舞鶴海上基地 執務室
花田中将「わざわざ遠いところからようこそ。
私がここの指揮官である花田だ。で話とは」
使節「はい。今回の戦いでの停戦協定と捕虜の引き渡しについて場所と日時が決まりましたのでお伝えに」
花田中将「それでいつかな?」
使節「今日から一週間後に海王星にて行います。つきましては代表者をお聞きしたいのですが」
花田中将「了解した。ではこちらからは私が代表して行きます。」
使節「分かりました。では一週間後に」
花田中将「あぁ」
ヤン中将「よろしいんですか?」
花田中将「あぁ私はここの指揮官だからな」
ヤン中将「花田中将。私も同席しても構いませんか?」
花田中将「あぁ」
ヤン中将「ありがとうございます。」
一週間後
NPF海王星基地
花田中将「そろそろか」
ヤン中将「はい。 来ました」
「あなたがこの軍の指揮官である花田中将ですかな?」
花田中将「えぇ私が花田です。というとあなたが?」
キルヒアイス提督「初めましてジークフリード・キルヒアイスです。天王星であなた方の艦隊と戦ったことがあります。」
花田中将「あの時の艦隊の指揮官でしたか。いやはやあの戦いは凄かった。我が軍の中でも精鋭である二個艦隊を失うとは」
キルヒアイス提督「いえこちらこそあなた方の艦隊の練度には驚きました。とてもよい戦いでした」
花田中将「同感です。では早速話を」
キルヒアイス提督「もちろんです。本来今回の会談は我が帝国軍の司令であるラインハルト大将が来る予定でしたが大将は反乱軍の対処で忙しくそれで副官である私が代表として参ったしだいです」
花田中将「なるほどそれほど苦戦されているのですか?」
キルヒアイス提督「えぇ今はなんとか抑えてますがなにせ反乱軍の数が多くてですね。なにせ我々の艦隊も先の戦いで半数を失いましたから。」
花田中将「なるほど敵は貴族連盟と名乗っているとか」
キルヒアイス提督「はい。先の遠征に反対していたもの達ばかりの集まりですが一部軍人も含んでおりまして」
花田中将「なるほど一筋縄にはいかないと。」
キルヒアイス提督「えぇそれでなんですが。花田中将にお願いがありまして」
花田中将「同盟ですかな?」
キルヒアイス提督「えぇ。でもなぜそれを?」
花田中将「先の戦いではこちらも多くの被害を負いました。もし帝国軍が敗北すれば敵はそのままの勢いでこちらに攻めてくるかもしれませんからね。ここは手を結んだ方がいい関係を築けますし」
キルヒアイス提督「なるほど。素晴らしいその通りです。では同盟の件は?」
花田中将「えぇ喜んでお引き受け致します」
キルヒアイス提督「ありがとうございます。では次に捕虜の件ですが本日そちらに返還しても構いませんか?」
花田中将「はい。こちらも今日中にそちらに返還するつもりでしたから。」
キルヒアイス提督「なるほどちなみに捕虜にはどのようなことを?」
花田中将「取り調べをしたあと監視をつけながら普通の生活をするようにしました」
キルヒアイス提督「拷問などは?」
花田中将「そんなことはしませんよ。降伏してきたのにそんな無礼なことは致しませんよ」
キルヒアイス提督「なるほど花田中将あなたは素晴らしい方のようだ。」
花田中将「いえあなたこそ。では話を戻しましょうか?」
キルヒアイス提督「あぁはい。では同盟の条件についてですが」
花田中将「あぁそれはあなた方の条件をそのままのみましょう」
キルヒアイス提督「よろしいんですが?」
花田中将「あなた方の事だ我々に不利なことはしないのでしょう?」
キルヒアイス提督「えぇ。しかし本当によろしいんですが?援軍を求めたら必ず艦隊を派遣するとありますが?」
花田中将「そんなことはお安い御用ですよ。我々は仲間です。仲間に助けを求められたら手を貸すそんなこと当たり前ですよ」
キルヒアイス提督「なるほど。ありがとうございます」
花田中将「いえ。今日は素晴らしい日だそう思いませんか?」
キルヒアイス提督「まったくその通りです」
こうして帝国軍とNPFとの間に同盟が締結した。その際双方の捕虜をそれぞれ返還。同盟の証としてここ海王星に双方の基地を置くことになった
舞鶴海上基地
花田中将「これでしばらく宇宙での戦いはないな」
ヤン中将「しばらくは書類と戦いに明け暮れなくてはなりませんね。」
花田中将「そうだな」
ヤン中将「しかしよかったのですか?私が中将に昇進で?」
花田中将「あぁ今回の戦いは君の作戦がなければ勝てなかったし。君には艦隊の指揮と作戦参謀として頑張ってもらいたいからね」
ヤン中将「花田中将。」
花田中将「これからも頼んだぞヤン・ウェンリー中将」
ヤン中将「はっ!」