翌朝、拠点に戻ってきたレオン達は、暗い顔をした隊長から衝撃的な話を聞かされた。
——カイレの死亡。
昨日の夜、拠点に現れた
側にいた隊員が撃退した時には既に生き絶えていたとか。
法国に戻れば蘇生魔法で蘇らせる事は出来る。
しかし、問題はシャルティアの処遇だ。
カイレがいない間、シャルティアをコントロール出来る人間が漆黒聖典側にいないのだ。
そこで、まだシャルティアに対するレオンの命令権が有効であるとの確認がされると、彼女はレオンが王国に連れて帰る事になった。
レオンごと法国に招く案も出たが、彼の信用はそれ程高くなくシャルティアという戦力を自由に出来る状況で本国に入れるのは危険と判断された。
「そう言う訳ですので、カイレ様を蘇生する間、その吸血鬼は王国で預かっていて下さい」
「うむ。構わないぞ」
「……言っておきますが法国には彼女より強い方もいますので、変なことは考えないで下さい」
「信用がないな。こんな化け物が世界にいると知ったんだ。それに対抗出来るスレイン法国をどうこうしようなど考えない」
「……いいでしょう。その言葉を信じます」
隊長はレオンに釘を刺すと本国へ向けて出発した。
残されたレオンとシャルティアはその姿が見えなくなるまで見送り、自分達も王都へ戻る事にする。
道中、何気なく訊ねたシャルティアの身の上話を聞いたレオンは、頭を抱えて絶望する事になる。
彼は王都に着くと直ぐに探知魔法対策の指輪を用意し、シャルティアにはめさせた。
彼女が至高と形容する主人が現れない事を願いながら。
☆
あれから半月。
レオンの元にはシャルティアの所属していた組織どころか、法国からの接触もなく、彼は平和に過ごしていた。
最初、彼らしくなくビクビクと怯えていた為、メイド達を大いに心配にさせたが、数日もするといつも通り彼女達に悪戯をして遊び始めた。
ローブで顔を隠したシャルティアもそれに加わり、その熟練のテクニックでメイド達に、レオンが聞いたことも無いほどの悦びの声を上げさせていた。
何処からともなく美女を連れて来て側におく事は過去にも何度も行なっていた為、シャルティアについて深く追求する者は居なかった。
どこかの貴族や商人の娘を攫ってきたのだろうと皆勝手に納得していたからだ。
現在、レオンは自室にてシャルティアに肉棒を咥えさせていた。
女性相手なら娼婦顔負けのテクニックで手玉に取る彼女だが、男相手は経験がないらしく、途端に生娘の様に初々しくなる。
今もレオンの太い物を咥えた顔は、全くいやらしさを感じさせず、寧ろ滑稽なくらいなのだが、それが逆に魅力的だとレオンは思っていた。
側で見ているメイド達も普段は女王様の様に自分達を弄ぶシャルティアの、その拙い姿にグッと来るものを感じている。
命令でレオンを至高の存在と思うようにシャルティアに言っている為、彼女は目を潤ませて奉仕していた。
頭を撫でてやると嬉しそうに頬を緩ませ、口の動きを早くする。
少しして限界を迎えたレオンは、彼女の顔に精液をぶっかけた。
「嗚呼…レオン様ぁこんなにいっぱいかけて頂いて嬉しいでありんす」
「そうか。よし、次はお前を気持ち良くしてやろう」
「ほ、本当ですか!是非お願いしんす!」
期待する様に見上げて来るシャルティアに、レオンは「床に寝て脚を開け」と命令する。
それに躊躇する事なく従うと、彼女は自分の膝裏を持ち、脚を大きく開いた。
衣類を既に脱がされていた身体は惜しげも無くレオンの目に晒され、一番大切な部分も無防備に剥き出しの状態になった。
口淫の間にすっかり濡らしていた秘裂は、レオンの視線に触れて嬉しそうにピクピクと動いている。
レオンはそれを愉快そうに眺めると、靴を脱ぎ、脚で踏もうとした。
大切な場所を踏まれるという、わかりやすく上下関係を示す行為に、シャルティアは屈辱や喜びがごちゃ混ぜになった気持ちを抱いた。
しかし、あと数センチと言うところで、コンコンとドアをノックする音が響く。
レオンは「入るが良い」と入室を許可した。
入って来たのはラナーであった。
彼女は無様な姿を晒しているシャルティアを視界に収めると「まあ」とワザとらしく驚いた様な声を出した。
「こんにちはシャルティアさん。はしたない格好をされていますね」
「ら、ラナー…見世物ではないでありんすよ…」
「いえいえ。謙遜する事はありませんよ。とっても
「グッ……これはレオン様が…」
「あら?お兄様の所為にするのですか?」
「くっ………腹黒が」
「ふふっ」
2人はレオンを無視して睨み合う。
彼は、シャルティアを踏みかけていた脚を除けると椅子に腰掛け、その様子をニヤニヤと眺め始めた。
彼女達の仲が悪いのには勿論理由がある。
それはシャルティアとラナーが初めて会った日の事だ。
レオンから基本的に自由を認められていたシャルティアは、女官から女騎士に至るまで城内の女を襲いまくっていた。
