別に読み直す必要はないです。
竿役がメイドに変わってるだけですので。
『ねえクライム』
『何でしょうかラナー様』
『もしお兄様に汚されても私を見捨てないでくれる?』
『当然です!私は何があってもラナー様の騎士でございます!』
『そう——良かったわ』
そんな会話があった事をクライムはもう遠い昔の様に感じていた。
レオンの部屋でラナーの痴態を目撃したあの日から、毎日の様に兄王子に呼び出されている主人を、ただ見守る事しか出来ない自分は何の為に彼女の騎士をしているのだろうか。
いや『見守る』などと言う言葉を使うことすら烏滸がましいか。
自分は主人の羞恥心や苦しみを高める為の道具としてレオンに利用されているのだから。
レオンの肉棒に口淫で奉仕する時にも、彼の指ではしたなく乱れている時にもラナーはクライムに言っていた。
『お願い……見ないで』と。
「やめて」でも「助けて」でもなく『見ないで』。
1番にその言葉が出て来るほどに自分に見られる事はラナーにとって耐え難い苦痛なのだろう。
しかし、それを理解しているあの性格の悪い王子は、情事の際にクライムを常に同席させ、時にはすぐ側での観察を強要してきた。
少し前まで、妄想の中でしか見た事のなかったラナーの裸を、今のクライムは隅々まで知っている。
胸の頂きにある乳首の色から下の毛の生え具合、その奥に隠れた恥豆の大きさは勿論、どう触れれば彼女が悦び蜜を垂らすのか、達する時にどんな声を出すのかまで全てを知ってしまった。
それでありながら、レオンのいない時にはこれまでと同様明るく振る舞おうとする健気な主人は、正直、直視する事が出来ない程痛々しかった。
いや、彼女の変わらない姿にそんな感情を抱いてしまうと言うことは、変わってしまったのは彼女を見る自分の目の方なのだろう。
今も変わらず無垢で優しいままの彼女を、クライムは『性に堕ちる憐れな王女』としか思えないのだから。
☆
——ただ待機して見ていろ。
それがクライムがこの巫山戯たショーが始まる前にレオンより下された命令である。
彼の前では
一歩離れた位置にいるクライムには、男達の視線が彼女のある一点に集中しているのがわかり、激しい怒りの感情が湧き上がる。
「なんとも柔らかそうな恥毛だな。一瞬でも良いから触ってみたいものだ」
「ですな。天使の如きラナー王女にもしっかり生えているとは。これは良い物を見ました」
「いや、それよりも、はしたなくヨダレを垂らしている割れ目だろう」
「その通り!ほら見たまえ。今も儂等を誘う様にプルプル震えておる」
「あの柔らかそうなオマンコに俺の一物を咥えさせてやりたいわい」
好き放題にラナーの秘部について評価をし始める貴族達。
彼等の声は当然ラナー本人にも聞こえている。
レオン以外から初めて注がれる欲望に染まった視線に、このか弱い王女は肩を震わせ必死に顔を隠そうとしていた。
他の令嬢達も同様である。
「肌を見せるのは伴侶となる男性にだけ」だと教えられて来た彼女達にとって、この残酷な仕打ちはとても許容出来る物ではなかった。
涙を流し、顔をうつむかせて必死に堪える彼女達にクライムは同情する。
しかし同時に、どうしても抱いてしまう思いがあった。
———なぜ、愛するラナー王女が他の令嬢と並べられて辱めを受けなければならないのか
と言うものである。
ラナーの陰毛と隣の令嬢の陰毛を見比べて「ラナー王女の毛は少し薄い様だな」とニヤつく太った中年貴族がいた。
全員の姿を見渡し「何とも壮観な眺めだ」と、あろう事かラナーを景色の一部、7人のうちの1人として捉えている愚かな老貴族がいた。
「全員の穴を順番に犯せたら死んでもいい」とのたまう生きる価値のない若い貴族がいた。
この国で最高の女性であるラナー王女を、この人達は何だと思っているのだろうか、とクライムは強い憤りを感じていた。
レオン王子が決めた以上、ラナーの処女喪失は確定している。
しかし、せめて彼女の初めてはもっと特別視されながら散らされるべきではないのか。
