TS美少女イチャラブセックス短編集 作:パンツマン
世界観
弱肉強食。ヤバイ生き物やヤバイ植物、ヤバイ超常的存在がいるヤバイ世界。とにかくヤバイ。
萃水(すいすい)
TS転生者。ヒエラルキーの最底辺に生まれ、同胞がばかすか死んでいる現状を目の当たりにしたことから生き残るため最強の男に取り入ることにした。最初は懐柔すべく色仕掛けとか好き好きアタックとかを繰り返していたが何度も命を救われているうちにガチ惚れ。罪悪感からいろいろ葛藤した結果離れようとしたが、それが引き金となってブチ犯される。
アッくん
最強。ヤバイ世界におけるヒエラルキーの頂点。強すぎるが故にいろいろあって幽閉されていたところを萃水に助けられて以降、彼女の命を守ってきた。行動を共にするうちに絆され、惚れる。萃水の無邪気を装った色仕掛けや多種多様なエロハプニングにも鋼の理性で耐えて手を出さずにいたが、彼女が勝手に自分から離れようとしたので我慢をやめた。
「萃水、愛している」
「なっ……!?」
しみじみと告げられた愛の言葉に俺はアッくんの正気を疑った。
「お、俺の話ちゃんと聞いてた!? 俺は打算でアッくんに近づいてずっと騙してきた最低なやつなんだよ! そんなやつを好きになるわけないじゃんか!」
必死の訴えにもアッくんは耳を貸さず俺をベッドに押し倒すと、一切の躊躇なく前身頃を引き裂いた。たちまち窮屈に収まっていた乳房がぶるんっと飛び出て、その質量を物語るように数回弾む。真珠のように白い双丘は饅頭みたいに美味しそうで、先端の薄桃に色づいた蕾は外気に触れたためかツンと尖っていた。そんなセックスシンボルを余すことなく彼の眼に晒しているのだと知覚した途端、猛烈な勢いで羞恥心が沸騰し、声にならない悲鳴を上げながら胸を覆い隠さずにはいられなかった。それでなお及ばぬと、彼の眼差しからはしたない姿を隠すため身体を捻り蹲ろうとした。しかし寸前で頬を捉えられ、顔を向かい合わされる。交錯する視線。衝突する瞳。双眸に灯る情火が獣性を感じさせることに気づき、息を呑む。長く、それでいて武骨な指がやわらかく唇に触れた。
「だめ! ねえ、俺は男なんだよ……!」
自分で言っておきながら「何を馬鹿な」と失笑したくなる。組み敷かれ、服を破られ、まろびでた豊満な乳房は到底男にはありえない。彼に裸の胸を見られて込み上げる恥ずかしさも、薄い肌をそっと撫でられて思わず震える鼓動も、己の肉体が女のもの故にだ。だけど認めてはならない。流されるな。これは気の迷いかなにかで、一時的なものだから。懸命に言い聞かせる俺の内心を知ってか知らずか、アッくんはおもむろに俺の唇を奪った。
被さる温もりに頭の中は混乱でいっぱいになる。今まで『こういうこと』になりかねない状況は多々あった。しかしそのどれもが彼の鋼鉄の理性によって事なきを得てきたのだ。今回だって……いや、むしろ彼に嫌われて当然だとさえ思っていた。自分は男だと真実を明かし、ゲスな考えでもって貴方に近づいたのだと告白した。普通ならば「騙したな」とか「信じていたのに」とか言って嫌いになるだろうに、彼はそんなの関係ないと慈しむように触れてくるではないか。
──だめだ。
「っ、いやっ!」
俺は涙を散らして身をよじり、彼の胸板を力の限り押し返す。屈強な彼と貧弱な俺では力の差など歴然であったが、思いのほか互いの体はすんなりと離れた。
「萃水……」
低く掠れた声が切なげに名前を呼ぶ。恋焦がれたような声色に心臓が高鳴ったが取り直してキッと睨み上げる。とめどなく溢れてくる涙を拭うため伸ばされた手を跳ね除け、俺は悲痛な声で叫んだ。
「ほとほと愛想が尽きたでしょ!? 俺のこと嫌いになったでしょう!? 俺は、おれはっ!」
言え! 言うんだ! お前なんか嫌いだと!
