銀髪ロリ巨乳の死神がセックスお誘いしてくる 作:緋枝路 オシエ
「んぅぅ~~~…………うるせぇなぁ、もう……………………ふっ――――あああぁあ………………はぁ、何時だ、……………………はぁん、よぉく寝れたわ…………」
目覚まし時計はセットしていなかったけど、 夏期限定のミンミンアラームが作動中。
両耳ん中をジジジジ鳴きながら飛び回る感覚、すげぇ不愉快だけど寝汗は一滴もかかなかった。それは――――
「んっ、おはよう……………………手、繋いだまま朝まで…………うぅむ、寝返りが打てなかっただろう?」
「おはようイシュチェ! 身体は何処も痛くないよ、極めて良好な状態だよ。イシュチェの手が冷感パッドみたいで氷の上で寝てるみたいで気持ち良かったんだ!」
「それは何よりだ…………」
それもあるけど――――別の理由でも右手はずっと離したくなかったんだと思う。
「それともうお昼だよ」
「むっ、後一時間で5日目となるのか。貴重な時間だろう、私とそのっ、寝ているだけで良かったのか…………?」
快適な肌温度を保たせてくれた感情を殺せなかった少女、イシュチェが五分後に眼を覚ました。
その間「起きるまではいいよな?」と誰に言い訳しているのか、彼女の寝顔…………もだけど、寝息でもぷにゅんぽわんっ、どう考えても乳首が擦れちゃいそうな位置でアップダウンする着物からあぁっ、零れそうで零れないっ……! 惜しい! その仕事は放棄していいから着物さんっ!
…………って、かまくらおっぱい眺めてたら
ジト目を感じてすぐ身を引いたって訳です…………
「み、見るのは構わないっ、貴様は男性だから関心を寄せるのは正常だ」
そう言いながら腕をクロス――――しようとしたが、まだ手を繋いでいる事に気がつきやむを得ず片手のみで――――胸元ガードするって矛盾してる。
……………………犯し犯された間柄なのに、手を握るだけでバクバクするわ、揉んでパイズリした胸を今更になって隠すわ、ズレてるよなぁ俺達。
何十個も段階を踏み倒して、いきなり最終段階のチンポ×マンコだから、本来詰んでいく経験が圧倒的に足りな――――
(その解釈だとイシュチェも? えっ、付き添う者に身体を許して処女膜を破られてるのに?)
恋愛も交際経験も皆無な俺と――――
「そろそろ手、離すぞ。そうしなくては身動きが…………」
「分かった。……………………………………………………あのっ、離さないの…………?」
「………………………………もう少し握らせて…………貴様の体温は丁度いい…………」
っっ~~~ッ! ーーーーおおぉーーー!! かぁっ! かわいいいぅいいっ~~!!
ベタな漫画の表現が許されるんなら「ブヴォァッ!」と、鼻血噴水と頭の周りに花々が咲き誇ってたよ。そんくらい萌えを感じてしまった、俺なんかの手を離したくない……………………生きている内に言ってくれる子が現れるなんて。
「じゃあ! おっ! 俺も離さない! あと五分はこうしてるしっ!」
「五分だけでいいのか?」
「じゃ、じゃあもう少しだけ多く握らせて貰いたい…………」
「ん…………っ、いいぞっ、握りたければ握れ…………」
てなやり取りを繰り返し15分ばかし布団をたたむのが遅れてしまった。
俺なんかが右手を触っても彼女は「気持ち悪い」と正論のままに殴ったりはしなかった。
膣内にチンポ挿入されていたのに、手を握るのは許されないってそれはそれで〝身体を好きにしていい〟定義は何処だ? ってなるけど。
「………………………………(にぎっ、にぎにぎ)」
「…………っ!(さわさわさわっ)」
何時までもこうしてられないから――――何時までもしたいと思う気持ちはあるけど――――手を自分の元へ返そうとしたら…………
「っ~~! あっ、いやっ…………おっ! 起きなくてはな! 掃除をするのだろう、私も手伝ってやる」
――――イシュチェの方から離れて行く俺の手を捕まえて、再びサイズを比べるように合わせてくれた。
長い袖で口元を覆いながら、「今のは忘れろ」と眉を十一と一時の方角へ律したけど、声色…………俺の耳が故障してるのかもしれないけどっ――――こっちの口元が緩んじまうくらいはにかみボイスになってた。