。査察局の皆は自宅待機してます。」

 

花田少将「そうか。目標に動きは?」

 

本多幸雄「特にないです。」

 

カポネ「では予定通りに」

 

花田少将「あぁ」

 

本多幸雄「我々憲兵隊は外の回りを担当しており内部は奴の私設憲兵が守っております。よって我々は外から奴の脱走および私設憲兵が逃げないように監視または援護を行います」

 

花田少将「了解。我々は内部から直接奴を殺る。カポネらは私設憲兵を」

 

カポネ「了解。お任せを」

 

花田少将「いいか。我々査察局は二手に別れる俺と武蔵姉さんは表から 大和姉さんと飛龍は裏から侵入し奴を発見しだい発砲を許可する」

 

大和「でも建物内部では艤装は使えないはず」

 

花田少将「えぇだからこれを使います」

 

カチ

 

花田少将「携帯型鎮圧執行システム。

通称ドミネーター。脅威判定が一から五まであり、

レベル1ノンリーサルパラライザー

レベル2リーサルエリミネーター

レベル3デストロイエルミネーター

レベル4デストロイデコンポーザー

レベル5エクゼキューションスローター

のそれぞれに執行モードがある。ただしこれらに反応しない場合は格闘戦にて対処する。」

 

武蔵「なるほど、これなら行けるな」

 

花田少将「えぇ。目的地に向かうまでに抵抗が

予想されますのでその場合も発砲を許可します。」

 

飛龍「了解。」

 

花田少将「作戦は今晩行う。作戦準備にかかれ」

 

全員 「了解!」

 

数時間後

 

 

海軍大臣邸

 

 

花田少将「目標に動きは?」

 

本多幸雄「特に変わりはありません。」

 

花田少将「よし配置につけ」

 

大和「こちら裏門配置完了」

 

カポネ「こちら奇襲部隊配置完了。」

 

花田少将「よし。じゃあ行きますか」仮面をつける

 

花田少将「作戦開始!」

 

 

カポネ「よしやるか」

 

私設憲兵「おい!誰だ貴様!」

 

カポネ「ただの侵入者だが」

 

私設憲兵「その服装、顔の傷……そして、胸元のバラ!貴様、【キャッスル=ウォーカー】のブライアン・カポネだな!?」

 

カポネ「ひぃ、ふぅ…みぃ………フン、た・っ・た・2・0・人・か。負けたな、お前ら……兵力差でな」

 

 

包囲されて尚、カポネは不敵な笑みを浮かべる。

 

 

私設憲兵「バカめ!そっちはたった一人だろう!?部下を連れて来なかったの事が、貴様の失敗だ!!憲兵隊!コイツには特例措置として射殺許可が降りている!!構うことはない、殺れ!!!」

 

部隊長が指示し、一斉に銃を構えたのと同時に。

 

カポネ「砲門、開けぇええっ!!!」

 

 

カポネの身体に小さな『窓』がいくつも開き、そこから大砲が顔を覗かせた。

 

 

 

 

私設憲兵「…………!!?」

 

 

私設憲兵「な、なんだ………!?」

 

カポネ「砲撃、開始ッ!!!撃てぇ―――ッ!!!!」

 

『窓』から見える、ミニチュアサイズの大砲から弾が放たれ、カポネからある程度離れた瞬間。

 

私設憲兵「ッ!!!?」

 

私設憲兵「た、弾が急にデカ……!!!?」

 

 

 

憲兵隊の眼前にて巨大化、と同時に爆発。

 

さらに、カポネの腹部に大きな『扉』が現れ、中からラッパが鳴り響く。

 

 

カポネ「騎馬隊、突撃ィイイイッ!!!」

 

 

 

そして。

 

 

 

私設憲兵「うっ……うわあぁぁぁああああッ!!!!??」

 

私設憲兵「人が……馬に乗った人が、出てきたああっ!!?」

 

