カルデアの闇 -あらゆる生物の生体データを集めてください- 作:九折
彼は些か性格がつかみづらくキャラ崩壊を感じるかもしれませんが何卒無視していただけると幸いです。
数万は長くなりますがやはりFateは書いてて楽しいのでこの小説はいつまでも続くと思います。
なんにせよ以前書いたエルキドゥの厨二めいた幕間の続きのようなものなので忘れた方はそちらを見てから見た方がついて行きやすいと思います。
一応URLを貼っておきます。↓
https://syosetu.org/novel/202138/20.html
またこの間エウレカセブンの二次創作エロ小説も書きました。興味があれば見ていただけると幸いです。イラスト付きです。↓
https://syosetu.org/novel/222686/1.html
では短いですがどうぞ。
****年5月4日
「良いねっ!」
エルキドゥが地面から5本の鎖を射出し、まるで動く蛇のようにしなやかに空中を蛇行しながら魔獣へと刃を突き立てる。
かの黄金の切っ先は血液で汚れようとも、すぐさま美しいからだを取り戻しフッと光の残滓を残して消えさった。
しかしすぐさま背後から凄まじい速度で爬虫類に似た魔獣がエルキドゥの背中を、頭部の鋭利なツノで貫く。だが彼にはそんなものは通じなかった。背中からの不意打に自身の感知スキルの目を搔い潜った魔獣に賞賛を贈るも、そのまま力に身を任せて飛ばされる。
「エルキドゥ!」
彼は凄まじい速度で岸壁に叩きつけられそうになるがその口はにこやかでどこ吹く風のようだった。
「ボクと……性能を競い合うんだね?」
エルキドゥはそのまま岸壁にぶつかる直前、地面に鎖を射出し刃を突き立てた。垂直方向への力が固定されたためそれを引っかかりにして体を仰向けにしたまま回転し、顔の向きは空を見上げる姿勢へとなっていた。
そのまま足から岩へ接触、タイミングよく力を反発力へと変える。
「甘いっ!」
そう叫ぶと同時に強力な一撃を食らったかのように、足場になっていた崖が円形に破砕されていく。衝撃波だ。エルキドゥは先ほど飛ばされた軌跡をそのままより素速く逆に飛び、一直線に魔獣へと向かう。
右手には光の剣。
大爆発と粉塵。火薬はないがまるで隕石の衝突のように周りのもの含め衝撃が辺りを包む。硬いものと硬いものがぶつかる時どちらが壊れるかといえば、物理的に速度が大きいものが遅いものを打ち砕く。
土煙が晴れたのはたっぷり10秒後。
「いやはや、少し汚れてしまったね。」
「エルキドゥ!」
塵の森からゆっくりと影を表したのは、鮮やかな緑の髪をした兵器「エルキドゥ」。彼(彼女)に駆け寄るマスター藤丸立香は彼とは打って変わって心配そうな顔つきでいた。
エルキドゥも戦闘直後ということもあって普段着ている乾燥地帯特有の乳白色の衣は土や泥で汚れていた。
ところどころほつれ、破れている部分もある。
頭から魔物に突っ込んだためか服の前側はもはやボロ布のようだった。
「いっ急いで魔力をっ!」
スキルで修復することもできるエルキドゥであったが数分前に使ってしまっていた。
「その必要はないよ。」
美しい透き通った声が慌てる藤丸を制する。
彼は宝具が人格を持ったようなもので、魔力さえあれば無限に活動でき自然と修復もされる。サーヴァントというより兵器そのものであり彼自身そこに執着する旨は兼ねてから皆に伝えていた。
「ここらの魔獣は一掃したし、そろそろお昼だ。マスターも一度カルデアに戻るべきだ。」
現在は修練場での訓練でよほどのことがない限り死ぬことはない。
しかし怪我もするし、恐怖も実際にあるもので、油断はできない。
エルキドゥは現代の人間が1日3食食べることを知っている。別段急いで訓練する必要もないので帰還を提言したのだ。
カルデアに帰ればそのまま傷ついた装いは修復される。わざわざ今すぐ直す必然性はなかった。
「そっそっか……ってあっ!?」
藤丸が突然顔を背ける。
エルキドゥからしてみれば突然顔を背けられたのだがすぐには理由を思いつかなかった。
(後ろの魔獣の死体かな?)
