転生者だけど、前世の記憶を喪失している上にジェダイの騎士で指揮官になっています(白目) 作:断空我
速く見に行きたいぞい。
アンケートの結果、赤城と加賀になりました。
洗脳もありえるぞ?
やたらと妄想爆発?しています。
アニメが来年なので、楽しみで仕方ない。
来年までにはクローン戦争編は終わらせたいなぁ。
「約束よ、お前は私のものなのだから」
「逃げるな、独りにしないで」
桜が舞う中、狐のお面をつけた二人が手を伸ばしてくる。
そんなところで目を覚ます。
「夢、か」
小さなため息を零して周りを見る。
両手は札で縛られてぴくりとも動かせない。
窓は鉄格子がはめられ、外へ繋がる道も閉ざされている。
まさに牢獄の中に彼はいた。
ここに閉じ込められて、既に三日が経過しているだろう。
「どうして、こうなったのか」
彼、ゼロは転生者だ。
神様に転生してといわれて、この世界に放り込まれた。
生れた時に両親はセイレーンに殺されて、親戚もなし。
引き取ってくれるような心優しい人もおらず生きるために軍へ入って死に物狂いで生き抜いた。
長い戦争が終わり、故郷へ戻ってきたのだが―。
「起きているのか」
そんな牢獄に入ってきた者がいる。
白髪の髪に透き通ったような青い瞳。
九つの白い尾と天辺へ伸びる耳。
重桜の一航戦と呼ばれる空母、加賀だ。
「お前か」
「飯だ、食べろ」
「要らない」
目の前に置かれる握り飯をゼロは拒絶する。
彼女達から提供される食事を一度も受け取っていない。
何か含まれているのではないかと警戒している。
実際、受け取ったもので意識を失いここへ閉じ込められたのだから仕方のないことだろう。
「いつまで意地をはっているつもりだ?」
「そっちこそ、いつまでこんなことを続けるつもりだ。こんなことをしても無――」
最後まで言う前に加賀が腹の上にのしかかってくる。
両手を伸ばしてゼロの首を掴んだ。
ギシギシと体から嫌な音が鳴る。
「ぐ、がぁああ」
「今、何を言おうとした?」
青い瞳は光を失い、眉間へ皺が寄っていた。
「私と姉さまがどれほど、貴様のことを思ってきたか!それを否定するようなことをいうことは許さない!」
首を絞められて、段々と意識が遠のいていく。
どうしてこうなったのだろうか?
そんなことを考えながらゼロの意識は闇の中へ消えた。
「あら、起きたのね?」
再び目を刺すとこちらをみている赤い瞳と目が合う。
黒い九つの尾に獣耳、赤い瞳はこちらをみつめて、柔和な笑みを浮かべている。
しかし、怪しい動きをすれば、即座に行動を起こせる状態に彼女はいた。
重桜一航戦、赤城。
それが彼女の名前だ。
「加賀が怒っていたわ。貴方に拒絶されたと」
「こんなことをされれば、誰だって拒絶する」
「冷たいわねぇ、昔はどんなことをされても許していたじゃない?」
「限度がある。監禁なんてされれば、誰だって冷たくする」
「オサナナジミでも?」
「……」
赤城の言葉に沈黙で肯定する。
何が可笑しいのか小さく笑う赤城。
「子供みたいで、可愛い」
笑みを浮かべながら伸ばした手がゼロの頬を撫でる。
ぷいっと顔を背けて横を向いた。
「あらあら」
小さく笑っている赤城と目を合わせないようにしてゼロは思う。
どうして、こうなったのだろう?
