※この作品はR-18です。

穢される黄金姫   作:黒糖バス

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ギルドでの屈辱

 ラナー懐妊の情報は数日後には王都中に知れ渡った。

 

 しかしその相手が実の兄であるレオン王子と言うことも公然の秘密として知られている為、国民達は祝って良いのか分からずなんとも気まずい空気に包まれていた。

 

 大通りでは至る所で人々がその話をしている。

 それを聞き顔を歪めるのはラナーの親友を自負しているラキュースである。

 

 あの色欲王子の事は知っているつもりだったが、まさか妹に手を出すほどの下郎であるとは思わなかった。

 

 彼女は冒険者ギルドに辿り着くと、半ば蒼の薔薇の特等席と化している壁際のテーブルに足を向けた。

 途中、例の噂をしている冒険者達の話が耳に入ってくる。

 

「あのラナー王女を孕ませるとか夢だよなぁ」

「可愛い声で啼くんだろうよ」

「へへへ。あのお姫様が兄貴に犯されてたって想像するだけでヌケるぜ」

 

 あの子の苦しみも知らないで、とその男達を睨んでしまう。

 テーブルに座ってラキュースを待っていたイビルアイは、彼女のその様子を見て注意する。

 

「おいラキュース。気持ちは分かるがそんな顔をするんじゃない」

「イビルアイ…」

「兄妹で子を作る王族など私でさえ初めて聞いた。ああいう下世話な話はしばらく続くだろう」

 

 200年以上生きるイビルアイでさえ、例の王子は信じられない存在であった。

 

「しかし、あの男がここまで節操がなかったとはな」

 

 以前、衆人環視の中、受けた辱めをイビルアイは思い出す。

 

 あの日以来、蒼の薔薇に対して下卑た視線を向ける男が増えた。

 最高位の冒険者が揃って男に下着を差し出し、内1人は抵抗も出来ずにイかされたのだ。

 

 女が自分より上に立つ事に不満を持っていた者達や、強い女が屈服する姿に性的興奮を覚える輩にとっては、愉快極まりない出来事だったらしい。

 

 あの場にいた冒険者達は今も面白おかしく蒼の薔薇が如何に無様を晒したかを語っている。

 

「ねぇイビルアイ。私、ラナーに会いに行こうと思うのだけど」

「やめておけ。あの男に会えばお前まであの王女と同じ運命を辿る事になるぞ」

「そ、それは…」

「正直、私は王都に留まる事自体危険だと思っているくらいだ」

 

 それはイビルアイの本心だ。

 レオンがその気になれば、自分達はなす術もなく以前の様な屈辱を受ける事になる。

 

 前回は彼が「冒険者の下着を見る」という目的に固執していたお陰であの程度で済んだが、アレはかなり幸運な事だったと後から知った。

 レオンに目を付けられて犯されなかった者など全体の1割にも満たないらしい。

 

 しかし、それ以上に危機感を覚える理由が他にあった。

 それは、イビルアイの顔を見られてしまった、という事である。

 

 血の様に紅い瞳と白過ぎる肌は見る者が見れば一瞬で吸血鬼の特徴だと見抜ける事だろう。

 もしそれが露見すれば蒼の薔薇は英雄から一転、人類の裏切り者へと成り下がってしまう。

 

「…そうね。王都を離れるかどうかはまた皆で話し合いましょう」

「了解した」

 

 重要な事は全員で決める。

 それが蒼薔薇の方針だと思い出し、確かに2人でする話ではなかった、とイビルアイはそれ以上は言わなかった。

 

「……それにしても2人共遅いわね」

「王女の状況を探りに行っているのだったか」

「ええ。やっぱり私が直接会いに行った方が良かったかしら」

「それは危険だと今言ったばかりだろう。アイツらなら問題なく情報を持ち帰るさ。もう少し待て」

「そうね。少し焦り過ぎてたかもしれないわ」

 

 リーダー失格ね、とラキュースは苦笑いする。

 いつも頼りにしているガガーランが、個別の依頼でしばらく王都を離れている中耳に入ってきた今回の情報である。

 ラキュースは少しどころでは無く余裕がなかった。

 

 それを年長者として見抜いていたイビルアイは、彼女の焦りを取り除こうと話題を変える。

 しかし、いっこうに現れる様子のない仲間の双子に、ラキュースの表情は晴れる事はなかった。

 

 

 ギルドの入り口から新たな来訪者があったのは、ラキュース達が話し始めて30分程した頃だった。

 