知的生命体は時に死を忌避し、それを連想するものすら目を背ける傾向にある。というのは知っている。およそ魔獣の死体は一次的なものではあるものの内臓がむき出しで横たわっていることも多くある。
エルキドゥは後ろをちらりと確認すると先ほど爆散した魔獣の死骸はもう紫色の粒子へと変わっており見えなくなる寸前であった。
(ということは……………、ああそういうことか。)
エルキドゥはマスターである藤丸立香がなぜ目を背けたのかをゆっくりとだが理解した。
「ボクの服か。失敬。」
現在エルキドゥは普段の中性的な見た目より少し女性的な見た目へと変化している。
以前行われたカルデアの実験からだいぶ時間がたっており、かつこの体の理解も進んできた頃合いだった。
彼にとって女性的な体つきになったことのメリットはやはり友人を驚かすことができたことに由来する。あの顔は見ものであったし、しっかりとクラウドと外部記録メディアに保存してあった。
他にも例えば周りの反応でもそうだった。
やはり中性的、または性別がない相手に対してどういう対応を取ればいいか慣れていないものは多い。エルキドゥとしてはどんな対応でも構わないのだが相手方に負担をかけることは極力減らしたいものではある。
そこで女性体になってみる、いわゆるどちらかの性別に属してみると思いの外会話がスムーズになりやすく、円滑なコミュニケーションが取れて大変助かっていた。
ただデメリットもあって、例えば人間の体と似たような体になったので排泄という無駄な時間を過ごすことなど増えたし、うまく出力を維持するまで時間がかかったりすることもあった。しかし有事ならともかくとして今は緊急出動することもほとんどないので人間を知るいいきっかけになると考えていた。
「ボクの乳房に性的興奮を覚えたんだね?……気遣ってくれてありがとう。」
エルキドゥはそのまま服の切れ端を肩から胸囲に引っ掛けて応急処置をする。
彼のオブラートに包まない物言いは少し慣れたと思っていた藤丸でもさらに顔を真っ赤にさせる要因だった。
「まぁ気にしないで。生物としては当たり前のことだとボクは認識しているよ。」
「やっでもそのごめんっ!」
謝罪の理由も最初こそわからなかったがいまでは相手を傷つけないための意図だと知っている。エルキドゥは少しにこやかになると、立香の肩に手を置いた。
「大丈夫。ボクは兵器だ。兵器に興奮するのなら別だけど、せっかくならより美しい女性陣たちにその真摯な対応をするといいよ。」
「でっでも。」
「それに、ボク自身調子に乗って戦いすぎたとも思っているんだ。ただなにぶんこの体では生理というものがあってね。今日は些か出力が安定しない。」
「せぃっ!?」
藤丸は目をそらす。
普段会話している相手がデリケートな異性の話題を突然語ったらやはり恥ずかしいし、どこか気になるところは出てくる。しかし立香そんな気持ちを押さえ込んでエルキドゥから反転。ブレスレットで連絡をとって帰還することとした。
そんな姿をエルキドゥは苦笑しながら、普段の穏やかな表情に戻ってマスターの後ろについていった。
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同年5月15日
「おはよう、エルキドゥ。」
藤丸がカルデアで廊下を歩いていると、先の方からエルキドゥが歩いてくる。
エルキドゥは左右にカルデアの男性スタッフを伴って悠々と歩いていた。
「ああマスター、おはよう。」
「何かあったの?」
基本的にカルデアスタッフが2人がかりでサーヴァントに対応することはまさしく何か一室で行うものしかない。歩きながら会話しているというのは物珍しかった。
ほんの少しだけ心配そうな顔をするマスターを見てエルキドゥは苦笑し、
「心配することはないよ。神造兵器である僕の機能を彼らは知りたいようでね。これからデータを取るんだ。」
「そうなんだ。」
