しばしの時が経ち。
「ふー、終わった終わった」
背伸びをしながら、アルスは部屋を出る。儀式が完了したのだ。
「いやぁ、今日もいい仕事したー」
誰も居ないところで自画自賛。ただ祈りを捧げるだけ行為に良い悪いがあるのか定かではないが、誰かに自慢している訳でも無いので非難される謂れは無い。
「そろそろ、夕飯の準備も終わったかな?」
るんるん気分で最初に通された客間へと向かう。あの調子ならば、料理の方もかなり期待できそうだ。
――と、その時。
「――――っ」
客間の方から、声が聞こえた。
「うむむん?」
おそらくはサラのもの。しかし、何か声色がおかしいような……?
「何かあったんですかねぇ?」
気になったアルスが部屋に入ろうとするも――何故だろう、扉に鍵がかかっている。
「うーん?」
仕方が無いので、少々不作法だが鍵穴からそっと中を覗き込んでみた。
するとそこには――
「シスター、こちらの食材、細かく切っておいて下さいますか?」
「はい」
――仲良くキッチンに立つ2人の姿が。どうやらまだ調理中だったらしい。
「それが終わったら、こちらの処理を」
「分かり、ました」
ごく普通の料理風景だ。何も変な様子は無い。
「……いや」
アルスは頭を振った。よくよく見れば、おかしい。
2人の距離。あれは近すぎやしないだろうか。肩と肩が触れ合ってしまいかねない程の近さだ。互いに作業の邪魔になってしまうだろう。それに加えて、
「――んぅっ――あ、んんっ――」
シスターの吐息がなんだか艶めかしい。あんな呼吸を人前でするような女性では無かった筈だ。加えて、ただ料理をしているだけなのに妙に身じろぎが多い。
「……くそ、ここからだとよく分かんないな」
もっと詳しく観察しようにも、キッチン台の向こう側に立っているせいで、アルスが見えるのは2人の上半身だけ。これでは状況の把握が困難である。
「あ、そういえば」
この家を見つけた時のことを思い出す。ちょうど今居る場所の反対側――つまりキッチンの裏手側に、勝手口が設けられていたことを。そちらからなら、もっとよく2人が見えるかもしれない。
「善は急げ!」
アルスは忍び足で、その場を後にする。
――目的地にはすぐに着いた。大して離れた場所ではないので、当たり前だが。
「あ、鍵開いてる」
勝手口の方は、閉まっていないようだ。その不用心さを警告すべきかもしれないが、今のアルスにとっては有難い。
「ではでは、と」
静かにドアを開ける。僅かにできた隙間から、そっと中を見てみると――
「――っ!!」
声が出そうになるのをなんとか堪える。それだけ中の光景は衝撃的だったのだ。
キッチンには、サラとラングルの2人が立っている。それは先ほど確認した通りだ。
反対側から見て分かったのは――初老の男が、
そして、空いた片手で隣にいるシスターの
「あ、んっ――はっ――ん、んんっ――」
サラの吐息が聞こえる。いつもお固い彼女が出す、桃色の声が。それと同時に、色っぽく身をくねらせているのだ。
全て、ラングルの手が原因だった。野良仕事でゴツゴツになった手の平が、サラの尻を――大きくてむっちりとした尻を揉みしだいている。
「はぁっ――ん、くっ――ら、ラングル、さんっ――これでは、料理が進まな――」
「いけません、シスター。包丁を持つ手が震えていますぞ」
彼女の身体を支えるように――そうなった原因は彼なのだが――ラングルはさらに間近へ迫る。完全に触れ合っている距離だ。次いで、尻を揉んでいた手が股の間へと背後から滑り込んでいった。
「あ、ああっ――!」
サラの声が大きくなる。それが嬌声であることは、最早疑いようが無い。男の手は彼女の股に収まると、細かく動き出した。
「ああっ――あっ――ああっ――」
「どうしました。料理がまるで進んでいないではないですか」
スカート越しに、秘部を迫られているのだろう。サラは調子そっちのけで悶え始める。余程、ラングルの“弄り”が気持ちいいのか。ラングルは表面上、サラの反応に不服を示すも、当然のごとくその手を止める気配は無い。