その被害にラナーもあってしまったのである。
廊下でシャルティアに遭遇した彼女は、お付きの少年騎士が見守る中ドレスを脱がされ、無理やり犯された。
女性器同士を擦り付け合うという未知の愛撫の餌食になった彼女は、クライムの目を気にする余裕もなく何度もイかされ、失禁する姿を晒すという辱めを受けたのだ。
レオン相手ならまだ納得出来たが、彼の奴隷の様な女に受けた屈辱にラナーは不快感を抑え切れなかった。
何より同性に抱かれてはしたなく粗相をした事実と、それを見てクライムが一物を大きくさせていた事が許せない。
あの時の彼は間違いなくラナーとシャルティアの2人の絡みに見惚れていたのだ。
他の女の裸が、愛する彼を興奮させる要因になったのである。
それからラナーはシャルティアへの仕返しを始めた。
本当は殺すつもりだったが、それはレオンが許さなかった為、徹底的にそのプライドを折りに行った。
レオンから一時的にシャルティアの命令権を得て、自分の脚を舐めさせたり、お尻の穴に白旗を刺した状態で廊下に放置したりである。
そんな事を続けた結果、今のような関係になってしまったのである。
ラナーは秘部を晒すシャルティアが命令によって動けないのだと即座に悟ると、ニコっと心からの笑みを浮かべた。
「シャルティアさん、お兄様の代わりに私が
「は、はあ!?おんしには用はないでありんす!とっとと失せなんし!」
「えー遠慮しなくても良いですのに。お兄様、如何ですか?」
レオンが面白がって認める事を確信しながらラナーは確認する。
案の定、彼は「好きにして良いぞ」と許可を出した。
「レ、レオン様! 私を気持ち良くしてくれるって、さっき…っ!」
「
「そんなぁ……」
「ふふっ。それでは始めますね」
ラナーは靴を脱いで裸足になると、シャルティアの陰部を踏みつけた。
ザラザラとした感触と、ヌメッとした湿り気を足の裏に感じる。
脚を小さく動かすと陰毛と愛液が音を発し始めた。
———ジャリッ……ジャリ…
———チャッ……ピチャッ…
静かな室内に響く卑猥な音に、シャルティアの顔は真っ赤に染まる。
それは羞恥心は勿論、屈辱の所為でもあった。
その証拠に彼女の目はラナーを射殺しそうな勢いで睨んでいる。
しかし、それでも命令に逆らう事は出来ずに、身動きせず秘部を差し出す様な格好を維持していた。
「なんだかネチャネチャしていて気持ち悪いですね」
「んっ…ならばとっととレオン様と代わるでありんす!」
「お兄様にこんな不快な事させられませんわ。さあ、次はどうすればいいのですか?」
「死ね!女狐が—————フンッ。大体忘れたでありんすか?その気持ち悪い場所でオマンコを擦られて、あんあんイキまくった挙句、おしっこを漏らした事を」
「あ、すみません。脚が滑ります。えいっ」
「んあっっ……こ、この小娘が……ぶっ殺す!!!!」
2人のやり取りをレオンは大笑いしながら見守った。
そして数分後、シャルティアがラナーの足で絶頂させられるのを見届けると、立ち上がってラナーの肩を叩いた。
「なかなか面白い見世物だったぞ、ラナー」
「ふふっ。ありがとうございますお兄様」
「うむ。では今度は攻守を交代してみようか」
「へ?」
「『寝転がってシャルティアと同じ体勢になれ』」
「なっ…お、お兄様…やめてっ…」
脚を広げた所為でドレスが盛大に捲れ上がり、黒い下着が丸見えになる。
そこに、命令を解除されて自由の身になったシャルティアが立ち上がり、ニヤニヤと嗤いながらその姿を見下ろした。
「おんやぁ…? 随分と素敵な格好をしていんすねぇ?ラナー」
「………ありがとうございます」
「もしかして私の真似でありんすか? それにしては余計な物が多い様だけど。ふふっ。私が手伝ってあげる」
現在のレオンのお気に入りがシャルティアである為、自分が辱めを受ける可能性は低いと見越していたラナーだったが、男のエロに対する考えはまだまだ理解出来ていないとしか言いようがなかった。
ドSの王女様が、苛めていた女から立場を逆転されてやり返される展開なんて男の大好物である。
パパッとドレスを脱がされ、最後に残った下着も膝まで下されたラナーは、先程までのシャルティアと同じ格好になった。
笑顔を貼り付けて感情を見せない様にしているラナーだったが、その頬は僅かに紅くなっている。
「あらぁ? オマンコがびしょ濡れでありんすねぇ。私の裸体を見て興奮していたのかしら?」
「……そうですね。とてもエッチでしたから」
「フッ。そうやって笑顔で肯定して、羞恥心を隠しているつもり? 感情を完全にコントロール出来る御方や、表情の全く変わらないメイド達を見続けてきた私には貴女の拙い演技なんて意味ないでありんす」
そう言ってシャルティアは、長い舌を伸ばしてラナーの身体を舐め始めた。
