カルデアの闇 -あらゆる生物の生体データを集めてください- 作:九折
ささっとね。
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後日談と言えばいいだろうか?
結局のところ、ナイチンゲールが5日間帰ってくることはなかった。
4日目の夜、ジャンヌダルクが少しふらつきながら帰ってくる。
「大丈夫!!?」
藤丸はすぐに回復の魔術を使おうとするが、ジャンヌが待ったをかけた。
「だっ大丈夫です………、少し疲労が溜まっているだけなので。」
ジャンヌは服が少し汚れているものの、怪我はなさそうだった。藤丸はひとまずジャンヌに湯浴みを提案する。
「………とりあえずジャンヌが帰ってきてよかった。」
「だねぇ、このまま何も進展がなかったにせよ合流して情報交換ができないのはまずいしさぁ。お、アマゾネスのねーちゃんも帰ってきたかな?」
燕青が向く方を見ると、買い物の荷物を持ったペンテシレイアが宿屋に入るところだった。
2階からでよく見えずらかったが、いつもは整えられた髪が少し乱れていることに気付いて不思議に思った藤丸だった。
「おかえり。」
自室のドアを開けると、「ちょうどよかった。どうやって開けようかと。」と、ペンテシレイアはタイミングよくドアを開けてくれた藤丸に感謝をして部屋の中に食料を置く。
燕青はその中身を、日持ちするもの、早く食べたほうがいいものに分け始める。
「ああ、マスター朗報だ。」
「ん?」
「実は聞き込みを買い物ついでに行ってきてな?」
と、乱れた髪に気づいたのか彼女は頻りに指で髪をとく。
「なんでもここから500mほどの場所に大きな教会があって、その地下に女性たちが囚われていると聞いた。」
その情報を聞いて藤丸は喜び、ジャンヌが戻ったら行こう、と言ったところでナイチンゲールのことを思い出して心配そうに顔を歪める。
「………あやつなら大丈夫だろう。」
「うん………きっと忙しく!?」
藤丸の通信機器が部屋に鳴り響く。
燕青とペンテシレイア、そしてマシュはこの部屋におり、ジャンヌは湯浴み中。
「もしかしてナイチンゲール!!?」
藤丸は通信機器の調整をすぐにして窓の近くに行き通信環境をできるだけよくする。藤丸以外の3人も深刻な表情で藤丸を見つめた。
『………き………えますか………?』
「何っナイチンゲールだよねっ!?大丈夫なの!?」
『まっ……スター、聞こえていますよ。』
通信が安定して、砂嵐のような音が聞こえなくなっていきナイチンゲールの声が鮮明になった。
「よかった!心配したんだよ!?」
『申し訳ありません。実は、いろいろトラブルっん!………がありまして。』
ナイチンゲールが一瞬ビクッと震えるが、彼女の周りは暗く何も見えない。
「トラブルっ?大丈夫!?」
『はい、もう解決っした………んっふーっ………ので大丈夫です。』
ナイチンゲールは未だ何度か言葉を途切れさせるが、いまは彼女を信じるしかない。藤丸は現在の状況と先ほどの朗報を交えて彼女に伝える。
「………だから合流したいんだけど。」
『私は、後々合流したいと思います。申し訳ないでっ………すが。』
彼女も彼女でていっぱいな雰囲気を感じ取った藤丸は仕方ないと諦めて、合流場所を指定する。
『わかりました。後々そこで合流しましょっ!!っん゛ん゛!!?』
何かつんざくような音がした後、突然ナイチンゲールからの通信が途切れる。ただ話している感触では特に戦闘しているような緊迫感はなかったので単に通信状況が悪くなったのだと思う藤丸だった。
「というわけでナイチンゲールは来れないみたい。でもみんなで力を合わせて頑張ろう!」
「おうっあっちもあっちでもしかするとこれから戦う相手とすでにヤってるかもしれねえしな!」
「………そうだな。行こう。」
「私も先輩を絶対に守ります!」
その声と同時に少し湯気がたったジャンヌがにこやかに入室してくる。