「い、いけませんっ――そんなっ――そんな、に、されると――あ、あ、あ、あ、あっ――!」
刺激に耐えかねたのか、シスターがキッチン台に身を乗り出してよがり始めた。
前屈みになることでくいっと尻が突き出され、実にエロい。ラングルにとってより肢体を愉しめる体勢となったことに気づいているのかいないのか。
「いけない? 何がいけないのです? はっきり言って貰えんと分かりませんな」
「あ、あ、あ、あ――私、の――ああ、あ、あ、ああっ――クリトリス、を――はぁ、うぅううっ――こ、擦ら、ないでっ」
「擦る? それは、こういうことですか?」
修道女の言葉に反し、手の動きはさらに激しくなる。途端、シスターが荒々しく喘ぎ出す。
「あ、あ、あ、あ、あっ!――だ、駄目ですっ――あ、あ、あ、ああっ!――こ、このままでは――あ、ああ、あ、ああ、あっ!――イクっ――イってしまいますっ――!」
「はっはっは、いいじゃないですか、果ててしまいなさい。我慢は身体によくありませんからな」
「あっあっあっあっあっあっ――駄目、駄目っ――あっあっあっあっあっ――ソコ、もう、もう、駄目なんですっ――あぁぁぁああああああああああっ!!!!」
ビクビク、とサラの肢体が痙攣した。絶頂、したのだ。
いつも毅然とした態度を崩さない、あの厳格なシスターが。
こんな、ごつい体をした初老の男性の手で。
無理やりにイカされたのである。
「――はぁっ――はぁっ――はぁっ――はぁっ――」
「…………」
肩で息をするシスターと、それをじぃっと眺める男。これで終わり――な訳が無く。
「いけませんなぁ」
「――んんっ!?」
ラングルがサラのスカートを後ろから捲り上げた。現れるのは、黒い下着に覆われた生尻。描く曲線は美しく、プリプリとしたハリの良さがここからでも分かる。むしゃぶりつきたくなる肉感だ。そんな桃尻を、舐めるように見つめてから、
「
「あ、あ、あ――?」
男もまた股間をさらけ出した。歳に見合わぬ、反り返った肉棒がそこにある。その迫力に、サラの眼も釘付けになっていた。
「さぁ、シスター」
今度は両手で尻を揉みだすラングル。10本の指をサラの尻肉に食い込ませ、
「お、おお、なんたる感触! 布越しの時とはまるで違う! 指を跳ね返すような弾力に、スベスベの肌! 凄い尻をお持ちですな!」
「――ん、あっ――そんな、こと、言わないで――」
ひとしきり感嘆した後、男は改めてシスターに問う。彼女の媚肉を堪能しながら。
「それで、どうしてくれるのですかな? 自分の股間は今にもはち切れそうなのですが?」
「――あ、あ、あ――それ、は――貴方の、せいで――あ、あ、あ、あ、あ、あああっ!!?」
悶えながらもサラが質問に答えないと、ラングルは乱暴に尻を叩きだした。
「そんなことを言うのは、この尻か!? この尻なのか!!?」
「い、いや、いやぁぁあああっ!! 痛い、痛い、痛いぃいいいいっ!! あ、あぁぁあああああっ!!!」
スパァン! スパァン!といい音が鳴り響く。かなり思い切り叩かれているようで、修道女の尻はすぐに赤く染まっていった。だが男性の手は休まらない。振り上げた手の平を、思い切り臀部を打ち付ける。
「わ、分かりましたぁっ!! 分かりましたからぁっ!! もう、止めてぇっ!!」
とうとう彼女が白旗を上げた。男はすぐに叩くのを止め、にんまりと嗤う。
「……では、どうするのです、シスター?」
「はぁっ、はぁっ――わ、私の、おまんこ、で――貴方のモノを――鎮めさせて、頂きます」
掠れた声で、しかしはっきりとサラはそう宣言した。自分の女性器の使用権を、ほぼ見ず知らずな男へ譲り渡したのだ。
「はっはっは、貴女のような美しい女性にそんなことを言われるなんて、光栄の極みですぞ。では、失礼して――」
ラングルはサラの黒下着をずり下ろす。テカテカに湿った、鮮やかな色合いの膣口が姿を現した。男はその花弁を入念に観察すると、女の耳元でいやらしげに呟く。
「もうすっかり準備万端ではないですかぁ。好きモノですなぁ、シスターは」
