※この作品はR-18です。

転生者だけど、前世の記憶を喪失している上にジェダイの騎士で指揮官になっています(白目)   作:断空我

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皆さん、アズレンのイベントはどうですか?

僕はポラリス全員、きてくれました!


ささやかな休暇編 綾波は相棒である

「し、死ぬかと思った」

 

 性的にくわれそうになったが辛うじて脱出したゼロは息を吐きながらホテルの外をぶらぶらと歩いていた。

 

 既に夜という事で人の姿はない。

 

「あれ、綾波?」

 

「ゼロです?」

 

 正面からのんびりと歩いてきたのは綾波だ。

 

 こちらに気付くと目を見開いて、近づいてくる。

 

「眠れないのか?」

 

「はい、なので散歩です……ゼロは?」

 

「実は部屋に戻ることに抵抗が…」

 

「え?」

 

「ゴホン、俺も散歩だ」

 

 ここは誤魔化しておこう。

 

 部屋にメイドがいて襲われそうになったと伝えたらどんな事態が起こるのか考えたくない。

 

 

「そうですか、やはり似た者同士なのです」

 

 嬉しそうに目を細める綾波は腰に抱き着いてきた。

 

「ゼロ、あそこでお話しましょう」

 

「……そうだな」

 

 今、部屋に戻ったとしてもメイドが控えている可能性が高い。

 

 時間を潰すという計画で行こう。

 

 瞬時に結論を出したゼロは綾波と一緒にベンチへ座る。

 

「今日は沢山、ゼロと二人っきりになれたのです」

 

「そこに拘るな」

 

「当然なのです」

 

 綾波はゼロを見上げる。

 

「何もない綾波にとってゼロが全てなのです」

 

「……何でもないは言い過ぎだろ?出会った時は何もなかったかもしれないが、今はホーネットやヘヴィ、瑞鶴や高雄、みんなと仲良くしている」

 

「そうです、でも、一番欲しいものが手に入っていないのです」

 

「欲しいもの?」

 

 首をかしげるゼロに綾波は首を振る。

 

「ゼロ、ゼロはどうしてジェダイになったのです?」

 

「……話した事、なかったか?」

 

「はい、ジェダイに出会ったということは聞いていたのです」

 

「そこまでは話していたんだったな……俺は元々、ジェダイになるつもりはなかったんだよ」

 

「驚きなのです」

 

「まぁ、ジェダイに助けられた後はそのまま重桜に送還されるって流れだったんだがな」

 

「何があったのです?」

 

 ゼロはゆっくりと話始める。

 

「送還当日に艦船と出会って、俺の運命は変わったんだ」

 

「艦船とですか?」

 

「あぁ、三笠という艦船だが」

 

 偶然、港で三笠と出会ったゼロは色々と話をしていた。

 

 そこをセイレーンが襲撃してくる。

 

 戦える艦船は三笠一人だったということで彼女は一人戦場へ向かった。

 

「その時に、気付けば、戦場へ飛び出していたんだ」

 

 基地に置かれていた戦闘機。

 

 使い方は不思議と理解できて、戦闘機で三笠を援護しながらセイレーンの撃退に成功した。

 

 後になってフォースの加護があったのだとマスターに教えてもらった。

 

「不思議と彼女に沈んでほしくなかった。そういう理由で俺は戦場に出たんだぜ?」

 

 懐かしむようにゼロは苦笑する。

 

「なんとなくゼロらしいのです」

 

「その後、三笠さんにゲンコツを落とされたけどな」

 

 

――子供が戦場に出るな!