そうすればきっとこの夢も終わる。彼は正気を取り戻し、自分の行いがいかに馬鹿なものだったか思い知り、反省し、俺を放り出してくれるはずだ。
「萃水」
「ぁう……っ」
囁かれ、身体が跳ねる。体温を取り戻すように優しくさすられ、秘所が潤うのを感じた。
……ああ、無理だ。嫌いだなんて……言えない……。それは深く唇を吸われ、言葉を封じられているからではない。大きな手に乳首をいじくられ下腹部が疼いてかなわないからでも、ない。彼と体温を交換しあう多幸感に包まれるとなにもかもがどうでもよくなってしまうのだ。
「好きだ、萃水」
「うっ、うう……」
それでも屈してはならない。だって彼の感情はきっと──まやかしだから。
***
バックで獣のようにまぐわい、唸り声と共に達した彼にドプドプとひだの底まで注がれ、思い知らされる。優しい彼はいない。俺が彼を怒らせたから。俺が自分を女だって認めないから。だから避妊もなしで極太の屹立を打ち込まれて、揺さぶられて、中にたっぷりと子種を仕込まれている。
彼の逞しい雄がビクビクとわずかに痙攣しながら濃い吐精を続けている。熱い白濁の叩きつける感覚に口をはくはくさせ、足でシーツをかいて彼の拘束から必死に逃れようとしたが、彼はそれを許してくれず余韻を味わうように腰を打ち合わせる。しばらくそうして満足したのか、彼の腰使いが緩やかになった。しかし苦しくて堪らないくらい絶頂してなお彼の肉棒は硬さを失っておらず、俺の中心をゆっくりと行き来していく。
「あっ♥ あ……♥」
太くて、硬くて、熱い。次第に膨らむ肉棒のせいであやふやな頭の中に残るのは、処女膜を突き破られた痛みを凌駕する快楽の渦と……仄暗い歓喜。そうだ、俺は喜んでいる。愛する人にキスをされている事実に、愛する人が俺に欲情して、妊娠させるためにブチ犯している現状に至福を感じているのだ。俺が彼のメスであると分からせるためのセックスは怒りの中にも確かな愛があって、俺の意思に従って秘部はしとどに濡れそぼっているのだ。……だけど。
「あ、ん……♥」
「萃水」
「んー……♥ ぁ……♥」
低く掠れた声は普段にない色気を多分に含んで俺を呼ぶ。それに従ってのろのろと視線をやれば、彼の赤い瞳が問うように細められた。いい加減認めろ。……そう言いたいのだろう。彼に犯されてはしたない声を上げ、俺は決して男ではないのだと思い知らされ、女としての悦びを覚えさせられて、果てには子供の素まで仕込まれている。俺自身もそれを嬉しいと思っている。
だけど、俺が彼への愛を認めるのと彼が俺の愛を認めるのとでは話が違う。彼は強くて、優しくて、かっこよくて、誰よりも幸せであるべきひとなのだ。彼の幸福な人生に俺という異分子は必要ない。彼にはこんな、元男で前世の記憶があって打算で彼に近づいたようなクズは似つかわしくないのだ。もっと素敵な普通の女の子と愛し合うべきなのだ。だから俺は言う。
「おれはおとこだからっ♥ おとこがおとこにこんなことしゃれて、きもちよくなるわけないからあっ♥」
「ならこれを見ろ」
ぐいっと力強く体を持ち上げられ、顎を掴まれ強引に向かされた方向には大きな鏡があった。俺は鏡に映った姿に目を瞠る。
そこには快楽に顔をとろけさせたメスがいた。瞳は潤み、頬を真っ赤に染めている。口の端から伝う唾液は顎を濡らしていた。豊満な乳房は男の節くれだった手に揉まれそのまろみを知らしめるように自在に形を変える。秘部は必死に男根を咥えこみ、揺すられる度にぐちゃぐちゃと卑しい音を立てて先ほど中に放たれた精液を零していた。