 最初、特に気にする事なく会話を続けていた彼女達だったが、ざわつき始めた周囲の人間に釣られてそちらに目を向けた。

 

「なっ!」

「やあラキュース。それにイビルアイ」

「殿下…何故ここにっ!」

 

 そこにいた男、レオンはニヤリと笑いながらラキュース達のテーブルに歩いてくる。

 

「お前達に用があってな。わざわざ足を運んでやったんだ感謝するが良い」

「……私達に何の用だ」

 

 仮面の下で思い切り睨みつけながらイビルアイは訊ねる。

 それにレオンは、彼女の仮面を指さして答えた。

 

「イビルアイ。お前のその仮面の下についてだ」

「!」

「俺個人としてはお前が何であろうと構わなかったんだ。だが、最近同盟を結んだ者達がお前の様な存在に敏感でな。俺の国でのさばらせていると知られるのは不味いんだ」

「同盟…?…それでお前は私をどうするつもりなんだ?」

 

 咄嗟に反応出来る様に身構えながら、イビルアイは返答を待つ。

 

 この王子が同盟相手に気を遣う事がそもそも違和感があるが、イビルアイの種族———吸血鬼に敏感な国と言われて思い浮かぶのはスレイン法国だ。

 

 あの国は人間至上主義を掲げ、異種族であれば子供であろうと容赦なく殺す非道な集団だ。

 もしレオンの同盟相手が()の国ならば答えは一つだろう。

 

「特に恨みはないが殺すしかないだろうな」

 

 軽い調子で述べられたその台詞に、ラキュースとイビルアイは揃って身体を固くする。

 想像していた最悪の事態だった。

 イビルアイはチラリとラキュースに目をやり、自分の取るべき選択を考える。

 

 そして直ぐに結論を下すと、戦闘態勢を解き大きく息を吐いた。

 

「…わかった。私を好きにしろ」

「イビルアイ何を言っているの!」

(いさぎい)いじゃないか。こちらとしても楽で助かる」

「ただし条件がある」

「……言ってみるが良い」

 

 面白そうに笑ったレオンは顎で続きを促す。

 

「仲間達は何の罪にも問わないで欲しい」

「イビルアイ…貴女…っ!」

「ラキュース分かってくれ」

 

 こんな事になるなら顔を見られた時に直ぐにでも王都を離れていれば良かった。そうイビルアイは後悔する。

 

 ここで下手に抵抗しても仲間に迷惑が掛かるだけだ。

 大人しく(くだ)る事で、ラキュース達に被害が及ぶのは避けようと彼女は考えた。

 

 しかし、次にレオンか発した言葉はそんな思惑を一切無視するものであった。

 

「化け物と知りながら、それを討伐するでもなく、兵士に伝えるでもなく、あろう事か仲間として行動を共にしていたんだ。罪に問わない訳がないだろ。蒼の薔薇は全員同罪だ」

「なっ!頼む!私は殺してくれても構わないんだ!」

「やめてイビルアイ!殿下もイビルアイが人類の脅威になる様な存在ではない事がわかっている筈です!」

 

 それぞれ仲間の為にレオンに懇願する彼女達に、彼は「困った」という風に頭をかく。

 

「そう言われてもだな、同盟相手が納得しないんだからどうしようもないだろ?」

「そんな……」

 

 俺は何とかしてやりたいんだがな、と意地悪そうな顔をするレオン。

 しかし、ふと思いついた様に「あっ」と声をあげると2人に向かって笑いかけた。

 

「いいこと思いついたぞ。ラキュース。お前がイビルアイを殺せば、他の蒼の薔薇の罪は問われんだろ?」

「!!」

 

 普段、色欲王子と呼ばれ、毎日の様に女性を犯している為忘れがちだが、レオンの趣味は「人の嫌がることをする」事だ。

 本気で言った訳ではないが「仲間を殺せ」と言われて絶望した顔をするラキュースは、彼にはとても嗜虐心を唆られた。

 

「私が…イビルアイを…殺す、ですって?」

「ああ、そうだ」

「よくも…よくも言えたモノね!!!」

 

 瞬間、ラキュースは装備していた魔剣をレオンに向けて射出する。

 仲間が殺されるのを許容出来るはずのない彼女には、最初からこうする他選択肢はなかった。

 

 もしこれで他の仲間達も「王子を攻撃した一味」として追われる様な事があれば、皆で帝国に逃げればいい。

 それに不満を持つ様な仲間ではないのは明らかだ。

 

