カルデアの闇 -あらゆる生物の生体データを集めてください- 作:九折
色々捏造とかありますしだいぶ書いてて「キャラ崩壊してんなー。」と思いつつ自分で今回はあまりエロく感じませんでした。エルキドゥが喘ぐ姿とか想像できん。
というわけでまぁそういうの許せる方はどうぞ。
同年5月20日
部屋には小さな、されどリズムのいい水音が響き渡っていた。
時刻は夕食の時刻を過ぎて20時半。
カルデアでは基本的に全員で夕食をとるようにしている。もちろん何か用事があるものや体調が悪いものは別として、マスターと一緒に夕食をとるのを楽しみにしているサーヴァントたちは多かった。
別段エルキドゥはマスターと一緒に夕飯を取りたいわけではないものの、多くの英霊や人間が集まるその時間帯は彼の知的好奇心を満たすには効率が良く、その時間に食べるようにしていた。
もっとも本来飲食不要なサーヴァントが多いのだが、皆異文化の料理を楽しんだりと様々だ。最近はどういうわけかものを食べ、魔力を生成し、排泄を行うサーヴァントもまた増えた。
話が逸れてしまったが、結局そういうカルデアの習慣があるという話だ。
エルキドゥが女性サーヴァントに囲まれたマスターを食堂の端で見ながら羊のミルクを飲んでいると対面に座るものが現れた。
「お前はいつまでその姿でいる気だ?」
「ギル……。」
英雄王ギルガメッシュ。偉大な賢王であり、エルキドゥを唯一の親友と語る英雄の中の英雄。
そんな彼がぶすっとした表情で麦酒をあおる。
「別に、まだしばらく楽しんでいたくてね。」
「俺は面白くない。」
そんなはっきりとした意見にエルキドゥはまるでいたずらをし終わった子供のように口角をあげて語る。
「ボクはギルのそういうところを楽しんでいるよ。」
ふんっと英雄王は顔を逸らし面白くなさそうな顔をする。彼はなおのこと面白くない回答と同時に「兵器が楽しむ。おかしなことだ。」と考えてちらりと目の前の神造兵器を流し見する。
小さくはない豊満な胸囲。
丸みを帯びた体つきとどこか愛らしい雰囲気。それでいて女を感じさせないいつもの立ち振る舞い。
「………ま、ほどほどにな。」
英雄王はいまきたばかりだというのに早々に立ち上がって食堂を立ち去る。
エルキドゥはそんな親友を後ろから眺めながらミルクを口に含んだ。
(なんだろうね………いや、ギルとボクはそんな関係ではないし。)
英雄王が女の外見をした親友に欲情することがあるか?
否。
彼は当然欲情したわけではない。しかし何も思わなかったわけでもない。女性という慣れない性別にエルキドゥの危うさを案じたのもあるし、同時にカルデアにも不信感を持ったからである。未来を見ることのできる英雄王ギルガメッシュでもカルデアというイレギュラーを全て把握できるわけではないということだ
。
エルキドゥはしばらく食堂でミルクを飲みながら読書を続けると、またも対面に座るものが現れた。最初のコンマの間ギルガメッシュが戻ってきたのかと思いきや、見慣れぬ平凡な若者だった。
彼はカルデアに勤めてすでに5年になるが未だスタッフの中では若輩に位置する者だった。軽い自己紹介を経て、彼は口火を切る。
「その……大変恐縮なんですが。」
「何かな?」
エルキドゥは爽やかに言葉を待ち、読んでいた本に葉のしおりを挟む。
あたりは様々な英霊が入り乱れ、お祭りのように盛り上がっていた。
「噂を聞いて………。」
「どんな噂だい?」
エルキドゥにとって噂という概念は少し楽しめるコンテンツとかしていた。英雄王と親友であるエルキドゥは昔から様々な噂で包まれ続けていた。
古代メソポタミアの人々はエルキドゥの美しい見た目を女性と疑うこともあり、英雄王の側室だとか妾だとかそういう噂が耐えなかったのだ。
もちろん自動防御機構の様にギルガメッシュが即断して処されていたが、当のエルキドゥからすればこれまた「人間は面白いことを考えるんだね。」と笑って楽しんでいたのだ。
「エルキドゥさんと…………できるってぃぅ。」
彼は尻すぼみになりながら言葉を紡ぐ。
当然だ。もし仮にその話が噂でなく本当に嘘の塊なら脆弱な人間である彼は即刻殺されてもおかしくない。
だがもちろん「嘘」ならだ。
「おや、君もボクを使いたいのかい?いいよ。」
