16-27
明日香には夜に成って酔っ払った様な症状に成る薬が注射されて、一馬の車に乗せられて自宅近くの公園で待つ二人の女に預けられた。
「困るよね、家が堅いから、男と遊ぶと怒られるらしいよ」
「何処から来ているの?この子」
「岡山らしい、沢山飲むからこんなに酔っているよ」
「判ったわ、家のベッドに寝かせて来るわ、今度私にもご馳走してよ」
一馬は二人の女に委ねて走り去った。
管理人に二人は「一緒に飲んでいまして」と軽く会釈をすると中から「旅行で?」と声をかけられて怪訝な表情に成った。
明日香を自宅のベッドに寝かせると、二人の女加藤と和泉は再び管理人に会釈をして、マンションを後にした。
翌日も父賢造と今泉は病院を探し歩いていたが、該当の病院は見当たらなかった。
賢造は明日香のマンションの近くに来ていたが、今日は夜遅く帰るのだと思っていた。
しかし、近くに来たので管理人に最近の様子を聞いて帰ろうと、今泉を先に帰して夕方マンションに向かった賢造だった。
もう、帰っているのだろうか?
そう思いながらインターホンを押す賢造。
明日香は帰宅してから昼迄眠っていて、風呂に入って冷凍のピラフを食べて放心状態で数日間の事を考えていた。
チャイムの声に「お父さん!」と賢造の声に驚く明日香。
涙が出そうに成るのを我慢しながら「驚いたわ、お父さん何か急用?」
「捜査で神戸に来たからな、夕飯は?」
「まだよ、ご馳走してくれるの?」
「降りておいで、行こう」
「判った、少し待っていて」
その様子を見ていた管理人が「渡辺さんの御家族の方ですか?」と声をかけた。
「いつもお世話に成っています、父親です、最近何か気に成る事有りませんか?」
「そうですね、気に成る事はお酒を飲まれて、二度程お友達に送られて帰られましたね」
「そうですか」と答えたが明日香が、殆ど酒を飲まない事は知っていた賢造だった。
しばらくして、明日香は楽しそうに賢造と腕を組んでマンションを後にした。
父に見透かされない様に考えての作り笑いも沢山した明日香は、とてもこの数日間の事を話す事は出来なかった。
キャンプから帰った翌日、早速優香に電話をする沙織。
「萩で優香さんの浴衣姿の事はかり話していましたよ、先生もしかして優香さんの事好きかもしれませんよ」
「本当ですか?」
「今月中にもう一度先生に、浴衣姿で迫って見れば如何ですか?」
「でも、そんな事」
「大丈夫ですよ、私が取り持ちます二十九日の土曜日の夜は、丁度花火大会が有るのですよ」
「そうなの?浴衣も似合いますね」
「でしょう」
「お願いしちゃおうかな」嬉しそうに答える優香。
「時間と場所連絡しますね」優香の気持ちは沙織の読み通りだった。
横で聞いていた俊之が「子供のお前が恐いよ」と笑ったが内心は喜んでいた。
明日香は父賢造を上手にかわしてはいたが、撮影をされている事に恐怖を覚えていた。
もうすぐ学校が始まるから、何かおこらないのだろうか?心配に成る明日香だった。
康正は二十八日から、堀田優奈の絵を描く約束をしていた。
もう二学期まで日にちが無いので、実家には戻らない優奈は、キャンプで「先生の家大きいのでしょう?私一人泊めても狭くわないわよね」
「えー、昼間はお手伝いさん居るけれど、夜は僕一人だから、良くないのでは?」と康正が言うと「良いのよ!先生になら、あげても良いから」と囁やかれて驚く康正だが、自分の身体に自信が有ればそれでも良いのだがと思うとあのソープ嬢の笑う顔が浮かんで、とても「はい」とは言えない康正だった。
新学期が始まって、直ぐに全校生に自分のペニスの異常さが知れ渡る恐怖に戸惑った。
結局優奈に押し切られて、二十八日から三日間で描き上げる約束をしてしまった康正。
明日香に会えなかった寂しさも手伝っての約束に成ってしまった。
その日の夕方明日香がお詫びの電話をしてきたが、心なしか元気が無い様な気がした康正だった。
二十八日に優奈はバッグを持ってテーシャツに短パン姿でやって来た。
優奈はこの三日間で何とか康正を自分の物にして、他の荻野先生ファンに一歩リードしたかったのだ。
美術部では鷲尾舞に負けていると思っていたので、絵でもヌードでも何でも描いて貰って、自分が一番に成りたい優奈なのだ。
「先生、舞にはヌードを描いたのでしょう、私も描いてよ」と強請る。
「描いても良いけれど、君は肌が綺麗かな?」
「舞には負けないわ、お風呂で見たから、私の方が白くて綺麗よ、胸も大きわ」そう言うと直ぐにテーシャツを脱ぎ出す優奈に驚きの康正。
「いきなりヌードを描くのか?」
「そうよ、駄目?先生興奮しても良いわよ、あげるからね」と笑う優奈に恐ろしく成る康正だった。
シャツを脱ぐともうブラジャーから溢れ落ちそうな白い乳房が、康正の目に飛び込んだ。
興奮しているのが自分でも判る康正を、更に挑発する様にブラジャーを取り払う優奈。
本当に大きな乳房でピンクの乳首が空を向いて、若さを強調していた。
冷静を保って「綺麗だね」と言うと「でしょう、舞より綺麗で大きいでしょう、自信有るのよ」
「君の言う通りだ」
「でしょう、先生食べてみる?」と両手で自分の乳房を持ちあげて挑発をする。
本当はしゃぶり尽きたい気持ちの康正は、既に小さな逸物は直立していた。
更に優奈は短パンを脱いで、無造作に椅子に置いて白のフリルの付いたパンティを脱ぎだした。
色白の肌に黒い陰毛が際だって、異様なコントラストを醸し出す優奈の裸体が目の前に、惜しげもなく曝された。
「堀田君の陰毛多くて、濃いね」
「でしょう、私のコンプレックスなのよ、高校一年でこれでしょう、将来恐いわ」
「そうだね」と言いながら絵の角度とか、雰囲気を見る康正に「先生、ほら見えないでしょう」と足を開いて見せる優奈。
挑発の仕草も最高潮の優奈だ。
「少し、整えた方が綺麗かも?」そう言う康正に「先生してくれる?私判らないわ?」と嘯いて益々挑発をしている。
「先生の好きな様に整えてよ、無くなっても良いわよ」
「えー、剃ってしまうって事?」
「それが良ければそれでも良いわよ」
変な衝動に導かれていた康正だった。