それならよくあることだと藤丸は考えて、安心していた。以前ナイチンゲールも仲良くスタッフと話しながら別館に行っていたことを思い出してサーヴァントたちがより多くの人たちと交流するのはいいことだと思えたからだ。
「それじゃあまた後で。」
エルキドゥはそういうとスタッフたちと一緒にその場を後にした。藤丸にとってはカルデアの技術には信頼をおいているので特に何も思うことない。エルキドゥもとても強く公正でいいサーヴァントなので心配はいらないと自分は食堂へ急ぐのだった。
少ししてカルデアの端の方にあるあまり人がわざわざくるところではない場所にエルキドゥはいた。
彼はいつものように飄々としてはいたもの普段きている白い衣装はなく、生まれたままの姿へと移っていた。
もちろん彼が人の腹から生まれた事実はないが、彼風にいえば土人形として神々に作られた時といったところだろうか。
「それで?」
「はい、その……エルキドゥさんの身体情報を図らせて欲しいんです。」
男性スタッフは旧式の巻尺などデータ入力の端末を備えて佇んでいた。
すでに部屋に入った段階で服を脱いで欲しい旨を伝えたところ。「いいよ。」とすぐに返事をして彼は脱いでいた。
「もっと正確な測り方でなくていいのかい?」
「いえ、まだ自分は新入りで……その訓練に。」
「訓練?」
エルキドゥは少しだけ頭を傾ける。
「はい、機器で正確に測ることも重要ですが人の手で身体情報を確認して入力する作業はカルデアの全スタッフが各々誰でもできるようにならなければならないんです。」
常に機械が正常に動くわけではない。
例えば水泳選手になるとしよう。
水泳選手になるので泳ぐことを練習するべきではあるが、練習環境や道具の正しい使い方、水中での息の止め方など泳ぐこと以外にも習得することはたくさんある。
特にデータ分析を少しでも間違ってしまえば命、果ては世界の命運にも匹敵する重大な仕事であるカルデアの管理はより洗練された迅速で正確なデータの採集と入力が必要である。
彼はまだ新人で、経験も少ない。
本来であれば入社直後の研修でするべき内容ではあるが、たまたま人手が足りなくなりサーヴァントの協力を頼んだのだ。
男性サーヴァントはすでに終えていた。1人の赤い髪をした筋骨隆々のライダーに頼んだところ大きく笑って新人スタッフの肩を叩き全裸になってくれた。
余談だがその時の王の王はまさしく王であり、男として尊敬とそして若干の自信喪失を覚えた。
話は戻るが、問題は女性体の測定で、まさか人間の女性に「体を見せてください。」とも言えず、女性の英霊に言おうものなら消しとばされるという未来すらあり得た。
「そこで兵器であること誇りに思っておられるエルキドゥさんに……お願いしたく。」
ついでに言えば部屋に入ってからすぐに服を脱ぐように言ったのは半ば冗談でやけくそではあった。彼自身真面目な性格で悩みに悩みついには今日で訓練最終日まできていた。だからこそどうにでもなれという精神で呟いたら予想外に快諾されてしまった。
「いいよ。」
「いいんですかぁ!?」
「うん。」
別段嫌そうな顔もせず軽い感じで了承されたことに新人スタッフは驚いた。
「もちろんさ。兵器は誰かに必要とされなければ意味はない。そして何より君は勇気を出して僕にそんなことを頼んでいる。その覚悟に敬意を表そう。」
エルキドゥは優しく彼の肩に手を置く。
彼は突然の接触と美しい女性の見た目をしたエルキドゥに少しだけドギマギしながらも感謝を述べた。
「あっありがとうございます!」
エルキドゥにとって例えば「マスターを殺せ。」とか「カルデアを破壊しろ。」だとかそういう非生産的行為をねだる輩には半殺し程度にとどめるが、基本的にどんな願いでも覚悟を持って利益につながるのならエルキドゥはなんでもする。
それは兵器であり物であり彼自身の全体主義のような世界観によるものだ。
人間の感情や善悪を彼は長い間見てきた上でそれ自体に意味を見出してはいなかった。人類全体の幸福を考えた時未来がどうなるにせよ何かが発展するのであれば手伝うのは構わない。そういったスタンスである。