「ほっホントですかっ?」
スタッフは興奮のあまり長椅子から立ち上がり机に手をついて身を乗り出す。
沐浴しているかの様ないい香りがエルキドゥから発せられて彼はとっさに秘部に血が集まるのを感じ取った。
「もちろん。それで君のストレスが解消されて仕事が効率化されるならいいことだと思うよ。……しかしわからないなぁ。人間の女性と生殖すればいいじゃないか。」
あたりは依然として騒がしく2人の会話にきにすることもなければ、誰も聞いてすらいなかった。
エルキドゥにとっては生殖は自然の摂理であり、当然のものだと考えている。もちろん人間というある程度知性を発達した生命体があらゆるしがらみを抱えているのは理解した上でだ。
「そっそんな俺は……エルキドゥさんがいいんです。」
「そうかい?役に立てて嬉しいよ。」
スタッフは熱のこもった目をエルキドゥに向ける。その目に何を宿しているのか彼は理解できなかったが、おいおいわかればそれでよしとエルキドゥは本を光の粒子に変えて、収納した。
空のコップを返却口に返すと、スタッフに目を向けながら手を拱いて一緒に食堂を出る。
そこからは冒頭の通り、エルキドゥの一室に直行だった。
エルキドゥは強力な感知能力を持っているので廊下に誰かが来ればすぐにわかる。その上運よく食堂からはだいぶ離れた場所にある個室なのでわざわざくるのはそもそもエルキドゥに用事のあるものだけだった。
ぐっちゅっちゅくっぐっちゅ
エルキドゥは若いスタッフの屹立したペニスを口に含み舌を使って的確に刺激を与える。
(以前のスタッフより一回り大きい。)
(人間の個体差はこんなところにも出るんだね。)
エルキドゥは鼻の奥の方から抜ける雄臭さと発酵臭に何も思うことはなく口淫を続けた。
「うっぉお!」
男性スタッフはベッドに座りながら容赦ないテクニックで舐めまわしてくるエルキドゥに足をピシッと伸ばしてのけぞる。
両手は先ほどの遠慮しがちな性格を塗り替える様にがっしりとエルキドゥの頭をつかんで離さない。
サラサラで柔らかい緑の髪が男の欲望の指に絡みつく。
エルキドゥの舌には大量の雄汁が唾液と絡まって集まっておりそれを舌先で皮の間に塗り込んで攻めあげる。
すでに先ほど1度目の射精を迎えているにも関わらず、彼の性器はパンパンに膨れ上がり、エルキドゥの喉奥を抉ろうと奥へ奥へと進んでいた。
「もっだっぁあっ!」
大量の白濁液が迫り上がるのを感じ取り、ラストスパートをかける。
痛くない程度に睾丸を軽く揉み、口をすぼめてピストンを加速させる。
ちゅっぼっ!ちゅんっ!ちゅっぼっ!ちゅんっ!
美しい唇は酸っぱい液体をあふれ返しながら、男の隠毛に埋れ、中はまるで真空かと思うほどに吸引される。
スタッフはエルキドゥがそんなことを考えるわけがないとわかっていつつも、精液をねだられている様でさらに興奮し、ついに絶頂を迎える。
「だっでるっ射精ます!!」
2度目の絶頂はぼこぼこと尿道をこじ開けて爆発した。
大量の白濁液がエルキドゥの先ほどまで清潔だった口内に吐き出され、頰の内側の壁をザーメンで汚していく。
スタッフは夢中でエルキドゥの頭を引き寄せて、かつ腰を前に突き出すので案の定イラマチオの状態で細い喉と食道をこじ開けた。
(ぉごぇっ!ふぅ゛っ……にっんげんは好きだねこれ。)
何度かスタッフを相手取って2桁。
半数以上が反射的に絶頂時こういった射精していた。
本能がさせるのか、何か共通点などないかエルキドゥは考えていたが今のところ見つかっていない。
大きく嚥下する。
ごくりという音を鳴らしながら、精液が胃の中へ収まる。
喉の動きでスタッフはまだ敏感な亀頭を擦られて嬌声を漏らす。
汗と雄臭い陰茎の根元が鼻にぶつかって鼻も口も無茶苦茶に犯され続けているにも関わらずエルキドゥは顔をしかめることなくゆっくりと射精が終わるのを待ってペニスを口から引き抜く。
ぐろろぉっ
しっかりと口をすぼめて、陰茎が唾液や胃液、精液で汚れたままにならない様に口先でこそぎ落としてから完全に口を離す。
スタッフは息も絶え絶えといった様子でぐったりとベットに倒れこんだ。
「………大丈夫かい?」
「ふっ……ふぅ……すっごかったです。」