ライフルや槍を持った騎馬隊が飛び出し、ミニチュアサイズから等身大になって次から次へと憲兵に襲いかかる。

 

  

【動く城キャッスル=ウォーカー】―――

 

 

 

それは、ブライアン・カポネをボスとする一大ギャングのファミリー名であると同時に、ブライアン・カポネの二つ名でもあった。

  

 

カポネ自身が、《城》なのである。 

 

 

カポネ「言ったろう?“兵力差”が違う……!!!」

 

 

これには、流石の憲兵も驚きを隠せない。

 

 

憲兵隊長「ばっ……バケモノめ……!!まさか奴は……【幽便局】の職員だったのか………!?」 

 

 

いくら指揮が無能な憲兵でも、勝ち目が無い相手にまでケンカを売る度胸は無い。 

 

澄み切った空の下で、砲撃が轟く。

 

 

花田少将「よしうまく入れたな。裏門状況は?」

 

大和「こちら大和。内部に侵入完了これより進行します」

 

花田少将「了解。合流地点に向かえ。」

 

大和「了解。」

 

花田少将「よし。行きますか」

 

武蔵「あぁだがそう簡単にはいかなそうだぞ」

 

花田少将「ですね。」

 

 

私設憲兵「誰だ貴様ら!さては外の奴の仲間か」

 

花田少将「そうだと言ったら?」

 

私設憲兵「撃つまでだ。構え!」

 

武蔵「どうする?」

 

花田少将「ドミネーターでやりましょう」

 

武蔵「了解だ」

 

「脅威レベル2執行対象です。執行モードリーサルエリミネーター落ち着いて照準を合わせ対象を排除してください。」

 

Pukyuuuuun

 

私設憲兵「うわー」バシャン

 

私設憲兵「この化け物め!」

 

「執行モードリーサルエリミネーター落ち着いて照準を合わせ対象を排除してください。」

 

花田少将「悪いな。これも任務だ」

 

Pukyuuuuun

 

バシャン

 

武蔵「惨いな」

 

花田少将「ですね。さぁ先をいきましょう」

 

武蔵「了解。」

 

 

私室前

 

花田少将「ここか」

 

武蔵「そうみたいだな」

 

大和「裏門部隊合流しました」

 

花田少将「よし我々はこれより突入します。大和姉さんらは家族の確保を。たが脅威レベル2以上が検出されたら執行して構いません。」

 

大和「了解。行きましょう。飛龍さん」

 

飛龍「了解です。」

 

タタタ

 

花田少将「よし。武蔵姉さんはここで待機を」

 

武蔵姉さん「了解。お前は?」

 

花田少将「奴を殺ります。」

 

武蔵姉さん「分かった。」

 

ガチャ

 

海軍大臣「だ、誰だ貴様!」

 

花田少将「ほぅもう忘れたか」

 

仮面をはずす

 

海軍大臣「貴様は!」

 

花田少将「ご無沙汰してます。海軍大臣?」

 

海軍大臣「貴様!生きていたのか。」

 

花田少将「えぇ私はあんな奴等くらいにやられるたまじゃないのでね」

 

海軍大臣「くっ!こんな事をしてただじゃすまないぞ!」

 

花田少将「その言葉そっくりそのまま返しますよ。」

 

海軍大臣「何!」

 

花田少将「よくもこの俺と蒼龍を騙したな」

 

海軍大臣「何の事かな?」

 

花田少将「冗談はきついぜ。お前は三木之とジュラルと共謀して、蒼龍を騙し俺をはめ、しかも情報を全て流した」

 

 

海軍大臣「フン!そんなのただの妄想だ!証拠はあるのか?」

 

花田少将「あぁこれに見覚えは?」

 

海軍大臣「その書類は!」

 

花田少将「あぁ海軍の機密情報の書類だ。しかもここに貴様のサインもある。」

 

海軍大臣「どこでそれを!」

 

花田少将「あいつらのアジトにあった。」

 

