※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

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第六十五話「混乱」

夏夜月提督の鎮守府から鉄人が失踪したとの報告を受け捜索中の花田中将らに1本の連絡が入った

 

 

花田中将「鉄人の所在が分かったのか!」

 

瑞鶴「数分前探査システムが鉄人反応を探知したわ。」

 

花田中将「場所は?」

 

瑞鶴「エリア15よ。」

 

花田中将「エリア15と言えば今は使われていない倉庫街だったな。」

 

瑞鶴「えぇ実はそこの監視カメラに夏夜月提督の鎮守府を襲った奴らを確認したわ」

 

花田中将「そうか。分かった現場近くの憲兵を向かわせろ。俺もすぐに向かう」

 

瑞鶴「了解。」

 

花田中将「よしナビゲーター進路をエリア15に設定同時に通常モードから急走モードに変更」

 

ナビゲーター「了解しました。」

 

 

ウゥー(サイレン音)

 

 

エリア15(旧倉庫街)

 

 

憲兵「ご苦労様です。司令」

 

花田中将「ドミネーターの装備と現場近辺の閉鎖は?」

 

憲兵「既に完了しています!」

 

花田中将「突入準備もか?」

 

憲兵「はい!」

 

花田中将「よし行くぞ」

 

が次の瞬間

 

 

 

ゴゴゴゴ

 

憲兵「なんだこの揺れは!」

 

憲兵「地震か!」

 

花田中将「皆伏せろ!」

 

『ギイィーーッ!!!』

 

地面を突き破り、現れたのは、口元がニヤリと笑った、目の無い円錐形の頭部に、ずんぐりとした胴体と細長い手足を持った、山のように巨大なロボットだった。

 

 

花田中将「なんだあれは!」

 

憲兵「司令!あれを」

 

リーダー「やれ、モンスター!!この場の全てを破壊しろォォーっ!!!」

 

花田中将「あいつは。夏夜月提督の所を襲った奴らのリーダーか!」

 

『ギイィーーッ!!』

 

 

指令を受けたモンスターは、その巨体から繰り出されるパワーを振るい、大暴れを開始した。

 

当然ながら、モンスターに敵味方の区別がつく筈も無く。

 

 PX団のメンバーは勿論、命令を下したリーダーをリモコンごと潰してしまい、停止する者は一人も居なくなってしまった。

 

 

憲兵「ちょっと……これ、ヤバくないですか?」

 

 

憲兵が言うとモンスターは街の方へ向かい始めた。

 

 

花田中将「ヤバイも何も最悪だぞこれは!」

 

モンスターのリモコンは破壊され、止めるものは誰も居ない。かと言って、下手に破壊すれば、それがどんな二次被害をもたらすかも分からない。

いや……ジュラル製と言っていた兵器を、そもそも破壊出来るのか………

不安は募るばかり、しかし止めなければという焦りが、より思考を狭めていく……まさに悪循環。状況は最悪の展開を向かえることになった。

 

 

花田中将「急いで本部にこの事を伝えて早く住民の避難と航宙艦隊に出撃命令を!」

 

憲兵「了、了解!」

 

 

カポネ「ハア……ハア……。ま…待ちな……」

 

憲兵「誰だ!」

 

花田中将「待て!こいつは俺の友人だ」

 

カポネ「旦那・・・」

 

花田中将「カポネ!大丈夫かさてはまた無茶な技を使ったな!」

 

カポネ「す・すみません旦那」

 

モンスターの暴走の煽りを受け、少しばかり負傷したカポネが呼びかけた。

 

カポネ「旦那……あなたの部下に……一つ、頼み事をしてぇんだが…」

 

花田中将「俺の……部下に?」

 

カポネ「ああ……。《新入りの晴れ舞台》……って奴でさぁ」

 

花田中将「どういうことだ」 

 

と次の瞬間 

 

飛行補助翼を展開すると同時に、ロケットエンジンを点火。数十年の時を越えて、【鉄人28号】が立ち上がった。

 

花田中将「おいおいまさか!」

 

カポネ「そのまさかですよ。旦那」

 

続く

 

 

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