ある意味では自分を兵器だと確信するエルキドゥらしい捉え方だった。
その後しばらく新人スタッフによる身体情報の把握が続けられていた。エルキドゥは服を脱いだまま手を左右に伸ばしTのようなポーズで静止していた。
目だけは動かしてせっせと動く新人スタッフを興味深く観察している。
身長や体重、座高、足の長さ、頭の大きさ、スリーサイズなどなどのデータを集めて入力していく。
そんな中、時折男性スタッフの体温が上昇しているのが伺えてエルキドゥは数日前の藤丸を思い出していた。
人通りデータの入力が終わってから彼は口を開いた。
「君たちはこの体に興奮するのかい?」
「はぇいっ!?」
新人スタッフは研修に集中しようと努力してはいるように見受けられたがその実、時折胸部や臀部に視線が集中したりしていてエルキドゥは不思議な気持ちだった。
彼が職務を全うしようと努力している点はすごく評価できていたのだが。
「いやね?以前マスターも君のように僕の、人間の女性で言うところの乳房を見て恥ずかしそうにしていたからね?おかしなものだとは思ってしまうんだ。君らは人形についた脂肪の塊に興奮するのかい?」
エルキドゥにとってはどこまでも自分の体は兵器で、この体もあくまでしばらく親友をからかうためのもので別段何か性的なものであるという捉え方はしていなかった。
「そっそのぉ……エルキドゥさんの身体は綺麗ですし……。」
恥ずかしそうにスタッフは言う。
(綺麗……悪い気はしないね。)
エルキドゥも自身のハードを褒められれば嬉しさというものはあった。神と袂を分かったとはいえやはり自身の機体が最高であるという自負と誇りを持っている故のものだ。
「それに、人形に興奮する人もいるとは………、思いますが私は少なくともあなたを異性の体だと認識してしまいます。すみません。」
その謝罪は知っていた。
以前マスターも同じ謝罪を口にしていた。相手を傷つけないための低姿勢。
それでいて争いにならないための謝罪でもある。しかしそんな打算的な謝罪というよりはより真摯に向き合う謝り方だった。
エルキドゥにとっても雄という個体が雌に興奮を覚えるのは自然の摂理でありそうやって種族は繁栄していくのだから何も謝ることのない当然の行為であると考えている。
この機体を女性のように思えるのなら興奮するのは道理だ。
「謝らなくていいよ。………君は僕と生殖行為をしたいのかい?」
「なっ!?」
ストレートな物言いは時に相手を怯ませると以前親友にも言われたが、悪意をもってしているわけではない。ただスタッフの反応を見るに今回もどうやら失敗したらしいとエルキドゥは悟った。
「君の男性器は勃起しているだろう?」
その指摘ですぐに端末でズボンの間を隠すスタッフ。
彼の股間はエルキドゥが裸になった当初からすでに硬くなっており、エルキドゥも最初から気づいていた。
エルキドゥはTのポージングから緩やかな動きでカルデアスタッフの制服を剥がす。
何が起こっているのかよくわからないスタッフは抵抗する間も無く裸にされてしまう。
外気に触れてさらに硬度とサイズを増す魔羅はエルキドゥの美しい顔の前に出された。
全く別の生き物が主張するかのようにいきり立ったそれは少し汗の匂いを発しながらビクビクと震えている。
「人間の男性は男性器が勃起している時、うまく仕事をしづらいと聞いているよ。」
「どっどこでっ」
「元より僕のこの見た目はある1人の聖娼を模して作られたものでね?彼女から仕事のことも多く聞いた。今と昔は違う上にそこからアップデートはされていないから基本的なことしかボクは知らないけれど、ある程度心得ているつもりだよ。」
エルキドゥは若干皮を被った先端に左手の手のひらを優しく押し当てる。そのまま右手で皮をゆっくりと向いていき、敏感なカリ首にあや指と人差し指で輪っかを作って刺激する。
「ふぅおっ!?」