何かあったのか、と状況がつかめておらずキョトンと首をかしげる仕草に藤丸はドキリとしてしまった。
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アレンからのえげつない射精から半日して、3日経ったころ。
ナイチンゲールは精液だった。
身体中いたるところに射精され、腹、背中、首、脇、腕、太もも、足裏、髪、顔、尻、股間、全てが黄みがかったザーメンが彼女をおおっている。
すでに熱は冷めナイチンゲールはもはや動く気力もなく、ただ冷静に受け入れていた。
(そろそろ、3日経ったはず。)
周りの男性たちは流石に疲れたのか、座り込んだり寝たりと様々だった。
「そろそろっん…………期日では?」
ナイチンゲールは重たい腰を動かして、顔についた精液を拭い目の前の店員に話す。
「あんたタフだなー。まっ期日通りだよ。」
「そう…………ですか。」
ナイチンゲールの下腹部はでっぷりと膨らみ、秘部からは大量の精液がとめどなく溢れ出している。正直彼女はすぐにトイレにいって精液を排出したい気分ではあった。特に腸内にある大量の精液を出したかった。肛門を引き締めるのも限界である。
ナイチンゲールは手を滑らせないようにしながら腰をあげて膝たちになると、重力に従って身体中の精液が垂れ始める。
「水浴びをできるところは?」
「階段降りて右に曲がったところだ。」
「それにしてもあんたの肚には今オーナーや俺の含めてあらゆる男の精子がいるわけだ。」
「…………ええ。」
「妊娠の恐怖なんてないのか?」
「私は人間の精液ではおそらく妊娠しません。というより妊娠できるかわかりません。」
「精液ね。そうだ。リップサービス的にもっと下品な言い方で自分の状況でもいってくれない?」
「…………まだコンドームが余っているのでそこに精液を入れていただければいいですよ。」
「いいぜ。」
ナイチンゲールは取引成立だと自身の体を眺める。しかし何が下品な言い方で、この男がなにを求めているのかいくら考えてもわからなかった。
そんな彼女に助け舟を出す。
「『私のとろとろの熟れたおまんこは、あなた達の大量こってりザーメンでいっぱいにされてその中には何十億もの精子が泳いでいるかと思うと受精してしまうのではないかと緊張して排卵してしまいそうですっ!』とか。せめてこれからザーメンって言うのはどうよハハ。」
ナイチンゲールは少しため息を吐きながら、少し甘い声を混ぜて、
「私のとろとろの熟れたおまんこは、あなた様の大量こってりザーメンでいっぱいにされてその中には何十億もの精子が泳いでいるかと思うとっ受精してしまうのではないかと緊張して排卵してしまいそうです。」
ぐぱぁ……。
と言いながら腰を突き出して自身の性器をこれでもかと開く。
膣内からはクリーム色のダマになった濃い精液がドロドロと溢れ出していた。
ナイチンゲールは一通り終えると、体勢を整えて店員にコンドームの箱を渡すとそそくさと階段を降りていった。水浴びに行ったのだろう。
(精液………ドイツ語でザーメンですね。言語が通ずるタイプの搾精対象であれば興奮度が増すのかもしれません。それで採取量が増えるのであれば効率的です。状況によりけりですができるときはしてみましょう。)
ナイチンゲールはそう考えながら水浴びを始める。
(ふむ、シャワーのような機能のある設備がありますね、ありがたい。)
水を出してゆっくりと体にかけていく。
未だ若干敏感な身体中に冷水がかかって少し体をビクつかせる。
我慢して下腹部を見るナイチンゲール。
(こんなに出されてしまいましたが「サーヴァント」ですし「大丈夫」でしょう。)
(とにかく今のうちに出せるだけ出しておきましょう。)
(すでにマスターは黒幕を追い詰めているかもしれませんし。)
ぶぴっぴぴっぶぴっ!
腹部を物理的に押しつつ、腹筋に力を入れて膣と肛門から精液をひり出す。
ぶりゅっぶぼぶぅっ!!!
