※この作品はR-18です。

淫蝕・・・   作:優作

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淫蝕・・7

(焦ることはない、まだまだこれからも時間はある)

 

 

「あぁあ そうでしたね。」

 

佐藤は机の上に置いてあった調書に手をやる。

 

 

 

 

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取調べのあってから翌々日のこと、佐藤は美恵子とゴミ捨て場で会った。

美恵子は、挨拶もしたくなかったので、そのまますぐに立ち去りたかったが、

佐藤がそうはさせてくれなかった。

 

「奥さん あの犯人。まだ捕まってないんですよ。」

 

 

「え?!」

 

美恵子はぴたっと足をとめてしまう。

佐藤はニヤリと笑うと、美恵子の背中に向けてまた声をかける。

 

「もしかしたら、奥さんのところにも、警察が行くかもしれません」

 

美恵子は、振り向くいて、佐藤に小声で訴える。

 

 

 

 

「私は本当にやってないんです。佐藤さんもわかっているでしょ?」

 

「でも、鞄に入っていたことは事実なので、それを警察に言わないと・・・」

 

「言ったんですか?」

 

 

 

 

美恵子は、誰かに聞かれるかもしれないので、小声でしかし力のこもった声で聞きなおす。

 

 

 

 

「まさか。まだですよ。でも、このままでは・・・」

 

 

 

 

美恵子は少し安堵の表情を浮かべる。

 

 

 

「僕の本意ではないですが、何とかすることも出来ますが、あとは奥さん次第です」

 

「私次第・・・?」

 

 

 

佐藤は、ゴクリと唾を飲みなおして、ゆっくりと落ち着いた声で美恵子に言った。

 

 

 

「そうです。奥さん次第。簡単です。僕の簡単な要求を聞いてくれるだけでいいんです。」

 

「よ 要求ですか」

 

 

 

 

思わぬことで美恵子も少し動揺する。

 

 

 

「今日は丁度、警察が来る日なんですよ。事実を話すとたぶん、明日には警察が奥さんの家に来るでしょう。

旦那さんが助教授でしたよね。何か害がなければいいんですが・・・・」

 

 

 

美恵子は、警察が来た場合のことを一瞬で考えた。これはだけは避けなければならない。

例え、無罪でも噂はどう広まるかわかったものではない、夫の出世に影響が出ることは避けなければ・・・。

 

 

 

「わかりました。何をすればいいんですか?」

 

 

「簡単です。脇の毛を処理しないでこれから過ごしてください。」

 

 

「は? 脇の毛」

 

 

 

 

美恵子は突拍子もない要求に驚いた。

 

しかし、佐藤の顔は真剣だった。近くでガヤガヤと話声が聞こえてきた。誰かがゴミを捨てに来たのだ。

 

 

 

 

「わ・わかりました。それだけですね。」

 

 

 

 

「じゃあ 1ヶ月後にまた、警備員室で待ってます。」

 

 

 

 

佐藤はそういい残すとその場を去っていった。

 

 

 

 

それから一ヶ月、美恵子は自分を強いては夫を守る為に、命令に従順に従った。

 

 

最初の1週間はそれ程、違和感はなかったが3週間ほどすると、鏡で映る姿を見ても 薄っすらと黒い翳が脇に生えているのがわかった。

 

 

美恵子はそんなはしたない自分の姿を見て身体の奥がジーンを痺れた。

オナニーをしようと、淫部に指を伸ばそうとしたこともあったが、 その度に佐藤のいやらしい顔を浮かび、指を止めた。

 

 

 

 

(もうすぐ・・・もうすぐ終わってくれる)

 

 

 

 

美恵子はそう思いこの1ヶ月を過ごしていた。

 

そしてやっと迎えた今日だった。

 

 

 

 

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