 魔剣を喰らい、派手に吹き飛んだレオンを見てイビルアイは舌打ちする。

 

「ああ、もう!ラキュースお前はリーダー失格だ!このバカ娘!」

「ふんっ。仲間を見捨てる様なリーダーなんてごめんだわ」

「ちっ。こうなったら仕方ないな。呉々(くれぐれ)も殺すなよ」

「分かってるわ!ティナとティアが来るまで粘ったら一緒に逃げるわよ!」

 

 覚悟を決めたイビルアイも、発現させた水晶の槍をレオンに飛ばす。

 しかし、魔剣を受けても平気な様子で起き上がった彼は、飛んで来た水晶を右手で殴って砕いた。

 

 突然始まった《最高位冒険者》と《王国最強》の殺し合いを、その場にいた冒険者達は床に這いつくばって見守る事しか出来なかった。

 

「たくっ。冗談だったのにいきなり攻撃してくるんじゃねぇよ」

「言ってはいけない冗談もあるのよ」

「そうかよ。蒼の薔薇は皆そうだな」

「………どういう意味かしら?」

「これ、わかるか?」

 

 レオンは懐から二本のクナイを取り出した。

 

「それっ…あの子達の…っ!」

「城に忍び込んでるのを見つけてな。お前に言ったのと同じ事を言ったら攻撃して来たぜ」

「……あの子達をどうしたのかしら」

 

 ラキュースは殺気を放ちながらレオンに問いかける。

 

「殺してはいない。殴って犯してボロ雑巾みたいになってるけどな」

 

 レオンがそう答えた瞬間、ラキュースは一気に斬りかかった。

 それに合わせてイビルアイも魔法を発動させる。

 

「遅えよ」

 

 しかし、目で追えないスピードで動いたレオンの蹴りによって、2人は瞬く間に床に沈められてしまった。

 

「ゲホッゲホッ…」

「グッ…私以上…だと…?…グハッ」

 

 腹部を押さえて立てないでいるラキュースを放って、イビルアイに近付いたレオンは彼女の頭を踏みつけて床に叩きつけた。

 

「これが法国の秘宝か。凄まじい効果だ」

 

 レオンは法国と同盟を結ぶにあたって、いくつかの秘宝を譲り受けていた。

 今身に付けている指輪は、装備者のスピードを増幅させる効果があった。

 

 彼は更に首輪型のアイテムを取り出すと、踏み付けていたイビルアイの首に装着した。

 

「…っ…何をした貴様…!」

「イビルアイ。立て」

「なっ……」

 

 命令に従い勝手に立ち上がる身体に驚きの声を漏らすイビルアイ。

 彼女の首に着けられたアイテムには《支配/ドミネート》の効果が込められていた。

 

 アイテムの効果を確認したレオンは、床に伏しているラキュースにも同じ物を装着した。そしてイビルアイの隣に立つ様に命令する。

 

「良かったな首輪がちゃんと効いて。これで殺さなくても済む」

 

 レオンの顔は最高のオモチャが手に入った事でとても愉しそうに歪んでいた。

 

 

 ——-クチュ…クチュ…クチュクチュ…

 

 冒険者ギルドの中には2つの水音が響いていた。

 発生源にはテーブルの上に座り、自らの秘部に指を這わせる2人の女性がいた。

 勿論ラキュースとイビルアイである。

 

 下半身は既に裸にされており、M字に開かれた脚の奥にある濡れた恥裂が良く見えていた。

 ギルドにいる冒険者達は野次を飛ばしながらその光景を眺めていた。

 

「ラキュースさーん!野郎に見られながらのオナニーは気持ちいいかい?」

「ケツの穴がヒクヒクしてるぜ!」

「イビルアイの嬢ちゃんパイパンだったのか。こりゃマジでガキか?」

「ガキでもあんだけ濡らしてりゃ俺の肉棒だって咥えられそうだぜ」

「くくく。それ、ギルドマスターに見せてアダマンタイトまで上り詰めたんじゃねえか?」

「違えねぇ!」

 

 好き放題に言われ、悔しげに睨み付けるラキュースだが、その手の動きが止まることは無い。

 何故なら《支配/ドミネート》によってオナニーを強制されているからだ。

 

 女だけのチームにも関わらず、自分達より高いランクにある蒼の薔薇を快く思っていなかった男達はここぞとばかりに2人の痴態を笑い、蔑める。

 