家族を失ったゼロだが、別に天涯孤独というわけではなかった。
軍に入ったゼロの傍を常に二人の少女がいた。
赤城と加賀である。
彼女達はメンタルキューブと呼ばれる存在から生まれた艦船という存在だが、幼いゼロにとって、生まれとかそういうものは興味がなかった。
ただ、自分にとって大事な人たちという程度の意識で、赤城と加賀の二人といつも一緒にいた。
同世代が他にいなかったというのも原因だろう。
いつも三人は一緒で育ての親であり教官だった天城ですら呆れてしまうほど。
小さい頃の赤城は天城が大好きでゼロのことをいつも子分と呼んでいた。
子分だからこれをやれ、天城姉さまの為にこれをしなさい。
上から目線なところが多々あったが、こんな自分に話しかけてくれる貴重な相手だったので対して気にしなかった。
対して、加賀は静かな性格をしていた。
ゼロ、ゼロ、といっていつも後ろをついてきていた。大人しく、自分に懐いていたことから妹のような感覚で接していた。
しかし、ゼロは知らなかった。
加賀は戦いのことになると性格が豹変したように荒くなり、獣のように暴れる。
戦い以外のことに関心がなかったから知らない一面だった。
そんな彼女達と長い時間を過ごしてきたが終わりはやってくる。
ゼロが兵士として重桜の外へ派遣されることが決まったのだ。
「嫌よ!私の子分なのよ!子分が離れるなんて絶対に許さない!そうだわ、私に何でも言いなさい?全部、やってあげるから」
「離れるなんて、嫌だ。ずっと一緒にいろ」
戦地へ向かうことを告げた時、今までみたことがないほど赤城と加賀は泣きじゃくった。
困ったゼロだが、最後に必ず帰るという約束をして何とか落ち着いてもらった。
事件はその日の夜に起きた。
三人で一緒にと言われて横になったゼロ。
気持ちよさそうに寝ている彼の隣でもそもそと動き出したものがいた。
赤城である。
彼女は妖艶な笑顔を浮かべると隣に加賀がいることを気にせずにゼロの唇へ覆いかぶさった。
眠りが深い彼は起きることなく、赤城の手によって蹂躙される。
「ふふ、これでもう赤城のもの、子分、お前はぜぇぇぇったいに赤城のところへ帰って来るのよ?」
満足したように眠る赤城。
少しして、隣で動きがあった。
加賀である。
「お前が欲しい……」
ピコピコと獣耳を揺らしながら直接、キスをすることは恥ずかしいのか首筋や頬へ次々とキスをしていく。
「絶対に帰ってこい、お前は私のもので、私はお前のものなのだから」
こんなやりとりが起こったことを知らない当人は翌日、笑顔で二人と別れた。
尚、互いにゼロへナニをしていたのか知っていた二人はしばらく険悪な関係になるも、協定を結んで姉妹のような関係になる。
それから八年後。
戦線が落ち着いてきたということで、ゼロは重桜へ戻って来る。
戻るという事を連絡していたから、港で赤城と加賀の二人が待っていたことにとても驚く。
二人とも信じられないくらいの美女になっていた。
昔も可愛かったがそれぞれが対称的な可愛さでゼロは戸惑うしかない。
それに比べて自分はどうだろうか?
そんなことを思いながら再会を喜び合っていたのだが、一瞬、そう一瞬だけ彼女達から表情が消えたことを思い出す。
囚われた牢獄の中でゼロは首から下げているペンダントをみる。
「エンタープライズ……」
戦場で出会い、友人以上の関係になっていたと思う。
気持ちを伝える前に二人とも別々の戦場へ配置になることが決まり、彼女へペアルックとして渡したペンダントの話をした。
その後、差し出されたお茶を飲んで意識を失い、現在に至る。
「この札、どうやったら千切れるんだ?」
両手を拘束している札をなんとかしてみようと試みるが破れもしない。
「よっ、と、抜け出そうにも両手が自由にならないとどうしようもないなぁ」
なんとか腰のポケットに収めているナイフを取り出して札を破こうとこころみるがびくともしない。
「さて、奴らが戻ってくる前に、あ」