胸の先端を舌先で転がして、あっという間に硬く起立させる。
それにヨダレを塗りたくってやると、とても卑猥な姿になった。
シャルティアはその2つの蕾を指で摘むと、擦って刺激し始めた。
舌は尚も淫らに身体を這わせて行き、ラナーの顔まで到達した。
頬、耳、鼻と次々と舐めて行き、最後に唇へと近付ける。
そして啄ばむ様にチュッとキスをすると、ラナーの口から「あっ」と甘い声が漏れた。
「んん♪美味しい。すっかり発情してるでありんすね。唇が物欲しそうに開いていんす」
「なっ…」
無意識だった様で、慌てて口を閉じるラナー。
シャルティアはそこにもう一度顔を近付け、数秒の短いキスをする。
糸を引いて離れるシャルティアの唇をボーッと見つめるラナー。
それを彼女はクスクスと笑う。
「お願いしてみなさい。そしたらまたキスしてあげるわ」
シャルティアのその誘惑に、ぽわっとした頭でラナーは考えると直ぐに屈する事にした。
「…キスしてください」
「そんなに気持ち良かったでありんすか?私のキスは」
「…はい、とても」
「くふふっ。なら仕方ないでありんす」
2人の唇が重ねられる。
積極的に舌を絡めるシャルティアに、ラナーも拙いながらも応えていく。
チュッチュッ…と卑猥な音を立てる彼女達の姿に、レオンの股間も硬くなってくる。
それでも麗しい少女達の絡み合いを邪魔しようとはせず、近くにいたメイド達に奉仕させ始めた。
「んあっっ♡」
シャルティアの指が下半身に伸ばされると、ラナーは大きな嬌声を発し、身体を跳ねさせた。
「おやおや。股の間が洪水になっていんす。指もベトベトで
「……すみません」
先程の自分と同じ台詞を返されて内心苛立ちを抱くラナー。
今の愛撫で軽くイった彼女は少し冷静さを取り戻していた。
このままでは初めて会った時の二の舞になる。
しかし、両手は開いた自分の脚を固定しており、自由に動かせなかった。
「小ちゃなお豆、見つけたでたりんす」
ラナーの陰部に標的を移したシャルティアは、彼女の恥芽を剥き出しにし、ペロペロと舐め始めた。
数秒もしない内に性感を高められ、あっという間に絶頂を迎える。
ビクビクと震えるラナーは、目を潤ませながらシャルティアを見つめた。
「シャルティアさん…先程はすみませんでした…」
「んん?何のことでありんす?」
「貴女の濡れたアソコを「気持ち悪い」と言ったことです」
「ああ、あれね。ふーん謝るの」
「はい。今はもう気持ち悪いとは思いません」
「へぇ…」
シャルティアはラナーが本心から言っていない事には気付いた。
自分の機嫌を取ろうとでもしているのだろうと。
しかし、面白い事を思い付き、その謝罪を受け入れる事にした。
「ラナー。許してあげる。だから——私のオマンコを舐めるでありんす」
形だけの謝罪でやり過ごそうとした罰である。
シャルティアはラナーの顔に自分の秘部を近付けた。
そして自分もラナーの秘部に顔を近付け、シックスナインの体勢にする。
「さあ、舐め合いんしょう」
ラナーの割れ目に舌を這わせるシャルティア。
膣や尿道まで舐め回し、溢れる愛液を味わっていく。
それによって与えられる快感に耐えながら、ラナーは目の前に晒されたシャルティアの恥部へとゆっくりと舌を伸ばした。
………………チュッ…
「へ?…んあっ、や、やめっ…ああああああああっっ!!!」
一瞬の出来事だった。
ラナーの舌の動きはあっという間にシャルティアを絶頂させた。
彼女は逃れる事も出来ずに刺激を与えられ続け、痙攣を繰り返す。
その隙にラナーはレオンに声を掛けた。
「お兄様。これではフェアではありませんわ。私への命令を解いて下さい」
予想外の展開に目を白黒させていたレオンだったが、妹の言葉を受けて「ラナー自由にして良い」と命令を上書きする。
その方が面白くなると判断した為に。
両手両足の自由を取り戻したラナーは、尚も絶頂の余韻に震えるシャルティアの下から抜け出すと、彼女の上に座り指で愛撫を始めた。
「あっ、あっ、うあっ、イ、イクゥっ!!!!」
2度目の絶頂を迎え、失禁しながら倒れ込むシャルティア。
ラナーはそこに追撃し、3度4度と絶頂させていく。
そして数分後にはシャルティアは意識を失い、ラナーのリベンジがなったのであった。
「驚いたぞラナー。どういうカラクリだ?」
「一度身を持って体験した事を即座に真似出来るくらいには私は優秀なんですよ、お兄様」
「どういう事だ?」
「シャルティアさんのお口での愛撫や、お兄様の指使いを私も出来る、という事です」
そう言って笑う妹に、レオンは彼女の天才性が知性だけではない事を知ったのであった。
せっかく生かしたカイレ様を邪魔だからと結局殺してしまった。
クレマンティーヌとの遭遇も唐突感ありますが、タイミング的にまだ居てもおかしくないですので、ね?