舞鶴海上基地執務室
花田中将「また何も起こらなかったか」
飛龍「警備や警戒を厳重にしたらふっと止まったね」
花田中将「あぁさすがにもうお手上げ状態だよまったく」
飛龍「防犯カメラや周辺の人に聞き込みしても成果なし。」
花田中将「おそらく奴らは事前にカメラの位置とこの時間なら人は滅多に通らないことを調べているのだろう。だとすると」
瑞鶴「計画的犯行ね」
花田中将「あぁとりあえず引き続き警備や警戒を厳重にするよう憲兵課に、」
コンコン ガチャ
照月「失礼します!」
花田中将「どうした照月?そんなに慌てて」
照月「さっき四係から至急電があって安藤さんが何者かに襲われたって」
花田中将「何!安藤が」
瑞鶴「安藤さんってたしか」
花田中将「あぁ」
海特警エージェント、安藤 克、海特警の隠密部隊中隊長、すなわち徳川元帥の『御庭番』―――密偵である。
花田中将とは友人である。
花田中将「で容態は?」
照月「幸い命に別状はないみたい」
花田中将「で奴はどこに」
照月「海軍省付属病院よ」
花田中将「分かった。行ってくる」
瑞鶴「行ってらっしゃい!」
花田中将「おう!」
そして花田中将はRX-7に乗ると病院に向かって走りだしたのである
海軍省付属病院
特別室
コンコン
「どうぞー」
花田中将「おう。久しぶりだな安藤。いやドアン」
安藤隊長「止めて下さいその名は捨てました」
花田中将「そうだったな。すまない」
安藤隊長「いえそれで中将殿がどうしてここに?」
花田中将「なんだ友人の見舞いに来てはいけないのか?」
安藤隊長「いえそんなことは」
花田中将「いやいいそれより最近連続殺人事件が起こっているのは知っているな」
安藤隊長「えぇ連邦政府の高官とか議員を狙ってるとか」
花田中将「あぁそんな中君が襲われたと聞きもしかしたら同一犯の可能性があるから一様ね」
安藤隊長「なるほど。」
花田中将「でた何があった?」
安藤隊長「また奴らが現れたんです」
花田中将「奴らだと!本当か!」
安藤隊長「えぇ」
そうあれは2日後の観艦式に備えて、ルートの確認と周辺に危険物が無いかを調べているときのことだった
客席、艦隊のルート周辺。そして道路等……凡およそ人通りの多い場所や人目が付きにくい場所を重点的に調べ、現時点での問題は無いことを確認した。
安藤隊長「フー……よし、最終チェックは明日と本番開始の3時間前を目安にしておくか……」
「いいや……君の役目はもう終わりだ」
「!?」
その時、安藤を囲むようにして不審な集団が現れた。
「元ジオン軍兵士、ククルス・ドアン。いや……今は海軍特別警察隊エージェント、安藤 克くん……だったかな?」
安藤隊長「!!!(コイツら……俺の名を何故……!?)」
「おめでとう。君は晴れて、偉大なる我らセイクリッド・ショッカーの一員として生まれ変わるんだ」
花束を手に、奇妙な強化服に身を包んだ青年が微笑みながら、安藤に祝福の言葉をかけた。
その顔に、安藤は見覚えがあった。
(コイツ……確か《隙間開放戦線》と徒党を組んでいた、反政府グループ残党のリーダーじゃないか!?)
「―――とは言え、だ……。君は俺の顔を覚えていたようだから、仕方ない……」
そう言うが早いか、脇に控えていた黒服と防毒マスク姿の戦闘員から『仮面マスク』を受け取り、装着。
その姿は、強化服と装甲、マスクの特徴から《カマキリ》を想起させた。
「下手に抵抗するなよ?指一本オシャカにしたくないんだ」
花田中将「確かその後交戦したが負傷しここに運ばれたんだったな」
安藤隊長「えぇだから今でも忘れてないんですよ」
花田中将「そうか。そのときは私がたまたま近くにいたからなんとか対応できたが今回はそうはいかなかったんだな」
安藤隊長「いやぁ同じ相手に二度やられるとは。こんなんじゃあ花田さん達みたいになれないですよ。どうすればいいのやら」
花田中将「そうか。安藤?」
安藤隊長「何ですか?花田さん」
花田中将「ドライブでもいかねぇか?」
安藤隊長「えっでも」
花田中将「大丈夫許可はとってある」
安藤隊長「なら」
花田中将「よし!行くか」
こうして花田中将と安藤隊長を乗せてRX-7は走りだしたのだったその光景を遠くから眺める一団‥‥
目差し帽の男「‥‥奴ら、しくじったな」
背広姿の男「このくらい想定内だ後を追うぞ!」
そういうと奴らは
RX-7の後を追いかけて行ったのだった