体を動かそうとしている時に置かれていた湯飲みが零れてしまう。
湯が飛び散って札にかかる。
「あ、あれ?」
ぺらりと効力を失ったみたいに地面へ落ちる札。
「あっさりと」
解放されたことに驚きながらもゼロはゆっくりと錠前のピッキングを開始する。
普通なら困難なのだが、同じ部隊にいた元泥棒から教えてもらったおかげで数分経たずに開錠に成功した。
「よし、後は脱走するのみ」
牢獄から抜け出して外に出ようとしたところで背後から衝撃を受ける。
突然のことに受け身を取る暇もないまま、壁に体を打ち付けて、地面へ落ちた。
「グッ」
「どこへいくつもりだ?」
ゆらりと背後から現れるのは加賀。
光のない瞳でこちらを見下ろしている。
「加賀……」
「よもや逃げるなどと考えてはいないだろうな?もし、そうだというのなら」
――少しだけ痛い目をみてもらうことになる。
彼女の本気を感じ取ったゼロは振り返ることなく外へ出ようと走る。
「逃がすかぁ!」
叫びと共に振るわれる青い飛行機を模した札が次々と飛来してくる。
壁に突き刺さる札。
直撃すれば、肉などあっさりチョンパされてしまいそうだ。
「殺す気かぁ!」
「安心しろ、貴様を殺しはしない、だが、足の筋などは切るかもなぁ」
「物騒すぎる」
飛来する札を躱しながらゼロは出口を模索する。
自分と加賀では体力などすべてが劣っていた。
今のままでは自分の体力が尽きて終わりである。
故に。
「今だ!」
出口を見つけると同時にフェイントを使いながら外へ飛び出す。
「待てぇえええ!」
口の端から青い炎を吹き出しながら追いかけてくる加賀。
見た目が獣であるからこそ、余計に恐ろしく感じた。
「可愛い顔が台無しだぞ!?」
「逃がさん!」
飛来する札が艦載機へ姿を変える。
ゼロは艦載機の放つ機銃を回避して森の中へ逃げ込む。
「この森なら艦載機が飛来することはないだろう、しばらく休んで朝になったらとにかく逃げるか」
かつて知っている重桜とはいえ、月日が過ぎていれば変わっているものがある。何より疲労が蓄積されている以上、少し休んで回復を狙うべきだろう。
「フフフ、ツ・カ・マ・エ・タ」
それが命とりだった。
木の一つにもたれたところで暗闇の中から現れる黒い尾。
その二つがゼロの両手を拘束する。
「なっ!?」
「うふふふ、一つを切り抜けて安心する癖は抜けていないようねぇ」
「赤城!?くそっ」
「ふふふ、ム、ダ。貴方と私達、艦船じゃあ、力が違うもの」
にこりと笑みを浮かべながらもその目は笑っていない。
静かだが、怒っている。
その事実をゼロは察してしまう。
「逃げてしまうのは予想できたけれど、こうもあっさりと捕まえることができたのは一安心だわ、さ、て」
顔を近づけてくる赤城。
視線を逸らそうとしたが伸びてきた両手に頬を掴まれて前を向かされる。
「私達から逃げられないように楔を打ち込むことにしましょうか?」
「楔?一体、なんムグゥ!」
最後まで言う前に赤城に唇をふさがれる。
「ジュル、チュウ、ジュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ」
唇の表面、歯茎を優しく舐めるようなものから唇を飲み込もうとするように赤城に貪られてしまう。
抵抗しようにも両脚は赤城に乗られ、両手は尾で拘束されている。
ぴったりと密着されていることで発達している胸や彼女の香りに思考が段々とマヒしてきていた。
そして。
「あらあら、これは鎮めないといけないわねぇ?」
ぴったりと密着していることで赤城はゼロのモノをみて妖艶にほほ笑む。
貪るようなキスから解放されたゼロは赤城のやろうとしていることに気付いて抵抗を試みた。
「やめろ、やめるんだ、赤城、こんなこと」
「嫌よ?貴方が私達から逃げるのが悪いのよ。さぁ」
耳元へ赤城は近づく。
「愛を育みましょう」
抵抗する暇もないまま、ゼロはズボンを脱がされる。
「やめてくれ、赤城」
「い、や」
にこりとほほ笑みながら赤城はゼロへキスをする。
