陸軍省からの機械兵士・通称『鉄人』計画の心臓部とも言うべき設計図が計画に目を付けていた『何者か』によって、設計図は奪われその計画にあの三木之が関わっている可能性が高いと聞いた花田中将らは独自に捜査を開始する。そんな中花田中将のもとに一本の電話が入った
舞鶴海上基地 執務室
プルプルプル プルプルプル
花田中将「ん?この番号はまさか。もしもし」
夏夜月提督「あっもしもし先輩!夏夜月です」
花田中将「おぉ夏夜月か!元気にしてたか?」
夏夜月提督「はい!先輩は?」
花田中将「俺?俺は毎日ヤンデレ照月に殺されないかビクビクしているよ」
夏夜月提督「ハハ相変わらずですね」
花田中将「お前さんもな。しかしどうした突然電話してくるとは?」
夏夜月提督「実はですね」かくかくしかじか
花田中将「ふむ。分かった今からそっちに行く。詳しい話はそのときに」
夏夜月提督「分かりました。お待ちしてます」
花田中将「おう!じゃまた後で」ガチャン
飛龍「夏夜月君はなんて?」
花田中将「あぁちょっと変わっている子を保護したと連絡があってね。ちょっとあいつの鎮守府に行ってくるわ。」
飛龍「分かった。気を付けてね」
花田中将「はいよ!」
鎮守府
初霜「お待ちしてました。花田刀治郎中将 ようこそ私たちの鎮守府へ」
花田中将「ほぅ君が夏夜月の言ってたモフモフこと初霜かい?」
初霜「もう提督ったら。」
花田中将「おっとこれは言ってはいけなかったようだな。申し訳ない」
初霜「いえそんな事は。それよりこちらへ提督がお待ちです。」
花田中将「あぁ分かった。」
執務室
夏夜月提督「ご苦労様です先輩!」
花田中将「おう夏夜月!今回も派手にやってくれたな」
夏夜月提督「はい。そうみたいで」
花田中将「そうみたいでってまさかあの時の記憶がないのか」
夏夜月提督「はい。思いだそうとしても全然思い出さないんです」
花田中将「そうか。まぁいいそれより電話の件だが」
夏夜月提督「はい。確か今先輩公安の司令なんですよね」
花田中将「まぁ他にもいろんな部署もあるが。それがどうかしたんだい?」
夏夜月提督「実は先の襲撃事件についてなんですが」
花田中将「あぁそもそも何でお前さんの所が襲撃されたんだ?」
夏夜月提督「それがですね。」
コンコン
夏夜月提督「まぁ見てもらった方が早いですね。入りなさい」
そう言って執務室のドアが開くとそこには不思議な少女がいた
茶色のネクタイに、チェック柄の入ったグレーのスーツと紺の半ズボン。
赤いベルトと緑のフレームで固定した、ランドセル状に背負った2本のロケットや、手足を覆う青い篭手とブーツ。頭にちょこんと乗せた、西洋の兜を模した帽子が目立つが、それ以上に目を引いたのは、睦月型か暁型ほどの背丈に不釣り合いな胸部装甲立派なモノだった。
ぼんやりとした様子の顔立ちとセミロングの黒髪、金色の右眼と紅い左眼のオッドアイは、艦娘とも深海棲艦とも違う気配を感じさせた。
花田中将「この子艦娘ではないな。いったいなんなんだ」
夏夜月提督「それがき…局地戦闘対応陸軍機械兵28号機試作型」
花田中将(それってまさか!)
夏夜月提督「……通称【鉄人28号】です」
突如として花田中将の目の前にあの設計図の鍵となる少女が現れた。いったいどうなるのか 次回に続く