「あっ……」
「これでもまだ自分が男だと言い張るのか、てめえは」
「ち、ちがう、おれは……」
「なにが違う!」
「ひにゃァっ!?」
ばちゅんッ、と激しく突き入れられ視界が明滅する。鏡の中の俺はアッくんの律動に合わせて無駄に育った牛のような乳をぶるんぶるんと揺らした。アッくんはそれを鬱陶しそうに掴み乱暴な手つきで揉みしだく。大きな手の平にわし摑まれ無遠慮に握り潰される痛みも、後ろから肉棒で無茶苦茶に犯される俺の脳には快楽に変換される始末で、もう懸命に否定しながら甲高く喘ぐしかできなかった。
「ちがあっああっ♥ アっ♥ おれはおとこら♥ おれあっ♥ おとこらもぉんっ♥ アアあっあっ♥」
「なら俺が今突っ込んでる穴はなんだ? 男に犯されてあんあん言ってるのは誰だ? 答えろ」
「しらない♥ おれじゃっ♥ ない♥ やあっあああッ♥ もうやだあ♥ ぬいて♥ おちんちんぬいてっ♥♥」
俺の嘆願に取り合うことなく、アッくんはむしろ怒り心頭といった様子で限界まで膨張した凶悪な肉棒を子宮の形が変わるくらい力づくでねじ込んだ。その電撃的な快楽に目を見開き涙を散らして喘ぐが、そんな嬌声さえかき消す勢いで剛直が膣道を往復する。ぱんっぱんっと汗ばんだ肌がぶつかると体が勝手に跳ねてキュンキュンと胎の中で暴れまわる極太の肉杭を絞る。媚壁越しにその熱塊の輪郭すらもわかるような締め付けにアッくんは額に薄っすら汗を滲ませ呻いた。かと思えば、うなじにガブッと噛みつかれる。
「あ゛────」
次の瞬間、どぴゅうううっと音が聞こえてきそうなほど大量の精液が子宮に吐き出された。俺は頭が弾けたかと錯覚するような衝撃にあらん限りの悲鳴を上げる。頭の中が真っ白になって、俺は激しく絶頂した。
ビュルル、びゅるううう、と堤防が決壊したかの如き盛大な射精によってすぐさま胎はたぷたぷになる。もはやこれ以上は収まらない状態になったが、アッくんは構うことなくうなじに噛みついたまま俺の身体をベッドに押さえつけ、子宮を亀頭で強引にプレスし無理矢理注ぎ切ろうとした。屈強な男にのしかかられ子宮口をこじ開けられた俺は、果てたばかりで朦朧とする意識のさなか、ゴリゴリと再び追い上げてくる訳の分からない快感に「!?」「!?」と目をチカチカさせ、少しでも衝撃を逃がそうと息の続く限り嬌声を上げる。
「あ゛あ゛アっ♥ ああ゛♥ あぁあっ♥」
「フーッフーッ」
ぐぢゅ♥ ぐぢゅ♥ ぬぢ♥ ぐぽっ♥
アッくんが腰を上げ、俺の最奥目がけて一気に落とすと湿った音が鳴る。獣の本能がそうさせるのだろうか。うなじの薄い表皮が食い破られ僅かに血が滲むと、アッくんは歯を離しぺろぺろと血を舐めとった。一回の射精でそこまで吐き出せるものなのかと感心しそうなほどの量を種付けた肉柱は既に膨張しきっている。
「あぐっ♥ うぅっ♥ ひぎっ♥」
一部の隙間さえ許せぬとばかりに抱きしめられた俺の耳元に荒々しい吐息が降る。余裕のない呼気はアッくんが本気で俺を孕ませようとしてる証だ。その意志に対抗する術などあるはずもなく、俺は体の中心で三度質量を取り戻す雄を感じるばかりである。
「萃水、愛してる」