 

 

 あの時の怒っている顔は忘れられない。

 

 その後、泣きそうな顔をしながら自分を抱きしめてくれた三笠さんの顔。

 

「あの戦闘が切欠で思ったんだよ。強くなりたい、守れる人になりたい……俺はそういう大人になりたい。その後はジェダイ聖堂で訓練を受けて、パダワンになり、ジェダイトライアルをクリアしてジェダイになった」

 

「ゼロは三笠さんが好きなのです?」

 

「そういうものじゃないよ。何より、あの時から三笠さんには一回もあっていない。まぁ、いつかは重桜にいくというのもありかな」

 

「綾波も一緒に行くのです」

 

「あははは」

 

「む、なぜ笑うのです?」

 

「いや、何でもないさ」

 

 ゼロは夜空を見上げる。

 

「なぁ、綾波は戦争が終わったらどうする?」

 

「どういう意味です」

 

「俺は戦争が終わった後もジェダイとして各地を飛び回ることになると思う……綾波は」

 

「ゼロと一緒です」

 

「……お前さ、少し考えるという事も」

 

「綾波はゼロの相棒なのです。ゼロのいくところ、綾波ありです」

 

 ふんす!と力拳を作りながら綾波は力強く宣言する。

 

「そうだな、あの時に綾波と約束したもんな」

 

 海面で心細そうに震えていた綾波。

 

 彼女に手を差し伸べた時から、綾波はすべてを決めていたのかもしれない。

 

「指切りです」

 

 唐突に突き出てくる小指。

 

 ゼロは苦笑しながら自らの小指と綾波の小指を重ねる。

 

「約束だ」

 

「ずっと、一緒です」

 

 にこりとほほ笑みながら綾波と約束を交わす。

 

 

 

 その約束は決して果たされるものではないと彼らは後に知ることとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「部屋に戻らないのです?」

 

「あー、そうだな、もう少しブラブラと」

 

 綾波と一緒にホテルへ戻ったもののメイドの気配がまだ部屋から感じて、戻ることにすごく抵抗があった。

 

「何か部屋にあるのですか?」

 

「いや、そんなことは」

 

「……」

 

「あの、綾波さん、どちらへ?」

 

「ゼロの部屋です」

 

 振り向いた綾波の目は戦場でみるような鋭いものに変わっていた。

 

「ちなみに」

 

「え?」

 

「何かあれば綾波は鬼神になる覚悟があるのです」

 

 ヤるつもりらしい。

 

「いや、大丈夫だ!明日も遊ぶんだし、綾波もそろそろ寝ろよ」

 

「……大丈夫なのです?」

 

「あぁ、だから部屋に戻ってくれ」

 

「わかったのです」

 

 渋々という形だが綾波は部屋へ戻っていく。

 

「おやすみなのです。ゼロ」

 

「あぁ、おやすみ」

 

 言葉を交わして綾波と別れる。

 

 そのまま寝室へ向かうが足取りは重たい。

 

 ふらふらと向かおうとした時、すぐそばのドアが音を立てて開く。

 

「へ?」

 

 横から伸びてきた腕がゼロを部屋の中へ連れ込む。

 

 抵抗する暇もないままベッドの上へ押し倒されてしまう。

 

「お、おい、瑞鶴さん?」

 

 目の前にいるのは寝間着姿の瑞鶴。

 

 ぼーっとした目でこちらをみていた瑞鶴がだらしのない笑みを浮かべた。

 

「お姉ちゃん~~」

 

 にこりと笑みを浮かべながら瑞鶴が抱き着いてきた。

 

 サイドテールにしていた髪を下ろしている彼女はにまにまと笑みを浮かべながら頬をすりすりしてくる。

 

「瑞鶴さん!?」

 

「もぉ、お姉ちゃん~、瑞鶴はお姉ちゃんが大好きなんだよう~」

 

「コイツ、寝ぼけて、俺を瑞鶴の姉と勘違いしているな!?」

 

 大きな声で叫んでも瑞鶴は目を覚ます様子がない。

 

 それどころか「えへへへ」と声を漏らしてさらに抱き着いてくる。

 

「く、苦しい……というか、何か柔らかいものが」

 

 何がとは言わない。

 

 胸部を圧迫している柔らかいものの感触がダイレクトに伝わってくる。

 

 このままだと色々とマズイことになってしまうぞ。

 

「瑞鶴、瑞鶴、頼むから起きてくれ、お願いだから」

 

