※この作品はR-18です。

コンプレックス   作:花木 悠

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鞭の音

  16-46

「これは、何!」と言う明日香の目の前には、天井から垂れ下がる鎖、三角木馬、ギロチン台が並んでいる。

上半身を薄着なシャツ一枚の金子は刺青が見えて、暴力団を表していた。

「いやー」と戻ろうとする明日香に「もう、此処から出られないのよ!」恐い顔で言う女。

「諦めな」

「貴女達、無事で済むと思っているの?私の父は刑事よ、早く帰しなさいよ」と叫ぶと「知っているよ、今からお前の淫らな姿、哀れな姿を撮影して親父に送ってやるよ!」と不気味に笑う。

「えー、いやー」と逃げ様とすると、直ぐに庄司が縄を持って明日香を捕まえると、後ろ手に縛りだした。

「いやー、止めて」と騒ぐが手慣れた庄司は、直ぐに乳房の上と下に縄を巻き付けて縛り上げる。

この男達はハードなSMを好む集団で、気持ち良くさせる注射もないのだ。

「いやー」と叫ぶ頬を工藤が平手打ちをして「バシー」と音がしてよろける明日香だ。

だが明日香は気丈に「変態の禿げ親分!お父さんに逮捕してもらうわ!」と大きな声で叫んだ。

それを聞いてもう一度平手打ちをしようとした工藤を、金子が止めて「禿の気持ちが判るのか?」と奇妙な事を言った。

「まあ、じっくり身体に教え込んでやる。お前はここから帰れない!」と言うと笑う金子だった。

後ろ手に縛られて、鎖に縄を引っかける庄司。

「貴方に辱められるなら、死ぬわ!」と言った口に庄司が、日本手拭いの真ん中を結んで、明日香の口の中に入れて猿轡をしてしまった。

「うぅ」と睨み付ける明日香の身体がその後直ぐに宙に浮いた。

金子が鞭を持ちだして「ビシー」と明日香の尻を叩いた。

「うぅ」と苦痛の顔に成る。

続けて「ビシー、バシー」と鞭が撓る。

「うぅ」「あぅ」と呻く明日香の身体に、尻から背中胸と鞭が当たる。

衣類を着せているのは肌を傷つけない為だった。

しばらくして明日香は項垂れて、体重を鎖に委ねていた。

「初めての鞭の味はどうだ」

「。。。。」睨み付ける気力は残っていなかった。

同じ場所を続けて叩かない考えた鞭の使い方をしていた金子は、これから遊ぶ明日香の身体を傷付けはしなかった。

鞭の痛みと気丈さの崩壊、自分に対する服従心を植え付ける為の鞭だった。

素っ裸にひん剥いての鞭は、また後でたっぷりと味合わせてやろうと、最高の女を手に入れた喜びに慕っていた。

 

トムは夕方に成って、明日香が霞ヶ丘学園の音楽教師だと知った。

明日、休みだが学校に一度行って確かめ様と考えていた。

自宅とかが判れば、何か切掛けを探して近づく、自分がSEXをした時は薬で判らないと言われていたから、ポルノ男優としてではなく会いたいと考えていた。

 

警察の取り調べで町村が、自分達が襲う前に明日香を襲って、自分の精液を注入して妊娠させた男が居たのだと証言した。

今度は望月が、私は妊娠をしていた明日香さんの中絶を行っただけだ。

遊んだのはあの二人だと言い放った。

賢造は理解出来ない話に困惑をしていた。

「娘さんはこの男達に襲われる前に、誰かに悪戯をされた?強姦はしなかった?」

「この連中が悪いのは勿論ですが、娘が既に妊娠していたのは意外でした」

「渡辺係長のご心痛はよく判ります」

「私は娘が可哀想なのはよく判りますが、これは凶悪な事件として犯人を逮捕したいと思います」と涙ながらに語った。

「娘さんは何処に行かれた?連れて行かれた?」

県警の課長と賢造は、行方不明の明日香の消息を案じていた。

「課長、池尻が今変な事を自供しました!」

「何だ!」

「今夜も渡辺さんを自宅に連れ込む計画だったのを、失敗したようです」

「何!」二人は直ぐさま俊之の取り調べの部屋に走る。

娘を連れて来るのを、男女四人組に邪魔をされたと自供したのだ。

詳しい状況を聞く為に沙織を呼び出す県警の課長を静止して「聞きに行って来ます」と賢造と今泉が急いで出掛けて行った。

沙織は一馬達と自分の自宅にいて、今後の対応策を話していた。

弁護士が警察に来たのは、賢造達が出掛けて行った後で、事件の詳細を池尻達から聞いて対応策を考えていた。

弁護士が三人も揃っていたのだ。

それぞれが雇ったから望月も町村も個別に話して、それぞれが我が身の罪を軽くしようと考えていた。

賢造達は沙織達から、黒の高級外車の男女四人に自分達は殴られて、もの凄く強い男で暴力団の様だったと証言した。

県警で学校付近の監視カメラを徹底的に調べだしたのは夜に成っていた。

県警も必死で、警察の人間の家族が強姦暴行、誘拐、監禁をされて、今も行方が判らないからだ。

 

明日香は床に降ろされて、ぐったりと横に成っていた。

始めて鞭で叩かれて、身体も心も大きな痛手に成っていたのだ。

いつの間にか眠っていたのだ。

「まだ寝ていますよ」

「これから、たっぷり復讐と楽しみを兼ねて虐めてやるからな」と寝顔を見る金子は賢造に対する恨みも晴らせると喜んでいる。

工藤と星野が準備をしているのは、洗面器と剃刀で剃毛の準備だった。

ビデオの映像にて剃毛で喜ぶ姿を見て、金子流の剃毛をしようとしていて、それはその後に起こる恐ろしい事の前触れだったのだ。

ワンピースの裾を巻くって、下着を脱がそうとした時に明日香が目覚めた。

「目覚めたのね、さあ今度は貴女の好きな、オケケ剃りだよ!」

「うぅ」と首を振る明日香。

「嬉しいのかい」と星野が横から言うと、パンストを脱がし始める工藤だ。

「うぅ」と身体を動かして、足を移動させる明日香。

直ぐにパンティを脱がして足から抜き取られて「これ、もう要らないわね」と近くのゴミ入れに放り込んだ。

それを待って居た様に、庄司が足首に縄を巻き付ける。

手際が良く右足首が終わると直ぐに左足首に巻き付ける。

何をされるのだろうと不安に成る明日香の顔は引きつっていたが、次の瞬間足首の縄が天井の滑車に巻き上げられて足首が上昇していって、大きく左右に別れてスカートが完全に下に捲れ上がって、明日香の陰部が完全に露出して止まった。

背中は畳に付いて腰から上が浮いた状態だ。

「おお、中々良い眺めだわ」と上から陰部を見下ろす工藤と星野。

少し生えそろった陰毛を、再び剃られるのかと思う明日香だ。

いつもは気持ちが良い薬と意識が朦朧としていたが、今日ははっきりとして恥ずかしいの一言だった。

 

 

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