花田中将達は設計図窃盗の疑いがある三木之に関与する証拠を掴むため捜査にあたっていたそんな中事件が起こった
舞鶴海上基地 執務室
ドガ
飛龍「中将!」
花田中将「どうした飛龍?」
飛龍「夏夜月君ところの鎮守府が襲撃されているって!」
花田中将「なんだって!玄田ー!」
ドガ
玄田課長「はっはい!」
花田中将「今空いている係は?」
玄田課長「三係と四係が空いています!」
花田中将「ただちに出動させろ」
玄田課長「はっ!」
花田中将「飛龍!通信司令部に現場近くのNPF所属憲兵に現場の封鎖と住民の避難をさせるよう伝えてくれ!」
飛龍「分かった!」
花田中将「よし!状況開始」
鎮守府近辺
ウゥー キィン
ガチャ
憲兵「司令お疲れ様です!」
花田中将「状況は?」
憲兵「現在住民の避難をさせていますが人が多くて手が足りません。」
花田中将「分かった三係は現場の憲兵と協力して住民の避難と封鎖を行え」
新藤係長「はい!」タタ
花田中将「で鎮守府の方の状況は?」
憲兵「現在襲撃部隊と夏夜月提督が交戦中であります!」
花田中将「分かった。四係は私についてこい」
手塚係長「はっ!」
花田中将「よし行くぞ!」
鎮守府
手塚係長「な、なんだ!あれは」
空の彼方に『紅い月』が浮かび上がり、月をバックにして、艦艇のような『何か』が飛来した。
それは、帆船のような船体をしているが、帆の代わりに巨大なプロペラを幾つも備えており。帆船の形をしたヘリの様な姿をしていた。
尤も、船底部に巨大なブレードを備えているので、マトモな飛行船ではない事は、その場に居る全員が理解していた。
ソレは、ハッキリ言って『存在してはいけないシロモノ』だった。
天を思うままにし、陸地を……海を蹂躙し。
全てを焼き尽くし、無に帰してしまう。
『護ること』を知らぬ、『憎しみ』も『怒り』も無い。
ただ『壊す』為だけに生まれた、罪無き罪を背負いしモノ……
花田中将「まさか夏夜月の力か?」
手塚係長「司令何か言いましたか?」
花田中将「いや何でもない。」
憲兵「係長!司令!あれを!」
ガシャン!!
ジャキッ!ガション!!ジャコンッ!!
謎の飛行船は、これまた突然『変形』。
船底部にあったブレードを右肩に担ぎ、甲板部を背中に背負った人型に変わった。
その姿は、まるで重武装した深海棲艦の様にも見えた。
花田中将「……なんだ……。これは……」
背中の甲板が展開され、紅く輝く、細い光を放つと、それは侵入者たちの足下に「魔法陣」を描き出した。
手塚係長「司令まずくないですか?」
花田中将「あぁまずいな。全員伏せろ!今すぐ」
一体どうなってしまうのか!次回に続く