ついばむ様なキスから徐々に舌で口の中をベロベロと舐めていく。
赤城は手を伸ばしてスカートの中の下着を脱いだ。
「ほら、貴方のことを考えるだけで止まらないの」
スカートの中からとめどなく流れるのは赤城の愛液。
妖艶な笑顔を浮かべながらゆっくりとゼロへ覆いかぶさる。
抵抗しようにも手足は赤城の尾によって封じ込まれていた。
パンツを脱がされて、中のモノを赤城は触る。
「ふふふ、ちゃんと反応してくれていて、嬉しいわぁ、じゃあ」
「やめ――」
止める暇もないまま、ゼロのモノが赤城の割れ目の中へ入っていく。
「うふふふ、ふふふふふ!」
嬉しそうに笑う赤城に対して、ゼロの息は荒い。
「ようやく、ようやくよ!この日をずぅぅぅぅぅぅぅっと、夢見ていたんだから」
そのまま一気に挿入を果たす。
赤城は笑みを浮かべながら両手でゼロを抱きしめるとそのまま胸元へ引き寄せる。
「むぐ」
豊かな赤城の胸にキスをさせられる。
必死に反応しないように試みるが赤城はそれを許さない。
「だぁめですよぉ、ほら、おっぱいですよぉ」
「むぐ、ぐぐぐぐ」
胸をさらに押し当てながらゼロの耳元で囁く。
「私に溺れなさい、私にもっと、もっともっともっとぉ、溺れて、溺れて、そして」
囁きながらゼロの耳元へ札をつける赤城。
ゼロの思考が一瞬、鈍くなる。
その間に赤城は攻める、ひたすらに攻める。
快楽がゼロの脳を支配していく。
「あう、うぅ、うぅぅ、じゅる!じゅるるるるる、じゅるぅ」
気付けば赤ん坊のように赤城の胸をしゃぶる。
一瞬だけ、理性をそぎ落とすことはしたものの、ここまで反応してくれたことに赤城の笑みが深まる。
「はぁ、はぁ、いっぱい、いっぱいついて、もっと、私を求めてえぇ」
「っ!」
気付けば両手が自由になっていて、赤城を抱きしめる。
赤城を強く求めていた。
腰を振って赤城の中へ自分のモノを押し込んでいく。
「あぁ、あん、あぁっ、すごい」
瞳を潤ませて、赤城はゼロをみる。
互いに見つめあう事、数秒、ゼロから赤城へキスをした。
ゼロから赤城を求める様に強く、深くキスをする。
いつの間にか、射精をしていて、赤城は頬を赤らめた。
「ふぅ、ふぅ!」
「あぁ、あぁ、っぐぁああああ」
射精後の解放感にそのまま意識が落ちそうになるも、赤城が腰を振る。
「ダメよ、もっと、もっとよ、私をもっと求めなさい」
「ぐぅ、こ、これ以上は」
「だぁめ、さぁ、もっと堕ちなさい」
腰を振る赤城に合わせるようにしてゼロも獣のように赤城をむさぼる。
すぐに二回目の射精を迎えた。
ぐでぇっとなっているゼロを赤城は笑みを浮かべて頬へ口づけをする。
「さぁ、戻りましょうか?加賀も荒れていることですし」
「な、なんで」
快楽で朦朧としているゼロは赤城へ尋ねる。
なぜ、はじめてなのに普通に立てるのかと、はじめての感覚に戸惑っているゼロに対して、赤城は興奮しているものの、普通に歩けていた。
「これも愛の力ですわぁ」
こうして、ゼロの逃走劇はあっさりと幕を閉じた。
鉄格子のある部屋にもどされるゼロ。脱走する前と異なり、その部屋には敷布団が置かれている。
部屋に戻される前に赤城の手によって綺麗な体にされた。
その際に三回戦、四回戦とあったものの、綺麗な衣服を着せられたゼロはぐったりと敷布団の上にそのまま倒れこむ。
先ほどまでの快楽の感覚を思い出しそうになり、首を振って脱出のことを考えようとする。
「(さて、そろそろ現実と向き合うことにするべきかな?)」
疲労で鈍っている体をなんとか動かして正面を見る。
もう一つの敷布団。
その上に正座している加賀と目が合う。
「何をしているの?」
「貴様を食らう」
「っ!」
疲労で動けない体を鞭打ちながら壁へ逃れようとする。
「無駄だ」
逃げる暇もないまま、加賀に腕を掴まれて彼女の布団の中に放り込まれる。
暴れて逃れようとするが加賀によって衣服をあっさりと脱がされてしまう。
「赤城姉さまの匂いがする」
「そ、それは」