スタッフはたまらず腰と膝を折って崩れ落ちそうになるが、なんとか耐える。
否定はできない。
「随分と敏感だね?童貞というやつかい?」
「そっぉ……それもっありますけどっ最近は全然っしてなくってっ」
「精液が精巣に溜まっていたわけだ。精液は余剰分をタンパク質に分解して吸収されるが、君は若い個体だろう?もっと排出した方がいいと思うな。」
エルキドゥは尿道から溢れる尿道球腺液をうまい具合に手に絡ませ、滑りを良くし、カリ首から素早く根元まで痛くない絶妙な力加減で動かす。すぐにゆっくりと先端へ皮ごと手をひっぱりまた根元まで、という動きを繰り返し続けた。
左手は鈴口を軽くつぶした後五本の指でエラを刺激し先端を包んだ後、裏筋を撫で睾丸を撫でる。
スタッフは圧倒的な愛撫に息をするので精一杯だった。
機械的とも言える的確なタイミングで童貞が刺激を受ければ当然、
「おっゆっくりと前立腺付近に精液が集まっているね。」
エルキドゥの感知スキルでタイミングよく射精しないよう管理されて15分。亀頭は赤黒く晴れ上がり、血管は大きく盛り上がって、最大の硬さと大きさになっていた。
射精しそうになるとゆっくりと動きを止められて射精の準備に入れずタイミングを逃した感じになる。
精液は射精管前の前立腺付近に睾丸から移動しどんどん溜まる。時折精液混じりのカウパーが溢れてしまうことはあるが、やはり射精はできない。
「あ゛ぁっあの゛っしゃ射精をっ!」
「うんわかっているよ。君をいじめたいわけではないんだ。ただ君が一番気持ち良くなるタイミングで射精させてあげようと思ってね。」
エルキドゥに快楽を感じる機能はない。少なくとも史実上ない。
しかし男性が一番快楽を感じる時に射精をさせるというのがかつて教えてもらった一番の方法であり、兵器として最良を求めるのは当然のことだった。
4度目の射精準備をかわされて、男性スタッフはついに膝を折る。
尻餅をつき、臀部をひんやりとした床が支えた。
エルキドゥも男性器から手を離すことはなく、そのままかがんで愛撫を続けた。
「面白いね。本来ボクと君では子孫を残すことはできないのに君はこんなにも生殖を望んでいる。」
エルキドゥはそのままスタッフを床に寝かせた上で体の向きを変えてお互いの性器を愛撫できるような体位をとる。スタッフの眼前にはエルキドゥの性器が出される。
全くと言っていいほど濡れることはなく、それでいて美しい肌から淡く変わるピンク色のスジはスタッフをさらに興奮へと導く。理性を失うほどではないにせよ、目の前に極上の女性器を出されて我慢できるはずもなくスタッフはエルキドゥの臀部を遠慮することなくがっしりとつかんで性器に口をつける。
「おや?積極的だね。」
スタッフの標準的なサイズの舌が、できるだけエルキドゥの奥へ奥へと入りたいと感じられるような動きだった。
陰核や大陰唇、小陰唇を舐め上げられてもエルキドゥには何も感じない。
つぶつぶの肉ひだと一直線でない膣道を舐め上げるスタッフ。
ただそれで彼が興奮するのであればそれもまた良しと抵抗することはなかった。
「ボクのような人形の偽物の性器で興奮できるんだね。……悪くない。」
兵器としては体を好んでもらえるのは冥利につきる。
エルキドゥの眼前にはガチガチに硬くなった男性器はよだれを垂らして刺激を欲していた。
5度目の絶頂をまたもかわされた後、エルキドゥはふっくらとした大きな唇を分け、口を開けて男性器を咥え込む。
(これが男性器か。しょっぱさ?とにがさ……大きいな。)
エルキドゥはやり方を知っては言えど一度も行為に及んだことはない。
そもそもこの体になったのはつい最近のことで今までは性器すらなかったのだから当然と言えば当然だった。
「ふぐぉっ!?」
男性の敏感になった部分に柔らかい口内が接触する。
尿道に舌をあてがい刺激し、唇を強く締め上げて吸引する。
本来本気の力を出せば男性器を引きちぎることもできてしまうのだが、ある意味ではそれに気をつけつつエルキドゥは男性器を射精準備に導く。