ゆっくりと脱力していく陰茎を見ながら、エルキドゥは横においてあるタオルで口元を拭く。
「でも君……僕と生殖行為したいんだよね?」
「そっうです。」
まだ直球で言われるのに慣れていないのか目をそらす若いスタッフ。
「まぁ2回出したし今日はやめとく?」
「いえっ!」
先ほどの脱力具合から打って変わって、ベッドから立ち上がりエルキドゥに対面する。
裸のエルキドゥは明かりのない部屋でも月明かりで美しさをなくすことなく、むしろ増すように立たずんでいた。
勃起はしていない乳首も淡い赤い色で性欲を掻き立てる。スレンダーな見た目に反して大きいおっぱいに、一切茂りのないどこか幼さを感じさせる秘部。
スタッフは思い切って、抱きしめる形でエルキドゥの臀部を手で掴み体を寄せる。
「セックスさせてください!」
「いいよ。」
エルキドゥの即答した口をスタッフはすぐに口で塞ぎ、舌を絡ませる。
自身の精液の味など気にすることなく、考えることもなく、エルキドゥの唾液を味わいながら右手をエルキドゥの股間に持っていく。
しかし全くといっていいほど濡れていない。
「………まぁボクは兵器だからね。」
それでも諦めきれなかったのか、そのままベッドにエルキドゥを寝かせて、近くの箱に手を伸ばす。
「ああ気にすることはないよ。ボクは妊娠しないし、周期的に見れば安全日だからね。」
エルキドゥは足を曲げてM字開脚の体勢をとる。
光の粒子を右手に集めると、手にはローションが握られていた。
キャップを開けて先端の口をエルキドゥ自身の下の口に強くあてがう。
ぶちゅぅぅぅぅぅううううぅううぅぅっ!ぶびぃっぶっぷっぷっぷびぃぃぃぃっ!
大量のローションがエルキドゥの膣道へ注入されていく。
しかし締りの良い新品のオナホのようにすぐに溢れ、接合部から勢いよくローションが下品な音を立てて漏れ出した。
そんなことを気にすることもなく彼はそのままローションをまた光の粒子に変えて消しさると己の恥丘を両手で広げる。
ぐぱぁ……。
人差し指と中指で両手で合わせて4本膣口に入れる。大きく広げられた膣口はローションをまるでよだれのようにトロトロと吐き出し、奥の方にプリップリの子宮口をチラリと見せながらエルキドゥはふっと笑う。
「さぁ陰茎をここの穴に挿れて。」
スタッフは毅然としたエルキドゥの態度と、それでいて今の今までの性欲を掻き立てる行為とのギャップで我を忘れて、先ほどまでしなだれていた陰茎を一つの槍として挿入した。
今日イチ、いや人生でこれほどまで勃起した事はないと断言できるほどにスタッフは硬く腫れたペニスをとろとろのオナホに突っ込む。
ずぷちゅんっ!
冷たさすら感じる常温の膣道はこじ開けられ、スタッフの性器を飲み込む。
一気に秋がなくなった事で接合部からローションはあふれる。
エルキドゥは先ほどまでなよなよしたスタッフが1人のオスとして腰を振っていることに驚きつつも彼が気持ちよくなるよう、腹圧をあげる。
ずっちゅっくっぽぅっ!ずっちゅんっ!とちゅ!
エルキドゥのフラットな感覚とは裏腹に全く愛液を出さない膣も激しいピストンでせっせと頑張っているように見える。
膣壁は大きい肉ヒダや小さい肉ヒダをランダムに兼ね備え、一直線でない蛇行した膣道を一本の棒が一直線へと塗り替える。
(いっいねっ。これが君の生殖行為か。)
エルキドゥは何度かすでに性交渉をスタッフと終えているが、それでもスタッフごとに様々な性癖や趣向があるのを知って多少驚いていた。
生物の生殖なんて決まり切った習性でしかないと思っていたのだ。
今までの遠慮など感じさせないほどに、エルキドゥの白い美しい曲線の胸を歪ませ、最奥の秘められた都をノックし続ける。
時折子宮口付近をかすめ膣壁をえぐる動きは彼の長所ではないかとエルキドゥは性能を見定める。
「もっも゛うっでまっ!」
エルキドゥが一つのオナホとして自身をたとえているならば彼はまさしく人理最高のオナホである。そんなものにきつく締め上げられながら吸引されるように動かれれば限界などすぐにきてしまう。
ピストン運動が早まり、エルキドゥは最後の締めだと足をスタッフの腰に巻きつける。
サーヴァントの力で腰をこの上なく密着させられたままの射精。
ぶびゅっびゅるるっ!ぶびゅっ………びゅるっ……………びゅっ!