焦燥に駆られた声が鼓膜を打ち、ついでもたらされたのは耳への愛撫だった。防御不可能な耳を舐り、さらには大きな手が乳房を按摩するようにまさぐってしばしば乳首を優しく引っ張った。先ほどまで間断なく与えられ続けた苛烈な肉悦は鳴りを潜め、ある意味慰めるようなしごきに全身が小刻みに震える。
「ひっう、やあっ」
「好きだ、愛してる。俺から離れるな」
「……っ!」
荒々しい息づかいの合間に色気滴る低い囁き声で乞われ、どろりと精液ではないものが秘部から滲み出るのがわかった。それに顔が火照るのとアッくんがピストンを始めたのはほとんど同時だった。
ヌコっ♥ ヌコっ♥ ヌコっ♥
淫靡で間抜けな音を立てながら奥を穿たれる。出る度に竿が花弁をめくり、突き入れる度にカリ首が媚肉をやすりにかけ凶猛に擦り上げた。そうして秘すべき恥部を猛り狂った魔羅で犯されながら、耳にも舌が這う。くちゃ、くちゃ、と咀嚼音にも聞こえるぬかるんだ音を発して這いまわる舌は、時折鋭い犬歯に変わって、軟骨をやわやわと甘噛みする。味見するような愛撫にもどかしい疼きが募っては俺の中を暴く剛直にすべて浚われる。
「あっあぁっあ♥ みみ♥ やっ♥ たべちゃだめっ♥」
「萃水」
「ひあッ♥ なまえっよばないでぇっ♥ らめっああァッ♥」
耳の複雑なつくりを辿る濡れた舌先、忙しない呼吸、途切れ途切れに混じる俺の名前。その全てが俺の感度を高め、不意に視界が白み恍惚の極みに至った。
「ぁ゛、ぅ゛……♥」
内から総身に響くびりびりとした痺れに一瞬、気をやる。身の置き所をなくした快美がお前のせいだと言わんばかりに媚壁をもってきゅううんと巨根を絞りあげた。それで男の苦しむ声が聞こえたかと思えば、男根の反復がピッチを上げて性急になってくる。がっちり抱きしめられて逃げ場もない俺はみっともなくよがり、果てたばかりなのに再度追い立てられる切なさに
瞼の裏で星屑が瞬くような快感と──強い雄に支配されるメスとしての悦び。
流されそうになる意識を必死に留めようとしても、アッくんの焼き付くような熱い肌に触れられると、どこもかしこも性感帯になったのかと疑うくらい感じすぎてうまくいかない。
パンっ、と腰が尻に叩きつけられるとはちきれそうなほど中に出された精液がゴポリと押し出される。溢れた白い粘液はねっとりと陰部を伝い、しまいにはおもらしのようにボタボタと垂れてシーツに染みを作っていった。それに気づいたらしいアッくんは耳穴に息を吹きかけながら不機嫌そうな掠れ声でささめく。
「零すな。お前を孕ませる種だ」
「はっ、はふっ♥ はっ♥ はあっ♥」
口答えをする余裕はない。しつこく与えられ続けた麻薬的な淫楽のせいで思考回路がふやけてしまっている。どうにか呼吸を整えている間も、蜜壺を満杯に埋める肉杭は吐精の瞬間を今や遅しと期待してひくついているのだ。そんな僅かな蠢きも律儀に拾ってくるこの熱をどうにか静めないことには、ろくな文句など一つも言えない。
しかしアッくんは待ってはくれなかった。突如視界が大きく回転し、気づけば俺はアッくんと向き合う形で組み伏せられていた。正常位になると涙と快楽で定かでない視界にも俺に狼藉を働いている男の姿が見えてくる。
皓々たる夜光に照らされ宵に浮かぶのは精悍な顔立ちの偉丈夫。狼の如きしなやかな尊容を彩る双眸は平生の余裕を失い、ゆらゆらと陽炎のような情欲を滲ませ鋭く見下ろしてくる。『男』を感じさせるその眼差しにいたたまれなくなった俺は、誤魔化すように彼の雄偉な体躯を辿り視線を下にずらしていく。すると意図せず白くどろどろに汚れた結合部が見えてしまった。べっとりと塗られた白濁汁に頬がみるみる熱くなっていく。こんなに美しくて強い雄が確かに俺を犯しているのだ、と改めて認識すると、酩酊したように心音が浮ついて涙がこぼれた。