しかし6度目の射精準備直前でやはり口から男性器を取り出されてしまい失敗してしまう。スタッフはそろそろ本当に気が狂いそうだった。
しかし同時に女性器を愛撫することにも集中していて、文句など言えようもなかった。
ちろっぬぐりゅ
(そろそろ限界かな。)
もちろんエルキドゥはスタッフの限界をそろそろ悟り7回目でようやく射精させることにした。
唇をすぼめて、唾液とカウパーの混ざった液体で濡れた唇を無理やりかき分け男性器はエルキドゥの口内へと進入する。
ザラザラとした舌の腹でカリ首を何度も舐め上げる。
喉奥で亀頭を潰して圧迫しながら素早く唇付近まで竿を引き抜き、またゆっくりと飲み込んでいく。
右手は竿の根元を支えながら左手でふぐりを優しく撫であげる。
精液でパンパンな精管膨大部はもはや蓄えることができず、精管へと精液を溢れさせていた。
最後のスパートをかけてエルキドゥも口淫を激しくしあたりを水音がいやらしくこだまし始める。
しゅるずるっじゅぞっ
スタッフは顔中を埋め尽くすいい匂いのするエルキドゥの股間で興奮を最高潮にした後、射精準備の段階を通過して射精し始める。
精管膨大部が精液を送り出す直前、エルキドゥは左手の細長い白く美しい指をスタッフの肛門へ強引につき入れられた。中指で肛門から数センチの前立腺を怪我をせず痛みを感じないギリギリのレベルで潰す。
ぐりゅんっ
普通にやればサーヴァントの力で前立腺は使い物にならなくなってしまうだろう。しかし的確な動作と制御で前立腺は潰された。
「おぐぅおっ!!!?」
あまりの衝撃にスタッフはエルキドゥの女性器を舐める余裕もなく首をのけぞらせた。
膨大な精液が一気に射精管を通る。
通常の数倍の粘度と量で普段のようにスムーズな射精には至らず、一泊置いた射精だった。男性スタッフもはや恐怖を感じた。しかしそれもつかの間、ボコボコと尿道を無理矢理かき分けて精液が尿道口から爆発的に射精される。
ぼびゅっ!びゅぐっ!びゅるるぐっ!びゅる!
スタッフはたまらず勢いよく腰を打ち上げた。
エルキドゥの誤算としては、スタッフの腰が予想以上に動いて喉奥へと亀頭が侵入しそのまま食道付近で爆発射精が始まったことだった。
ぐぼっん!
(ごぇっ!ぉごれっはっ!?)
流石に射精やフェラチオを体験することなどは今までになかったので精液がどう言ったものなのかも知らなかった。食道へ吐き出された汚液はそのままエルキドゥの擬似的な胃袋直前にたまり、今度は射精しながら男性器が反射的に引き抜かれる。
「ごほっぉ゛!」
咳き込むエルキドゥ。
彼も一応呼吸するサーヴァントであるがゆえに、気管へ精液が入れば咽せるのは道理だった。そのまま素早く口外にペニスは吐き出され、エルキドゥの顔に精液がばらまかれる。
彼の美しい陶器のような頬や唇、額、前髪が汚される。
白濁液は大量に出され、エルキドゥは鼻から逆流した精液をたらりと落とす。
「ふっ!う゛っぅ!」
息を荒く、意識を朦朧とさせたスタッフは最高の、まさに人生で最高の射精を味わいながら数度大きく男性器を痙攣させながら仰向けに脱力していた。
エルキドゥはそんな彼を見ながら、口の中に広がる苦味と食感を多少楽しみながら立ち上がる。
「あっ……すみっま゛」
スタッフは辛うじて立ち上がろうとするが腰は引けており膝には力が入らない。エルキドゥはそんな貧弱な人間を見ながら、口の中にある大量の精液を飲み込む。
「んっんぐ。…………喉越しはあまりよくないけれど独特な味だね。」
そんなエルキドゥを見ても流石にスタッフは再度興奮することはできなかったがそれでも自分の精液を飲み込んでくれたエルキドゥに何か思うところがあった。
「ボクの中で君の何億もの精子が活動しているのを計測できるよ。若くて生きがいい、人間の女性相手ならいい子が生まれそうだね。」
エルキドゥは立ち上がって髪や顔に未だ張り付いた白濁液を気にする事もなく、服を着始める。すでにデータ収集の訓練は終わっており後は帰るだけと言ったところだ。