「まぁいい、計画通りということだ」
「え?」
「フフッ」
舌なめずりしながら加賀が顔を近づける。
「今から、お前は私のことだけを考えるのだ。さぁ、楽しい一夜にしようじゃないか」
ガチャリと首に音が聞こえた。
「か、加賀」
「なんだ?」
「首のこれって」
加賀の手の中には黒いリードのようなものが握られている。
引っ張られると付けられた首輪によって加賀の方へ引き寄せられてしまう。
胸の中に飛び込む形で引き寄せられるとそのまま加賀によって抱きしめられる。
「フフッ、これでお前は逃げられない」
ゼロを見下ろす加賀は青い瞳を細めて、みつめてくる。
首輪を外そうとするががちゃがちゃと鳴るだけで外せそうになかった。
「安心しろ、別にお前を畜生として扱うわけではない。ただ」
「むぐっ!」
乱暴に加賀がゼロとキスをする。
キスをするというよりはゼロを唇から飲み込もうとするような勢いだ。
口や鼻先まで加賀の唾液でべとべとになる。
「貴様が逃げられないように必要な措置だ。わかるか?お前が私や姉さまから逃げられないように、縛り付けて、さらに溺れてもらうぞ」
「や、やめ」
逃げようとしてもリードを引っ張られて抵抗すら許されない。
あっさりとマウントを取られてゼロのモノが加賀の下腹部の中に沈んでいく。
「ふっ、ふふふふふ、あはははははは!」
痛みを感じないのか、狂ったような笑みを浮かべる加賀。
ゼロは再び襲ってくる快楽の波に抗おうとする。
しかし、加賀はそれを許さない。
「駄目だ、お前も!お前も私と同じところまで堕ちろ」
顎を掴んでディープキスをする。
「ぬぐ、むぐぅ!か、ぐぁ、やめ」
「フフッ、じゅる、じゅる、あむ、はぐ」
理性を奪おうとディープキスを続ける加賀、腰を振る動きも止まらない。
先ほどの赤城の時と同じように理性が削られていき、目の前の発情した獣のような加賀に溺れていく。
ぐったりとしたゼロの胸元にあるペンダントに加賀は気づいた。
「これはなんだ?」
伸びてきた手を払いのけてゼロは守るように体を丸める。
その姿が余計に加賀を苛立たせた。
「……の、ものだ」
低い声で加賀の目が怪しく光る。
無理矢理、ゼロの手を払いのけて両手の自由を奪う。
加賀は胸元のペンダントを乱暴に引きちぎる。
「やめろ、返せ!」
さっきまでの弱かった雰囲気がウソのように暴れるゼロ。
余計に加賀を苛立たせた。
「ふざ、けるなぁああああ!」
鋭い歯がゼロの首筋に噛みついた。
痛みに顔を歪めるゼロを押し戻しながら加賀はペンダントを遠くに放り投げる。
「あぁ」
「こっちをみろ!」
怒りで顔を歪めながら加賀は両手でゼロの顔を掴む。
「赦さない、私を見捨てて、他の女に現を抜かすなど、そんなことは絶対に、ぜったいに」
ぽろぽろと涙を零しながら加賀はゼロにキスをする。
決して逃がさないという風に強く抱きしめていく。
「溺れろ、溺れて、溺れて、溺れて、溺れて、私だけを、見て」
「計画は順調です。天城姉さま」
「そうですか、今は加賀が彼と交わっているということですね?」
別室、少し離れたところで赤城は天城と話をしていた。
「赤城」
「はい」
「神子様が異変に気付かないように徐々に、徐々に彼を私達へ溺れる様に仕向けますよ」
「わかっております」
フフッと笑う赤城。
天城は部屋の外からみえる月を眺める。
「次は私の番、フフッ、年甲斐もなく興奮してしまうわ」
別室で干からびるまで加賀に襲われているゼロの姿を思いながら天城の瞳から光が消える。
「貴方は誰にも渡さないわ。何度、逃げたとしても、捕まえてあげます」
フフッと微笑む天城に同意するように赤城も笑みを浮かべた。
黒幕天城の指揮のもと、赤城と加賀の包囲網により逃げられないとさぁ。
クリーブランド兄貴のヤンデレって需要あるのかな?
こんな番外編はみたい?
-
現代編(記憶ナシのゼロと艦船)
-
重桜包囲網(赤城&加賀)
-
他の映画とのクロス
-
綾波メインヒロイン話
-
ヨークタウンによる逆レ