エルキドゥの膣で精液がまかれる。
(結構……膣内射精………でるね。)
エルキドゥの子宮内にスタッフの精液が流し込まれる。白濁液はそのまま子宮の内壁を汚しながら溜まる。
数度にわたる痙攣の後、尿道に残った精液すら、膣道の蠕動で搾り取り、陰茎を引き抜く。
今の今まで平均より少し上のサイズの男性器を飲み込んでいた美しい淫らな恥丘はまたぴっちりと閉まった。
しかし一拍おいて膣道の締りからから、精液が少量、とろりとあふれ落ちる。
エルキドゥの白い透き通った肌に乗る汚液はなんともそそるものだったが流石に三度大量射精したスタッフはそのまま眠りについた。
「今日はここで寝るといい。あしたの仕事も頑張ってくれたまえ。」
そういいながら体をずらしてスタッフを持ち上げ布団をかぶせる。
もちろんローションと精液で汚れた陰茎は綺麗にしてあった。
浴室へと歩いていく彼の股間からはどろりとザーメンが垂れ落ち、点々と床に跡を残していた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
同年6月1日
エルキドゥは修練場へと赴いていた。
マスターである藤丸立香と他サーヴァントたちで構成されている。
ただ一つ致命的なところといえば、その日のローテーションで敵クラスはセイバー、よってアーチャークラスのサーヴァントを連れて訓練にいくべきはずが、一騎、エルキドゥを編成に組み込んだ状態で開始してしまっていた。
「気にすることないよ。ボクは強いからね。」
「でも相性不利だし……。」
藤丸が申し訳なさそうな顔をしてエルキドゥに語りかける。
編成ミスは確かに藤丸のミスではあるが、それを覆すことができるほどにエルキドゥもまた強い。
「他のアーチャーもたくさんいるし、ボクはいい訓練になると思っているからさ。」
エルキドゥ自身運悪くあまり体調のいい日ではないものの、所詮は修練場。
藤丸もいつまでもくよくよしてはいけないと腹をくくって、他のアーチャーたちに援護を頼んでいた。
「マスターっ!」
誰の掛け声か、しかしその一言でエネミーを感じ取りエルキドゥは藤丸の前へと出て、骨の刃を光の剣で止める。
(重いっ!)
正面から受け止めるのを棄却し、力を受け流す。エネミーは竜牙兵。エルキドゥはすぐさま戦闘演算を開始し、左足を軸に前蹴りを入れる。
反発を利用して後方バク転をし距離をとる。
「………無事かなマスター。」
「あっありがとう。でも一体どこから……。」
アーチャーの一騎が遠隔射撃で竜牙兵にダメージを与える。一撃ではやれなかったが3撃ヒットしたところでよろめいたところにエルキドゥが距離を詰める。
地面からの鎖の射出でとどめを刺した。
黒い粒子へと消えるエネミーを確認するも、すぐに直上より膨大な魔力反応を検知する。
(この魔力量っ………なんだっ!?)