「愛してる、萃水」
「アッくん────」
唇を塞がれる。どこか幼さを感じさせるしっとりと触れ合うだけのキスだ。ちゅ、と軽やかに重なるそれは次第に深くなり、執拗になり、舌を絡め合うディープなものへと変質していく。
「んっんっ♥ ううっ♥ んっうっうっ♥」
口の中でうねる舌の熱さに頭がおかしくなりそうだ。全身を撫でまわす手を捕まえ引きはがそうとすると、あっという間に絡めとられて恋人繋ぎに変わる。その仕草がたまらなく嬉しくて肌と肌の触れ合いだけで何度でも達してしまう。豊満な乳房が胸板に潰されるほど力強く抱きしめられ、硬い筋肉に擦られる度、全身に彼の熱を感じながら艶声を上げる。それを繰り返しているうち、胸の内に広がる酔いしれるほどの喜びに俺はとうとう理解した。
「あっふ、あっ、アッく、ん」
唇を貪られる合間をなんとか縫って彼の名前を呼ぶ。
「ん……?」
「アッくん、あのね」
俺は……──いや、わたしは。
「わたし、アッくんがすき。アッくんがわたしのこと嫌いでも、わたしはずっと貴方が好き。大好き、大好きだよ、アッくん」
もう認めるしかなかった。ずっと欺き続けてきた罪が許されるのなら彼のそばにいたい。他の女の子と結ばれるなんて耐えられない。この人にはずっとわたしだけを見ていてほしい。誰にもとられたくない。それが偽らざる本心なのだ。
「アッくん、どうか信じて。この気持ちだけは信じて。絶対、ぜったい、うそなんかじゃ────ンぃッ!?♥♥」
ゴリュッ、と子宮口を抉られ目の前で小さな星が弾ける。尾てい骨からつむじまで駆け抜ける白い電流に喘ぐ暇もなく唇が番い、熱くぐっしょりと濡れた舌が有無を言わさず押し入って複雑に乱れ合う。それでも足りぬとアッくんはわたしの後頭部をすくい、お互いの境さえ見失うほど密着して舌を食らう。とろとろの唾液を啜りコクコクと嚥下するとアッくんの喉が愉快そうに震えたので、わたしは嬉しくなって彼の首に腕を回し、もっともっととねだるように自分から舌を差し出した。これ幸いとアッくんが吸いついてくる。
「んッ♥♥ んちゅっ♥♥ んぅー♥♥♥」
「……ン」
「んンン♥♥♥ ん〜〜〜〜っっ♥♥♥」
先程までとは比べ物にならない激しいキスに加えて荒々しい男根の攻勢によってわたしはあっけなく絶頂した。身体が崩れるような暴力的な淫楽による浅ましい嬌声はアッくんに食べられ絶え入るようだったが、昇りつめた秘肉の締まりはキツくはっきりとしていて、アッくんの立派な雄を搾乳の要領で一生懸命締めつけた。彼の悶える声がわたしの口の中に転がってくる。それからいくらもしないうちに「ブビュルルルゥッ!」とアッくんが勢いよく射精した。三回も果てたとはとても思えぬ怒涛の白波が胎内で押し合いへし合いになり、残っていた白濁汁とドロドロに混ざり合う。そしてとうとう収まりきらず外にまでビュルッと飛び出てわたしたちの股座を汚した。
しかし、である。おびただしい量の精液を吐き出したはずの巨根は硬さを失わず、アッくんは再び腰をスライドさせ始めた。
ズヂュ♥ グヂュ♥ ぢゅぽ♥
