16-17
週末、二人は優香の絵画を貰う為に康正の自宅を訪れて、実家でお盆過ぎまで過ごして、十九日の夜戻って来ますと挨拶をして帰って行った。
康正は明日から、優香のヌードの制作を始める予定だ。
誰も付き合う女性もいない寂しい二週間程を過ごすのだ。
楽しみはキャンプで明日香と一緒に、始めて眠れるだろうと思う気持ちだった。
自宅で自分の絵を家族に見せて自慢をする優香。
「本当に我が子なのかね?」
「孫にも衣装か?浴衣が似合うな」と父賢造も笑みを絶やさない。
久々の一時、家族が揃った時間で賢造も刑事だから、事件が起こると直ぐに向かわなければ成らないから中々家族が揃う事は少ないのだ。
久々に会った家族と別れて、美術部のキャンプに行く為に戻ったのは十九日の夜の新幹線だった。
昨日沙織が先生大丈夫よね、明日には帰るの?と電話をしてきた。
盆の帰省で電車大丈夫だった?
何時に帰るのと聞かれて、何も考えずに時間を教えた明日香だった。
明日香は新神戸の駅から自宅迄タクシーで帰る事は知っていた沙織は、父と相談をして誘拐の段取りを決めていた。
一馬の友人三人に頼んで、自宅マンション前までタクシーを降りて歩くから、その時を狙っていたのだ。
沙織が新幹線の改札脇で明日香の姿を確認して、携帯で一馬達に連絡をした。
服装黒のスラックスに白のブラウス、帽子を被っていると服装を教えた。
駐車場からタクシー乗り場を双眼鏡で見ている一馬が「今、タクシーに乗り込んだ、白いタクシーだ」と運転の友人に伝えると、ワゴン車はゆっくりと走り出した。
タクシーに追いつくと「マンションに向かうな、何処にも寄らない様だ先に行け!」
「はい」と返事をして、車はタクシーを追い越して明日香のマンションの近くに停車した。
もう時間は10時を過ぎて、マンションの近くには殆ど人の気配が無かった。
タクシーからマンションまでは百メートルも無い程近いが、樹木が入り口まで植えて有るので隠れ易い。
タクシーで少し遅れて沙織が近くに来ていた。
樹木に隠れて、いきなり明日香の背後からタオルで口を塞ぐ一馬、身体を抱える二人。
鼻をつく臭いに「うぅ」と暴れる明日香だが、直ぐに意識が無く成って、帽子、ハンドバッグと紙袋が落ちる。
三人が去った後、帽子と紙袋を片づける沙織だった。
ワゴン車に連れ込まれた明日香の意識は無く成っていた。
町村の提供した薬がタオルに染み込ませて有ったのだ。
乗り込んで来た沙織が「上手くいったわ、帰りましょう」
ワゴン車は沙織の自宅に向かって走り去った。
連絡を貰って「おお、誘拐成功ですな」町村が微笑みながら俊之に言う。
「これから、面白いショーが始まる」
真智子、朋子、智美、敦子の四人のサド女、町村が俊之と沙織の帰りを待っていた。
計画では、この五日間で調教をしてマド女にしてしまう予定なのだ。
町村医院はその為金曜日を臨時の休院にしていたのだから、町村も相当気合いが入っていた。
ビデオの撮影機も持参していたのだ。
先日の作品が気に入られて、もっと過激な物が有れば、高額で買い取ると業者に言われていたから気合いが入っていたのだ。
しばらくして、二人の男に抱き抱えられて明日香が連れて来られた。
意識は全く無い明日香を見て「中々、綺麗な寝顔だ」俊之が言って「みんな、ご苦労だった」とお金の入った封筒を差し出した。
直ぐに男達は会釈をして帰って行った。
早速、女達が明日香を地下に抱き抱えて運んでゆく。
「町村さん、何分程で目覚めるのですか?」
「もう半時間もすれば、目が覚めるでしょう」
「あの、女達に任せて我々は見物しましょう」
「肝心のところは、張り切りますがね」と笑う二人だ。
地下には、撮影の準備がされて、既に撮影用ライトが明日香を照らしていた。
「そろそろ、仮面を着けましょう」と言う俊之。
それぞれ異なった仮面を着ける女達、男性は目の部分が隠れるマスクに成っている。
沙織も降りて来てマスクを着けると「撮影係を頼むよ」と町村に言われるのだった。
「全裸にしますか?」
「下着姿にして、先ずは吊して辱めよう」
早速白のブラウスを脱がせてスラックスを脱がすと、白の上下のブラジャーとパンティ姿にされた明日香。
「注射を忘れるな」と町村が言うと智美が明日香の腕に注射針を刺さすと流れ込む液体。
「先生この薬は?」
「先日の感度が良くなる薬と媚薬ですよ」
「朋子今夜の趣向は?」
「今夜は思い切り恥ずかしい思いをさせてやろうと思います」
「何をするのだね」
「美人の便も臭いと思いますが」と笑う。
「それは大変だ、消臭剤を用意しなくては」と笑うと「沢山有りますよ」と真智子が見せるのだった。
手首に手架せ、足首に足枷をされて、天井から垂れ下がる縄に金具を取り付けると、明日香が万歳の姿に成って、足枷にも縄が金具で取り付けられる。
「うぅ」と目覚めそうな雰囲気に成った明日香にみんなが注目をする。
目を開けると身体が動かない事が判って、廻りを見廻す。
「ここは、何処?貴方達は誰なの?」と言うが誰も喋らない。
真智子が右足の縄を引っ張る。
朋子が左足を引っ張ると足が広がって行く。
「何をするの、止めなさい!貴女達は何者?」と怒る明日香。
「自分の立場が判ってないね」と真智子がブラの上から右の乳房を掴んだ。
驚いて「止めて」と叫ぶ明日香。
「感じるのかい?」
「感じる訳無いでしょう、早く離しなさいよ!警察に捕まるわよ」と怒る。
「ははは、もうすぐここで泣くよ、気持ちが良いと言ってね」
「馬鹿な事を言わないで、今なら捕まらないわ」
「五月蠅いお嬢さんだね、撮影もされているのよ、見える?」そう言ってカメラを指さす。
「止めて-」と叫ぶ明日香だ。
「さあ、さあ、こんなブラジャーは早く外して、みなさんに見て貰いましょう」とハサミを見せる真智子だ。
「止めてーーー」肩紐の片方を「ジョキ」と切る。
「いやー」もう片方も「ジョキ」と切る真智子。
「いやー写さないで」と大きな声を出す明日香の谷間の中央にハサミが「ジョキ」と切り裂くと「あー、見ないで」と声を張り上げるが、ブラジャーは床に落ちて、綺麗な白い乳房がライトに照らされて露出した。