勢い余って放屁が出てしまい、流石に聞かれていないか心配になってあたりを確認するが物音はせず一安心する。あれほどのことをしたので今更ではあるが、それとこれとは別である。
度々手で体についた精液もこすりながら落とすのだが、水と絡まってべたつき、取りづらい。やはり局部や胸部が一番汚れて降り擦る時にヒリヒリとして体を震わせる。
(未だ感じやすくなっている状態のようですね。打たれた薬のせいでしょうか?あの薬も一本ほどもらえたりできると任務も捗る可能性が。)
一通り体を洗い終わって浴室を出ると、服がないことに気づく。
ないというのは紛失という意味ではなく、敗れたり、汚れてたり、汁まみれになってたりと着れる状態にない。
(魔力が十分で、しばらくすれば自動修復されますが、3日間活動して魔力も枯渇気味、難しいでしょう。なにか…………。)
ナイチンゲールは近くの男性用バスローブを見にまとう。
石鹸の匂いとアレンの匂いが混ざっていて少し不快だったが洗いたてなようで柔らかく着心地がよかった。
彼女が店内に戻ると店員がバーで、初めてあった時のようにグラスを磨いていた。
「何か、服を取り扱っていませんか?」
「ああ、あんたのはくっさいザーメンまみれだもんな。」
(あなたたちのせいでしょう。)
と責めたくなったが言わないでおいた。
「近くにも服屋はあるが、一応客が脱ぎ捨ててった女物の服がある。ちゃんと洗濯して保管されてるから清潔だぞ。」
「わかりましたそれをもらいます。」
ナイチンゲールは店員に倉庫に連れて行ってもらい、倉庫内に積まれた様々な女性服から適当なサイズの合ったものを選ぶ。
「あんた、何でそんなタフなんだ?」
「私は通常の人間ではありませんので。」
「いや、精神的な話さ。こちとら化け物なんて珍しくもない。メスは快楽を与えてやればすぐに堕ちる。」
ナイチンゲールは上着を着てはサイズが合わず着なおし、そのまま返答する。
「私は人を治療します。たとえ切ってでも風邪を治します。殺してでも生かします。全力で無茶なことをやり続けます。いつしか、拒否という選択肢は消えました。」
ナイチンゲールはちょうどいい服を見つけて、見た目も派手ではないものを身につける。
「へぇ。」
「それと……、」と続ける。
「女性はあなたたちが思うより強いです。私の知り合いは何度しにかけても自身の先駆者を守り続けました。快楽に負けることもあるかもしれませんが、それでも根本では否定して、最後は勝つでしょう。」
「そーかい。」と少しふてくされたように店員は倉庫から出て行きバーに戻る。
ナイチンゲールは下着にスパッツのような伸縮性の高いものを履き、ブラジャーは流石になかったので、ランニングシャツにレースが入っているものを。
そして上から白いワンピースを着て腰を紐で縛り背中でリボンを作っていた。
靴は現代のランニングシューズのようなものに中敷だけ硬いものを入れて履く。肩掛けバッグの紐を取り外して、腰のひもに金具を取り付けて簡易的なウエストポーチを作っていた。そのバッグの紐を二周させて太ももにしっかりと止めてナイフ入れを作る。
革製のこげ茶の革手袋をつける。
(戦闘面ではカバーできるでしょう。ロングスカートは暗殺向きですが動きずらいですね。)
ナイチンゲールは倉庫から出ると、通信端末を起動させる。電源を切っていたため通知はわからなかったがマスターたちから何度か連絡がきていることに、安堵と罪悪感を感じる。
ナイチンゲールはすぐに外に行ってマスターに連絡をとる。
「聞こえますか?」
ナイチンゲールが通信機器で話しかけると、つんざくような音で声が聞こえる。
『何っナイチンゲールだよねっ!?大丈夫なの!?』
「マスター、聞こえていますよ。」
マスターの心配するような言葉を聞いて「まったく。」と少し苦笑して微笑む。
『よかった!心配したんだよ!?』
「申し訳ありません。実は、いろいろトラブルっん!………がありまして。」
臀部に違和感を感じる。
後ろを見るとスカートを剥き、尻に勃起した性器を押し付けていた。
「(何をしているのですか?)」
「(いや、お仲間と話すあんたが可愛くってな。ついでにほら。)」
男が示す方を見るとコンドームが取り付けられていた。
(先ほどのですか……まぁ先ほどのおびただしい量からとってもらえればよかったのですが、新鮮な方がいいでしょう。こんな時にはやめてほしいですが。)
ナイチンゲールが一瞬ビクッと震える。流石に服を汚すのは同情したのか店員はきちんとワンピースとスパッツを遠くまで簡易的に移動させて膣内に挿入する。
『トラブルっ?大丈夫!?』
「はい、もう解決っした………んっふーっ………ので大丈夫です。」
正確には解決中だが、些細なことである。
幸い周りは暗いのでマスターには見えないはずである。そう願って。
『………だから合流したいんだけど。』
藤丸の現状を聞いて思ったより信仰が遅いことに残念だと感じつつ、かといって足止めされていた彼女が責めることはできない。
「私は、後々合流したいと思います。申し訳ないでっ………すが。」
今はこの獣を処理しなければならないと思い、膣内をきつく締め上げる。
それが拍車をかけたのか勢いよく店員は突き入れてくる。
藤丸から合流場所だけ聞き取り、通信を終えるための言葉を伝えようとすると、ちょうど思いっきり腰を打ち付けられて先端が子宮口に直撃し、とっさに通信端末を切る。
「わかりました。後々そこで合流しましょっ!!っん゛ん゛!!?」
ごびゅっびゅるる!ぶびゅる!びゅるっ!
