※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

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太陽系の支配を目論む帝国軍の圧倒的な武力を前に連邦軍各艦隊は圧倒的に不利な戦いを強いられた。しかし唯一の例外が花田中将率いるNPF艦隊であった 土星宙域を奪還することに成功した連邦軍は土星を拠点とした領土奪還作戦を発令。花田中将らNPFにも協力要請が入った


第三十二話「天王星沖海戦」

マゼラン級戦艦 長門

 

司令室

 

花田中将「さて諸君総司令部より新たな任務だ」

 

沖田少将「奪還ですか?」

 

花田中将「あぁ場所は天王星だ。」

 

天王星 先の戦いで連邦軍第7艦隊が壊滅し、帝国軍に占領された星である

 

花田中将「あの第7艦隊がやられるとは敵は相当な手練か、数なのかも知れないな」

 

ヤン少将「それで総司令部は先の戦いで唯一勝ったわが艦隊に奪還命令をだした訳ですね。」

 

花田中将「あぁ敵の詳しい戦力が分からない以上今回の作戦は慎重に考えなければ。」

 

ヤン少将「では天王星には全艦隊で出撃ですか?」

 

花田中将「そうだな。各司令官は補給と修理が完了しだいただちに出撃準備に取りかかれ」

 

「「「「はっ!」」」」

 

 

艦橋

 

通信員「司令作戦参加艦艇出撃準備完了しました」

 

花田中将「了解。最大全速」

 

航海長「最大全速!」

 

花田中将「天王星に向けて発進!」

 

ドゴー

 

 

 

 

 

航海長「まもなく天王星につきます」

 

花田中将「ここで待機。哨戒艦を向かわせろ」

 

戦闘班長「了解。」

 

 

通信員「哨戒艦からの映像来ました。メインモニターに出します。」

 

花田中将「これは!」

 

艦長「一面が艦が埋め尽くされている」

 

花田中将「艦隊の数は?」

 

通信員「哨戒艦からの報告書によると9万だと」

 

花田中将「9万だと!」

 

艦長「司令いかがいたしますか?」

 

花田中将「通信。総司令部に緊急暗号通信我接敵するも数は圧倒的に向こうが有利ただちに増援を求む」

 

通信員「了解。」

 

レーダー員「報告!哨戒艦ロスト!」

 

艦長「気付かれましたな。」

 

レーダー員「敵艦隊接近!数およそ8万!」

 

通信員「総司令部より緊急暗号通信。まだ艦隊の再編が済んでおらず増援は困難。そちらのみで対処せよ」

 

艦長「司令!」

 

花田中将「くそ。ならばこちらでやってやる艦隊面舵一杯!」

 

航海長「了解」

 

花田中将「全艦隊第一種戦闘配置!」

 

戦闘班長「総員第一種戦闘配置!」

 

レーダー員「敵艦隊から小型機らしきものが急速接近!」

 

花田中将「防空隊に迎撃命令を」

 

戦闘班長「了解。」

 

花田中将「駆逐艦は対空防御主力艦はシールドに回してるエネルギーを主砲へ」

 

艦長「了解。」

 

花田中将「機関最大船速!」

 

機関長「最大船速!」

 

ドゴー

 

花田中将「敵艦隊の状況は?」

 

レーダー員「敵は数に勝る正面装備で押しつつ後方では補給して間断なく攻撃をしてきます。」

 

花田中将「フム。どうやら敵の指揮官は優秀みたいだな」

 

戦闘班長「我が方の被害甚大!」

 

花田中将「引き続き各個撃破に専念しろ!」

 

通信員「第二第三艦隊司令より通信!我これより敵艦隊の両側から奇襲をかける。」

 

花田中将「了解した。成功を祈る」

 

 

 

 

キルヒアイス艦隊

 

「敵艦隊前進していきます」

 

ビューロ副官「引き続き攻撃しろ。包囲して一気に叩くのだ!」

 

「我が軍の両側よりワープアウト反応!これは敵艦隊です!」

 

ビューロ副官「なんだと!」

 

 

 

少将「「目標敵補給艦隊!全艦隊撃ち方始め!」」

 

 

Pkun Pkun

 

「我が補給艦隊の被害甚大!」

 

ジークフリード・キルヒアイス司令官「なるほど補給を絶ち我々を挟撃するつもりか」

 

ビューロ副官「いかがなさいますか?」

 

キルヒアイス司令官「後方の艦隊に迎撃命令。我が艦隊は引き続き前方の敵艦隊に攻撃を集中する」

 

「補給艦隊壊滅!」

 

ビューロ副官「なっ!早すぎる」

 

「後方の艦隊の被害甚大!」

 

キルヒアイス司令官「どうやら敵艦隊の練度は我が方より上のようだな」

 

ビューロ副官「くっ!」

 

