※この作品はR-18です。

コンプレックス   作:花木 悠

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青く光る頭

 16-48

金子銀次は身体全体に刺青を入れて、背中から竜が雲に昇る様な構図に成っている。

額彫りで抜き彫りの周囲に、墨の濃淡やボカシで波、岩、雲、炎などを入れその絵柄を引き立たせて、絵柄と絵柄をつなぎ全体に統一感を出す効果も有って、好きな人には最高の構図だ。

その背中の竜が笑っていて、目の前の明日香をいたぶっているのだ。

始めから丸坊主のつるつる頭にする予定だが、本人を適当に遊ばせていたのだ。

「親分さん、それでは刈り上げのシヨートですね」と工藤が聞いて「似合わないって、刈り上げのショートに成るね」と明日香に言うと「はい」と返事をする明日香。

気分転換で大胆なショートにする気持ちだったので、坊主に成らなければ良いと思う明日香。

時計は十一時前に成っている。

庄司が麻薬の準備をしている。

この後騒ぎまくる明日香を、麻薬を使って陶酔のSEXに誘う為だ。

その後は親分がSEXをして、眠らせて明日は次の仕置きの三角木馬責めをする予定で、陰部の刺青もこの庄司が彫る予定だ。

庄司為吉は元来彫り師だったが、元来のサド気質が縄師の技術も覚えて、最近では彫り師よりも縄師の顔が出ていた。

機械彫りの時代に昔の彫り方は敬遠されているのと、ファッション刺青が多く出番は無かった。

その庄司には明日香の陰部に彫る刺青に、気持ちがワクワクしていたのだ。

この美人の陰部に彫ると痛みに歪む顔を見るのは、最高の快感だと想像だけで興奮をしていた。

 

兵庫県警では夜を徹して、各地の監視カメラの分析をしていた。

そんな中「この京都の高速の外車似ていますね」と刑事が捜した。

「ナンバーは?」

「渋滞で見えませんが、中に男が二人乗っていて、後部にも誰か乗っています」

「時間的に合うのか?」

「渋滞が有りましたから、確定は出来ませんね」

「他の写真を探してくれ」

捜査課長も同僚の娘の被害をこれ以上阻止したいのだ。

 

