※この作品はR-18です。

淫蝕・・・   作:優作

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淫蝕・・15

美恵子はリビングの奥にある1人掛けのソファに座っていた。

独身男性の部屋の中で美恵子はとても落ち着かない気持ちでそわそわしていた。

 

 

 

「佐藤さん 本当にこれっきりにしてくれるんですよね・・」

 

 

 

美恵子は、小声で恐る恐る離れて美恵子をみている佐藤に声をかける。

 

 

 

「これっきりですよ。奥さん・・」

 

 

 

佐藤は笑みをこらえながら、出来るだけ落ち着いた声で返事する。

 

 

 

 

(馬鹿な。奥さん・・・。もう心身ともに変化していることに気付いてきているはず・・)

 

 

 

 

佐藤は大きな胸を揺らしている美恵子を無言で眺めていた。

その視線が自分の胸に集中しているのに気付き美恵子の羞恥心が煽られる。

 

 

 

 

 

「ど・・どうして 私なんかにこんなことするんですか?」

 

 

 

 

美恵子は沈黙に耐えられず、佐藤に話かける。

 

 

 

 

「さぁ どうしてでしょう。」

 

 

 

 

佐藤は答えをはぐらかす。

 

 

 

 

「わ・・私みたいな女に興味ないでしょう?」

 

 

「そうですね。奥さんみたいに家で亭主を待つような地味な女性には興味ありませんね」

 

 

 

 

佐藤はわざと意地悪く返事を返すと、美恵子は少しムッとした様子だった。

 

 

 

(そうだろう 奥さん。今まで興味がないなんて言われたことがないだろうに)

 

 

「だったら、なぜ・・どうして あんなことしたの?」

 

 

 

 

美恵子は少し瞳を潤ませながら、詰問してくる。

佐藤はその反応を楽しんでいた。

 

 

 

 

「奥さんが可哀相だったからかな」

 

 

「可哀相?」

 

 

 

 

 

美恵子は佐藤の意外な言葉に戸惑う。

 

 

 

 

「そう。いつも家で孤独な奥さんの姿を想像すると・・」

 

「そ・・そんなことありません! 私は・・わたしは・・」

 

 

 

 

 

美恵子は必死で否定しようとするが、それ以上言葉は続かなかった。

佐藤は少し間を置いて美恵子が落ち着くのを待った。

そして

 

 

 

「奥さん・・あれから、オナニーしたでしょ?」

 

 

「えっ?」

 

 

 

 

美恵子は図星の為、顔を赤らめて言葉に詰まってしまう。

 

 

 

 

「そ・そんなあの後、忙しかったから・・・」

 

「あの後って?」

 

 

「ここに来てお話した後・・・」

 

「ここで話した後、何をされた?」

 

「っそっそれは・・・」

 

 

 

 

美恵子は動きづらい体をモジモジと動かせて狼狽する。

佐藤はそんな美恵子の瞳をじっと正面から見つめる。

 

 

 

 

「何をされた?」

 

 

 

 

視線を離さないまま、佐藤はさらに質問してくる。

美恵子も蛇に睨まれたカエルのようにその視線を離すことができなかった。

 

 

 

 

「下着を脱がされて・・」

 

「脱がされて?」

 

「だ・・大事な部分を舐められました・・・」

 

 

 

 

 

美恵子は佐藤の瞳に見つめられて催眠にでもかかったように

少し震えているが感情のない声で答える。

 

 

 

 

「誰に?」

 

 

「さ・・佐藤さんに・・」

 

 

 

 

 

美恵子はそういうと、身体にゾクっするような背徳感が全身を襲った。

身体が熱くてたまらない。

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