第四十一話「援軍」
舞鶴海上基地 執務室
ヤン中将「援軍ですか」
花田中将「あぁ先の戦いのあと帝国内で貴族連盟による反乱が起こっていることは知っているな」
ヤン中将「えぇ今だ鎮圧が出来ていないことも存じております。」
花田中将「まぁ無理もない数も向こうが有利でしかも反乱軍の中には軍人も混じっているからな。そう簡単には鎮圧できるもんではない」
ヤン中将「で我々にどうしろと」
花田中将「我々は帝国軍の部隊と共に反乱軍が占拠している惑星や宙域を奪還してほしいとの事だ」
ヤン中将「なるほど。でどのくらいの戦力でいきますか?」
花田中将「私自ら第一から第六艦隊でを率いて行く予定だ。」
ヤン中将「遠征艦隊のほぼ半数を連れていくんですか?」
花田中将「敵の数が多いからね本当は遠征艦隊全軍で行きたい所だが」
ヤン中将「第7第8艦隊は今演習航海中ですからね。」
花田中将「あぁ。まぁいいさ我々にはもう一つの目的があるからね。」
ヤン中将「我々の新たな力を帝国軍や反乱軍に見せつける事ですね?」
花田中将「さすがだな。ヤン中将」
ヤン中将「ありがとうございます」
花田中将「出発は明日ヒトフタマルマルただちに作戦準備にあたらせろ」
ヤン中将「はっ!」
翌日 舞鶴宇宙港
第一艦隊旗艦 長門
花田中将「状況は?」
艦長「すでに他の艦隊は発進現在月面にて待機中です。我が艦隊も発進準備完了しております。」
花田中将「よし発進せよ。」
航海長「了解ロケットブースター点火!」
機関長「ロケットブースター点火。出力最大!」
副長「艦内全て異常なし発進準備完了。」
花田中将「ガントリーロック解除」
副長「ガントリーロック解除!」
花田中将「長門発進!」
航海長「長門発進します!」
ドゴー
月面軌道
航海長「月軌道に到着」
花田中将「しばらくその場で待機」
航海長「了解。」
艦長「しかしまあまだこの光景には慣れないもんですな。」
花田中将「まぁ無理もないさ今ここにいるのは最新型くらいしかいないからね」
先の戦いのあとでの艦隊再建で花田中将は当時残存していたマゼラン級、サラミス級、レパント級の全てを内惑星での防衛を主任務とする第9から第16艦隊に配備。代わりに遠征を主任務とする第1から第8艦隊にはマゼラン級やマゼラン級レパント級の改良型であるマゼラン改級とサラミス改級レパント改級を主力として配備。また新たにアレキサンドリア級防空巡洋艦とサラミス改良型空母に加え艦隊旗艦にはバーミンガム級戦艦を配備することにしたのである。
艦長「しかし思い切りましたね」
花田中将「いやぁ艦艇の世代交代をする予定だったけどその前に帝国との戦闘にはいったからね。とはいえあの高性能な艦達を解体するのはもったいない。防衛艦隊再建も早くしなければいけない。だから」
艦長「だから内惑星での防衛用に残存していた全艦艇を防衛艦隊に配備したと」
花田中将「そういうこと」
艦長「しかしまあ以前のように数は多くない
ですけどね」
花田中将「そりゃねえ先の戦いで半数以上の艦が沈んだからね。こんなのジオンとの戦争以来だよ」
艦長「そうですね。」
レーダー員「作戦参加艦艇全艦揃いました」
花田中将「そうか。それじゃあ行くとしますか」
艦長「ですね」
花田中将「これより帝国軍艦隊との合流地点に
向かう全艦最大船速!」
航海長「最大船速ー!」
花田中将「合流地点に向けて発進!」
こうして花田中将率いるNPF遠征艦隊6万は帝国軍
の貴族連盟との戦いの援軍として出撃したのだった
続く
作中に出てきた艦艇については次回詳しく書いていきたいと思います。お楽しみに