エルキドゥは珍しく戦慄する。
およそ修練場で感じ取ることのないありえないレベルの魔力量は当然アーチャーたちも流石に気づいた。
轟音とともに藤丸たちの目の前に嵐が現れた。
それは、見上げるほどにでかい巨躯と、殺気を纏い、叫ぶ。
「VaaaaaGaaaBaGAAa!!」
咆哮による恐怖と音の振動で足の力が抜ける藤丸。しかし膝をつくことはなかった。人理を修復した男のなせる技かもしれない。
「うっぐ………………。」
ゆっくりと息を整え、覚悟を携える。
もはやパニックになる暇などないのだ。
すぐにアーチャーたちに攻撃の指示を出す。藤丸自身もガンドを放ったり援護して一時的に距離をとる。
「エルキドゥ………あれなんだかわかる?」
小さな声で呟く藤丸は目をエルキドゥに向けることなく目の前の化け物から目を離すことはなかった。最古の文明からやってきた兵器のデータベースに何かないか問う選択は間違っていない。しかしながらエルキドゥは首を振った。
「あんな魔獣は神代でもほとんどいませんね。」
撤退を考える藤丸だが、今日最大のミスに気づく。
カルデアとの通信ができるブレスレットが彼の腕にはなかった。
「………マスター。アーチャーの皆さんにバフをボクにかけるように言ってくれませんか?」
「エルキドゥに?」
「ええ、相手のクラスがなんだかわかりません、しかし強力な宝具であるボクは神と人類の脅威に対する特攻があります。」
目の前の生物がなんなのかわからないが間違いなく脅威ではある。他のアーチャーもまた様々な宝具を持ち合わせてはいるが、多数のエネミーに対するレンジを備えたサーヴァントばかりで単体のエネミーを落とすには少し心もとない。
強力な単体宝具を持ったエルキドゥが一番可能性を持ち合わせている合理的な判断だった。
「………………わかった。でも無理はしないでね。」
「もちろん。」
エルキドゥは即座に駆け出す。
すぐに周りのアーチャーたちは強化のバフをかけ始める。対象は移動する宝具。本来止まっている相手にかけたほうがバフをつけやすいのだがそんなことを言っている余裕はなかった。
高速で移動するエルキドゥに特定の魔術を用いるのは至難の技だがさすが各々英霊といったところでエルキドゥがちょうど攻撃態勢に入る瞬間の地点を読んで行使する。
しかしその時、戦闘方向の右手側から新たな勢力が湧き出る。
大量の竜牙兵が、駆け出したエルキドゥとマスターたちの間に入り襲いかかる。
感知能力の高いエルキドゥが見落とすなんて何かの間違いかと思ってしまうが、事実見落としてしまったのだからどうしようもない。
背後のマスターたちが危機だと一瞬目標から目を話した瞬間、前に顔を向けるとそこには巨大な「牛」がいた。
(なっに……!!)
エルキドゥはもう少しで宝具展開に入るタイミングの地点だった。未だ距離はあったはずなのに一瞬のすきで距離を詰められたのか。
そして災厄はさらに降りかかる。
本来エルキドゥを支援するための攻撃に特化された魔力が「牛」に当たる。エルキドゥが宝具に入るタイミングの地点にアーチャーたちが打ったバフ。
それはあろうことかすでに脅威なエネミーをさらに強化してしまう。
弾き飛ばされるエルキドゥ。
最悪かこの牛のクラスはセイバー。
エルキドゥは意識を失った。
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エルキドゥが目を覚ますと、そこは洞窟だった。
大きな空洞。暗闇の中とても静かだった。
最初こそマスターの気配を探したが、半径2kmに反応はない。
いやむしろ、近くの魔力反応に気づく羽目になる。膨大で強力な魔力反応。
光を灯す。
目の前には角。
大きなねじ曲がった角があり、4本の蹄を携えた牛がエルキドゥを見ていた。
「君は………なにものなんだい。」
不思議と落ち着きがあるのは、戦力比を冷静に分析しているからである。敵はセイバー、先ほどのアーチャー総出の強化魔術でさらに強くなっており、もとより魔力量が多い。
援護なしでは勝てるか怪しいものだ。
牛は無言でエルキドゥを見つめると、突然猛り狂ったように突進してくる。
なんとか身をよじって回避しようとするが間に合わない。
弾き飛ばされ壁に叩きつけられる。
「ごっはぁっ!!」
エルキドゥは急激な圧力で潰れた肺から空気を強制的に抜かれる。重力に従い床にどさりと転がった。体に傷はないものの、マスターと距離があるからか、はたまた場所に関係するのか力が出ずらい。
べちゃりと美しい緑の髪に何かが落ちる。
嗅いだことのある臭いだ。
(これ……は。)
顔を上げるとそこには陰茎があった。
長く大きい赤黒い陰茎はまさに雄の頂点のように立派であり、状況を忘れ見入るほどだ。
血管はエルキドゥの指ほども太さがあり、竿全体に張り巡らされていた。
先端に向かって細くなっていきまるで触手のようだったが硬さは人間の比でなくまるで岩だ。
根元には輪っかのようなコブがあり、その先にとてつもなく大きい睾丸がぶらさがっていた。
(こっこんな性器もあるの………か。)
エルキドゥも流石に初めて見る牛の生殖器。もしかすると何か特別な牛なのかもしれない。
