※この作品はR-18です。

銀髪ロリ巨乳の死神がセックスお誘いしてくる   作:緋枝路 オシエ

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残-8-4

 そのままの意味で666年に一人、あまねく生物、自然、概念にすら嫌われている私を〝知りたい〟

 

 死の花に誘われる理の奴隷、種を繁栄出来ない欠落した身体だと知りつつも受容する、後年またとないかもしれない大馬鹿者に――――

 

「甘えさせろっ、甘えていいと宣ったのは貴様だからなっ…………抱きしめてくれ…………私を壊す程の力でギュッ…………さぁ、しろっ…………」

 

 

 ――――興味が出てしまって〝いた〟

 

 

「あぅう…………んっ゙…………! あ、はっ…………はぅ…………んっ、きゃふ……っ、はぁ、もっと強くしてくれっ…………! それじゃ足りないぞっ、ふぅ゙ン!? そぉ…………そぉだ、頭の後ろ…………撫で…………はぅふ…………♪ ふや…………ッ♪」

 

「かわいいっ、可愛いよイシュチェ! たっ、対等の関係てもしかして…………!」

 

「承諾、してくれるか…………? 私で良ければ今から思い出作ろう。営む理由が出来たからっ……………………」

 

「!~~っっ!! もちろんもちろんっ! 俺だけじゃ無くてイシュチェも納得する思い出作りたい! イシュチェの悲しみを少しでも俺で埋めていいならっ…………」

 

 矛盾、心の距離が近くなればそれだけ別れが辛くなるのに。

 

 私はこの男、裕矢と羽化した蝉よりも短い期間…………廃れ錆びずに生き続ける記憶として細胞に刻んで欲しい。

 

「イシュチェ、……………………ちゅっ」

 

「んちゅ…………ふぅ、はぁ…………ちゅぷっ、んちっ、んちっ…………くひゃっ、はぁ~~はぁ~~…………ちゅぴっ、んぅ…………んやはっ、んっ、ふちゅん…………っ、ハッ、ハッ…………裕矢とキスするの…………初めてだったな…………」

 

 遂に人間とプシュケテロス、越えてはならぬ一線をくぐり抜けてしまった。

 

 己の立場を理解しておきながら、一人の男性と特別な関係を望んでいる。

 

 名前、私が「私情を挟むな、人間に入れ込むな」と誓い――――結局出来ていなかった笑い話――――「貴様」で統一させていた。

 

「おおおっ、俺もキスするの初めてっ…………! 餅雪な触感で力加減誤ったら消えちゃいそうな柔らかさだよ! うおおおおおイシュチェとキスしたぁ! もっと、もっとキスしたいっ! てか名前…………呼んでくれたのも嬉しくてWパンチだよっ!」

 

「~~~~っ! はぁ、初めてなのに仕草が手慣れていたように思えたのだがっ!?」

 

 キス、人間達が親愛の証とするコミュニケーションの一環。

 

 身体を許している期間は当たり前に奪われてきた部位。裕矢とのキスだって同じ唇と唇、しかし決定的な相違点。

 

「オスの根底がキスの仕方を教えてくれたのかもしれない? 自然な感じに繰り出しちゃってた。いやっ、ホントに俺はキス経験無かったからね? 何なら過去を覗いたって――――イシュチェ…………? 炬燵の中に入れたアイスみたいにさ…………顔、蕩けてるんだけどっ…………!」

 

「いっ…………やはぁ、みぃ、見るなぁぁ……………………もっ、とぉ…………キスしてくれっ…………悲しみを埋めるのだろう…………? 足りてないぞっ…………はぁんちゅっ!? んりゅっ、れりゅっ…………んっ、んぅ……………………ちゅくちゅくっ♪」

 

 身体だけでなく心まで繋がりたい、唇の接触を果たし裕矢の内面が流れてくる。

 

 一人の男性を贔屓する形になっている、プシュケテロスとして異例な状況だが――――私も強く、強く。

 

 「ちゅぷ、はぁ…………♪ っ、はぁーはぁー♪ 手ぇ…………握りながらしてっ…………っむ、ふっ…………♪ れろれろ…………っ、ん~~ちゅっ、ちゅぐ、んぱっ、はぁーはぁー…………♪ ゆ、やぁ…………♪」

 

(ヤベヤベヤベヤベヤベ! イシュチェからラッ、ララララブ握りしてきてくれてるぅ゙!! 初キスでいっぱいいっぱいなのに甘えイシュチェが脳みそ噴火する可愛さで、残り8日あるけどもう死にそうだよヤベヤベヤベッ!!!)

 

 羞恥心は拭えないが私から裕矢を求めてしまっている。甘えてもいい相手…………見つかってしまった…………

 

「裕矢ぁ…………♡」

 

「ふぅぅッ! ゔゔッ゙! イシュチェ!」

 

「裕矢、裕矢…………♡」

 

(ギッ、ヂヂッ…………ウ、アッ…………!? 名前呼んでくれるっ! 全身痺れるっ! 心臓…………うぅ、うるせぇ…………ふっ、ふぅぅぅーーー!!?)

 

 

 バクッ、バクッ、バクッ、バクッ、バクッ。

 

 

 同じタイミング、同じ大きさで左胸が飛び跳ねそう…………第三者が介入すれば人間と角の生えた化け物が、貧乏揺すりしている光景だ。

 

「裕矢…………あったかいな…………」

 

「イヒュッ!? いひゅへはっで!? オホッ! オゴホッ! ぜーーぜーーっ…………ごっ、ゴメ…………嬉しすぎてテンパってる…………初めてが重なり過ぎて心臓…………言う事聞かなくてゴメンね…………」

 

「ふふっ、あれだけ犯していたのに恥ずかしがるのか?」

 

「あれとは違うじゃんっ! いいい今はっ、イシュチェを恋……恋人だと思って接してるから全然違うんだぁぁあっ!!」

 

「んぎゅぅ!? へぅぅ…………っ! こぉ、恋…………人のようにぃ…………♡ 私なんかでいいのか…………っ♡」

 

 成長しなければ血を一滴残らず抜き取られたって死なない、人型だが人ならざる者。

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