発情しきった猫撫で声が勝手に溢れる反面、温かい粘液が分厚いカリ首で掻き出される感覚に寒々しい寂しさが募る。せっかくアッくんがくれた子種を零してしまうのが悲しくて、切ないのだ。アッくんがたくさん中出ししてくれた精子を少しでもお腹の中に溜めておくため、わたしはアッくんの腰に脚を巻きつけ足首で結んだ。そうするとアッくんはわたしの尻を持ち上げ「∞」を描くような動きで恥骨同士をすり合わせる。その官能は身悶えして余るほどで、わたしはアッくんの広い背中に爪を立て陶酔の声を上げた。
「あっアァっ♥ あー♥ アッくん♥♥ あーぅん♥♥♥」
「萃水」
アッくんが耳に口を寄せ、耳たぶを食むように密やかな声を紡ぐ。
「俺の子を産んでくれるか?」
「ふぇ……? にゃっ♥♥ ひアっあぁ♥ んやッ♥♥」
普段は決して見せない気性の激しさを露呈したような猛々しい追い込みに上擦った声が律動に合わせて漏れる。事ここに至って「子を産んでくれるか」なんて今更な質問にも思えるが、アッくんにとっては重要な意味を持つのだ。だからわたしは両手でアッくんの頬を包み、満面の笑みを浮かべる。
「うんっ♥♥ 産む♥♥ アッくんのあかちゃん産む♥♥ アッくんと家族つくる♥♥」
「……!」
最後の理性の糸が千切れた音がした。アッくんはわたしを抱き起こし、対面座位の姿勢にするとわたしの白い太ももを掴んでズブンッと突き上げた。瞼の奥で白金の光がちらちらと光彩を放つ。身体が海老反りになり、むっちりとした乳房がかどわかすように大きく揺れる。わたしはもうなにもわからなくなって、ただアッくんに与えられる熱を感じて甘え声を上げるだけになっていた。
「ふやァっ♥♥ おっきぃよぅ♥ あんっ♥ すきっ♥ すきなのぉ♥♥ アッくんと子づくりセックスすりゅっ♥♥♥」
ずちゅ♥ グちゅ♥♥ ぶちゅ♥♥ ぐちっ♥ ずぢゅぅッっ♥♥
「アッくんのおちんちんでおくジュポジュポされてりゅ♥♥ あかちゃんのへやトントンって♥♥ かたくてッきもちぃよぉ♥♥ アッくんのでかちんぽしゅごいの♥♥ きもちぃっ♥ あっわたしっ♥ またぁっ♥♥ またイっちゃ、ぁ゛!?♥♥♥」
「……っ」
「イ゛っぢゃっ♥♥ イっぢゃううっ♥♥ イグぅぅぅっッ♥♥♥♥」
ドピュッッ♥♥ ビウッ♥♥ ドプププププっッッ♥♥♥
「あ゛あ゛ァあぁ゛ッっ♥♥♥ なかっ♥ びゅうっていっぱい♥♥ 熱いのびゅっびゅっていっぱいきてる♥ あかちゃんできちゃうよぅッっ♥♥ 妊娠しちゃうのぉぉっ♥♥♥」
「萃水……」
「あっっ♥♥ またおっきくなった♥♥ またきもちぃとここすってもらえる♥♥♥ アッくんのおちんちんでメスにしてもらえる♥♥♥ うれしい♥♥ あっアァ♥♥ アッくんしゅきぃっッ♥♥♥」
***
「……ぁー……」
目が覚めると声が枯れていた。節々が痛むし、珍しくわたしが起きてもアッくんは寝たままである。ちらと身体を見やると精液塗れの身体のいたるところに歯型やキスマークが散乱しており、途中から意識が飛んで記憶がないわたしでも昨夜の行為の激しさがわかる。シャワーを浴びようにも腰が抜けてて動けないし……。仕方ない、とため息をつき、未だ眠っているアッくんの腕の中にもぐりこんで目を閉じる。
「アッくん、だいすき」
「……」
今日はいい夢見れそうだ。
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