彼の髪に落ちたのは先端からいまもなおとろりと垂れている尿道球腺液。
そんな中エルキドゥは先週言われたことを思い出していた。
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「エルキドゥさん少しいいですか?」
カルデアの女性スタッフと廊下ですれ違った時のこと。
「最近仕事をお願いできていなかったのですが。」
「ああ、なんでも言ってくれて構わないよ。」
エルキドゥは女性スタッフも惚れ惚れするようなすがすがしさで聞く前から快諾する。
本来廊下で言うつもりのなかったスタッフではあったが、とっさにお願いのような形で言ってしまう。
「では……最近よく戦闘に出られているエルキドゥさんには精液の採取をお願いしたいんです。」
「ああ、搾精任務っていうやつだね?」
「はい、できるだけ様々な生物の精液が必要でして。ご迷惑おかけします。」
「わかっているよ。大丈夫。」
エルキドゥはそういいながらにこりと笑顔で返事をした。その後藤丸に呼ばれてその場を後にする。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そんなことを今思い出してエルキドゥは自重気味に笑った。
(まるで願ったり叶ったりな状況ではあるね。マスターは心配だけど他のサーヴァントがいるだろうし、隠さなければならないならむしろマスターはいないほうがいい。)
(それにこの個体。普通の生物ではない。何か特別な個体なのだとすれば大いにカルデアの研究とやらに貢献できそうだ。)
(兵器は役に立たなければ意味がないんだ。)
エルキドゥはまるで言い聞かせるように思考する。
すでにエルキドゥの頬にはガチガチに固まった牛のペニスが擦り付けられていた。
ゆっくりと服を脱ぎ、大きい乳房をあらわにして岩に腰掛ける。
裸で岩に体を預けるなんて普通は怪我をするが彼には関係はない。
おおよそ牛のペニスの先端がエルキドゥの秘部にあてがわれるが、挿入できるか微妙なラインである。まるでもう一つの足が股の間にできたかのようにサイズ差がありすぎるのだ。
ぶぴっとぴゅごぷっ
しかしそう考えるうちに、先端からはまるで尿のようにカウパーが漏れ出す。
エルキドゥの全く濡れていない膣口を水圧でこじ開けなかに膣内に浸透していく。
(ものすごい量だ……これなら)
エルキドゥは右手で竿を支えるとゆっくりと挿入させる。
ぐぼりゅっ!!
がしかし野生がそんなゆっくりとした丁寧な動作を待つことなどなく、全てを一気に貫いてしまう。
「ぐぁぅっ!ふぎっ!?」
普段飄々としたエルキドゥの表情とは打って変わって激痛と驚嘆が混ざった声が漏れる。体は衝撃で仰け反り逃げようと反射的に腰を引くが後ろは壁で難しい。
蛇行した膣道をかき分けて一気に子宮口を突破する。
ごりゅっ!
「あぐぁああっ!」
痛みというよりはまさに衝撃。
振動だ。
(おおきすぎるっ!)
エルキドゥは大きな胸を揺らしながらすぐに始まるピストンに耐える。
どごちゅっぼちゅ!!
いくら宝具、いくら兵器といってもこんなものを受け入れる事など想定していない。
擬似子宮は押しつぶされ、入口をこじ開けられる。
(なっなにがっ!?)
普段冷静沈着なエルキドゥも新感覚を味わって混乱し、エラーを弾き出す。
(下半身っから来るっこれっはなんっ!?)
不規則に来る信号はエルキドゥの脳をみだし、そのエラーが体を燃え上がらせる。
牛は凄まじい勢いと速度で腰を振り、番いを意識して種付けの準備に入りつつあった。
エルキドゥは感じ取る。
これが「雌」という種の喜びなのかもしれないと。
ずっと分からなかった。なにがそんなにいいのか。子を残すこと以外に生殖行為の意味などないと思っていたのだ。
だがまぎれもなくこの牛に、まるで道具のようにエルキドゥは貪られていた。
(下腹部がっあがっあづっいっ!!)
今までスタッフを相手取ってきて感じることのなかった感覚を野生の獣との生殖……交尾で初めて知る。
(ぐっうっこれは人類がっ好むのも゛っわがっる!)
エルキドゥの下腹部が疲れるたびにボコっと盛り上がり、先ほどまでぴっちり閉じていた秘所はもはやよだれを垂らしながら大口を開けて雄を貪っている。
(ぐっ比べ物にならないっな。全っちょう……62cmっ!直径12cmっふっとい!)
少しずつでも衝撃には慣れ、学習していく。
未だ擦り付けられる陰茎からくる謎の信号は頭をパンクさせるに値するが、それでも兵器としての任務遂行。データ収集を怠ることは許されない。
(高魔力っ反応………あのサイズの睾丸……生物はすごいな。)
本来であればこの牛はそこまで大きくなかった。睾丸もそこまで化け物じみたものではなかったのだ。しかしアーチャーたちの強化のバフで生命力そのものを強化され、精子は大量に生産され続け、海綿体へと送られる血液量は数倍に膨れ上がり、果ては強制的な発情期へと移ったのだ。
もちろんこれは幸運なことで、これがなければ普通にエルキドゥは破棄され座に返されていたかもしれない。
ごちゅっどちゅんっ!どぼちゅっ!
