※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常   作:花田司令

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第七十三話「武蔵」

中央作戦室

 

「司令入られます」

 

高雄「お疲れ様です」

 

花田中将「状況は」

 

高雄「北緯19度41分東経145度01分で武蔵を保護に向かった東舞校教員艦隊との通信がつい先ほど途絶えました」

 

花田中将「原因は」

 

高雄「不明です」

 

花田中将「で現在の状況は」

 

高雄「現場海域に一番近い横須賀女子海洋学校の航洋艦晴風が現在状況報告のため向かっています」

 

花田中将「現場海域に近い我が軍の艦艇は?」

 

オペレーター「護衛駆逐艦雪風と松風がいます」

 

花田中将「なら晴風の援護に向かわせろ」

 

オペレーター「了解しました」

 

花田中将「あと偵察機をスクランブルさせ現場海域の状況を報告させろ」

 

オペレーター「はっ」

 

 

数分後

 

オペレーター「偵察機からの映像来ました!」

 

花田中将「メインモニターに」

 

オペレーター「はい」

 

次の瞬間モニターに映ったのは最新鋭の艦隊が武蔵に蹂躙させている所だった

 

花田中将「これはすごい」

 

オペレーター「僅差もなしにいきなり命中させるとはあんなのに狙われたら」

 

オペレーター「操舵もあんなに大きい船がもう進路を変えている」

 

花田中将「これはまずいな」

 

オペレーター「司令!」

 

花田中将「どうした!」

 

オペレーター「松風から入電晴風からスキッパーが発進!」

 

花田中将「何だと!どこに向かっている!」

 

オペレーター「それが武蔵に向かっているとのこと」

 

花田中将「誰が乗っている!」

 

オペレーター「それが艦長の岬 明乃です」

 

高雄「嘘でしょ戦闘中に艦を放りだしてスキッパーで武蔵に行くとは自殺行為です!」

 

オペレーター「晴風スキッパーを追跡する模様」

 

花田中将「松風に晴風の援護をさせろ」

 

オペレーター「了解」

 

 

松風 艦橋

 

レーダー員「感あり主砲弾三こちらに向かっています」

 

艦長「対空戦闘用意」

 

戦闘班長「対空戦闘用意」

 

艦長「対空ミサイル発射用意!」

 

砲雷長「駄目です!間に合いません」

 

戦闘班長「主砲三式対空戦闘!」

 

砲雷長「ってー!」

 

ドーン(主砲発射音)

 

 

ドカーン(命中音)

 

レーダー員「三式弾命中!」

 

艦長「よし晴風の様子は」

 

レーダー員「スキッパーを回収中です」

 

艦長「よし武蔵の射程圏内から離脱する取り舵一杯」

 

航海長「取り舵一杯!」

 

艦長「通信司令部に状況報告!」

 

通信員「通信出来ません!」

 

艦長「なんだと」

 

レーダー員「レーダー反応ありません!」

 

副長「どうやら電子機器が故障したそうです」

 

艦長「原因は」

 

副長「不明です」

 

艦長「通信司令部に暗号通信を」

 

通信員「了解しました」

 

 

中央作戦室

 

オペレーター「松風雪風からの通信途絶」

 

花田中将「偵察機からもか」

 

オペレーター「はい」

 

花田中将「原因は?」

 

高雄「不明です」

 

花田中将「くそ」

 

オペレーター「松風から暗号通信きました」

 

花田中将「読め!」

 

オペレーター「はい・・・」

 

花田中将「東舞校教員艦16隻が航行不能だと!まさか武蔵は本当に反乱したのか」

 

高雄「この報告からは分かりかねます」

 

花田中将「武蔵の損害は軽微晴風と松風 雪風も攻撃から離脱するのに精一杯で目標をロスト 教員艦は最新鋭だったはずなのにどうして」

 

高雄「電子機器と誘導弾が全て機能不全を起こしたそうです」

 

花田中将「乗組員は?」

 

高雄「三十の安全装置は伊達ではありませんね死者はゼロ軽症者数名です」

 

花田中将「武蔵の燃料と弾薬はどのくらい残っている」

 

オペレーター「出港時に満載だったので推定でおよそ8割ほど残っているはずです」

 

高雄「何故そんなに搭載を」

 

花田中将「大和型の洋上補給は難しいからな」

 

 

オペレーター「司令!」

 

花田中将「どうした」

 

オペレーター「鳥海 摩耶からの通信が途絶しました」

 

花田中将「何だと 武蔵以外で所在不明の艦は」

 

 

オペレーター「天津風 磯風 時津風 凉月 照月 名取 五十鈴 鳥海 摩耶 比叡 

並びにドイツから演習参加予定だったアドミラルグラーフシュペーです」

 

花田中将「そんなに我が軍で今すぐ動かせる船は」

 

オペレーター「補給活動中の伊良湖 野崎 鞍崎 護衛の長月 菊月 夕月 望月 近海哨戒行動中の初雪 白雪  磯波 浦波 偵察に出ている夕凪 朝風 春風 松風 補給中の初風 雪風 嵐 野分です」

 

高雄「扶桑 鞍馬 天城 愛宕はドックに入っていてどんなに急いでも半年以上は動けません 護衛駆逐艦なら前倒し可能ですがそれでもせいぜい三ヶ月かと」

 

花田中将「武蔵との遭遇地点に向かわせられる艦は」

 

高雄「松風と雪風以外は他の艦の捜索に向かわせているので少なくともあと数日は」

 

花田中将「くっ!」

 

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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