※この作品はR-18です。

コンプレックス   作:花木 悠

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哀しい康正

   16-13

それからの康正は女とのSEXが出来なく成った。

恥ずかしいの一言、極小、包茎、だとインターネットで調べて、本を読んでようやく自分がそれに当てはまると確信してしまった。

それから数年間はSEXが出来なかったが、教師に成ってクロロホルムとかの薬品、睡眠薬とかを使って強姦をして楽しむ喜びを得たのだ。

康正はそのソープ嬢に笑われてから数年後までに、自分には結婚は難しいと考える様に成って、恋愛にも消極的で好きに成っても、もう結婚は出来ないと諦めてしまったのだ。

 

生まれて始めて同じ女とSEXをした康正は満足をして、服を着てタオルで舞の身体を拭いた。

しばらくして舞が目覚めて「先生ごめんなさい、また寝てしまったみたいですみません」とタオルケットを身体に巻き付けてお辞儀をした。

その顔は幼さが残る笑顔だった。

「ほら、進んだよ」と絵を見せると「もうすぐ完成?」と喜ぶ。

「そうだね、後一回で完成だね」と言って微笑むと「次回は渡辺先生と一緒だから無理ね」と微笑む。

「そうだね」

「渡辺先生の事好きでしょう」といきなり舞が言いだした。

「そんな事ないけれどね」と言うと「嘘、先生の渡辺先生を見る目は好きって書いて有りますよ」と笑うのだ。

「鷲尾君も好きだよ」と言うと「そう、ありがとう私も先生の事好きよ、だって家の人以外で私の裸見たのは先生だけだもの」と笑ったのだ。

強姦で楽しむ自分が惨めに思う康正に成っていた。

 

明日香はクリトリスの皮を剥かれて全身麻酔で眠っていたが、夜に成ってようやく目覚めた。

「気が付きましたね」

「終わりましたのですか?」

「はい、腸も検査で綺麗でしたから安心して下さい」

「ありがとうございます」

「クリトリスを手術しましたので、慣れるまで少し時間が懸かると思いますが、これでお腹が痛く成る事は有りません、また具合が悪い様でしたらお越し下さい、服はそこに置いておきました」

「ありがとうございました」

「忘れていました支払いは池尻さんから頂きましたので」

「えー、池尻さんが?」

不審に思ったがいつの間に払ってくれたのか?

お礼をしなくてはいけないと思う明日香だった。

帰りに病院を見ると「町村美容整形外科」私は美容整形に運ばれたの?

でも外科も有るのだと改めて見てタクシーで帰る明日香だった。

自宅に帰ると夜の十時に成って、ベッドにそのまま倒れ込む程の疲れが残っていた。

 

日曜日目覚めたのは、昼を過ぎていた。

昨日の手術の後を鏡で恐る恐る見ると、赤く成って腫れが有る様だ。

直接湯をかけない様にして身体と髪を洗う明日香。

肛門も少し痛いので、腸の検査を受けて、失神してしまった記憶を思い出していた。

痛みと快感が交差して、表現が出来ない興奮をした事を覚えていたのだ。

手術の時も何か興奮をしたのか?

それは殆ど記憶に無かったが、自分の身体が以前と少し変わっていると感じていた。

 

三連休の後、終業式に成り学校は夏休みに、部活動のスケジュールで活動はするが、美術部は来月の合宿キャンプまでは各自自由に成っている。

部室には交代で部長か副部長が出る事に成っているので、学年別のスケジュールを作って、来月の八日から十九日は完全休部に成る予定だ。

明日から二十九日は三年生、三十日から五日が二年生の割り当て六日、七日は一年生が部室で絵を勉強する予定だ。

明日香は来週の二年生からの担当に成っていた。

二十一日は早めに帰宅する明日香、歩くのが少し困る状態に成っていたのだ。

股間が擦れて感じるので、痛いような刺激が有る様な、変な気分が昨日から始まっていた。

その様子を見て康正が「どうされましたか?」と尋ねた。

「少し、靴擦れで歩きにくいのです」

「見てあげましょうか?」

「いえ、大丈夫です、明日から部室お願いします」

「はい、モデルの残りは?」

「ああー済みません、少し遅らせて貰えませんか?体調が優れませんので」

「判りました」康正は帰る明日香の後ろ姿を見送っていた。

 

明日香が当分モデルに来ない事を喜んだのは舞で「今週末、先生行きますから、絵を完成して下さい」と笑って帰って行った。

先日の舞の言葉を信用すれば、彼女は自分が初めての男だと云う事に成ると康正は考えていた。

そう思うと可愛く見えて来るのだ。

彼女も今週一杯で実家に帰ると話して、学校を後にしていた。

寮生活の生徒の大半は実家に帰る。

進学特訓、スポーツクラブの合宿に参加の学生も、その時以外は実家に帰るのだった。

思い思いの夏休みが始まって、康正の今度の楽しみは萩旅行なのだ。

自宅に帰ると四枚の絵の中で、唯一完成させても良い明日香のヌード画だった。

写真と自分の記憶で描く、自分でも自信の作品に仕上がりつつ有った。

今週中には完成するだろう、夏休みに成っても絵を描く事位しか趣味が無い康正、部活に行かない来週三十日からは暇なのだ。

明日香と会えない日々も辛い康正、だが一応思いは達成したので満足はしていた。

地下の倉庫には過去にSEXをした女性のヌードの絵画が、保管されていたのだ。

今週中にはここに展示出来る。

今年中に三人の絵画がここに並ぶのかと想像していたのだ。

堀田優奈も犯してヌードを描いてここに展示出来るだろうと、唯舞が自分のヌードを欲しいと言ったらどうしよう?

ここには飾れなくなると急に困った顔に成る。

明日香のヌードを描きながら感度の良い女だったな、過去には無いタイプで顔も綺麗で裸体も素晴らしかった。

本当は好きです、交際をして下さいから始まってSEXに成るのだが、康正にはその勇気も何も無かった。

その時、あのソープ嬢の高笑いの声が耳に蘇って、思わず両手で塞いだ康正だった。

哀しくて、寂しい孤独を噛み締める夜だった。

 

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