これではラナーは他の令嬢達と同様、憐れな7人の内の1人に成り果ててしまう。
自分が決して手に入れる事が出来ないラナーの身体は、レオンにとってはもしかすると大した価値のない物に過ぎないのではないか。
クライムのその疑念を肯定する様に、レオンはラナーから離れるとメイド達に押さえられた令嬢達の下半身へと手を伸ばした。
端から順番に令嬢達の陰毛を撫でていくレオンは、全員の毛を触り終わると、今度は彼女達の割れ目をなぞっていく。
両手で2人を同時に愛撫して行った彼は、最後に黒髪の令嬢とラナーの肉壺に指を当て、激しく振動させる。
《黄金の姫》として特別視していたラナーが、他の令嬢と共に「クチュクチュ」と卑猥な音を響かせながら果てる姿を見てクライムは彼女に抱いていた幻想が砕ける音を聞いた。
色眼鏡を無くして見れば彼女も他の令嬢と変わらない1人の少女に過ぎないと言うことをクライムは今更ながら認識したのだった。
「よし。皆よく濡れているな。見た所処女ばかりの様だがこれなら問題なく入るだろ」
レオンは愛液で濡れた指をラナーのスカートで拭うと、ラナーの後ろに控えていたクライムを呼ぶ。
「クライム。俺の代わりにラナーのスカートを押さえていろ」
「わ、わかりました」
驚きながら主人に近づくと、落ちかけていたスカートを掴み、少し上に引っ張る。
レオンに命令されたからとは言え、触れる事さえ恐れ多く感じていたラナーの身体に密着し、そのスカートを捲っている状況にも特に抵抗を覚える事はなかった。
会場全体のラナー達7人を軽視する空気にいつの間にかクライムも当てられてしまった様だった。
僅かに震える小さな少女は、背後を振り返り「…クライム?」と弱々しく彼の名前を呼ぶ。
「すみませんラナー様。命令…ですので」
「う、うん。わかっているから気にしないで」
「はい…すみません」
「…いいのよ。嫌な役させてごめんなさい」
こんな状況にありながら、クライムを気にかける優しい王女は彼の胸板に寄りかかる様に背中を預ける。
自分への信頼を示すその行動に、嬉しさを感じるクライムだが、その股間は大きく膨らんでおり、結果的にラナーの小さなお尻に、その肉棒を押し付ける形になってしまった。
更に、密着した事で肩越しに彼女の晒された下半身を見ることが出来るようになった。
上から見下ろす事で立体的に見える茂みには、愛液の雫が付着しており、一層卑猥に見える。
角度的にその下の恥裂こそ見えなかったが、足首まで下げられた下着の内側が目に入り、一物を更に硬くする。
幸い鎧か何かと思っているらしいラナーは、何の反応も示さず、それを良いことにクライムは彼女のお尻に一物を押し込んで密かに征服感を得ていた。
☆
「脚を開いて腰を突き出すが良い」
それが次にレオンが発した命令だった。
しかし、誰1人と自発的にその様なポーズをしようとする令嬢はいない。
そこで、あるメイドが嫌がる令嬢の太ももを掴み、無理矢理開かせた。
それを皮切りにメイド達は、淡々と令嬢達の脚を開かせていく。
そして、直ぐにラナーを除く6人の娘達はガニ股で自らの秘部を見せ付ける様な格好を強要されてしまった。
「ラナー様…脚を」
「…ご、ごめんなさい、クライム。…あんな格好出来ないわ」
「みんながラナー様を待っています」
「ううっ……」
イヤイヤと首を振って拒否するラナーを、会場にいる全員が注目していた。
そして、彼女が言われた態勢を取る気が無いことがわかると、その背後に立つクライムへと「お前が開かせろ」という無言の圧力を送り始める。
視界の端で苛立った様にラナーを眺めるレオンを捉えると、クライムは覚悟を決めてラナーの下半身へと手を伸ばした。
「失礼しますラナー様」
「あっ、ダメ…」
ラナーの弱々しい抵抗を無視して、彼女の閉じられた太ももの間に手を差し込む。
スベスベとした肌は、割れ目から流れて来た愛液で濡れており、クライムの手を汚した。
クライムが手に力を入れてやるとラナーの脚は少しずつ開いていく。
そして、脚を肩幅まで開かせるとドレス越しに臀部を押して、ラナーに腰を突き出す様な態勢を取らせる。