キルヒアイス司令官「後方の艦隊にはそのまま迎撃を我が艦隊の右翼左翼部隊を後退し敵艦隊を包囲しろ」

 

「はっ!」

 

 

第二艦隊 旗艦 伊勢

 

「敵の増援が我が方の右翼側に進行中」

 

栗田少将「なるほど包囲し一気に叩くつもりか」

 

艦長「司令我が方の被害も甚大です。既に九割が戦闘不能です。戦えるのは精々千隻くらいこのままでは戦闘続行不能になります。ここは逃げましょう。」

 

栗田少将「逃げるのは性に合わん。ならば精々残った艦を多く逃がすのに尽力するとしよう。残った艦の中に健在な分艦隊司令官はいるか?」

 

「アッテンボロー准将が健在です」

 

栗田少将「私が先陣をきって突破口を開く。准将君は戦闘不能な艦を率いて向こうと合流してくれ」

 

ダスティ・アッテンボロー准将「栗田提督。」

 

栗田少将「頼んだぞ准将。」

 

アッテンボロー准将「はっ!」

 

栗田少将「第三艦隊に打電。我これより突破口を開く第二艦隊の残存艦隊の援護を求む」

 

第三艦隊 旗艦 金剛

 

山本少将「了解した。我々も同じ状況だ巡洋艦戦隊を援護にあたらせろ」

 

「了解。」

 

山本少将「さてと我らも行くとするか。あとは任せたぞ沢村。」

 

沢村 勝准将「はっ!」

 

 

「方位維持全艦最大船速!」

 

 

山本少将「離れずについてこい!」

 

 

PkuunPkuun

 

 

「敵艦隊突っ込んで来ます。」

 

ビューロ副官「包囲陣を突破されるな!死守せよ」

 

「我が方の被害甚大!包囲崩れます。」

 

「敵艦隊突破されました!」

 

ビューロ副官「何!」

 

 

 

艦長「行けます!突破口開けました!」

 

ドカーン

 

山本少将「味方はどうなった?」

 

「約半数の艦が突破しました!」

 

山本少将「そうか。」

 

ドカーン

 

 

 

花田中将「くっ!航空隊に味方の撤退を援護させろ!」

 

戦闘班長「はっ!」

 

花田中将「モビルスーツ隊も出せ!全力応戦だ奴らの死を無駄にするな!」

 

「はっ!」

 

隊員「敵艦隊発見!」

 

隊長「よし全機敵艦を攻撃しろ!我らの力敵に見せつけてやれ!」

 

「はっ!」

 

 

「敵艦隊から謎の兵器が発進!」

 

ビューロ副官「謎の兵器だと?正体は」

 

「人型の何かとまでしか」

 

「味方艦隊交戦中!」

 

 

 

「敵接近!」

 

「ええい撃ち落とせ」

 

「無理です。速すぎます!」

 

ドカーン

 

「僚艦がやられました!」

 

「なんだと!うわぁー」

 

ドカーン

 

 

「味方損耗率7割を越えました!」

 

ビューロ副官「なんだと。たった一個部隊に我が艦隊がこうも簡単に」

 

キルヒアイス司令官「撤退だ。これ以上被害を出すわけにはいかん。」

 

「了解。」

 

キルヒアイス司令官「奴らの指揮官は一体何者なんだ」

 

 

 

長門 艦橋

 

「敵艦隊撤退する模様!」

 

艦長「司令追撃しますか?」

 

花田中将「いやこれ以上被害を出すわけにはいかないこれで十分だ」

 

艦長「了解。」

 

花田中将「通信。連邦司令部に暗号通信。我天王星奪還に成功せり。しかし我が方の被害甚大。修理のため被害の多い二個艦隊を残し我々は他の艦隊の援護に向かう」

 

通信員「了解。司令部より緊急暗号通信です」

 

花田中将「読め。」

 

通信「現時刻をもって海王星aポイントに集結。残存艦隊はただちに向かえ。とのこと」

 

花田中将「了解。進路変更海王星に向かう。」

 

航海長「了解。」

 

花田中将「第二第三艦隊は補給艦隊と合流し修理が完了しだい向かうよう伝えろ」

 

通信員「はっ。アッテンボロー准将から通信です」

 

花田中将「繋げ」

 

アッテンボロー准将「司令我が艦隊も戦列に加えて下さい。」

 

花田中将「しかし君の艦隊は」

 

アッテンボロー准将「まだ戦闘続行可能艦が七割も残っています。我々はまだ戦えます!」

 

沢村准将「わが第三艦隊も同じです」

 

花田中将「沢村准将も。分かったアッテンボロー准将の部隊はヤン少将の第五艦隊に沢村准将の部隊は私の艦隊と共に行動せよ。なお艦隊の指揮は君らに一任する。」

 

「「はっ!ありがとうございます」」

 

花田中将「では全艦隊海王星に向けて発進!」

 

 

続く

 

 

 

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