海軍大臣「嘘だ!そんなサイン偽造だ。偽造したに決まってる!」

 

花田少将「なぁいい加減にしないか?ここにあるサインは貴様が今まで書いてきたサインと筆跡が一致してるんだ!罪を認めろ」

 

 

海軍大臣「嫌だ!私はこんな所でやめる訳には!」

 

 

花田少将「そうか。ならば」

 

「脅威レベル2執行対象です。執行モードリーサルエリミネーター。慎重に照準を定め対象を排除してください。」

 

海軍大臣「待て!止めろ!私はまだ死にたくは!」

 

花田少将「ほざけ。貴様なんかがいれば海軍省の未来はない。貴様のその罪あの世で償うがいい」

 

Pukyuuuuun

 

 

バシャン

 

 

武蔵「やったか?」

 

花田少将「えぇ。」

 

大和「こちら大和。対象を発見しましたが抵抗し脅威レベル2と判定したため全員執行しました。」

 

花田少将「了解。こっちも終わりました。

離脱しましょう。」

 

本多幸雄「少将!ご無事ですか?」

 

花田少将「あぁ。後の事だが」

 

本多幸雄「はい。こちらで片付けます」

 

花田少将「すまないな」

 

本多幸雄「いえ」

 

花田少将「カポネ聞こえるか?」

 

カポネ「えぇダンナこっちは全て片付けました」

 

花田少将「分かった。帰投するぞ」

 

カポネ「了解。」

 

 

翌日海軍省はこの事件を乙事件と呼称し反政府軍の仕業と断定した。それと同時に花田少将は殉職していなかったと発表し、査察局は花田少将のもと活動を再開。

新たな海軍大臣には花田少将の父であり

元海軍大臣の花田誠一が就任した。

花田少将はこれまでの功績から来月から中将へと昇格する事が決定した

 

執務室

 

 

飛龍「おめでとう。中将?」

 

花田少将「おいまだ早いぞ来月からだろ」

 

 

飛龍「いいじゃない。昇格はめでたいものなんだから」

 

 

花田少将「いや。お前さんこの書類の山を見てそう言えるか?」

 

飛龍「しょうがないでしょ。昇格することにポストも執務も増えるんだから。」

 

花田少将「もとはといえばお前さんが忘れてなければこんなことにならなかったでしょうが!」

 

大淀「まだまだ増えますよ。書類」

 

花田少将「嘘でしょ!くそぉ!娘たちに会いてぇよ。」

 

大淀「駄目ですよ!まだ書類が終わってないんですから」

 

大和「まあまあ私らも手伝いますから?ね武蔵?」

 

武蔵「あぁさすがにこの量はこいつが倒れる」

 

花田少将「すみません。姉さんたち」

 

大和「いいのよこのくらい」

 

武蔵「無茶するくらいならたまには頼ってくれよ。」

 

花田少将「はい。」

 

飛龍「ってか事件終わったんだから迎えにいけばいいじゃない。なんでまた?」

 

花田少将「いやまだ早いだろ。まだ終わったと言うわけではないし、それに」

 

飛龍「蒼龍の事?」

 

花田少将「あぁ心に深い傷を負ってしまったからな。

だからあいつの側には海風が必要なんだ。」

 

飛龍「そうね。まだ安全と決まった訳ではないしね」

 

花田少将「あぁあいつの為にも早く奴等を逮捕しなくては!」

 

飛龍「そうね。」

 

花田少将(必ず捕まえてみせる!首を洗って待っていろよ!三木之!)

 

 

そうまだ三木之と花田少将ら査察局の戦いはまだ始まったばかりであった。

 

 

 

 

 

 




次回予告

ある鎮守府でとある艦娘が提督や他の艦娘に虐待を受けているとの情報を得た花田少将は捜査を開始するそんな中ある事件が発生した。いったいあの鎮守府で何が起こったのか 次回第十九話「悪夢との戦い」お楽しみに
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