 しばらくして2人仲良く絶頂を迎えた彼女達に、冒険者達は今日一番の盛り上がりを見せた。

 

「はぁ…はぁ…くっ、下衆共が……」

「はっはっは!イビルアイちゃん!ビクンビクンとオマンコ震えさせながら言っても無様なだけだぜ!」

「んっ……貴方達…恥を知りなさいっ!」

「クリトリス勃たせてる女の言う台詞じゃあねぇなラキュースさんよ!」

 

 レオンは笑い者にされて頬を染めるラキュースに近付いた。

 そして美しく茂る陰毛を撫でると、その下にある陰核へと指を伸ばした。

 

「あうっっ!!」

 

 膨らんで充血したソレ(・・)を触られ、ビクッと身体を震わしたラキュースは、無防備に晒した一番弱い部分をレオンに摘まれてしまった。

 続いてイビルアイのクリトリスも剥き出しにして摘んだレオンは、指で擦る様に刺激を与え始めた。

 

「あっ、あっ、あっダメっ…で、でんかっ…んんっ」

「やっ…やめ、ろっ…んああっ、あああっっ、…!」

 

 我慢出来ずに甘い声を出す2人は、無力な少女そのものであり、とても英雄と呼ばれる程の強者には見えなかった。

 

 しばらくの間、可愛らしい喘ぎ声で冒険者達を愉しませた2人は、その後レオンにクリトリスを思い切り引っ張られ、無様に失禁を披露する事になった。

 

 

 

 

 ラキュースは自分の性器にキスをする、レオンの剛直をただ見つめることしか出来なかった。

 膣内から溢れた愛液は、接触部を伝って彼の硬いソレをコーティングしていく。

 

 周りでは自分に告白してきた少年や、尊敬の眼差しを向けてくれていた少女、数日前に言い争った男など多くの冒険者達が此方を見ていた。

 

 アダマンタイト級に昇格してから数年。

 少しずつ築き上げてきた信頼やプライドが崩れていく様な感覚を覚える。

 男に抵抗も出来ずに犯される女が、今後どんな顔をして最高位の冒険者を名乗ると言うのか。

 

 そんなのは周りが認めないだろうし、何より自分自身が耐えられないだろう。

 

 「ズニュゥゥゥっ」と膣壁を掻き分けて侵入してきた肉棒に散らされるのは、自分の純潔だけでなく築いて来た全てであろう、とラキュースは思った。

 

 根元まで飲み込まれた一物をレオンが抜き出すと、破瓜の血で赤く濡れた亀頭部分が皆の目に触れる。

 それを見て口笛を吹き、歓声をあげる男達の声を聞き、自分が乙女ではなくなった事をラキュースは理解した。

 

「あ……あぅ…ぁ……っ…うぅぅぅぅ…っ」

 

 レオンが再び肉棒を挿入し、腰を振る度に何かが磨り減って行くのを感じる。

 頬には涙が伝い、口からは嘆きの声が漏れ出してしまう。

 

「ラキュース脚を開け!」

「ぁぅ……はい…っ」

「それと、もっと気持ち良さそうな声を出せないのか?」

「あぁぁ…あんっ♡はぁああああっ、やぁぁ…、んああっ♡」

「よーし。それで腰振ってくれれば文句は無い」

「はぃぃぃいいいっっ♡あんっ、あっ、ああっ、ああああっ♡」

 

 首輪の効果で望まぬ喘ぎ声をあげさせられる。

 レオンの腰に抱きつく様に脚を回し、腰を振る自分は娼婦より卑しく見える事だろう。

 それを理解しながらも動きを止めることの出来ないと言う苦痛に、ラキュースは耐え続けた。

 

 そしてレオンの熱いモノを膣内に注がれるとその場に放られた。

 

 レオンが命令を解除しない所為で、床に転がりながらも脚を開き、腰を振るという痴態を晒すラキュースにギルドは笑いに包まれる。

 

 その後、イビルアイは泣いて許しを乞うまで身体中の穴という穴を犯され、ラキュース同様床に転がされる事になった。

 

 無様な踊りを揃って晒す2人は何度もレオンの肉棒で貫かれ、徹底的にプライドを折られるのであった。

 

 




イビルアイも精神支配出来る傾城傾国の存在価値を奪う首輪については触れないで下さい。

ラナーにはしばらく休んでもらって次回ナザリックに喧嘩売りましょうかね。


以下、意味のないアンケート。

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