コンドームの中にあれほどにも出したにも関わらず変わらない濃さと粘度で精液が射精される。
ナイチンゲールは絶頂寸前で我慢して、前方へ出て、性器を引き抜く。
コンドームはナイチンゲールの秘部にきつく閉められそのまま膣内に残ってしまったのでゴム口をひっぱって取り出す。
でゅろっりゅっ
素早く口を締める。
「ふぅっ!やっぱあれだけヤっても締まり良いなあんたのまんこ。」
「こんなにせいえっ………ザーメンをいっぱいおまんこに出してもらいありがとうがとうございます。………まぁ後でにして欲しかったですが。」
「ごめんごめんっついな。」
「………私に数度打った排卵誘発剤?を2本ほど譲っていただければ穏便にしましょう。」
「いいぜ。気に入ったか?」
ナイチンゲールは近くの布で少しでた愛液を拭き取りつつ、服を直す。
「いえ、研究させてもらいます。」
「そーかい。そういうことにしとく。」
(いえ、本当にそうなんですが。)
ナイチンゲールはそのまま、コンドームをたくさん入れたポーチの蓋を閉めると、きびすを返す。
「それでは失礼します。」
「………タフだねぇ。まっ墜とせなかったのは残念だが子供が見れることを楽しみにしてるよ。」
(私は「絶対」妊娠しませんが。)
ナイチンゲールはそのまま酒場を後にする。
少し腰が痛い。歩きづらさを感じるが休んでいる暇はない。あの頃の野戦病院よりは全然マシだと叱咤してナイチンゲールは駆け出した。
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結局のところ、事の真相。
この街に起きている現状とは、女性がいなくなる、というわけではなく、女性が寄り付かない地という事だった。
藤丸たちが駆けつけた時、教会の地下には何百、何千の女性たちが捕らえられていた。死ねば家畜の餌とされ、産み落とせるだけの子を産む。男なら解放、女なら子供を産む機械の教育。
その現状を見た藤丸は嘔吐し、意識を失ってしまう結果となった。
藤丸の手に負えないと判断して、サーヴァントたちだけで事にあたり、この国の領主を暗殺。
究極の男尊女卑を強いられた国はもともと少ないが男性の中からもこれはおかしいという声は何度も上がっていたそうでゆっくりとだが女性たちは元の家に戻されるものもいて、ひと段落というところだった。
もともとこの地の男は性欲が強く、繁殖力も高い稀な民族が多くいたらしい。そこから「女は子供を産む機械で幸せは男が享受する」という胸糞悪い思想へと変貌していったらしい。
格して、この国が平和になったのか、それともより悪化したのか、内紛が起こったのかはともかく、藤丸たちは聖杯を発見。
王の玉座に置かれていた聖杯は強大な魔力と王の強力な性欲によって、市民を洗脳し、女性を見れば性交渉をしたくなるような結界を街のいたるところに貼っていたらしい。
曰く、脳内に声が聞こえ、命令されるように本能に従って目の前の女を犯す。そこに罪悪感はない。
聖杯を回収した今、結界は解除され、多くのゴタゴタがゆっくりと解決され始めた。
「これでよかったのかな?」
「私たちにこの国を管理する能力はありません。聖杯を回収できただけでも僥倖でしょう。特異点の反応も収束しているそうです。」
『そうだよマスター君!早く帰ってきたまえ!』
通信機器のホログラム映像にロリンチがにっこりとしてマスターへ話しかけていた。
「そういえばナイチンゲール、その服は?可愛いけど。」
「いえ、戦闘で破損したので代用を。カルデアに戻れば魔力が回復して服は自然と生成されるでしょう。」
「そっか。まぁじゃあ帰ろっか!」
「はい!先輩!」
レイシフトを開始して藤丸たちは極小特異点を去った。
というわけでささっと。
次はとりあえずカルデア舞台かなぁ。