設計図紛失事件の捜査をしていた花田中将の元に後輩の夏夜月提督から相談したいことがあるといい彼の鎮守府に向かうとそこで会ったのがあの設計図の鍵となる少女だった
花田中将(まさか既に鉄人が実在していたとはな。しかしどうしたものか?)
夏夜月提督「あの先輩?」
花田中将「あぁすまない。少し考え事をしていた。
それで夏夜月?」
夏夜月提督「はい。」
花田中将「何故そんな子がここに?」
夏夜月提督「実はですね。」
かくかくしかじか
花田中将「なるほど要するに隼鷹と長良、五十鈴の3人が、道端の隅っこに座ってたのを見つけてそれでここに連れてきたのはいいが言葉が話せず明石や夕張に調査してもらって初めてこの子が鉄人だと分かったということでいいかな」
夏夜月提督「ええ」
花田中将「なるほど後でその三人には詳しく話を聞くとして、他に何か持っていなかったか?」
夏夜月提督「はい。これがそうです。」
そう言って花田中将に「箱状の端末」を渡す
花田中将「ふむ。見たところ送信機っぽいが明石や夕張の見解は?」
夕張「見たところ送信機ではなく操縦桿みたいなものですね」
花田中将「操縦桿?」
明石「えぇ送信機にしてはここまで作り込まれてはいません。」
花田中将「そうか。それでその操縦桿みたいな物の性能はどうなんだい?」
夕張「それがすごいんですよ……!ボタン1つとダイヤル2つに、レバーとアンテナが1基ずつのシンプルな見た目なのに、ここまで精密な端末機器は見たことがありません」
明石「私も同意見です。コレはとんでもない発明品よ!あの娘のオリジナルである《鉄人》も、きっととんでもない完成度だったに違いありません……!!」
花田中将「なるほど。しかしまずいな」
夏夜月提督「何がまずいんですか?」
花田中将「考えてもみろ複雑な指示を出すことが出来る高性能なリモコンに、絶大な破壊力を持つ鉄人。これを手に入れればどうなる?」
夏夜月提督「まさに鬼に金棒ですね」
花田中将「そうだ?という事はつまりその気になれば、街の破壊行為は勿論、一定規模の軍事基地さえも壊滅出来てしまうだろうな」
夏夜月提督「なるほど確かにヤバいですね」
花田中将「三木之が欲しがるのも頷けるな」
夏夜月提督「先輩。やはり三木之の仕業ですか?」
花田中将「《鉄人計画》………劣勢だった戦況を引っくり返すために、旧日本陸軍が立案した兵器開発の極秘プロジェクト。まさかそんなものが現代によみがえるとはな。」
夏夜月提督「しかし……しかしだよ?資材とか資金とかを度外視した、そのイカれた計画は終戦と同時に中止になった筈では?」
花田中将「実はな」
そして次の瞬間花田中将から衝撃的なことを話すのだった。次回に続く