「――う、うぅ」
恥ずかし気に俯くサラ。しかし彼女の女性器は確かに濡れていた。男の言う通り、いつでも雄を受け入れられる状態になっているのである。これまでの責めと尻へのスパンキングに、シスターの敏感な部分は反応してしまったようだ。
「いつまでも見てるばかりではいけません。早速、味わわせて貰いましょうか!」
言うや否やラングルはサラの真後ろに立つと、愚息の先端を膣口に沿える。そのまま後背位の姿勢でゆっくり腰を推し進めていった。
「あっ――あっ――あっ――あぁぁああああっ!!」
挿入に呼応するかのように、サラの口から再度嬌声が溢れ出てきた。一方で男の腰は止まることなく進み続け、とうとう男性器の全てが膣に収まる。
サラの最奥が、アルスではない雄によって蹂躙された瞬間だった。
「おお、おおおおっ!! こいつは凄い! なんてまんこなんだ!? 挿れただけだというのに、早速イチモツを搾り始めましたぞ!?」
歓声をあげるラングル。それ程までに、サラの膣肉は名品なのだろう。
「も、もう辛抱堪らん!!」
「あ、ああ、ああああっ――いきなり、そんな――激し、く――あぁぁぁああああああっ!!!」
男が猛烈に腰を振り出した。サラはサラで、その刺激のよって大きく喘ぎ始める。
「おおお、締まる! なんて締まりなんだ! そんなに子種が欲しいのか!? この淫乱女め!!」
「あっ! あっ! あっ! あっ! あっ! ああああっ!」
あらん限りの力を込めたピストンに、シスターは身を大きく反らしながら感じ入っていた。
「しかしなんですな! やはり処女じゃなかったと! 初めての相手はあの神父様ですか!?」
「あっ! あっ! あっ! ち、違い、違いますっ――あっ! あっ! あっ!
あの、人、とは――あっ! あっ! あっ! ま、そんな、関係じゃ、な、い――あっあっあっあっあっあぁぁあああああっ!!!」
「なんと! お預けしていたのですか!! これ程の身体を見せつけておきながら!! 酷い人だ、貴女は!!
そんな酷い女には、徹底的に仕置きしてやらなければなりません!!」
「そ、そんなっ――あ、ああ、ああ、ああああっ――はぁあああああああああんっ!!?」
ラングルの腰がさらに早くなる。女の尻肉と男の股間がぶつかり合い、パンパンと打音が鳴り響く。
「よ、よぅし!! イクぞ!! イクぞ!! 貴女のまんこに、子種をたっぷりと注いでやる!!!」
「あっあっあっあっ! な、
外っ――外に、出してっ――あ、あ、あぁぁああっ!!? 外に出して下さいっ!!!」
「今更何を言うかっ!! 子宮にたっぷり出してやる!! 俺の子を孕めぇっ!!!」
「いやぁああああああああっ!!!?」
悲鳴をあげるサラ。しかし口で拒絶しようとも、身体は為すがままだ。刻一刻と迫る射精の時間を、尻を突き出した姿勢のまま待ち構えている。
「うぉおおおおっ!! 出るっ!! 出るぅううっ!!!」
「あ、あ、あ、あ、あぁぁぁあああああああああああっ――――!?」
雄叫びと共にラングルの動きが止まった。腰を押し付けながら、ビクビクと震える。
出しているのだ、精液を。
一滴残らず、サラの子宮へ注ぎ込んでいるのだ。
「お、おお、お――ま、まだ出るっ――まだ出るぞ!? イチモツが、搾られるっ――!! なんてぇまんこだ!!」
「あっ――あっ――あっ――あっ――」
興奮する男とは対照的に、シスターは恍惚とした表情で細かい吐息を吐いている。
「はあっ、はあ、たまらんっ! い、幾らでも出そうだっ――はあっ、はあっ、孕んだ! これは孕んだぞ!
はあっ、はあっ、シスターが、俺の、子を――――」
荒く息をつきながら、いまだゆっくりと腰を動かすラングル。精巣が空になるまで、精子を絞り出すつもりだ。
しかし――
「――はあっ、はあっ――も、もっと――はあっ、はあっ、はあっ――もっと、だ――はあっ、はあっ、はあっ、は―――――」
――激しい動きに疲労が溜まったのか、その場に膝をついて崩れ落ちる。目も閉ざされ、ぐーぐーとイビキを立てて眠りについてしまった。