「ぐっふぎっ………あっぐぁあっあああ!」
長いストロークで性器を突き入れ、引き抜き、また突き入れる動作を延々と繰り返しながらエルキドゥの頭ほどもある睾丸を大きく揺らす「牛」。
(あっ)
睾丸がひときわ大きく脈打つのを感じ取る。
血管がより浮き出て、性器を包む皮膚を盛り上がらせて中で何かが移動しているのを悟らせる。
凄まじい魔力反応。
その魔力がゆっくりと迫り上がるのを感じ取る。
牛のピストンが速くなり、エルキドゥはさらに大きくなるエラーで混乱する。
(こんな高魔力っ……普通の女性サーヴァントならっ受精確実だねぇっ!)
「だっだすのっかい?」
牛は返事などせずとも、動きでわかるものがある。
それはスタッフもそうだった。射精直前に叫びをあげて雌を屈服させようとする。
「いいよっ!射精すといいっ!」
エルキドゥは体を支えながら射精に備える。
最初こそカルデアのスタッフに渡されていた搾精手順に従ってコンドームと呼ばれるものを使う気でいたのだがそんな余裕もなければ、「僕自身がゴムみたいなものだよね。」とそのまま生でするに至っていた。
最後の一押しだと牛がぬろろろろっ!と腰をひく。
エルキドゥはまるで内部機構が引っ張り出されるような感覚になりながら覚悟した。
どっごちゅんっ!!!
人間の女性なら内臓破裂で即死する突きを子宮で受け止める。
「おっぉぎおっ!!!」
エルキドゥは過去最大の衝撃を内部から敏感な部分に受けて普段は絶対に出さないであろう嬌声をあげて目を回す。
「VaaaGaaAAvVaaAAAAAAaaaaa!!!」
咆哮による振動を加算しながら、牛の陰茎はひときわ大きく膨張し、エルキドゥの膣道をさらにこじ開けながら拡張する。
しかし射精と同時に咆哮をあげたわけではなかった。
射精管を通り、尿道を登る高密度な魔力を含んだ牛ザーメンは、あまりの濃度で詰まってしまう。それでも射精の勢いが尋常でないためゆっくりと尿道から発射される。
ぼびゅりゅっ❤︎むりゅむりゅっ❤︎ぶりゅっ❤︎むりむりっ❤︎びゅりゅっびゅぶぅっ❤️ぶっ❤︎
寒天のような黄ばんだクリーム色のザーメンが尿道を押し広げながらエルキドゥの子宮口にぶち当たる。射精の勢いもあるが、物理的に押し広げられながらエルキドゥの小さな子宮を満たしていく。
(ま゛魔力がっばりょく濃度がっ?)
高い感知スキルを持つエルキドゥは自分の機体内でなにが起こっているのか正確に感じ取ることができる。すでに10mlで3発の宝具を撃てるほどの魔力。
それが子宮内へ注がれる。
エルキドゥの子宮内容量は3.4mlが限界であり、当然ゆっくりと拡張されていく。
液体ではない、ゼリー、いやもはや固形の高魔力高濃度ザーメンがエルキドゥの重要器官を汚していく。
「ふぅ゛っ!?」
ありえない信号が乱雑に強く悲鳴のように脳に届く。
回路を焦がし、エルキドゥはエラーで埋め尽くされた海を溺れるように耐え凌いでいた。
びしゅっ!とぅしゅっうううぅっ!
エルキドゥの尿道から潮が吹き出す。それは初めての絶頂であり初めての潮吹きだった。やがて透明な潮が黄色い尿へと代わりそれでもまだまだ出続ける。
初めての失禁すら終えて、まだ射精は続いていた。
エルキドゥ自身の絶頂も延々と続き、尿道から吐き出すものがなくなっても吐き出そうとヒクヒクしていた。
「ごっれがっ!ぜっちょぉっお゛お゛おぉ゛っ?」
小さな陰核をめいっぱい勃起させ、あれほど動くことのなかった乳首が天を向いて誇張していた。
ぶりゅりっ❤︎びゅぼっ❤︎びゅぐぅっぐびぃっ❤︎ぶぴゅっ❤︎どびちっ❤︎ぐびゅぅぅう゛ぅ❤︎
もうエルキドゥの数時間前の子宮サイズは超えており数倍に膨れ上がって、彼の美しい腰のラインをいびつに曲げていた。
腹部が盛り上がり、かといって妊婦のような全体的な膨らみでもない。
まさに子宮が膨張している不自然な膨らみ方。
なんども痙攣を繰り返し射精しつづける牛。
その下に全てを蓄えつづける兵器。
(こっごんあっ……なっ!?45億っ!?)