「えへへへ、もう食べられないよぉ」

 

「ベタなこと言いやがって!仕方ない、このまま」

 

「お楽しみみたいですね?」

 

 聞こえてきた声に心臓が止まるかと思った。

 

 おそるおそる、ゼロは声の方を見る。

 

「ベルファスト」

 

「はい、貴方のメイド、ベルファストでございます」

 

 にこりと笑顔を浮かべて入る。しかし、目は笑っていない。

 

 ぞっとするほどの真っ黒な瞳がこちらを見ている。

 

「説明を」

 

「メイドはご主人様の考えの先を読むものでございます」

 

「そうか、わかって」

 

「どうやらメイドにもっと溺れてもらう必要があるようですね。私以外に目移りしてしまわないように」

 

「勘違いしてんじゃねぇか!」

 

 堪らずにゼロは叫んだ。

 

 ベルファストは一瞬で瑞鶴を引き剥がすと手錠をスカートの中から取り出してゼロの腕に装着する。

 

「ベルファストさん、この手錠は……」

 

「えぇ、ご主人様が逃げられないようにするための措置でございます」

 

「慈悲を!明日も休みなんだよ!?」

 

「大人しく部屋に戻っていればよかったのです。そこをちびちびと言い訳して逃げたご主人様が悪いのです、あぁ、安心してください。私の胸の中で安らかに眠ってください」

 

「処刑宣告だよね!?それ!」

 

 これだけ騒いでいるというのに瑞鶴は起きる気配がない。

 

「では、逝きましょうか?ご主人様」

 

「あぁ、休みたい、ゆっくりと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ、ご主人様、もっと、もっと溺れてください」

 

 ベッドの上でベルファストの体が揺れる。

 

 彼女の手はゼロの手が絡み合い、決して離さない。

 

 笑顔を浮かべながら抵抗できないゼロの口を蹂躙する。

 

 抵抗できないゼロは彼女にされるがままだ。

 

「出来れば、ご主人様から攻めてもらいたいものです。あのカウガール様は事あるごとに自慢してきます。私を求めてくれたと……ですから、ご主人様、どうか溺れて、溺れて、溺れて溺れて溺れて溺れて、私に溺れてください、あぁ、そうです。大事なことを聞き忘れていましたね。ご主人様、子供は何人欲しいですか?私は何人でも構いません、できるならサッカーができるくらい沢山のほうが良いかもしれないですね。勿論、一人は確実に欲しいところです。どうして沢山、求めるかですか?子供は愛の結晶というではないですか。愛の結晶が沢山あるという事はそれだけ私とご主人様の愛があふれているということです。そう、私は愛しています。ご主人様を愛しています。今が戦火ということで自重していますが……戦争が終われば、私はご主人様と添い遂げる所存でございます。えぇ、何があろうと必ず、障害は沢山ありますが、負けるつもりはございます。えぇ、最大の障害である綾波様がおりますが、今のところ性に目覚めたというわけではありません。その前に手を打ちさせすればまだ勝機はあります。ホーネット様ですか?えぇ、立ちはだかる壁でしょう、ですが、それよりも巨大な壁がおります。ご主人様は胸の内に思いを寄せている方がおりますね?えぇ、メイドはお見通しです、ですが、相手が誰なのかわからないのが歯がゆい思いでございます。ですが、その気持ちを上塗りすることができれば、私の勝ちです。さぁ、ご主人様、私に溺れてください。もっと、もっと、もっと!」

 

 

 押し寄せてくるベルファストの感情に呑まれていつの間にかゼロは気絶していた。

 

 

 

「愛しておりますよ。ゼロ様」

 

 

 チュッと気絶したゼロへベルファストはキスを落とした。

番外編 どの陣営がいい?

  • ロイヤル(ベルファスト)
  • ユニオン(ヨークタウン)
  • 鉄血(アドミラル・グラーフ・シュペー)
  • 重桜(加賀or長門)
  • その他
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