※この作品はR-18です。

淫らな賭け事・・   作:優作

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淫らな賭け事・・8

(明日でちょうど1カ月か・・・)

 

宗雄は、手帳についている○印を見つめながら、

ほっとした想いでいた。

あれから、哲郎からの連絡はない。

はじめのころは、貴子の様子を気にするも、特に怪しい様子もなく

いつも通り優しい笑顔で迎えてくれる貴子だったので、いつしか気にすることもなくなった。。

 

(今日はひさしぶりにケーキでも買って帰ってやろうか)

 

そう思っていた矢先に、貴子からのメールが入った。

—————————————–

お疲れ様

—————————————–

宗雄さん お疲れ様。

 

ごめんなさい。

今日は、大学時代の友達の寛子さんと

食事をしてきますので、少し遅くなります。

 

夕食は外食でお願いします。

 

貴子

—————————————-

 

(めずらしいな。貴子が同級生と出かけるなんて)

 

宗雄は少し不安な想いを感じたが、すぐに仕事の電話が入り、

終わったころにはそんな想いは消えていた。

 

(貴子もいつも家にいてばっかりでは、退屈だろう

たまには羽をのばさせてやろう)

 

仕事が終わり、会社近くの定食屋で夕食を済ませて

夜9時30分過ぎに帰宅したが、まだ貴子は帰ってなかった。

少し心配になったが、心配しすぎると貴子が羽をのばせないと思い、

風呂を沸かし、テレビを見ながら1人、晩酌をはじめた。

10時過ぎになり、貴子からメールが入る。

 

—————————————–

ごめんなさい

—————————————–

宗雄さん 

遅くなってごめんなさい

今から帰ります

寛子さんを送ってから帰りますので

11時過ぎになります。

先に寝てください。

 

貴子

—————————————-

 

ビールグラスを片手にメールを読むと

安堵するかのようにふーぅと溜息をつく。

 

(そうか。久しぶりに会ったから話が弾んだんだな。

リラックスできたことだろうな)

 

そして、11時過ぎに、貴子が帰ってきた。

玄関で迎えた貴子は、少し酒の匂いがした。

 

「あ・・あなた 今日はごめんなさい

こんなに遅くなってしまって・・・」

 

貴子は、節目がちに宗雄に詫びる。

 

「いいんだよ。今日は楽しかったんだろ?」

 

「え・・ええ・・楽しかったわ」

 

「なら 良かったじゃないか。

貴子もずっと家にいてばっかりじゃ、老けていって

しまうからな」

 

と冗談まじりに、貴子に返すが、貴子は申し訳なさそうな

笑みを少し浮かべるだけだった。

 

その夜。

宗雄は、貴子の身体を求めた。

しかし、

 

「ごめんなさい。

今日は駄目なの。調子が良くなくて。ごめんなさい。あなた・・」

 

と、拒絶されてしまった。

今まで、覚えている限り、貴子に断られたことがなかったので、宗雄はショックを受けたが、飲み過ぎたんだろうと自分を納得させると、そのままベッドに眠りについた。

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