「これでお前達の処女も見納めだ。最後に中まで良く見てもらえ」というレオンの言葉を受けて、クライムは指をラナーの割れ目へと持っていき、緊張しながら触れた。
そして、ピタリと閉じられた恥肉を優しく花開かせていった。
小さな豆やヨダレを垂らす雌の穴などが観客の目に触れる。
他の令嬢達もメイドの指によってその花園を暴かれていた。
レオンはその景色を堪能すると、ズボンから一物を取り出し、メイド達に「ケツをこちらに向けさせろ」と命令をする。
その通りの態勢を取らされ、尻を並べさせられた令嬢達は隠すことも出来ずに2つの穴を観客に晒していた。
レオンはラナーから最も離れた位置にいた令嬢に近づくと後ろから彼女の肉壺に一物を挿入する。
痛み故かそれとも純潔を奪われた悲しみ故か涙を流す彼女だが、それを一切気にかけることもせず、自分本意に腰を振るレオン。
しばらくして初めての絶頂を味わった彼女は、その場に崩れ落ちた。
それをつまらなさそうに眺めたレオンは、直ぐに隣の令嬢へと目標を定めた。
☆
「ぁぁぁぁぁあああ!!嫌ぁぁぁぁぁ!!」
「あまり叫ぶな、煩いぞ」
「んんんんっ〜〜〜!!!!」
隣でルーラが犯されていた。
いつもの大人びた雰囲気など影もなく、小さな子供の様に泣き叫ぶ親友の姿にミリアの震えは今日最高潮に達する。
上半身をメイドの脇に固定され、ドレスの捲れた無防備な下半身を多くの人間に見られている事など今の彼女には気にする余裕もなかった。
ルーラが終われば自分の番だ。
もうすぐ自分は大勢の前で傷物にされてしまう。
その恐怖が彼女の心を満たしていた。
「次はお前か」
そして遂に、王子はミリアの尻の前に移動してきた。
隣に視線を移すと、白濁の液体を大切な場所から流しながら嗚咽をこぼす親友の姿が目に入る。
それが未来の自分の姿だと悟ると、自然と目から涙が溢れ出す。
「いや…いやだよぉ…」
「おい力を抜け」
「お父様ぁ……」
「たくっ…」
レオンは面倒くさそうに彼女の秘部を刺激し、性感を高めてやると、その後ゆっくりと一物を押し込んでいき、腰を振り始めた。
☆
クライムの腰に抱き着く形で白いお尻を突き出したラナーは、背後に立った兄王子に身体を硬くする。
6人の令嬢達を犯した筈のレオンの肉棒は、未だ大きくそそり立っており、彼の身体の動きに合わせてラナーの臀部を叩いた。
「さて、前座は終わりだ!諸君!これよりラナーの処女を貫通する」
レオンは先ず、ラナーの臀部を鷲掴みにすると観客に見せつける様に割り開いた。
そして、僅かに開いた割れ目に指を入れて具合を確かめる。
クライムの腹に顔を押し付け、漏れ出る甘い声を必死に殺そうとするラナー。
しかし次第に激しさを増すレオンの指攻めに屈し、すぐに喘ぎ声を我慢できなくなってしまった。
自分に抱き着きエッチな声を出すラナーを、クライムは複雑な表情で見守る。
彼の中にあるのは特等席で彼女の顔を見る事の出来る喜びと、喘がせているのが自分ではないという悔しさであった。
しばらくして、ビクンビクンと腹に伝わる振動から、主人がイカされた事を知った彼は、不敬と理解しながらもラナーの頬に手を添えて、彼女の顔を上げさせた。
上目遣いで自分を見上げ、力無く微笑むその顔が、誰にも穢されていない彼女の最後の顔になる。
頬を流れ落ちる涙を拭う時間さえ惜しんで、クライムはその顔を脳裏に刻み込む。
「ラナー様…ずっと…ずっと…お慕い申し上げております」
「…わたしもよ…クライム…」
ドンっという衝撃と共に一瞬顔を歪めたラナーを見て、彼女の大切なモノが永遠に失われた事を知ったクライムは、前で繰り広げられる地獄を見ない様に目を閉じた。
その後、しばらくの間、激しく揺れる彼女の身体を支えながら、悲しみに包まれた嘆声を聴き続けた。
純潔を失ったラナーはレオンにより抱え上げられ、再度観客によく見える態勢で犯された。
そして、膣内にたっぷりと精液を注ぎ込まれると、会場中から女になった事を祝福されたのだった。
注)演技です。