成人男性の精液に含まれる精子の数は1mlあたり1億前後なのはエルキドゥでも知っている。それはスタッフとの交合でも把握済みだった。しかしこの「牛」はその45倍の濃度を持った精液をエルキドゥの膣内で排出し続けている。
(453……512……600mlをっ超ぇってっ!)
エルキドゥは自身の子宮がどれほど飲み込むのか知的好奇心と損傷によるデメリットを想像してエラーと一緒にゆっくりと意識を手放す。
そこから結局10分間ずっと射精されつづけ、エルキドゥはぐったりとしていた。
ゆっくりと先ほどより少しだけ縮んだ牛のペニスが引き抜かれる。
それでも人間の数倍あるサイズのペニスは引き抜く際、人と違って傘がないのでスムーズに抜けた。
ずろろろぉっどりゅろんっ!
「うぐっひぁっ!」
突起が敏感になっている膣道を撫で上げ、エルキドゥは朦朧とした意識を叩き起こされる。
まるで子宮に栓をしたかのように逆流した精液が溢れるというようなことはなく、尿道球腺液などがぽっかりと空いた膣口からたらりと垂れるのみだった。
ゆっくりと時間をかけてまた一筋の淡いピンクの線に戻るエルキドゥの性器はたらふく飲み込んだ精液を戻すことはなかった。
いつの間にか牛は消え失せ、エルキドゥは小一時間エラー処理と身だしなみを直すのに時間をかけることとなる。
「エルキドゥ!」
藤丸がエルキドゥに駆け寄る。
藤丸たちははぐれた後1時間かけて大量の竜牙兵を撃退していたのだが、2時間経っても一向にエルキドゥが見えずだいぶ心配していたらしい。もちろん修練場で最悪な状況に至ってもマスター以外はカルデアで復活できるので大丈夫であるのだが。
捜索途中になくしたブレスレットも故障のないまま見つけることができて、カルデアと連絡をとってエルキドゥの霊基反応が消えていないことは確認できていたらしい。
ただ途中大きな魔力反応がゆっくりと消滅して、エルキドゥの魔力反応が桁違いに増えたことから苦戦していたわけではないことは察せていたらしい。その後本当に誤差レベルの微妙な霊基も新しく確認されたらしいがそれは無視して捜索に専念していたところ合流できたようだった。
エルキドゥは近くマスターに一瞬引いて距離をとる。
「エルキドゥ?」
「やぁマスター。無事でよかったよ。僕もこの通り怪我はない。すこぶる順調さ。」
「ならよかった。カルデアに戻ろう!」
「そうだね。」
エルキドゥは差し出された手をとることなくすっとマスターと距離をとって合流した。
藤丸はそんなエルキドゥにさほど違和感を感じることなく、そのことは忘れたが、ついぞ彼から発せられた濃い臭いには気づかなかった。
はい、まぁ色々書いてて同じような表現や同じような展開で見てくれてる人もそろそろ飽きてきたんじゃないかな?なんにせよもうちょっと考えて書かないとね。
なんにせよ感想お待ちしております!
闇カルデアこそこそ裏話
エルキドゥ「(ふぅ、僕の服がぶかぶかの服でよかった。こんなお腹一発でばれてしまうからね。)」
エルキドゥ「ん?ああ任務をしてきたんだ。.......ああわかった。ここでいいかい?」
エルキドゥ「僕は別にどこでもいいよ。搾精用の容器をもらえるかな?」
エルキドゥ「そうそう今おわせば効率がいいだろう?」
エルキドゥ「ふっ......んっふぐっ................う゛っん.......ふぅっ!........んっ!」
ぶびっぶりゅりゅりゅっ!ぶぴぃっぼぶっ!ぶぷっぶぶっぶりゅっ!
エルキドゥ「これだけあれば十分かい?なかなか擬似子宮から出てこなくてね。」
エルキドゥ「あとで個室でもう少しうまく取り出しておくよ。大きめのスポイトとか用意できるかい?」
エルキドゥ「そうそう腕くらいのサイズの。」
エルキドゥ「じゃあまたね。極小の霊基?.......覚えはないね。それじゃあまたあとで。」