16-6
翌日、明日香は気乗りがしなかったが、沙織の強引さに負けて舞と優奈と四人で康正の自宅を訪れた。
「大きな、家ね」玄関前で四人は康正の自宅の大きさに驚く。
「一人で住んでいるの?」
「掃除が大変ね」
「お金持ちね」
四人がそれぞれの思った第一印象を語った。
四人が家に入ると、家政婦の柴田が出迎えて母親かと間違えたのだ。
中から康正がTシャツ姿で出て来て「いらっしゃい」と出迎えた。
「大きな家ですね」と明日香が言うと「昔の家で、色々壊れる処が出ていますよ」と笑った。
自分の作品の何点かを異なる部屋に並べていると言うと、部屋に案内をした。
「わー、素敵ですね」と意外にも最初に明日香が声を発した。
風景画が三点と人物画が三点、人物は母親と父親そして姉の絵だと康正が説明した。
風景画も何処かの堤防から、海を描いた物と水平線を航行する船が夕日に吸い込まれる様な素晴らしく綺麗な絵だった。
「先生、上手ですね」
「ほんとうですね、プロの世界ですね」と口々に言うと、沙織が「モデル引き受けてあげて下さい、賞を獲得出来ますよ!」と明日香に頼み込む沙織。
「私は是非モデルにお願いします」と優奈が言うと、舞が負けずに「私ならヌードもOKよ」と言い始める。
さながらモデルの安売り合戦の様相に成っていた。
「困ったな、モデルで困っていたのに、今度は逆だね」と笑う康正だった。
家政婦の柴田が「食事の用意が出来ましたので食堂にどうぞ」と迎えの内線電話をして来た。
「荻野先生、食事まで用意して下さったの?」
「何も有りませんが、召し上がって下さい」
五人が食堂に行くとテーブル一杯に料理が用意されて「わー、ご馳走だ」と目を輝かせた。
「凄い」と舞と優奈が喜んだ。
「先生、私モデルで描いて欲しいな」と舞が再び言う。
「私も是非描いて下さい、記念にしたいから、コンテスト用でなくてもいいです」と強請りだした。
「判った、判った、描いてあげるよ、二人一緒には描けないから順番だ」
「わー、嬉しい」と優奈が喜ぶと「じゃあ、順番ね、渡辺先生、舞、最後は私で」と勝ってに決める優奈だった。
「渡辺先生、良いのですか?」と康正に尋ねられて「は、はぁ」と曖昧な返事をする明日香を「じゃあ、決まりね、コンテストはいつですか?」沙織が聞くと「来月中に完成すれば、大丈夫です」嬉しそうに言う康正。
「夏休み中ね」
「私、お盆には一週間実家に帰りますから、無理かも知れません」と逃げ腰の明日香。
「大丈夫です、空いている時間少しモデルをしていただければ大丈夫です」と康正が話して、渋々引き受ける明日香だった。
池尻俊之の自宅では先日のビデオが編集されて、地下で朋子と二人で鑑賞をする為に来ていた。。
地下の部屋には真新しい変わった調教椅子が設置されていた。
「朋子、これは中々良いだろう」
「社長、これは明日香先生用に買ったのですか?」
「そうだよ」と言うと早速服のまま椅子に座る朋子。
「この様に成るの?」と両手を頭の上にあげる。
俊之がその手を固定ベルトで留めると、朋子がスラックスの両足を大きく広げると、足を固定ベルトで留める俊之。
「凄い!格好だわ」
「ここも、固定するのだよ」と太股にベルトが巻かれると「えー、身体が全く動けないわ、丸見えね!」と微笑む。
「ここに鏡を立てれば、自分の陰部が丸見えに成るのだよ」
「処女の彼女を辱めるのには最高ね」
「そうだろう」と喜ぶ俊之だ。
しばらくして二人は先日のビデオを見始める。
「こんな画像を撮影されているとは知らないでしょうね、これを観たらどんな顔をするかな?」
テレビには手架せ足枷で、眠ったまま責められて悶える姿が映っていた。
クリトリスを刺激する新型の器具を使われて「あっー、あっー」と声を出して、逝ってしまう明日香の姿が流れていた。
「この器具は凄いですね、眠って居る処女でも逝くから凄いですね」
「吸いながら、強烈な振動を与えるからな」
「意識が有る時、恥じらいながら逝かせるのが楽しみだよ」
「社長、処女のまま、クリの皮を剥いてしまうのはどうでしょう?」
「おいおい、凄い事を考えるな、朋子のサドは真智子以上だ!」と笑う俊之だが、面白そうだと思い出した。
夜遅く成って俊之は同じ様なSM趣味の、美容整形医師の町村照男に早速相談をしたのだ。
時々、手術現場のビデオを見せてくれるのだ。
殆どの美容整形では、総ての患者の了解を得て録画をするのだ。
それは術後にクレームを言う患者がいたから、トラブルを防ぐ目的で撮影をするのだ。
本当はこの録画を見せては駄目な事は常識だが、友人の俊之には特別良い物を見せてくれるのだ。
町村は流出ビデオも時々その裏の連中に売り渡す事も有るのだ。
しかし中々美しい女性が来る事が少なく、年に数人が商売に成る程度だった。
部分麻酔の手術では遊ぶ事は難しいし、全身麻酔の美人の手術は少ない。
誰かの助けが有れば別なのだが、今回の様な話しなら自由に出来る可能性が有るから乗り気に成ったのだ。
早速、明日ビデオを見にやって来ると喜んだ。
明日香は話しの成り行きでモデルをする事に成ったが、多分一人では来ないだろうと思う康正は、舞、優奈の二人と交互に来て貰えれば、デッサンから描きますと安心感を与えた。
明日香も一人でこの大きな家に来るのには不安が有ったので、この申し出は有り難かった。
二日後に描き始める事に成っていて、初日は舞と二人で夕方学校が終わってから行く予定だ。
康正には夢の実現に大きく前進したと思っていた。
夢の中では何度も犯したが、現実に望みを叶えられそうだと期待していた。
夜の池尻の自宅に町村医師が訪れて、ビデオを見ながら昨日の計画の相談をしていた。
「池尻さん、中々良い女性を手に入れましたね」
「多分処女だと思うのだ、私の女が処女のままクリの皮を剥いてから遊べば面白いと言うので、先生に頼もうかと思いましてね」
「恐ろしい、サドですな」
「先生はどう思われます?」
「こんな、美人を自由に出来るのは楽しいですよ」
「先生に調べて貰って、合法的に手術は出来ませんか?」
「中々難しいですな、方法が無い事もないが」
「実は美術部の合宿の時に、この女の調教を本格的に行いたいのですよ」
「いつですか?」
「来月の二十日からです」
「十日も有れば使える様に成りますから、時間は充分有りますね」
誰かが手伝えば手術は可能だと、町村は池尻に説明して帰って行った。
お互い楽しみが出来たと思っていたのだ。