ただもちろんあくまで服を着ただけですぐに立ち去ろうとしたわけではなかった。
「君は立てるかい?」
「も……まっ……ふぅ。」
おおよそ凄まじい射精をした後で本来であれば意識を未だ保つので精一杯ではあるものの、若さからかなんとか上半身だけ起こして手で支える。
「いいね。」
「あっの。」
「ん?なんだい?」
「ありが………とうございました。」
スタッフはなんとなくピロートーク中のような状況でお礼をいうのはどうかとも考えたがそれはある意味では最善の選択でもあった。
「いや僕も君たち人間を知るいい機会だった。」
エルキドゥにとっても新鮮な体験が数多くあった。やはりシャムハトから聞いていたこととはいえ実際に体験し感じることは違かった。別段マスターとこう言った行為をすることを考えたことはないが彼が望むならともかく今はこういう経験で十分だろうと思う。
そういう意味ではこの体のメリットはまた一つ増えたのかもしれない。
「君たちカルデアのスタッフはマスターの援護をする大事な価値ある人材だ。だから君たちを助けるはボクにとって当然の事さ。」
「もしまた何かあったら自由に言ってくれていいよ。他のスタッフでもボクは構わない。」
スタッフはそれを聞いて驚きと少しの残念さを感じた。
もちろん驚きといえばこれっきりなイメージを持っていたからだ。それが「性欲処理を快諾」してくれるとは考えても見なかった。残念というのは単に個人的な感覚で、独占欲からくるものだ。誰だって特別な存在と特別なことをしたら、自分は選ばれたのではないかと思ってしまうものだろう。しかしいまはどちらかといえば未来への期待感が彼を支配した。
「それってっ!」
「ん?………ああ生殖行為もいいよ。今は君のストレスの解消を手伝うだけだったに過ぎないけれどそれで仕事が効率よく回るのならボクは構わない。もちろんマスターとの約束や戦闘が入っている時には優先順位をつけさせてもらうけれどね。」
エルキドゥはひたひたと歩いてドアの方へと行く。
「まぁボクと生殖行為と言ったってボクは兵器だから子供を作ることはできない。気軽におもちゃで性処理をしていると考えてくれればいいさ。」
「そんなっことは。」
少し浮かない顔をしたスタッフを見てエルキドゥは何を思ったのか理解できなかった。彼が何を気にしてそんな表情になったのかわからないままそれでも飄々と話を続ける。
「ああそれとこのことは基本マスターには伝えないでくれないかな?そういう風に頼まれているんだ。」
まだ新人スタッフはカルデアの裏の研究については知らない。
よってマスター自身や他のサーヴァントとのことだと勝手に勘違いする。
「わかりました。」
「じゃあボクは行くね。」
エルキドゥは顔や髪についた精液を拭うことなくその場を後にする。
彼にとっては精液も等しく人間の正しい生殖器から出たものであり汚いものという認識はなかった。ただサビに繋がったりするのは困るので霊体化してすぐに部屋へと戻りシャワーを浴びた。
その日結局新人スタッフはなんとか職務に戻って、深夜まで仕事に勤しみ、その後2時ごろエルキドゥの個室を尋ねたのだった。
というわけで後編に続きます。後編はいつになるかは知りませんが次は本番と異種姦を入れようと思います。
正直他のFate二次創作でもエルキドゥのエロ小説見かけないのでだいぶビクビクやっています。地雷な人とか多そうですし。なので感想などいただけると幸いです。
闇カルデアこそこそ裏話
エルキドゥ「やぁ、こんな夜更けにどうしたんだい?」
エルキドゥ「わかるとも、君もしたいんだね?いいよ。」
エルキドゥ「ああ今日は人間でいうところの安全日というやつだからそれはいらないよ。」
エルキドゥ「君もその方がストレス解消になるんだろう?」
エルキドゥ「ボクは兵器だ。そもそもそんな機能はないし、サーヴァントと人間では無理だからね。」
エルキドゥ「さぁおいで?(vc小林ゆう)」