工藤が電気のバリカンを手に持って「刈り上げるわよ、良い?」と明日香に尋ねる。

後ろの髪を上にあげてピンで留めると、明日香には髪が沢山に思えて襟足から刈り上げる様に感じるので、判り難いから暴れないと工藤が襟足からバリカンを入れる。

「ガーガーガー」いきなりバリカンが動き出した。

耳にバリカンの音と髪の刈られる音が明日香に聞こえるが暴れない。

バリカンは襟足から後頭部に刈り上げている様に感じるが、一枚刃でバリカンの跡には青白い地肌が見えて痛々しい姿になる。

耳の周りにもバリカンが刈り上げると、下に髪がドンドン落ちている。

「あの?」と明日香が言った時、庄司が腕に注射をする為に来て、動かない腕に直ぐに麻薬をうたれてしまった。

「何を注射したの?」と言うと同時にバリカンが後頭部から上に刈り進んだ。

長い髪が素肌を一杯にして「いやーー、やめてー」と騒いだが、今度は額からバリカンが走る。

「ガーガーガー」頭を持たれてバリカンが額から頭頂部に走る。

「諦めな、もうすぐつるつるだ」と笑う銀次。

「約束がちがうー」と暴れるが、バリカンは何度も移動して「ガーガーガー」と音を立てる。

もうバリカンは残りの少ない髪を刈り終わろうとしていた。

「おおー可愛く成ったな」と喜ぶ銀次。

「まだまだよ」と刈り取られた頭を撫でる工藤だが、明日香の反応が変に変わって目がとろんとしていた。

「薬が効いて、判らなく成ったな」と銀次が笑う。

「写して、おけよ」と若い男に念を押す金子銀次だ。

星野が明日香の頭にシェイビングクリームを刷毛で塗って、見る見る内に頭がクリームで白く成った。

工藤が蒸しタオルを用意して頭に巻き付ける。

「明日香さん、気持ち良いかな?」と工藤が尋ねると「はーーい」と変な声を出す。

完全に心がそこには無く成って夢遊病状態だ。

しばらく蒸し終わると再びシェイビングクリームを塗って工藤が剃り始めた。

もう時間は十二時を過ぎていた。

「ジョリ、ジョリ」大きな音が聞こえて剃り始める。

半時間近くを剃るのに使って、ようやくつるつるの頭が出来上がって、剃刀負けのクリームを塗り終わると「綺麗に成ったわ、写してあげなさい」カメラで写真が次々と撮られる。

勿論ビデオの撮影もされて、椅子から解放されると明日香を軽々と抱きあげて、鉄格子の部屋に運ぶ銀次。

広いダブルのベッドに寝かすと、自分の褌を取り払い明日香の足を大きく広げて、指で性器を刺激しながら乳房を吸う。

「ああー、いいー」と声をあげる明日香は夢の世界にいるのだ。

「良いか?」

「いいわー、いれてー」と強請る明日香の光る頭を持って「先に咥えろ」

そう言われて素直に口を開けて、歪な形の銀次のペニスを咥えて涎を流す。

頭を持たれて動かす銀次に「上手いぞ」と喜ぶと口から離して、明日香の膣にペニスを挿入するために体位を変える。

「ああー、いいー」と喜ぶ明日香は完全に性獣状態に成っている。

「あっ、うぅ」挿入されると、益々喜んで自分から腰を動かし始めると、銀次が「おおー、我慢出来ない」と呻声をあげて「おおー」と明日香より早く終わってしまって倒れ込んだ。

二回もこんな小娘に抜かれてと思っていたら「あれ?」と小さく成ったペニスを明日香が持って笑っている。

麻薬の影響で、逝かなかった明日香は不満そうにしていた。

「おい、眠らせろ」そう言われて、星野と工藤が睡眠薬を飲ませる。

「うふふ、美味しいわ」と薬を飲み干す明日香は頭を光らせて、笑う狂った姿だった。

鍵をかけて三人が明日香を残して部屋を出て行くと「バイバイ」と手を振って見送ったのだ。

「幻覚か?」

「多分」

しばらくして、ハイテンションの明日香は、死んだ様に眠ってしまった。

モニターをみながら「薬の量を間違えた、明日は午後まで起きません」と報告した。

「俺も疲れた、それでいい」と銀次が若い男に岡山迄、写真を運ぶ様に指示して眠りに就いた。

久々に疲れていた銀次は、再び明日香の名器に自分の自慢の息子が負けたと思ったのだ。

 

翌朝一睡もしていない県警の刑事達と今泉達は、手掛かり無く朝のパンをかじりながら、牛乳を飲んで写真を持って学校近くの聞き込みに向かった。

トム、ニクソンも朝から学校に、明日香を探す為に早朝から来て様子を伺っていた。

車の写真を持って学校から、バス停までの家を一軒一軒聞いて、何か目撃情報が無いか聞いていた。

そこに来たトムと、今泉刑事が出会した。

「ここにはよく来られますか?」と言葉が判るか疑問に思いながら声をかけた今泉。

「はいー」と日本語で答えたトム、急に声をかけられて驚いていた。

今泉が写真を持って「これ、見て」と写真を二、三枚見せて「これ、見ましたか、昨日ここで?」と外人に対して、自分の日本語が変に成っている今泉だ。

写真を見たトムが「おおー!あすかーさん」と叫んで急に走り出した。

道路に落ちた写真を拾った今泉がトムを追い掛けた。

「どうしたのだ?」と呼びかけたが、一目散に走ってバス停に向かう。

そこに空車のタクシーが来て直ぐに乗り込むトム。

今泉が自分達の車に戻って県警に連絡をした。

そのまま、タクシーを追うが行方が判らない。

「見失いました、タクシー会社判りましたから?」

「KHタクシーだったと思います」と連絡して、黒人が写真を見て明日香と叫んで、急に走り出して何処かに行ったと説明した。

 

 

 

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